« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月

2013年3月31日 (日)

GIVE ME THE REASON/Luther Vandross (1986年)

ルーサー・ヴァンドロスのEPICで5枚目のアルバム。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img139 Img140

全9トラック中バカラック作品は1トラック

9. ANYONE WHO HAD A HEART (5:46)


R&Bシンガーのルーサーが2005年に54歳で亡くなってからもう8年になるんですね…。彼がソロアーティストとしてデビューしたEPICで、5枚目にリリースされたアルバムです。

ルーサーのバカラック・カヴァーといえば、1981年のデビューアルバムに収められ、シングルカットもされてヒットした「 A HOUSE IS NOT A HOME 」が有名ですが、次にカヴァーしたのがこのアルバムのラストを飾る T-9.「 恋するハート 」なんですね。とてもゆったりした(でも緊張感ある)テンポで最初は静かにそして感情を込めてルーサーは歌っていきます。

CDのライナーに、ルーサーがこの曲をカヴァーした理由がわかるエピソードが紹介されていて、じ~んときます。ちょっと引用しますね…

─ 実は、この曲こそが、彼の今日の成功の全ての原点なのである。彼はこう振り返る。「僕はいつでも自分に音楽の才能があると信じていた。でも、音楽で身を立てようと決心したのはブルックリン・フォックス・シアターで行われたマレー・ザKのショウを見たときだった。そこでディオンヌ・ワーウィックが赤いシフォンのドレスに身を包み、歩きながら ANYONE WHO HAD A HEART を歌ったんだけど、その時のことを今でもよく覚えている。彼女は、僕の目の前を横切って歩き、その瞬間、僕は音楽で一生暮らしていこうと決心したんだ。」 ─

この曲はアルバムの中の一曲であってヒットしてないのですが、ルーサーの死後に出たトリビュートアルバム 『 So Amazing: An All-Star Tribute to Luther Vandross 』 のなかでエルトン・ジョンが歌っていますし、ルーサーの曲として認識されていたんだと思います。

個人的な話ですが、1986年に就職して、それまではレンタルレコード → カセットテープにダビングしていたのが、給料を貰えるようになって自分でCDを買い始めたその何枚目かがこれでした。まだ所有CDが少なかったこともあり、よく聴いた想い出のCDです。


【データ】
『 GIVE ME THE REASON 』 (邦題:ギブ・ミー・ザ・リーズン)
Luther Vandross

CD:1986年リリース
レーベル:EPIC (所有CDは、日本盤でEPIC/SONY)
番号:EK 40415 (所有CDは、32・8P-170)

Produced by Luther Vandross & Marcus Miller

 

 

2013年3月27日 (水)

ダイナミック・マーチ・イン・バカラック/航空自衛隊航空音楽隊(1972年)

生きてて良かった~(個人的にですが)、吹奏楽によるバカラック・カヴァー集!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img136 Img138
左:オリジナルLPのジャケット/右:所有CDのジャケットと帯

1. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
2. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
3. THE APRIL FOOLS
4. ALFIE
5. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU
6. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
7. MESSAGE TO MICHAEL
8. BOND STREET
9. TRAINS AND BOATS AND PLANES
10. WALK ON BY
11. WHAT'S NEW PUSSYCAT?
12. I SAY A LITTLE PRAYER

収録時間約42分


Burt Bacharachの名曲を吹奏楽で演奏したもので、1972年2月リリース。演奏は航空自衛隊航空音楽隊(現:航空自衛隊航空中央音楽隊)で、一般的な吹奏楽編成。だけど、日本の”吹奏楽ポップスの父”と呼ばれている岩井直溥さんのアレンジはかなり大胆且つ魅力的。タイトルに”マーチ”とありますが、関係ないです。

とにかくこれまでのBacharachカバー曲では聴いたこともないアレンジがてんこ盛り。40年以上前なので演奏レベルとか音質に関しては目をつむりましょう。でも、元気の良い演奏がGoodです!

このアルバム、吹奏楽の歴史上も重要な価値があり、吹奏楽経験者ならだれでもご存じの『ニュー・サウンズ・イン・ブラス』の第1集(1972年8月リリース)より半年前にリリースされてるんです。つまり、吹奏楽ポップスのまさしく先駆けということ。

本アルバムが誕生した経緯とかは、岩井さんのインタビュー記事に詳しいです。
岩井直溥自伝 第18回 … 記事の後半に本アルバムのことが出ています

個人的には、今から30年以上前、中学校の掃除時間に毎日校内放送で流れていた超思い出のLPでして。1995年リリースのコンピ盤 『バカラック スタイル 』 で3曲だけはCD化されていたのですが、完全復刻化をずーっと待ち望んでおりました。だから2009年に完全CD化されたときは「生きてて良かったー」・・と。うるうる

その思い出については、ウェブページに詳しく記しました~(^.^)

なお、追悼  岩井直溥さん ~ 想い出の吹奏楽版 「 小さな願い 」 も参照ください。

※ 2015年9月9日 追記

ここからはオマケ。MP3でしか所有していないバカラック・カヴァーをご紹介。
B6080cb44dce4ecf978b3207679b8bbe
2018年にリリースされたアルバム『 岩井直溥 NEW RECORDING collections No.4 THE POPS ~絶対!盛り上がる定期演奏会~ 』で、岩井さん編曲の12曲を天野正道指揮/東京佼成ウインドオーケストラが新たにレコーディングしています。その中に本作T-2.「 雨にぬれても 」の新録音版がありました。新版はさすがに演奏レベルが高くアーティキュレーションや縦の線もキッチリ揃ってます。一方で、演奏は荒っぽいけど聴いててウキウキするのは旧版なんですよねー。聴き慣れてるからかもですが。

2020年1月26日追記



【データ】
『ダイナミック・マーチ・イン・バカラック』
航空自衛隊航空音楽隊

LP:1972年2月5日 (所有CDは、2009年8月26日発売『岩井直溥 初期作品集』 … このCDは、『ブラス・バンド・プレイ・ブラス・ロック』(1973年10月リリース)とのカップリングです)
レーベル:東芝EMI (所有CDは、EMIミュージックジャパン)
番号:TP9519Z (所有CDは、TOCF-90009~90010)

演奏:航空自衛隊航空音楽隊
指揮:(クレジットは無いがライナー執筆者によると当時の隊長の)塚原国男では?
1971年暮れ近くの録音であろう…

 

 

2013年3月23日 (土)

TRUTH N' TIME/AL GREEN(1978年)

アル・グリーンの疾走ぶりが印象的なバカラック・カヴァー1曲を収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img133 Img135

全8トラック中バカラック作品は1トラック

7. I say a little prayer (2:10)


ソウルシンガーのアル・グリーンが1978年にリリースした、メンフィス・ソウルの名門レーベル「Hi Records」における最後のスタジオ録音盤です。※

その中にカヴァー曲が2曲あり、そのうち1曲がバカラック・ナンバーのT-7。テンポ♩=150とちょいと早めで、リズム隊がグイグイひっぱりアル・グリーンも疾走! ディオンヌ・ヴァージョン、アレサ・ヴァージョン、バカラック・ヴァージョンのどれにも似てないオリジナリティあるカヴァーです~(*^-^)

「 I say a little prayer 」 のカヴァーでいつも私が気にしているのが、変拍子の部分をどう扱ったか…です。アルのヴァージョンは、Aメロの2/4になるところは4/4にうま~く変換しています。サビに三回繰り返して出てくる3/4はそのまま3/4になってます。珍しいケースですね~。普通は、原曲どおりの変拍子にするか、変拍子の部分を全て4/4で演るか、そのどちらかですからね~。

単品でダウンロードもできるみたいですし、気になった方は是非~。

※ このレコードを最後に、アルはソウルミュージックの世界から足を洗い、ゴスペルの世界へ転向しました。転向がもう少し早かったらこのカヴァーは聴けなかった訳で、そういった意味で貴重かもです。 … 2013/5/5 追記


【データ】
『TRUTH N' TIME』
AL GREEN

LP:1978年 (所有CDは、1999年リリースの英国盤)
レーベル:Hi Records (所有CDは、Demon Records)
番号:HLP 6009 (所有CDは、HILO-161)
※2012年に最新デジタルリマスター盤が出ているようです

Produced and arranged by Al Green
録音年月不明

2013年3月20日 (水)

CLOSE TO YOU/阿川 泰子(1996年)

Yasuko sings Burt Bacharach という副題付きのバカラック・カヴァーアルバムです!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img131 Img132

1. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU
2. MAKING LOVE
3. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
4. THE LOOK OF LOVE
5. I SAY A LITTLE PRAYER
6. MAKE IT EASY ON YOURSELF
7. DON'T GO BREAKING MY HEART
8. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
9. THE APRIL FOOLS
10. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU

収録時間約42分


日本のジャズシンガー(と呼んでいいのかどうか…)の阿川 泰子が1996年にリリースした全10曲バカラック・カヴァーのアルバムです。

ジャンル分けするとJazzに入るのかもしれませんが、う~ん、打ち込みサウンド主体のバックに阿川 泰子さんのけだるい歌声がかぶさって…微妙ですね~^_^; KING COBRA(DJ/プロデューサー井出靖を中心とする音楽制作、マネージメント業務や音楽に関するさまざまな仕事を行う会社)の井出靖がプロデュース。Jazzというよりクラブ系とヒーリング系のコラボといった感じでしょうか(ますますわからん)。でも、歌そのものはしっかりしてますよ、さすがは姉御YASUKOさま。

スミマセン、私の持ってる語彙では表現しきれませんm(__)m。Amazonさんでは全曲視聴できるようですので、そちらでお確かめを~。

全体にぶっ飛んだアレンジが多いです。そのなかで個人的に”いいね”押すのは、ベースラインが独特なT-5、原曲のイメージが出ているT-2とT-9、この曲だけ何故か生オケのみでリズム無しのT-6 あたりでしょうか。

普通のジャズ・ボーカルを期待すると完全に肩透かしをくらいますが、なんか面白いバカラック・カヴァー集をお探しの方は是非。

【データ】
『 CLOSE TO YOU 』
阿川 泰子

CD:1996年6月21日
レーベル:ビクター エンタテインメント
番号:VICL-774

Produced by Yasushi Ide (KING COBRA)
Arranged by Yasushi Ide & Yoko Ohta (T-1,3,4,8,10)
                 Shunji Mori & Kuni Sugimoto (T-2)
                 R.J.W (T-5)
                 Yukihiro Fukutomi (T-7)
                 Ryutaro Kihara (T-9)
Strings arranged and Orchestrated by Tatsuya Murayama (T-1,6,10)
1996年2月3日~3月4日録音・ミックス・マスタリング

 

 

2013年3月19日 (火)

潮風のメロディ/南 沙織(1972年)

南 沙織のセカンドアルバム。バカラック・カヴァー1曲を収録!

(画像はクリックすると大きくなります)
Img130_2

全12トラック中バカラック作品は1トラック

7. I say a little prayer (2:39)


1971年にデビューした南 沙織が1972年12月にリリースしたセカンドアルバムです。アルバム全12曲のなかで、セカンドシングルの「潮風のメロディ」とそのB面曲「なぜかしら」を除く10曲は洋楽カヴァー。んで、そのうちの1曲がバカラック・カヴァーのT-7.「小さな願い」でした。

洋楽に親しんでいた彼女だからでしょう、当然英語詞のまま歌っています。アレンジは、アレサ・フランクリンのヴァージョンがベースで、歌い回しもアレサのそれに似ています。張りのある声で歌ってますが、サビの音程の高いところはちと苦しい…。歌のうまさという点でもまだまだ未熟です、まぁまだデビューして1年くらいですからねー。そのぶんいじらしくもあり、捨てがたい(^^)。

南 沙織がバカラックをカヴァーしたのはこれだけだと思いますし、貴重な録音かと思います~。コレクターなら是非!


【データ】
『潮風のメロディ』
南 沙織

LP:1972年12月5日 (所有CDは、1991年発売のリイシュー盤)
レーベル:CBSソニー (所有CDは、ソニーレコード)
番号:? (所有CDは、SRCL-1864)

編曲:高田 弘(洋楽カヴァー曲の全ての編曲を担当)

2013年3月15日 (金)

DUSTY Sings Burt Bacharach favorites/Dusty Springfield(1995年)

ダスティが歌ったバカラック作品ばかりを選りすぐって収めた日本編集のコンピレーション!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img128 Img129_2

1. THIS GIRL'S IN LOVE WITH YOU
2. THE LOOK OF LOVE
3. THEY LONG TO BE CLOSE TO YOU
4. IN THE LAND OF MAKE BELIEVE
5. WISHIN' AND HOPIN'
6. 24 HOURS FROM TULSA
7. ANYONE WHO HAD A HEART
8. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF

収録時間約24分


今回はストレートなカヴァーアルバムではありません。チェンジアップと言ったところかな?(笑) たまにはいいでしょ、ご容赦を~

バカラックファンなら説明不要のダスティ・スプリングフィールドがかつて歌って評判を呼んだバカラックの作品ばかりを選りすぐって収めた日本編集のスペシャル盤です! まだダスティが存命中で、日本では渋谷系とやらがバカラックを再評価していた1995年のリリース。

収録曲は、ダスティが60年代にシングルで発表したりアルバムで取り上げたバカラック・カヴァーばかり。いやいや、T-2.「 恋のおもかげ 」だけはダスティがオリジナルでしたね^^; ただし、映画『 カジノ・ロワイヤル 』のサントラ収録版ではなく、シングル用に再レコーディングしたストリングス入りのバージョンです。ストリングスが入っている他、サントラ版との構成上の違いはアウトロがない程度。バックの演奏&ダスティの歌唱もよ〜く聴かないとその違いは分かりません。テンポもサントラ版の♩≒98に対して♩≒97、ホントにビミョー。尺はサントラ版の4:10に対してアウトロが無いぶん3:33と短いので、識別する際は尺を確認するのがよろしいかと。

T-3.「 遥かなる影 」は1967年のアルバムで取り上げているのですが、そうです、あのカーペンターズより3年早いんです! しかも、オリジナルのリチャード・チェンバレン(1963年)やディオンヌ(1964年)のスローでリズム感のない8ビートとは違って、カーペンターズのようなシャッフルではないけれどリズム感のあるアレンジと歌唱! 素晴らしいです! 因みに、曲タイトルの前半に( )まだ付いてません。( )付きはカーペンターズ版からなので。

あと個人的には、ダスティの歌うT-8.「 恋のとまどい 」が以前から大好きで大好きでヽ(^o^)丿

T-2,4,5,8あたりは色々なコンピレーションアルバムで見かけますが、T-1,3,6,7は逆にあまり見かけないですかね~。ただし、このアルバムに収められていないバカラック・カヴァーもありまして、1968年のアルバム『 Dusty ... Definitely 』に吹きこんだ「 ANOTHER NIGHT 」(2:14)がそうです(オリジナルはディオンヌ:1967年)。MP3持ってますが、キーが二度低い他はディオンヌ版のほぼコピーでした。
Be777345a7b44d799662cae91b371626_4_5005_
これが収録されていたら完璧だったのにな~。

以下、ダスティがレコーディングしたバカラック作品のリストをリリース順に整理しました。なお、他にもライヴ盤でバカラック作品を歌っているのですが、私は未聴ですしここでは割愛します。
9ac73b63d7a1455a9b487ce067a82d45_4_5005_

2020/5/4 全面的に追記。


【データ】
『DUSTY Sings Burt Bacharach favorites』
Dusty Springfield

CD:1995年9月リリース
レーベル:PHILIPS
番号:PHCA-4013

 

 

2013年3月 9日 (土)

Stulna kyssar./Anne-Lie Ryde(1992年)

アンネ・リー・リーデの60'sカヴァーアルバム。バカラック・カヴァー1曲を収録!

(画像はクリックすると大きくなります)
Img122

全16トラック中バカラック作品は1トラック

4. DU SER EN MAN (This guy's in love with you) (4:14)


スウェーデンの女性シンガー、アンネ・リー・リーデが1992年に発表した60'sカヴァー・アルバムです。歌詞は全曲スウェーデン語で、ポップなアルバムです。

アンネ・リー・リーデはバンドのシンガーを5年間務めたあと'83年にソロデビュー。スウェーデン語でスウェーデン・ポップスを歌い自国及び北欧各国をツアーするなど人気を博す。本作が5枚目のアルバムで、彼女が10代のころに聴いた60'sの音楽をカヴァーするというコンセプトの初のカヴァーアルバムなんだそうです。

…で、T-4がバカラック・カヴァー。スウェーデンで'68年にこの曲を歌ってヒットさせた男性シンガー Svante Thuresson.(スヴァンテ・トゥールソン)を録音スタジオに招いてデュエットしています。バックはバンド+トランペットで、かなり凝ったアレンジだけどふんわり&ゆったりして聴きやすいです。アンネ・リー・リーデの歌声はビブラートはほとんど無いけれど表情があり、男性シンガーとのハモリも気持ちいい~。

私は1993年発売の日本盤CDをようやく2年前に中古で手に入れました。元々このカヴァーを知ったのは、東京FM系列日曜午前11時からの「ハート・オブ・サンデー」で2000年11月19日に放送されたバート・バカラック特集の中で流れたから。たまたまその放送を聴いていて、なんじゃこれ知らんぞと。以来、探し続けていたカヴァーなのでした、良かった~。


【データ】
『Stulna kyssar.』(邦題:奪われたくちづけ)
Anne-Lie Ryde(アンネ・リー・リーデ)

CD:1992年 (所有CDは、1993年発売の日本盤)
レーベル:EMI (所有CDは、東芝EMI)
番号:不明 (所有CDは、TOCP-7869)

Produced by Dan Sundquist.
1992年4~6月 録音

2013年3月 3日 (日)

ラヴ/伊東ゆかりとグリーン・ジンジャー(1971年)

さらりとした歌声とコーラス・アレンジが気持ちいいアルバムに、バカラック・カヴァー2曲を収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img121_3

Img120_4

全12トラック中バカラック作品は2トラック

5. ONE LESS BELL TO ANSWER (3:28)
9. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU (3:54)


伊東ゆかりが1971年に発表した全て英語詞による洋楽カヴァー中心のソフトなポップス・アルバムです。

バック・コーラスを受け持つのは、グリーン・ジンジャーこと岡崎広志(スター・ゲイザーズ)、伊集加代子(シンガーズ・スリー)、東海林修※の3名で、東海林修はこのアルバムの全アレンジも手掛けています。フルート・フリューゲルホーンとベーシックな楽器が織り成す気持ちいいアンサンブルとも相まって、全編通じてさわやかな印象でございます。

さて、バカラック・カヴァー2曲はいずれも前年の1970年にヒットしたもの。T-5は5thディメンジョン版ベースのアレンジですが、ストリングスが無いかわりにギター・フリューゲルホーン・フルートの味付けがもう絶妙で、ちょっとジャズっぽい感じもしてなかなかです。T-9はもちろんカーペンターズ版がベース。どちらも、伊東ゆかりのさらりとした歌声とコーラス・アレンジが気持ちいい~。

決して派手ではないけれど、バカラック・カヴァー以外も同じようなさわやかな雰囲気で休みの日の午前にBGMで流すと良いかもです~。

私は1999年にリイシューされたCDを所有していますが、現在廃盤で手に入れにくいかも…。どこかで見かけたら是非!

なお、バック・コーラスのひとり、岡崎広志は1969年にバカラック・カヴァー集 『 スターゲイザース・バカラックを歌う 』 をリリースしています。詳しくは こちら を参照ください。 <2015/8/8追記>


【データ】
『ラヴ』
伊東ゆかりとグリーン・ジンジャー

LP:1971年 (所有CDは、1999年のリイシュー盤)
レーベル:日本コロムビア? (所有CDは、VIVID SOUND)
番号:不明 (所有CDは、VSCD-610)

Produced by ALFA MUSIC LTD. (村井邦彦、川添象太郎)
伊東ゆかり
グリーン・ジンジャー
 岡崎広志
 伊集加代子
 東海林修
飯吉馨 (Piano)
Isao Eto、Yasuo Arakawa (Bass)
Akira Ishikawa (Drums)
Shigenori Kamiya、Yoshinori Kanari (Guiter)
岡崎広志 (Sax & Flute)
Don Rader (Flugelhorn & Trumpet)
1971年春 録音


※東海林修 … 吹奏楽経験者にとっては、1977年度吹奏楽コンクール課題曲のひとつ「ディスコ・キッド」の作曲者としてあまりに有名な方。当時私は中学2年で学校の吹奏楽部に所属。ただしコンクールはBの部だったため課題曲は別の曲しか選択できませんでした。吹きたくて仕方なかったのに…。でも、進学した高校の吹奏楽部の定期演奏会のアンコールで演奏することができて、そのときは念願かなって感激しました~。

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

★ リンク ★

  • くう・ねる・時々・じゃず
    とても凛としていて、でも柔らかい歌声が魅力のジャズ・シンガー、三善香里さんの公式ブログです。
  • My Willful Diary
    shoppgirlさんが、「心に留めておきたい音楽とあれこれ」をたおやかな言葉で綴っていらっしゃる、素敵なブログです
  • バカラックマジックでまったりと
    バカラックさんをこよなく愛するまったりさんのブログです。バカラックファンとして大先輩でブログの師匠さんでもあります。
2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ

最近のトラックバック