ALFIE/Eivets Rednow (1968年)
スティーヴィー・ワンダーのインスト・アルバム! バカラック・カヴァー2曲を収録!
(画像は全てクリックすると大きくなります)
全9トラック中、バカラック作品は2トラック
1. ALFIE (3:12)
3. A HOUSE IS NOT A HOME (3:30)
スティーヴィー・ワンダーが1968年(18歳のとき)にモータウンのGordyレーベルからリリースしたインストルメンタル・アルバム。スティーヴィーは全編でハーモニカを吹いてます。えっ、どこにも Stevie Wonder って書いてないじゃないかって? Eivets Rednow を右から左に読んでみてください、ほらね。
自作は4曲。カヴァーが5曲入っていて、そのうち2曲がバカラック・カヴァーです。アルバムタイトルにもなっていて先行してシングルカットもされた T-1.「ALFIE」がアルバムの主役でしょうか。シングルは全米チャートで66位!
バックはホーンにストリングスも入ったムード歌謡風(こんなこと書いたら怒られる?)なのですが、スティーヴィーのハーモニカが全体を引っ張って場末のキャバレーみたいにはなっていません。さすが~! 2曲ともスティーヴィーが気持ち良くハーモニカで歌っています。歌ってもこんな感じなんだろうな~って思います。
ま、そうは言ってもやっぱりスティーヴィーの歌で聴きたいところですが、2012年のガーシュイン賞受賞のホワイトハウスでのライブでスティーヴィーがピアノの弾き語りで「ALFIE」を歌ってましたねー。途中ハーモニカも入れて。このアルバムの吹き方とはやはり違ってましたけど。是非そちらも動画サイトでご覧になって下さい~。因みに、1973年のバカラックのTV番組にスティーヴィーさん登場してハーモニカで「ALFIE」を吹いてます。こちらも動画サイトでどうぞ~。
ここからはオマケです。MP3しか所有していないバカラック・カヴァーをご紹介!
スティーヴィー・ワンダーはハーモニカによる 「 ALFIE 」 を当時のライヴでよく演奏したようで、私の知る限り3つのライヴ・バージョンが存在します。
画像左から、① 1968年日本限定?リリースの『 Tamla-Motown Festival Tokyo '68 』(Time = 5:17)、② 1970年UKリリースの 『 'Live' At The Talk Of The Town 』(5:03)、③ 1970年USリリースの 『 Stevie Wonder Live 』(5:02) 。いずれも本アルバム 『 ALFIE 』 のバージョンをゆったりねちっこく演奏しています。この3バージョンの中では、バックの演奏はいまいち大人しいけれど渋谷公会堂でレコーディングされた ① が一番私は好きです。演奏始まって最初の拍手に応えてスティーヴィーが 「 ありがとう! 」 て言ってくれてるし
※ 青字:2018年7月1日追記
【データ】
『ALFIE』
Eivets Rednow(エイヴェッツ・レッドナウ)
LP:1968年11月20日リリース (所有CDは、1995年リイシュー盤)
レーベル:Gordy (所有CDは、MoJAZZ)
番号:Gordy-932 (所有CDは、31453-0549-2)
Produced by Henry Cosby
リンク先消滅したためリンク貼り直し(2024/2/23)
Amazonリンク(リイシューCD)
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