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2013年12月22日 (日)

ライブの感想 Yammy sings Burt Bacharach  December 15, 2013

音楽って素晴らしい! 『 Yammy sings Burt Bacharach

12月の日曜日、短い脚をよいしょっと伸ばして大阪は梅田にやってきました。新大阪駅に降りることはたまに有っても、梅田(JR大阪駅周辺)は二十何年ぶりのはず…。ライブは19:00開演で18:30までに入場下さいとのこと。大阪天満宮にお参りして、同郷(S県H市)の友人二人とお好み焼き&お茶したあと(日曜日の昼間に付き合ってくれて感謝です!)、宿泊するホテルに一旦チェックイン。荷物を置いて、いざロイヤルホースへ。

Yammyさんは、京都在住で関西を中心に活躍しておられる “ オーガニックシンガー ”。年末のこの時期に毎年バカラック・オンリーのワンマンライブ 『 Yammy sings Burt Bacharach 』 をしておられまして、機会があればいつか聴きたいと思っておりました。今回、念願かなって聴きに来たわけです!

2013年12月15日(日) 17:00開場 19:00開演
Restaurant Bar & New York Sound Live  ROYAL HORSE
Yammy (Vo)、Sasapong (P)、堂地誠人 (Soprano Sax)
S席

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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いやぁ~、なんて素敵なところなんでしょ。座ってじっくり聴くって感じのライブスポットは、19916月の ” Sweet Basil ” (NY) 199511月の ” J ” (新宿) に続いて3回目なんですが、ここが一番雰囲気いいなぁ~と感じました。案内された席は、前すぎず後ろすぎずのちょうど良い距離感で、しかもステージが真正面に見える! コースターもカッコイイぞ、来年は午年だし(カンケーねーだろ^^;)。

Img446aBGMに流れていたのはHerb Alpert & The Tijuana Brass Chrristmas Album (1968年12月リリース)。ただのクリスマス・アルバムではありません。このアルバムにはバカラックが作った数少ないクリスマスソング 「 The bell that couldn't jingle 」 が収録されてるんですね~。なんて粋なチョイスなんでしょう! 開演までにこの曲もち~ゃんとかかって、気分も盛り上がります。

19:00を約20分過ぎた頃、Yammyさん登場! 米国旗柄のマフラーがよく似合っています。セットリストは、以下の通りです。
尚、Youtubeにライブの映像がアップされています。アンコールも含めて演奏順に全19曲! リンクを貼っておきますので是非視聴してみてください。
Yammy sings Burt Bacharach @ Royal Horse (OSAKA,JAPAN) 2013

<1st stage>
1. I'll never fall in love again 恋よさようなら
2. (They long to be) close to you 遥かなる影
3. The look of love 恋のおもかげ
4. The windows of the world 世界の窓と窓(世界の窓に光を) ~
   What the world needs now is love 世界は愛を求めている(愛をもとめて)
5. God give me strength ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス
6. Raindrops keep falling on my head 雨にぬれても
7. Arthur's theme (Best that you can do) ニューヨーク・シティ・セレナーデ

<2nd stage>
1. Alfie アルフィー
2. This guy's in love with you ディス・ガイ
3. Anyone who had a heart 恋するハート
4. Count on me カウント・オン・ミー
5. That's what friends are for 愛のハーモニー
6. Walk on by ウォーク・オン・バイ
7. I say a little prayer 小さな願い
8. (There's) always something there to remind me 愛の想い出(愛のウェイト・リフティング)

<Encore>
1. Santa Claus is coming to town サンタが街にやってくる
2. ひこうき雲 …ユーミンのカヴァー
3. Letter …オリジナル
4. 君のもとへ …オリジナル


最初はSasapongさんのピアノとYammyさんのヴォーカルのみ。アップテンポの 「 恋よさようなら 」 から入って、2曲目はカーペンターズの歌で日本でもよく知られている 「 遥かなる影 」。この曲のあと最初のMCだったんですが、タイミングを間違えてサックスの堂地さんをコール。実は堂地さんは4曲目からだったんですねー。Yammyさん苦笑い(^^)。やっぱり緊張してたんでしょうか? 気を取り直して3曲目は 「 恋のおもかげ 」。ピアノも素敵だしYammyさんのヴォーカルも情感がこもってます。

4曲目からサックスも加わり、「 世界の窓と窓 」 と 「 世界は愛を求めている 」 をメドレーで。ルーサー・ヴァンドロスもこの2曲をライブでメドレーしていて素晴らしいのですが、Yammyさんも気持ちが伝わってくる素晴らしい歌唱で、聴いていて感動しました。また、「 世界は愛を求めている 」 は途中で4拍子からワルツ(3拍子)に。この曲、元々はワルツのリズムなんですが4拍子でカヴァーしている例もあって、アレンジ凝ってます!

5曲目の 「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」 、YammyさんもMCで仰っていましたが、キャロル・キングがモデルになってると言われている映画 『 Grace of my heart 』 の主題歌。エンドロールでエルヴィス・コステロの歌が流れるのですが、映画の中では主人公の女性が歌うんですよね。そのシーンを彷彿とさせる、思いが伝わってくる熱唱でした。6曲目はこれも日本でよく知られている 「 雨にぬれても 」。Yammyさんの歌もですが、堂地さんのソプラノサックスの響きがまた良くって。7曲目はこれまた有名な 「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」 を気持ち良さそうに歌って、20:15頃 <1st stage> 終了~。
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左: 「 恋よさようなら 」 、右: 「 世界… 」 ~ 「 世界… 」 メドレー

               ──── *** ────

20:30まで休憩。Yammyさんは顔見知りのお客さんとあちこちで話をしておられましたが、私のところに近づいてきて、「 Mさんですか? 」 「 はい、Mです! 」 「遠方から来て下さってありがとうございます! 」 と握手してくださいました! 超大感激! こんなに嬉しいことはありません。あぁ~、聴きに来て良かった~。

               ──── *** ────

<2nd stage> も最初はピアノだけの伴奏。1曲目は 「 アルフィー 」。ピアノが本当に素敵でYammyさんも語りかけるような表情でした。2曲目の 「 ディス・ガイ 」 もしっとりしてました。サックスが加わっての3曲目は 「 恋するハート 」 で、Yammyさんの感情表現豊かな歌唱にうっとり。4曲目はロナルド・アイズレーに書き下ろした 「 カウント・オン・ミー 」 ですが、この曲のカヴァーを聴くのは初めて! なんてマニアックな! でも、ホントいい曲なんですよー、選曲されたのはどなたでしょう??

どの曲の間でだったかは憶えていないのですが、MCでYammyさんが バカラックが好きな方いらっしゃいますか? と客席に問いかけられまして。私も含めて数人が手を上げたようなんですが、 バカラックが好きで、このライブを調べてわざわざ栃木から来て下さった方もいらっしゃいます  と私のことに触れてくださいました。これもむちゃ嬉しかったです!

5曲目の 「 愛のハーモニー 」 では、Yammyさんがシンガー仲間(りえさんと甚四郎さん)を呼び出してヴォーカル3人でのパフォーマンス! Yammy with friends ですね~。本当にサプライズだったみたいで、呼び出されたお二人にYammyさん 「 無茶振りしてごめんね~ 」 。6曲目は 「 ウォーク・オン・バイ 」で、もともとR&Bっぽいこの曲をYammyさんカッコよく歌っておられました。7曲目は私がバカラックで一番好きな 「 小さな願い 」。むちゃ素敵、素晴らしい! アレンジも新鮮でバックのお二人も~特に中間部の掛け合い~素晴らしかったです。

8曲目は 「 愛の想い出 」。Yammyさん客席に向って  一緒に歌いましょう! 。サビの部分 ” always something there to remind me ” を何度もみんなで練習してYammyさんと一緒に歌いました~! 盛り上がって21:25頃 エンディングのご挨拶~ 
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左: 「 愛のハーモニー 」 、右: 「 愛の想い出 」を歌った後

               ──── *** ────

<Encore>はクリスマスシーズンということで 「 サンタが街にやってくる 」 。それからユーミンのカヴァー 「 ひこうき雲 」 。オリジナルの2曲はアルバム 『 Yammy 』 で聴いてましたが生は初めて。CDではどちらの曲も1コーラスめがピアノ主体、2コーラスめからバンド演奏っていう感じの構成で広がりを感じましたが、この日はバックがシンプルなぶんYammyさんの歌がいっそうダイレクトに感じられました。一人暮らしの頃の想いを歌った 「 Letter 」、故郷の福島のために作った 「 君のもとへ 」、どちらも心に響きました。 21:55頃なごり惜しくも終演、お疲れさまでした~
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左: 「 ひこうき雲 」、右: 「 君のもとへ 」

本当に素晴らしいライブでした! Yammyさんのパワフルさと繊細さを併せ持った表現力豊かな歌唱のみならず、フレンドリーで元気なパーソナリティにも感激しました! バックのお二人も素晴らしかったですし、みんなが知ってる有名曲からレアだけれど素敵な曲まで選曲もこだわりがあって良かったです。来年以降も出来たら聴きたいっ!と思った次第です。

音楽って素晴らしい!

               ~~~~ *** ~~~~

【 プチ楽曲解説 】

<1st stage>
1. I'll never fall in love again 恋よさようなら
   作詞:ハル・デイヴィッド
   1968年のブロードウェイ・ミュージカル 『 プロミセス、プロミセス 』 の中の楽曲
   1970年にディオンヌ・ワーウィックのカヴァーが全米6位

2. (They long to be) close to you 遥かなる影
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはリチャード・チェンバレン(1963年)
   1970年にカーペンターズが2枚目のシングルとしてカヴァーして全米1位

3. The look of love 恋のおもかげ
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはダスティ・スプリングフィールド(1967年、映画 『 カジノロワイヤル 』 挿入歌)
   1968年にセルジオ・メンデス&ブラジル'66のカヴァーが全米4位
   映画 『 オースティン・パワーズ 』 はこの曲へのオマージュである

4. The windows of the world 世界の窓と窓(世界の窓に光を)
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはディオンヌ・ワーウィック(1967年)
   世界平和について歌ったメッセージソング

   What the world needs now is love 世界は愛を求めている(愛をもとめて)
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはジャッキー・デシャノン(1965年、全米7位)
   世界に必要なのは愛…というこれもメッセージソング
   最近のバカラックのコンサートでは必ず最初に演奏される

5. God give me strength ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス
   作詞:エルヴィス・コステロ
   オリジナルはエルヴィス・コステロ(1996年、映画 『 グレイス・オブ・マイ・ハート 』 主題歌)

6. Raindrops keep falling on my head 雨にぬれても
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはB・J・トーマス(1969年、映画 『 明日に向って撃て 』 主題歌、全米1位)

7. Arthur's theme (Best that you can do) ニューヨーク・シティ・セレナーデ
   作詞:キャロル・ベイヤ・セイガー、他にピーター・アレン、クリストファー・クロスも
   オリジナルはクリストファー・クロス(1981年、映画 『 ミスター・アーサー 』 主題歌、全米1位)

<2nd stage>
1. Alfie アルフィー
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはシラ・ブラック(1966年、英映画 『 アルフィー 』 主題歌、全英9位)
   なお、米国公開版は同曲をシェールが歌って全米32位
   THE ALFEE のアーティスト名はこの曲(映画?)から取ったものらしい

2. This guy's in love with you ディス・ガイ
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはハーブ・アルパート(1968年、全米1位)
   女性が歌う時には This girl's ~ と変えることがあるが、Yammyさんはオリジナルのまま歌唱

3. Anyone who had a heart 恋するハート
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはディオンヌ・ワーウィック(1963年、全米8位)

4. Count on me カウント・オン・ミー
   作詞:トニオ・K
   オリジナルはロナルド・アイズレー(2003年)
   アルバム 『 HERE I AM  Isley Meets Bacharach 』 に書き下ろした2曲のうちの1曲

5. That's what friends are for 愛のハーモニー
   作詞:キャロル・ベイヤー・セイガー
   オリジナルはロッド・スチュワート(1982年、映画 『 ラブ・IN・ニューヨーク 』 主題歌)
   1985年に米国AIDS研究財団のチャリティソングとしてディオンヌ&フレンズとしてカヴァー
   ディオンヌ・ワーウィック、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイトの4人で歌われ全米1位

6. Walk on by ウォーク・オン・バイ
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはディオンヌ・ワーウィック(1964年、全米6位)

7. I say a little prayer 小さな願い
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはディオンヌ・ワーウィック(1967年、全米4位)
   1968年にアレサ・フランクリンのカヴァーが全米10位
   一般的にはアレサ版のほうが評価高いですが、大きな願いって感じがして私にはちょっと…^^;
   私の好みは小さな願いって感じのディオンヌ版

8. (There's) always something there to remind me 愛の想い出(愛のウェイト・リフティング)
   作詞:ハル・デイヴィッド
   オリジナルはルー・ジョンソン(1964年)
   1964年にサンディ・ショウ(英)のカヴァーが全英1位
   1983年にネイキッド・アイズのカヴァーが全米8位


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