« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »

2014年1月

2014年1月29日 (水)

VOICE/Alison Moyet (2004年)

英国の女性シンガー、アリソン・モイエが2004年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img483a Img484a

全12トラック中、バカラック作品は2トラック

6. GOD GIVE ME STRENGTH (5:35)
12. ALFIE (3:32)


英国の女性シンガー アリソン・モイエが2004年にリリースしたアルバムです。

アリソン・モイエは1982年に英国のテクノポップ男女デュオYazoo (ヤズー)のヴォーカルとしてデビューしましたが、翌1983年にYazooは解散。以後、彼女はソロシンガーとして活動していきます。

本作はソロシンガーとして6枚目のアルバムで、全曲カヴァーとなっています。チョイスされた曲は、ミッシェル・ルグランの 「 風のささやき 」 「 これからの人生 」、ガーシュインの 「 私の彼氏 」、ビゼーのオペラ 『 真珠採り 』 からアリア 「 耳に残るは君の歌声 」、ジャック・ブレルの 「 懐かしき恋人の歌 」、スタンダードの 「 バイ・バイ・ブラックバード 」 など、とっても渋い。プロデューサーとアレンジは、アート・オブ・ノイズの元メンバーでもあるアン・ダドリー。ストリングスをバックに、あるいはジャズコンボをバックに、低く太めの声でじっくりを聴かせる曲が多いです。なんか、ジャズ・シンガーのアルバムみたい。

昔からエルビス・コステロのファンだったと彼女はライナーで書いていますが、コステロの 「 オールモスト・ブルー 」 とバカラックとの共作T-6. 「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」 を取り上げています。「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」 は原曲とほぼ同じコンセプトのアレンジと構成で、気持ちが入ったヴォーカルに心打たれます。

私が所有しているリイシュー盤は、バカラック・カヴァーのT-12. 「 ALFIE 」 がボーナストラックとして追加されています。たぶんバックは「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」 と同じと思われ、しっとり彼女は歌っているのですが、なぜかそれほど心に響かないんですよね。極めて感覚的なものですが…。だからボツになったのかなぁ…。


【データ】
『 VOICE 』
Alison Moyet

CD:2004/ 9/ 6 (所有CDは、2004/10/12にリイシューされたもの。輸入盤)
レーベル:Sanctuary (所有CDも同じ)
番号:? (所有CDは06076-86337-2)

Produced and Arranged by Anne Dudley
Executive producer : John Williams
Recorded at Angel Studios, London, UK

T-6. 「 GOD GIVE ME STRENGTH 」
Voice : Alison Moyet
Piano/Organ : Anne Dudley
Bass : Steve Pearce
Guitar : John Parricelli
Drums : Ralph Salmins
Flugel Horn/Trumpet : Derek Watkins
Saxophone : Jamie Talbot
Strings :
  Leader/Violin : Rolf Wilson
  Violins 10, Violas 4, Cellos 4, Double Bass 1

2014年1月26日 (日)

me and my Burt/Yeongene (2006年)

韓国の女性ヴォーカリスト ヨンジンのソロ・デビュー・アルバムであり、他に類を見ない凝った選曲のバカラック・カヴァー・アルバムです!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img396 Img397
パッケージ外箱の表/裏

Img398_2 Img399a Img402
CDケースのジャケット表/裏

1. LOST HORIZON
2. PAPER MACHE
3. TOWER OF STRENGTH
4. ME, JAPANESE BOY I LOVE YOU
5. WIVES AND LOVERS
6. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
7. IT DOESN'T MATTER ANYMORE
8. TRY TO SEE IT MY WAY
9. REFLECTIONS
10. PROMISE HER ANYTHING
11. THE BELL THAT COULDN'T JINGLE
12. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
13. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN ※

※ T-13.はクレジットのないシークレット・トラックで、T-6.ではデュエットだった 「恋よさようなら」 のソロ・ヴァージョンが収録されています。

収録時間約39分


ライナス・ブランケットの紅一点、ヨンジンのソロ・デビュー・アルバム。英グラスゴーのバンド、BMXバンデッツの全面バックアップ(プロデュースも)を受けて制作された、バカラック・カヴァー集です!

このアーティストのことは何も知りませんので、ライナー(解説:長門芳郎氏)からの受け売りでございます。ヨンジンは、韓国の人気ギター・ポップ・バンド、ライナス・ブランケットのキーボード&ヴォーカル担当。ライナス・ブランケットは2001年5月にミンソンを中心に結成された5人組で、2003年に韓国で初シングルリリース、2004年には日本でもリリースしたんだそうです。

んで、2004年夏にソウルでライブを行ったBMXバンデッツのメンバー達がヨンジンのキュートな歌声のファンになり、グラスゴーにヨンジンを呼び寄せて2006年にミニアルバム(バンデッツの書き下ろし曲)をリリースします。そして、次にレコーディングしたのがバカラック作品ばかりを歌った本アルバム 『 ミー・アンド・マイ・バート 』 だったという訳です。

それにしてもまぁ、ぶっ飛ぶ選曲です。有名曲はT-6. 「 恋よさようなら 」 とT-12. 「 雨にぬれても 」 くらいで、あとはマイナー曲或いはレア曲ばかりですからねー。とってもマニアックなバカラック・カヴァー・アルバムでございます。でも、変な曲はチョイスしていないので、曲は知らなくても楽しんで聴けるんじゃないかと思います。

ヨンジンの声はちょっとハスキー且つウィスパーボイスでありまして、ガンガン歌うことはありません。バックはギター、キーボード、ベース、ドラムスがメインで、曲によってフルートやサックスも加わったりします。全体的に曲調は明るくポップです。T-3. 「 タワー・オブ・ストレングス 」 なんて、男性が汗臭く歌うヴァージョンしか聴いたことないのですが、とてもかわいらしい歌い出しに意表を突かれました。この曲を女性がカヴァーしたのは彼女が初めてでしょう。全く同じことがT-10. 「 プロミス・ハー・エニシング 」 にも当てはまります。

それと、T-11. 「 ザ・ベル・ザット・クドゥント・ジングル 」 が入ってるのがとても嬉しいです。元々あまりクリスマスっぽくないクリスマスソングなのですが、イントロやアウトロにそれらしい工夫がされていてクリスマスっぽい感じがします(笑)。

マニアックな曲だらけなので、各曲の邦題とオリジナルを紹介しておきます。特記ない曲は作詞:ハル・デイヴィッドです。
1. ロスト・ホライズン
   オリジナルはショーン・フィリップス(1973年、映画 『 失われた地平線 』 主題歌、全米63位)
2. ペーパー・マシェ
   オリジナルはディオンヌ・ワーウィック(1970年、全米43位)
3. タワー・オブ・ストレングス
   作詞:ボブ・ヒリアード
   オリジナルはジーン・マクダニエル(1961年、全米5位)
4. ミー・ジャパニーズ・ボーイ
   オリジナルはボビー・ゴールズボロ(1964年、全米74位)
5. 素晴らしき恋人たち(ワイブス・アンド・ラヴァース)
   オリジナルはジャック・ジョーンズ(1963年、全米14位)
6. 恋よさようなら
   1968年のブロードウェイ・ミュージカル 『 プロミセス、プロミセス 』 の中の楽曲
   1970年にディオンヌ・ワーウィックのカヴァーが全米6位
7. 気にしないさ
   オリジナルはリック・ネルソン(1966年、TVミュージカル番組 『 オン・ザ・フリップ・サイド 』 の挿入歌)
8. 涙のアドヴァイス
   オリジナルはジョニー・ソマーズ(1966年、『 オン・ザ・フリップ・サイド 』 挿入歌)
9. リフレクションズ
   オリジナルはサリー・ケラーマン(1973年、『 失われた地平線 』 挿入歌)
10. プロミス・ハー・エニシング
   オリジナルはトム・ジョーンズ(1966年、映画 『 のぞき 』 挿入歌、全米74位)
11. ザ・ベル・ザット・クドゥント・ジングル
   作詞:ラリー・キュジック
   オリジナルはポール・エヴァンス(1962年)
12. 雨にぬれても
   オリジナルはB・J・トーマス(1969年、映画 『 明日に向って撃て 』 主題歌、全米1位)


【データ】
『me and my Burt』 (邦題:ミー・アンド・マイ・バート)
Yeongene (ヨンジン)

CD:2006年6月1日 (所有CDは、2006年9月16日リリースの国内仕様)
レーベル:beatball, Korea (所有CDも同じ。発売元は夢街名曲堂)
番号:? (所有CDは、YDCD-0125)

Produced by Duglas T. Stewart and David Scott
*except T-7. 「It Doesn't Matter Anymore」
  by Duglas T. Stewart, David Scott & Francis Macdonald

 

 

2014年1月19日 (日)

LOST TREASURES/Herb Alpert & the Tijuana Brass (2005年)

ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラスの未発表/未CD化作品集! バカラック・カヴァーを5曲も収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img404 Img408

全22トラック中、バカラック作品は5トラック

7. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU (2:22)
8. PROMISES, PROMISES (2:34)
11. I MIGHT FRIGHTEN HER AWAY (4:15)
15. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD (2:03)
20. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN (3:19)


前々回取り上げたハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスのアルバムをもう一枚ご紹介します。彼らの未発表/未CD化作品を合計22曲収録して2005年にリリースされた、レア作品集です。

─ ティファナ・ブラス時代のリリースされていないトラックがたくさんあることを知って、僕はショックを受けた。レコーディングしたことすら忘れてしまっている曲もあった。未完成のトラックの中には、トランペットのパートをちゃんと録音しなおさなくちゃならないものもあったと白状しよう。 このCDには、"Promises,Promises","Raindrops Keep Falling On My Head"…など僕が70年代初めにレコーディングした曲もいくつか収められている。どれもみな、ヒットしなかったアルバムの中の曲なんだ。 ─ ハーブ・アルパート(ライナーより抜粋)

このアルバムは、近年発見されたマスター・テープ群からアルパートが選んだ完全な未発表曲と、あまり売れなかったけどアルパート自身に愛着のある数曲(1974年のアルバム『 You Smile - The Song Begins 』収録の5曲 〜 T-1,6,8,11,12)で構成されています。

嬉しいことにバカラック・カヴァーが5曲も含まれていて、なかでもハイライトとなるのがT-7.「 遥かなる影 」。カーペンターズ2曲目のシングルで1970年に全米1位になった曲です。アルパートはライナーでこう語っています。

─ ハル・デイヴィッドとバート・バカラックの素晴らしいナンバー「 遥かなる影 」を「 ディス・ガイ 」に続くナンバーにと考えていたんだけど、レコーディングしている時にエンジニアのラリー・レヴィンが僕には合わないんじゃないかと言ったんだ。僕は自分のボーカルに自信をなくして、リチャードとカレンにこの曲を譲った。その後の話はみんなの知っての通り。 ─

でも、ライナーで解説を書いている松永良平氏によると、─ 中年のいい男が歌うにはちょっと女々しいんじゃないかとリリースをためらったというエピソードがまことしやかに交わされていた('70年にLAのA&Mスタジオに出向いた朝妻一郎氏談) ─ ということらしいですし、『カレン・カーペンター 栄光と悲劇の物語』(レイ・コールマン著、安藤由紀子・小林理子訳)にも、─ アルパートはこの曲を聴いたが、ぜひ自分もやってみたいとは思わなかった。歌詞に我慢ならない部分があった。とくに「だからあなたの髪にムーンダストを散りばめて」のような箇所である。あまりに甘ったるく、あまりにも古くさいとでも言おうか。自分の声がそれを歌うかと思うと、ただただ堪えがたかった ─ と書かれています。一方、前回記事のバカラック自伝には、アルパートがライナーで書いてることと同じ内容がアルパートの発言として載っていました。事実はどうなんでしょうね。「 ディス・ガイ 」は1968年の全米1位ですから録音は1968~1970年の間ということになるんですが、そんなわけで2005年になるまで発表されずにいたわけです。

さて、そのT-7.「 遥かなる影 」、まずサンバの軽快なリズムに意表を突かれます。アルパートの歌声はちょっと照れくさそう。サビではマリンバやバック・コーラスも加わり、間奏ではトランペットがアドリブっぽいフレージングを奏でます。これまで聴いたことがない、とても新鮮な「 遥かなる影 」です。バカラックが入れるよう指定したんでしょうか、サビの最後の5連符はちゃんと入っているのですが、却って違和感を感じるくらいです。

他のバカラック・カヴァーも、オリジナリティに富んでいます。T-8.「 プロミセス・プロミセス 」はアルパートのトランペットが旋律をとっていて、軽快でラテンっぽい仕上がり。T-11.「 アイ・マイト・フライテン・ハー・アウェイ 」は映画『 失われた地平線 』のサウンドトラックがオリジナルなのですが、オリジナル(♩≒124)よりもかなりテンポを落とし(♩≒90)、ふんわりしたトランペットの音色も相まってとてもまったりした好カヴァーとなっています。

T-15.「 雨にぬれても 」は逆にオリジナル(♩≒110)よりかなりテンポが早く(♩≒192)、ボサノヴァのリズムに乗って楽しい。しかも、特徴的なアウトロの合いの手”チャンチャン”が違うタイミングで入る遊び心も。T-20.「 恋よさようなら 」はアルパートのボーカルとトランペットが交互に旋律を取っていて聴きごたえがありますし、奥様のラニ・ホールとデュエットしながら4小節ごとに4回も転調するという凝ったエンディングには思わず唸ってしまいました。

バカラック・カヴァー以外にもまったりできる曲が多く、T-17.「 ポップコーン 」やT-19.「 やさしく歌って 」なんかは個人的にも好きな演奏です。とてもお買い得感のあるアルバムです~。


【データ】
『LOST TREASURES - Rare & Unreleased 』 (邦題:ロスト・トレジャーズ)
Herb Alpert & the Tijuana Brass

CD:2005/2/8 (所有CDは、2005/8/17リリースの国内盤)
レーベル:SHOUT! FACTORY (所有CDは、キング・レコード)
番号:DK 32867 (所有CDは、KICP-3105)

Produced by Herb Alpert and Lani Hall Alpert ※
Arranged and Mixed by Herb Alpert ※
※たぶん、トランペットのパートを録音しなおした曲に関してなんでしょう。

 

 

2014年1月12日 (日)

単行本 バート・バカラック自伝 ザ・ルック・オブ・ラヴ/バート・バカラック (2013年)

『バート・バカラック自伝』、待望の翻訳版が出ました! バカラック・ファンのマスト・アイテムです!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Img_0384a_2 Img_0373a_3


2013年5月7日に米国で発行されたバート・バカラック自伝 『 Anyone Who Had a Heart 』。当初は同年9月30日に翻訳版が出るとの情報でしたが、約3か月遅れて12月28日にようやく発売されました。原著を購入したものの結局1ページも読めずに断念していたんです、私…。これでやっと内容がわかりました! ありがとう、シンコーミュージックさん!

原著よりちょっぴり小さいですが、一般の単行本よりひと回り大きいサイズ。カバーがピアノを弾いてる写真に差し替えられていますが、こっちの方がいいなぁ~。カバーの前そでと後そでには、原著と同様に本の概要と登場人物(アンジー・ディキンソン、マレーネ・ディートリッヒ、エルヴィス・コステロ、マイク・マイヤーズ、ノエル・ギャラガー)のコメントが載っております。
Img_0443a_2 Img_0386a_3 Img_0385a
左:原著と翻訳版、 中:カバーの前そで、 右:カバーの後そで

翻訳版だけの特典として、巻末にはバート・バカラック・ディスコグラフィーが掲載されています。しかもその作成者は日本のバカラック・マニアの第一人者と誰もが認める坂口修氏ですから、抜かりがありません

翻訳ものにしてはわりと文章が読みやすい方かなと思います。原著の文体や表現も堅苦しくないみたいですし、翻訳者の力も大きいようです。それでも、329ページもあるのでなかなか読み応えがありました。

さて、感想です。読み始める前までは、小西康陽氏(元ピチカート・ファイヴ)が寄せた帯の文章なんて気にもしていなかったのですが、読み終わってそれがこの本のポイントを衝いていたんだ!ということに気が付きました。

<作曲の秘訣>
秘訣と言っても、作曲のノウハウについてバカラックはそれほど語っていません。ただ、意外だったのは、コツコツといつまでも時間をかけて曲をいじり続けて、もっと良くならないか考え細かいところにこだわって作曲している…ということ。天才的なひらめきで一気に作曲しちゃうことが多いんだろう…と思っていましたから。変拍子だらけの 「 Promises, Promises (プロミセス・プロミセス) 」 にしたって、キャラクターがステージで言わなきゃいけないことを伝えようと忠実に作曲した結果…なんだそうです。

ハーブ・アルパートがオリジナルの 「 This guy's in love with you (ディス・ガイ) 」 は、実は誰かのために作ってお蔵入りになっていた 「This girl's ~ (ディス・ガール) 」 という曲を彼が歌うからと性別を変えて詞を書きなおしたものだった…とか。こんな具合に個々の楽曲についてのエピソードもたくさん語っていますが、それは読んでのお楽しみということで。

<音楽業界の裏の裏>
レコード会社やプロデューサーとの関係がいろいろ書かれています。また、フランク・シナトラやヴィック・ダモン、ホイットニー・ヒューストンなど大物アーティストについてのエピソードも出てきます。

映画 『 何かいいことないか子猫チャン 』 『 カジノ・ロワイヤル 』 『 明日に向って撃て! 』 『 失われた地平線 』 、ブロードウェイ・ミュージカル 『 プロミセス、プロミセス 』 などでスコアを手掛けることになった経緯や奮闘ぶりもそれぞれ興味深いです。映画 『 オースティン・パワーズ 』 への出演、エルヴィス・コステロとのアルバムやロナルド・アイズレーとのアルバム制作の裏話もです。

<美しい女性たちとの恋>
4回の結婚歴があるので相当モテたんだろうなぁと認識してましたが、他にもたくさんの女性が登場します。想像以上のモテ男ぶりにもう唖然としてしまいました。お相手のコメントも要所で挿入されていて、嘘じゃないことがわかります。しかもけっこう露骨な表現もあったりして、ちょっと勘弁してくれ~と正直思っちゃいました。まぁ、モテない男のひがみですわ(笑)。


とにかく、バカラック・ファンにとってマスト・アイテムです! バカラック・ファンじゃない人でも、ポップスに興味がある方であれば是非!

※ 翻訳版には、一箇所だけ坂口修氏が注釈を加えています(第27章の最後、312ページ)。2012年の日本公演のくだりで、実は2008年の日本公演の事だったとバカラックの記憶違いを指摘しているのですが、そこで登場するある日本の女性アーティストの振る舞いに感激して私はちょっと目がうるっとなってしまいました。誰かって? それは読んでのお楽しみということで!


【データ】
『 バート・バカラック自伝 ザ・ルック・オブ・ラヴ 』
著者 バート・バカラック
共著者 ロバート・グリーンフィールド
翻訳 奥田祐士

初版発行:2014/ 1/17
発売日:2013/12/28
発行所:株式会社シンコーミュージック・エンターテインメント
329 Pases (ディスコグラフィー&索引を除く)

« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »

★ リンク ★

  • くう・ねる・時々・じゃず
    とても凛としていて、でも柔らかい歌声が魅力のジャズ・シンガー、三善香里さんの公式ブログです。
  • My Willful Diary
    shoppgirlさんが、「心に留めておきたい音楽とあれこれ」をたおやかな言葉で綴っていらっしゃる、素敵なブログです
  • バカラックマジックでまったりと
    バカラックさんをこよなく愛するまったりさんのブログです。バカラックファンとして大先輩でブログの師匠さんでもあります。
2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ

最近のトラックバック