Christmas in Wienna Ⅱ/Placido Domingo & Dionne Warwick (1994年)
プラシド・ドミンゴとディオンヌ・ワーウィックによるクリスマス・コンサートのライブ・アルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!
(画像はクリックすると大きくなります)
全12トラック中、バカラック作品は1トラック
6. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE (3:47)
世界的な名テノール歌手、プラシド・ドミンゴがディオンヌ・ワーウィックを招いて1993年12月にウィーンで開いたクリスマス・コンサートのライブ・アルバムです。
『 クリスマス・イン・ウィーン 』 はプラシド・ドミンゴがホスト役となり開催しているコンサートで、1992年が最初。毎年ゲストシンガーを招き、コンサートの模様は翌年のクリスマスシーズン前にCDでリリース。私が確認できたゲストの皆さんは以下の通りですが、豪華ですね~。なお、「 」 は日本盤のCDタイトル副題です。
第1弾 1992年 ダイアナ・ロス、ホセ・カレーラス 「 ザ・ギフト・オブ・ラヴ 」
第2弾 1993年 ディオンヌ・ワーウィック 「 ラヴ・フォーエヴァー 」
第3弾 1994年 シセル・シルシェブー、シャルル・アズナブール 「 ノエル・ファンタジー 」
第4弾 1995年 ナタリー・コール 「 夢のクリスマス 」
これ以降もあると思うのですが主題から外れるので…^^;
オケと少年合唱団をバックに、クリスマス・ソングや映画音楽などクリスマスの雰囲気を盛り上げる曲が歌われます。二人のデュエットはT-1,5,10~12.です。デュエットとはいっても、一緒にハモるよりも掛け合いの方が多い感じですが。他の曲は、T-2,4,7,9. がドミンゴ、T-3,6,8. がディオンヌのソロです。
んで、バカラック・カヴァーはT-6. 「 世界は愛を求めている 」。ディオンヌがゆったりめのオケの演奏に乗ってさすがの歌唱を聴かせます。世界が求めているのは愛…歌詞の意味を考えると、いい選曲ですねー。ただ、1967年のレコードのキーより一音下げて歌っているのですが、それでも転調後の高音域はちと苦しい感じが…。
全体的に、デュエットでのドミンゴとディオンヌの相性は今一つかなと思いました。声質が近いからなんでしょうか、お互いの良い面を引き出せてない…、食べ合わせが良くないなーという感じ。このシリーズの他のアルバムは聴いたことありませんが、どれか選びなさいと言われたら、第三弾のシセル・シルシェブーを選ぶでしょうねー。ディオンヌさんごめんなさいですm(__)m
【データ】
『 Christmas in Wienna Ⅱ 』 (邦題:クリスマス・イン・ウィーンⅡ 「 ラヴ・フォーエヴァー 」 )
Placido Domingo & Dionne Warwick
CD:1994年10月4日リリース (所有CDは、1994年11月2日リリースの日本盤)
レーベル:Sony Clasical GmbH. (所有CDは、ソニーレコード)
番号:? (所有CDは、SRCR-9659)
Produced by Michel Glotz
Recorded live at the Festsaal der Wiener Hofburg, Vienna, December 21. 1993
Mozart-Sangerknaben モーツァルト少年合唱団
Wiener Symphoniker ウィーン交響楽団
Vjekoslav Sutej ヴジェコスラフ・ステージュ(指揮)
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コメント
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プラシド・ドミンゴが先頭に立って歌ったクリスマス・イン・ウィーン第2集のゲストはディオンヌ・ワーウィックです。ソニー・クラシカル時代のクリスマス・イン・ウィーンの全てが早く高音質ブルースペックCD2に生まれ変わって再発売されたらもっと嬉しいです。もう誰も前に出て引っ張る事は出来ません。いざと言う時、人生の相談相手が居るにしても、結局は自分で考えなければなりません。そして、最終的に自分で自分の道を決めなければなりません。実際に子を産む時の苦悩は、母親しか覚えていません。人間は、誰でも次第に楽な方向へと流されやすい動物です。しかし、そのような生活では、ここ一番と言う大事な時に、本当の力が出せません。僕の前に道は無い、僕の後に道は出来ると言う気持ちで前進して下さい。出会いは自分の思い通りに行かないが、数多くの人々と話し合い、自己反省をしつつ歌手活動を続けられたら幸せです。世を担う責任を誇ればこそ、実り行く知性と実技が認められました。お父さん、お土産よりも無事故・無違反が良い!お母さん、ケーキよりも無事故・無違反が良い!
投稿: 匿名希望 | 2021年3月17日 (水) 20時43分