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2014年3月

2014年3月30日 (日)

We've Only Just Begun/Claudine Longet (1971年)

フランス娘のクロディーヌ・ロンジェが1971年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

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Original LP front cover

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所有CDのジャケットの表/裏 (本アルバムは上側です)

全11トラック中、バカラック作品は1トラック

1.  (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  (3:11)


ウィスパー・ヴォイスのフランス娘、クロディーヌ・ロンジェが1971年にリリースしたアルバムです。

フランス生まれのクロディーヌがダンサーとしてラス・ヴェガスのショーに出演していた19歳の時、アンディ・ウィリアムスと知り合い結婚。そのうち夫のTV番組などに出演するようになります。TVで彼女の歌を聴いたハーブ・アルパートの勧めで1965年にA&Mからレコード・デビュー。A&Mで5枚アルバムをリリース後、アンディ・ウィリアムスが創立したバーナビー・レコードに1971年に移籍して放った第一弾が本アルバムです。

クロディーヌの特徴は、あどけないウィスパー・ヴォイスとフランス訛りの英語で歌うヘタウマなヴォーカルでしょう。こんな娘が隣でウッフ~ンと歌ったらそりゃ私でもクラクラッとなりますょ。アンディさんもそうだったんでしょうねー。あっ、余計な事でした^_^;。

本アルバムでは、A&M時代のアルバムでアレンジを手掛けたニック・デカロが全曲でアレンジに加えてプロデュースも担当しています。であれば、バカラック・カヴァーのT-1. 「 遥かなる影 」 もA&Mのカーペンターズのコピー物かと思ったら、違っていました。まず、リズムがシャッフルではなく、カーペンターズがヒットする前のディオンヌ・ワーウィック(1964年版)やダスティ・スプリングフィールド(1967年)と同じ8ビート。しかも、サビのあとの特徴的なあの5連符も使っていません。でも、このリズムの方がクロディーヌの歌のけだるさにマッチしているなーと思います。途中フランス語でちょいと囁いてみたり、最後のサビもフランス語で歌ってみたりと、米国人をくすぐる演出もニクイです。あざといと言ってもいいくらい(^_^;)。

もう一つのカーペンターズ・カヴァーT-5. 「 愛のプレリュード 」 は、ちゃんとカーペンターズのコピーになっていました(笑)。選曲は他にモータウンのT-6. 「 アイル・ビー・ゼア 」 T-7. 「 エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ 」 など当時のヒット曲のカヴァーが多いようです。アルバム全体には軽くて小粋なA&Mの雰囲気が感じられ、ニック・デカロ、いい仕事してます。

R40228713672731791087jpeg尚、A&Mから1967年にリリースしたアルバム 『 The Look Of Love (恋の面影) 』 では、バカラックの 「 恋の面影 」 をカヴァーしています。アルバムは残念ながら所有しておりませんが、その 「 恋の面影 」 を収録しているコンピレーションCDを持っていまして、クロディーヌのけだるさが曲にマッチしておりました。大人のお色気は不足してますけどね~^^;。




【データ】
『 We've Only Just Begun 』 (邦題:愛のプレリュード)
Claudine Longet

LP:1971年リリース (所有CDは、2005/4/26にリイシューされた2 in 1の輸入盤)
レーベル:BARNABY (所有CDは、Collectables (US))
番号:30377 (所有CDは、COL-C-7690)

Arranged and Produced by Nick DeCaro

↓左:所有CDの2 in 1/右:紙ジャケの日本盤

2014年3月26日 (水)

THE DEFINITIVE CHRISTOPHER CROSS/Christopher Cross (2002年)

クリストファー・クロスのベスト・アルバムです。バカラック作品を2曲収録!

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全19トラック中、バカラック作品は2トラック

6. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)  (3:55)
13. A CHANCE FOR HEAVEN  (3:43)


米国の男性シンガーソングライター、クリストファー・クロスのベスト・アルバムです。

クリストファー・クロスといえば、1980年2月にリリースされたデビュー・アルバム 『 Christpher Cross (南から来た男) 』 がいきなりの大ヒット。4部門でグラミーを獲得し、アルバムからはT-4. 「 セイリング 」 をはじめ4曲のシングル・ヒットが生まれました。その後、1994年までに計6枚のアルバムをリリース。その後もアルバム制作やコンサートなどコンスタントに活動していて、このところ毎年来日~今年も4月に来日するようです。本ベストアルバムは2001年のデジタル・リマスター盤で、1980年~1994年のキャリアから19曲がセレクトされています。

澄んだ高音が特徴的で、当時日本でもてはやされたAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)というカテゴリーに入れられました。AORは今では死語ですが^^;。米国ではAC(アダルト・コンテンポラリー)というカテゴリーになるようですね。

さて、彼はバカラック書き下ろしの曲を2曲歌っています。まず1曲目がT-6. 「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」 。1981年の米映画 『 Arthur (ミスター・アーサー) 』 のテーマ曲です。これは超有名曲ですね。この曲については、いずれ映画のサウンド・トラックをご紹介するときに詳しく取り上げたいと思います。 → こちら

そして、もう1曲がT-13. 「 チャンス・フォー・ヘヴン 」 。私はこの曲のこと知らなかったんですが、1984年のロス・アンジェルス・オリンピックの公式アルバム 『 The Official Music Of The XXIIIrd Olympiad Los Angeles 1984 』 の中の1曲で、水泳競技のテーマ曲だったんだそうです。ってゆーか、競技ごとにテーマ曲があったこと自体驚きです。その公式アルバムとやら、当時CBS・ソニーからCDとしても出たもののすぐ廃盤になったそうです。彼自身のオリジナル・アルバムには収録されていないため、ライナーには 「 この1曲のために本アルバムを買ったという人もきっと少なくないはずだ 」 と書かれていました。えぇ、私がそうです(笑)。 曲自体はアップテンポなロック調。メロディやコード進行など、バカラックの香りが余り感じられなくてちと残念ですね。クレジットは以下のようになっています。
  Written by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager, Christopher Cross
  Christpher Cross: vocals, guitars
  Michael Omartian: keyboards
  Michael Baird: drums
  Others: unknown
  公式アルバムからの1st.シングルとしてリリース。全米76位/ACで16位

尚、本アルバムには類似のアルバムが存在していて、19曲入りなのは同じですが収録曲が少しずつ異なっています。いずれのアルバムにもバカラック作品2曲は収録されていますので、ご安心を。
2001/10/18 リリース 『 THE DEFINITIVE CHRISTOPHER CROSS SPECIAL EDITION 』 :初版
2002/9/9 リリース 『 THE DEFINITIVE CHRISTOPHER CROSS 』 :初版から2曲を差し替えたもの。今回紹介したアルバム。日本で頻繁に再発されています。
2002/3/5 リリース 『 THE VERY BEST OF CHRISTOPHER CROSS 』 :初版から何曲か差し替えたもの。

※ リンクを追記 (2016年6月19日)



【データ】
『 THE DEFINITIVE CHRISTOPHER CROSS 』 (邦題:ヴェリー・ベスト・オブ・クリストファー・クロス)
Christopher Cross

CD:2002/9/9 リリース (所有CDは、2010/4/7リイシューの日本盤)
レーベル:Warner Bros. & Rhino (所有CDは、ワーナーミュージック・ジャパン)
番号:? (所有CDは、WPCR-14027)

Compilation Produced for Released by Christopher Cross, David McLees & Matthias Bauss
Sound Produced by Bill Inglot

2014年3月23日 (日)

ESTREIA/BRASILIA MODERN SIX (1969年)

ブラジルのコーラス・グループ、ブラジリアン・モダン・シックスが1969年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

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全12トラック中、バカラック作品は1トラック

6. I SAY A LITTLE PRAYER  (2:07)


ブラジルのコーラス・グループ、ブラジリアン・モダン・シックスが1969年にRCAからリリースしたアルバムです。

ジャケット写真とグループ名から、女性1名+男性5名=計6名のコーラス・グループということはわかりますが、ジャケットやライナーのどこにもグループのメンバー表記がありません。ライナーの解説によると、匿名性の高い、おそらくセッション系のコーラスグループだったのであろうとのこと。リリースしたアルバムもこのRCA盤の1枚らしいです。

しかも、アルバム12曲のうち歌詞があるのは7曲だけ。他の5曲はちょろっとバックコーラスで参加してる程度で、どーみてもインスト曲! ブラジルには60年代後半から70年代初頭にかけて同様のコーラス・グループが多数存在したそうですが、皆さんこんな仕事ぶりだったんでしょうかね~。

バカラック・カヴァーは、T-6. 「 小さな願い 」 。前述した歌詞がない5曲のうちの1曲で、コーラスはイントロとアウトロでそれぞれ10小節でスキャット風のものが聴こえるのみ。でも、このイントロとアウトロがけっこう斬新なボサノヴァのアレンジで、これはなかなかグッときます。残念なのは、この曲の大きな特徴である変拍子部分が全て4拍子に替えられているところ。ここはなんとか変拍子のまま頑張ってほしかったです。

選曲はカヴァー曲が殆ど。南米各国の曲のカヴァーに混ざって、T-3. 「 悲しき天使 」 やドアーズのT-4. 「 ハートに火をつけて 」 のカヴァー等も入っています。でも、バカラック・カヴァーが入ってなかったら私は絶対に手を出さない類いのアルバムですねー^^;。


【データ】
『 ESTREIA 』 (邦題:エストレイア)
BRASILIA MODERN SIX

LP:1969/1/1リリース (所有CDは、2002/5/22リイシューの日本盤)
レーベル:RCA (所有CDは、BMGファンハウス)
番号? (所有CDは、BVCM-37307)

Producer: ROMEO NUNES

2014年3月19日 (水)

Birgit Lystager/Birgit Lystager (1970年)

北欧の歌姫、ビアギッテ・ルゥストゥエアが1970年にリリースしたボサノヴァ~ソフトロックのアルバムです。バカラック・カヴァーを2曲収録!

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全12トラック中、バカラック作品は2トラック

3. NAER VED DIG  ((THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU) (3:37)
9. ALDRIG BLI' FORELSKET MER'  (I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN) (3:09)


北欧はデンマークの歌姫、ビアギッテ・ルゥストゥエアが1970年にリリースしたボサノヴァ~ソフトロックのアルバムです。

未だもって彼女の名前を諳んじることが出来ません。当然彼女の事は全く知りませんので、いつものようにライナーを読んでお勉強…。と思ったのですが、日本語ライナーには彼女のバイオグラフィやキャリアの説明がありませんでした(T_T)。ということで彼女は謎の歌姫ということに致しましょう。

Img547a 当時流行っていた欧米のポップス/ボサノヴァや、ジャズのスタンダードをチョイスして、全編デンマーク語で歌っています。デンマーク語だと何の曲かさっぱりわかりませんので、英語の曲名も併記されているCDの帯を左に貼りつけました。気になる方はクリックして拡大して確認ください。CDの帯の推薦文 「 北欧産ボサ~ソフトロックの最高峰! 」 に期待も高まります。

バカラック・カヴァーはT-3. 「 遥かなる影 」 とT-9. 「 恋よさようなら 」 の2曲。1970年ですから、「 遥かなる影 」 はもちろんカーペンターズ版が下敷きになっています。というか、ほぼコピーと言ってよいくらい。となるとポイントは彼女の歌ということになりますが、高音域の音程は微妙に低めですし歌い方も割と平板…。「 恋よさようなら 」 はディオンヌ版が下敷きになっていてこれもあまり特徴なく歌っています。 期待が大きすぎました、少なくともバカラック・カヴァーの2曲に対しては^^;。

ボサの名曲 T-1. 「 VORES EGET LILE SRED (Prety World) 」 はビアギッテも生き生きと歌っていて気持ちいいですし、ビートルズをボサで歌った T-2. 「 MANDEN PA HOJEN (Fool on the Hill) 」 は凝ったアレンジで素敵。このあたりの曲を聴くと帯の推薦文に納得です。あと、サンバの名曲 T-7. 「 CHRISTINA (Tristeza) 」 のアウトロで子供たちと一緒にラララと楽しげに歌ってるときにビアギッテが日本語で突然”いい感じ!”と叫んでるんですよ。まぁ、所謂空耳なんですが、笑っちゃいました。実はここがこのアルバムの一番の聴き処かも(笑)。


【データ】
『 Birgit Lystager 』
Birgit Lystager

LP:1970年リリース (所有CDは、2008/11/5リイシューの日本盤)
レーベル:Lystamusic I/S (所有CDは、ヴィヴィッド・サウンド)
番号:? (所有CDは、PDCD-017)

Producer: Leif Risell

2014年3月16日 (日)

Gene Pitney sings Bacharach, David and others/Gene Pitney (1971年)

米国の男性シンガー、ジーン・ピットニーが1971年にリリースしたバカラック作品集。

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Original LP front cover

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所有CDのジャケットの表/ジャケットの裏(本アルバムは左側の12曲)

全12トラックのうち、バカラック作品は7トラック

2. IF I NEVER GET TO LOVE YOU  (2:19)
3. TRUE LOVE NEVER RUNS SMOOTH  (2:25)
4. LITTLE BETTY FALLING STAR  (2:25)
5. 24 HOURS FROM TULSA  (3:01)
8. (THE MAN WHO SHOT) LIBERTY VALANCE  (2:59)
9. FOOL KILLER  (3:18)
10. ONLY LOVE CAN BREAK A HEART  (2:50)

収録時間約34分


米国の男性シンガー(ソングライターでもありますが)、ジーン・ピットニーが1971年に英国でリリースしたバカラック作品集です。

ジーン・ピットニーは1961年にデビュー。5枚目のシングル T-8. 「 リバティ・バランスを射った男 」 が初のTOP 10 ヒット(全米4位)になり、続く T-10. 「 恋の痛手 」 も全米2位になります。しかし、1966年を最後に米国でTOP 10ヒットが出なくなり、その後は安定的にヒットしていた英国や欧州に活動の拠点を移したそうです。

1968年に米国の所属レーベルMusicor(ミュージコア)から 『 Gene Pitney sings Burt Bacharach 』 というバカラック作品集が10トラック入りでリリースされているのですが、そのアルバムは英国ではリリースされませんでした。1971年にようやく英国でもPyeレーベルから2トラックを加えた全12トラックでリリース。それが本アルバム 『 Gene Pitney sings Bacharach, David and others 』 です。

バカラック集とは言っても、1968年盤も本アルバムもバカラック作品は7トラックだけ。ジーンはキャリアの中で7曲しかバカラック作品を歌ってないので当たり前っちゃぁ当たり前なんですが、そーゆー意味からすると1968年盤のタイトルは詐欺でしょ(笑)。一方、本アルバムのタイトルにはちゃんと "and others" と入っていて英国人の律義さが伺えます。更に、ハル・デイヴィッドの名前もタイトルに入れてます。英国では米国よりも作詞家のハル・デイヴィッドをきちんと評価していたんでしょうね。

ジーンは高音で微妙にビブラートがかった声に特徴があります。ジャンル的にカントリーなのかR&Bなのかポップなのか私にはよくわからないのですが、さきほどの7曲のうち5曲もバカラック書き下ろし曲(オリジナル)だったなんて、今回の記事を書くまで知りませんでした。バカラックはけっこうジーンの事を気に入ってたのかな? バカラックは自伝でジーンの事をこう語っています。 ─ ジーンは常人離れした高音を出せる、愛すべき男だった。 ─

R39253514498626048019jpegR39253514498626032564jpeg ちなみに、これは1968年盤のアルバムジャケットです。
ジャケットはこっちの方に軍配を上げましょう(笑)。

Amazon/iTunesでこの1968年盤をダウンロードできます。
(CDは未リイシュー)




○ オリジナルの5曲について、リリース順に簡単に解説します。

T-8.  (THE MAN WHO SHOT) LIBERTY VALANCE リバティ・バランスを射った男
   作詞:ハル・デイヴィッド
   Arranged by Chuck Sagle
   Produced by Aaron Schroeder & Friends
   Musicor single #1020 (1962年4月)、全米4位
バカラックの変な曲ランキングがあったらベスト10には入るであろう、“へなちょこ”ソングです。ジョン・フォード監督の西部劇映画の主題歌として作曲したのに、監督は気に入らなかったようで映画には使われませんでした。まぁ、初っ端のヴァイオリンのメロディからもう“へなちょこ”なんで、気持ちはわかります(笑)。バカラック自伝にも書いてありました。 ─ 会社からわたしたちに、まもなくパラマウント映画が公開するジョン・ウェインとジェイムズ・スチュアート主演、ジョン・フォード監督の 『 リバティ・バランスを射った男 』 という映画のために曲を書いてくれという依頼が来た。わたしは曲づくりに難渋し、書き上げるまでには長い時間を要した。ハルが先に詞を書いたので、歌詞に合うメロディを探し、フックを入れる位置を工夫する必要があったのだ。(略) 実際にレコードをプロデュースしたわけではないが、ジーン・ピットニーがこの曲をレコーディングした現場では、かなりいろいろ意見を言わせてもらった。その晩はたまたまジェリー・リーバーもスタジオにいて、曲の冒頭に入るヴァイオリン・ソロのアイディアを出してくれた。というのもわたしはその部分に、別の楽器のソロを入れていたのだ。(略) ポップ・チャートの4位まで上昇したが、映画には使用されず、実際に使われたのは1939年にジョン・フォードが監督した映画 『 若き日のリンカン 』 の音楽だった。 ─

T-10. ONLY LOVE CAN BREAK A HEART 愛の痛手
   作詞:ハル・デイヴィッド
   Arranged and conducted by Burt Bacharach
   Produced by Aaron Schroeder & Wally Gold
   Mucicor single #1022 (1962年8月)、全米2位、R&B16位
「 リバティ・バランスを射った男 」 よりはるかにまともなこの曲、ジーンの最大のヒット曲になるのですが、1位を阻んだのがジーンがクリスタルズに提供した 「 He's a Rebel (ヒーズ・ア・レベル) 」 だったのは、まことに皮肉でした。「 ヒーズ・ア・レベル 」 をプロデュースしたフィル・スペクターは、以前ジーンの 「 Every Breath I Take 」 をプロデュースしてるのでジーンも文句言えないっす。バカラック自伝にはこの曲の事も書いてありました。 ─ ハルとわたしは 「 愛の痛手 」 を、特にジーンを意識して書いた。最初に歌詞を見なかったら、メロディはわたしが書くようなタイプとは思えないかもしれないし、曲そのものの構成もかなり変わっている。(略) デモをつくる代わりに、ハルとわたしはブロードウェイ1650番地に向かい、ピアノでジーンに曲を聞かせた。その後、アレンジを書いたのだが、オープニングのセクションでは、ジーンの口笛を聞くことができる。 ジーンの特筆すべき点は、いつも完全に準備をしてスタジオにやって来たことで、だからわたしの場合にありがちな「シンガーをしごく」セッションにはならなかった。レコーディングは早々に完了し、わたしは「こいつはヒットしそうだぞ」と考えながら、いい気分でスタジオを出た。(略) わたしはつねづね、どうしてだれも 「 愛の痛手 」 をカヴァーしないのだろうと不思議に思ってきた~特にカントリー系のアーティストが。 ─  確かに、この曲をカヴァーして歌っているのは、私が知っている限りディオンヌ・ワーウィック(1971年)、ソニー・ジェイムス(1971年)、ティミ・ユーロ(1975年)ぐらいです…。

T-4. LITTLE BETTY FALLING STAR 星影のベティ
   作詞:ボブ・ヒリアード
   Musicor album 『 Only Love Can Break a Heart 』 (1962年12月)
“シャララ、シャラーララー”というコーラスが可愛らしいバカラックにしてはあっさり風味の小品。カスケーズ(1964年)とジョージ・ハミルトン(1963年)のカヴァーがあります。

T-5. 24 HOURS FROM TULSA タルサからの24時間
   作詞:ハル・デイヴィッド
   Arranged and conducted by Burt Bacharach
   Produced by Aaron Schroeder & Wally Gold
   Mucicor single #66067 (1963年10月)、全米17位
私はジーン・ピットニーのバカラック作品の中でこの曲が最も好きです。他のアーティストによるカヴァーもこの曲が一番多いようです。バカラック自身この曲は気合が入ったようで、自伝にこう書いています。 ─ 1963年の10月には、ジーン・ピットニーが 「 タルサからの24時間 」 をヒットさせた。わたしも大いに気に入っていた曲だが、それはこの曲が生まれ、かたちになっていくうちに、いつしかミニチュア版の映画と化していたからだ。ハルとわたしの作品に、物語的な内容を持つものはあまり多くない。だがそうした曲を書く場合には、いつも冒険心をかき立てられていた。(略) 最初の音はGをベースにしたAだが、この音を使ったのは、オープニングに不協和感、切迫感、痛み、そして苦悩の感覚をもたらすためだった。なにしろこれは家に帰る途中でひとりの女性と出会い、二度と帰ってこなかった男の物語なのだ。「 タルサからの24時間 」 はまず、かすかに不協和音的なトランペットではじまり、そこにバイヨンのビートに乗ったドブロ・ギターが入ってくる。2年後にはビリー・ジョー・ロイヤルが、「 Down in the Boondocks (ダウン・イン・ザ・ブーンドッグス) 」 でほぼ1音のちがいもないオープニングを用いているが、これは最大級の賛辞と言っていいと思う。(略) アレンジするのも楽しかった。とにかく物語がドラマティックだったので、編曲でそれを、前へ前へと推し進めていったのだ。 ─

T-9. FOOL KILLER フール・キラー
   作詞:ハル・デイヴィッド
   Arranged and conducted by Burt Bacharach
   Produced by Aaron Schroeder & Wally Gold
   Mucicor album #3043 『 Gene Pitney Big Sixteen Volume Two 』 (1965年2月)
イントロのフルート・ソロが印象的で耽美な味わいがあるこの曲、後日ジーン・ピットニーはお気に入りのバカラック&デイヴィッド・ソングだったと語っています。しかし、この曲を最後に、二度とジーンが彼ら二人の曲を歌うことはありませんでした…。この曲は映画 『 フール・キラー 』 という映画のために書かれました。しかし、映画会社はバカラック&デイヴィッドと契約を結び、当時ジーンが影響下にあったプロデューサーのシュローダーはカヤの外。シュローダーのご機嫌を損ねてしまい、この曲はシングルカットされず映画にも使われなかったようです。この時の確執から、シュローダーとバカラック&デイヴィッドの関係は壊れてしまいました。私の知る限りこの曲は誰にもカヴァーされていないのですが、ジーンの怨念なのかも^^;。
   
○ カヴァーの2曲もリリース順に解説。

T-3. TRUE LOVE NEVER RUNS SMOOTH  恋は異なもの(苦しい恋こそ真の恋)
   作詞:ハル・デイヴィッド
   Arranged and conducted by Burt Bacharach
   Produced by Aaron Schroeder & Wally Gold
   Mucicor single #66063 (1963年6月)、全米21位
オリジナルはDon & Juan(ドン・ファン)で、ジーンのヴァージョンより数か月前に録音。実は私、この曲はジーンがオリジナルだと思ってました。

T-2. IF I NEVER GET TO LOVE YOU イフ・アイ・ネヴァー・ゲット・トゥ・ラヴ・ユー
   作詞:ハル・デイヴィッド
   Musicor album 『 I Must Be Seeing Things 』 の英国盤(『 Looking Thru The Eyes of Love 』に改題)にのみ収録
オリジナルはルー・ジョンソン(1962年)。


【データ】
『 Gene Pitney sings Bacharach, David and others 』
Gene Pitney

LP:1971年リリース (所有CDは、1997/7/8にリイシューされた2 in 1の輸入盤)
レーベル:Pye Records (UK) (所有CDは、英国Sequel Records)
番号:PKL 4404 (所有CDは、NEM CD 896)

2014年3月11日 (火)

ライブの感想 Yammy sings Burt Bacharach  March 8, 2014

Yammy sings Burt Bacharach 』 東京初公演!

Yammyさんは京都在住のオーガニックシンガー。「 Yammyの声はバート・バカラックに合ってる 」というお客さんの声をきっかけに、2010年にバカラック・オンリーのワンマンライブ『 Yammy sings Burt Bacharach 』を初開催(以後、YsBBと表記します)。昨年12/15の大阪梅田ロイヤルホースでのYsBBは私も聴きに行きました。これまで関西オンリーで年一回開催だったYsBBなんですが、関西以外では初めてとなる東京公演! いや~、なんて嬉しいサプライズ!

福島県白河市出身のYammyさんは、3/8,9の両日、日本橋高島屋での “音楽”と“アート”による震災復興支援イベント「 明日へのエール 」にも出演。私は3/8の16:00~のステージを聴きました。Sasapogさんが弾いているピアノは、震災当日にいわき市豊間小学校の卒業式で演奏された後、津波の被害に遭ったグランドピアノ、“奇跡のピアノ”。最後の曲「 君のもとへ 」を歌う前に ─ 震災後に福島とまだ連絡出来ないなか、入浴中にこの曲のイメージが浮かんだんです ─ とYammyさんが語っておられたのが印象的でした。

(画像は全てクリックすると大きくなります)

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震災復興支援イベント「 明日へのエール 」の模様

会場で販売されてた東北コットンプロジェクトの商品のなかから手拭い(※1)を購入。ついでに、せっかくなので日本橋にある私の出身県のアンテナショップに立ち寄って懐かしさに浸った後、JR山手線で神田駅からライブ会場のある大塚駅へ移動しました~。

               ──── *** ────

2014年 3月 8日(土)
 18:30  OPEN
 19:30~ 1st STAGE
 21:00~ 2nd STAGE
旬のライブ&ダイニングバー All in Fun
Yammy (Vo)、Sasapong (P)

“All in Fun (オール・イン・ファン)”はJR大塚駅南口から徒歩2分。アットホームな雰囲気のダイニングバーで、店を入ってすぐのスペースにKAWAIの小振りなグランドピアノが置かれていました。スケジュール表を見ると、お店ではほぼ毎日ライブをやっている様子。基本はテーブル席で、奥のカウンターに4席。一人で入った私はカウンターに座りました。ここはテーブル席のあるフロアより一段高くなっていて、見晴らしもよく居心地よかったです。

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左:お店の外観、 中:立て看板、 右:カウンター席からの眺め

当日のセットリストは、以下の通り。

1st stage>
1. Raindrops keep falling on my head 雨にぬれても
2. I'll never fall in love again 恋よさようなら
3. Walk on by ウォーク・オン・バイ
4. The look of love 恋のおもかげ
5. The windows of the world 世界の窓と窓(世界の窓に光を)
   What the world needs now is love 世界は愛を求めている(愛をもとめて)
6. This guy's in love with you ディス・ガイ
7. Arthur's theme (Best that you can do) ニューヨーク・シティ・セレナーデ

<2nd stage>
1. (They long to be) close to you 遥かなる影
2. Alfie アルフィー
3. I still have that other girl アイ・スティル・ハヴ・ザット・アザー・ガール
4. Count on me カウント・オン・ミー
5. God give me strength ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス
6. That's what friends are for 愛のハーモニー
7. I say a little prayer 小さな願い

<Encore>
1. ひこうき雲 …ユーミンのカヴァー

今回も見事にバカラックが作曲した曲ばかりのプログラム! 12/15のときより1曲少なかった(アンコールは別として)のですが、今回も有名曲と渋い曲をバランスよくチョイスしたこだわりの選曲でした。その中で、12/15は歌わず今回歌った曲が「 アイ・スティル・ハヴ・ザット・アザー・ガール 」。エルヴィス・コステロとの共作アルバム『 ペインテッド・フロム・メモリー 』の収録曲で、コステロと共にバカラックはこの曲で1998年のグラミー賞 ~ Best Pop Collaboration with Vocals ~ を受賞しています。MCでYammyさんも紹介しておられたように、この曲は女々しい男の歌なんですね。この曲を女性がカヴァーした例はないんじゃないかな~。という訳で、非常に貴重なYammyさんのカヴァーでございます。

なお、各曲については昨年12/15のYsBB記事のおしまいのほうで説明しています。また、その記事では12/15のライヴのYoutubeへのリンクも貼ってますので、参照ください。

この夜の
Yammyさんの歌声はちょっぴりハスキーだったのですが、そのため(たとえば「 恋のおもかげ 」などでは)ちょっとアプローチを変えてみたと仰っていました。ライブならではですねー。とはいえ、12/15の演奏と基本的には同じ解釈/アレンジで、パワフル且つ繊細な歌唱を存分に味わえました。Sasapongさんのピアノとの相性もバッチリ! Yammyさんは最初から、バカラックを歌うならSasapongさんのピアノじゃないと…と考えておられたそうで、実際聴いていてもそう感じます。ピアノとヴォーカルという組み合わせはYsBBでは初回以来だそうですが、この黄金の組み合わせでいつかYsBBのCD出して欲しいです!

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(たぶん)「恋よさようなら」

この4月のバカラック来日公演、Yammyさんは京都のコンサートを聴きに行かれる予定なのですが、会場となる“京都コンサートホール”は
、Yammyさんが安積女子高(現:安積黎明高)時代に合唱部でステージに立ったことがあるのよとMCで披露。そこから話題は合唱部時代の話に発展。とても強い合唱部だったそうで、合唱曲の初演なんかもよく依頼されたんだそうです。そのなかには、不協和音の現代音楽で24のパートに分かれている曲もあったとか。なんかスゴイ!

日本橋高島屋のイベントをMCで紹介したことに関連して、“奇跡のピアノ”とAll in Funのピアノは全然音が違うことをSasapongさんは力説しておられました。会場に行って、ピアノを弾かないとそれはわからない。弾きながらピアノに慣れるんだ…と。ライブ後にSasapongさんに伺ったところ、“奇跡のピアノ”は鍵盤のストロークが浅くて上品な音、All in Funのピアノはストロークが深くてエッジが効いたゴリッとした音…とのお返事。村上輝久氏の著作『 いい音ってなんだろう 』や、主人公が調律師の小説(※2)を読んで、ピアノの音は色々違うんだと理解したつもりになっていましたが、奥が深い世界なんだとあらためて感じました。

「 恋はおもかげ 」を歌う前のMCで、Yammyさんが直近ご覧になって感動したという映画『 バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち 』のなかで、リサ・フィッシャーがこの曲を歌っていたと紹介しておられました(たぶん)。私も観たくなりました、この映画。でも、近場の映画館ではもう上映していないみたい(涙)。

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(たぶん)アンコールを歌う前のMC

今回も本当に素晴らしいライブで、元気をたくさん貰いました! ─ 4月のバカラックのコンサートを聴いて新しいネタを仕入れてくるので、次回楽しみにしていてください ─ とのYammyさんのお言葉、もちろん忘れず楽しみにしていますよ~。



               ~~~~ お * ま * け ~~~~


(※1)東北コットンプロジェクトの商品のなかから私が購入した手拭い

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左:手拭いのパッケージ、 右:プロジェクトの説明

(※2)主人公が調律師の小説

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『 調律師 』
2013年5月24日 第一刷
著者:熊谷達也
発行:文芸春秋

主人公は、ある出来事がきっかけでピアノの音を聴くと「香り」を感じるという「共感覚」を持つことになった調律師。主人公は、「共感覚」を調律の仕事に生かす一方で、「共感覚」の謎を探っていくとともに人生を見つめ直します。
物語の後半、主人公が3.11震災に遭遇する部分では、仙台在住の著者による被災体験を踏まえた描写に心を打たれました。

2014年3月 9日 (日)

Christmas in Wienna Ⅱ/Placido Domingo & Dionne Warwick (1994年)

プラシド・ドミンゴとディオンヌ・ワーウィックによるクリスマス・コンサートのライブ・アルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像はクリックすると大きくなります)
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全12トラック中、バカラック作品は1トラック

6. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE (3:47)


世界的な名テノール歌手、プラシド・ドミンゴがディオンヌ・ワーウィックを招いて1993年12月にウィーンで開いたクリスマス・コンサートのライブ・アルバムです。

『 クリスマス・イン・ウィーン 』 はプラシド・ドミンゴがホスト役となり開催しているコンサートで、1992年が最初。毎年ゲストシンガーを招き、コンサートの模様は翌年のクリスマスシーズン前にCDでリリース。私が確認できたゲストの皆さんは以下の通りですが、豪華ですね~。なお、「 」 は日本盤のCDタイトル副題です。
  第1弾 1992年 ダイアナ・ロス、ホセ・カレーラス 「 ザ・ギフト・オブ・ラヴ 」
  第2弾 1993年 ディオンヌ・ワーウィック 「  ラヴ・フォーエヴァー 」
  第3弾 1994年 シセル・シルシェブー、シャルル・アズナブール 「 ノエル・ファンタジー 」
  第4弾 1995年 ナタリー・コール 「 夢のクリスマス 」
これ以降もあると思うのですが主題から外れるので…^^;

オケと少年合唱団をバックに、クリスマス・ソングや映画音楽などクリスマスの雰囲気を盛り上げる曲が歌われます。二人のデュエットはT-1,5,10~12.です。デュエットとはいっても、一緒にハモるよりも掛け合いの方が多い感じですが。他の曲は、T-2,4,7,9. がドミンゴ、T-3,6,8. がディオンヌのソロです。

んで、バカラック・カヴァーはT-6. 「 世界は愛を求めている 」。ディオンヌがゆったりめのオケの演奏に乗ってさすがの歌唱を聴かせます。世界が求めているのは愛…歌詞の意味を考えると、いい選曲ですねー。ただ、1967年のレコードのキーより一音下げて歌っているのですが、それでも転調後の高音域はちと苦しい感じが…。
 

全体的に、デュエットでのドミンゴとディオンヌの相性は今一つかなと思いました。声質が近いからなんでしょうか、お互いの良い面を引き出せてない…、食べ合わせが良くないなーという感じ。このシリーズの他のアルバムは聴いたことありませんが、どれか選びなさいと言われたら、第三弾のシセル・シルシェブーを選ぶでしょうねー。ディオンヌさんごめんなさいですm(__)m


【データ】
『 Christmas in Wienna Ⅱ 』 (邦題:クリスマス・イン・ウィーンⅡ 「 ラヴ・フォーエヴァー 」 )
Placido Domingo & Dionne Warwick

CD:1994年10月4日リリース (所有CDは、1994年11月2日リリースの日本盤)
レーベル:Sony Clasical GmbH. (所有CDは、ソニーレコード)
番号:? (所有CDは、SRCR-9659)

Produced by Michel Glotz
Recorded live at the Festsaal der Wiener Hofburg, Vienna, December 21. 1993
Mozart-Sangerknaben モーツァルト少年合唱団
Wiener Symphoniker ウィーン交響楽団
Vjekoslav Sutej ヴジェコスラフ・ステージュ(指揮)

2014年3月 2日 (日)

関連CD Yammy/Yammy (2013年)

祝! 『 Yammy sings Burt Bacharach 』 東京初公演! 関西を拠点に活躍する女性シンガー、Yammy(ヤミー)が2013年にリリースしたアルバムです。

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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関西が拠点のシンガー Yammyさんが毎年12月にやってるバカラックづくしのライブ 『 Yammy sings Burt Bacharach 』 。私は昨年(2013年)大阪で聴いたのですが、まさか東京で聴くことができるとは!! 今週末の3月8日(土)、豊島区南大塚のライブ&ダイニングバー “ALL IN FUN” で行われます。

そこで、『 Yammy sings Burt Bacharach 』 の東京初公演を記念して、バカラック・カヴァーは未収録ですけれどYammyさんの最新アルバムをご紹介いたします!

Yammyさんは福島県出身で、高校時代はコーラス部の部長を務めて全国大会で活躍。大学在学中にL.A.に渡って音楽学校で本格的にヴォイス/ヴォーカルトレーニングを積み、帰国後はバンドのヴォーカル、コーラスチームのメンバー、ソロなど関西を拠点に活動。2008年には自身のレーベル“Love Sound Records”を立ち上げ、2009年に初のフルアルバム 『 B.L.T.~Beautiful Love Tunes~ 』 を、2010年にアルバム 『 colors 』 をリリース。 ~YammyさんのHPより抜粋~

本アルバムは3枚目のフルアルバム。セルフタイトルですし、自信作なんだと思います。クロスオーバーバンド SHOGUN の全面バックアップによるAORサウンド。収録曲全てをYammyさんが作詞していて(T-4. 「 SAKURA FUBUKI 」 のみSAKURAさんとの共作)、T-6.~9.の4曲は作曲も手がけられています。バラードやいかにもAORといった曲、R&Bっぽい曲など、バラエティに富んでいて聴いていて飽きません。私が好きなのは、うきうきするT-2. 「 ランデヴー 」 、心に沁みるワルツのバラードT-3. 「 Letter 」 、元気が出るT-8. 「 夜明けの涙 」 、じーんとくるT-9. 「 君のもとへ 」 。

Yammyさんの歌声は、雄大な滝のように高いところから低いところまで豪快で水しぶきがきらきら輝いてます。それでいて清流のような繊細さもあって、なんか大自然に包まれてるような感じがしますねー。変な例えでスミマセン^^;。

YammyさんのHPは こちら (Live Scheduleに3/8ライブの告知あり)
昨年(2013年)大阪でのライブの感想は こちら


【データ】
『 Yammy 』
Yammy

CD:2013年7月24日リリース
レーベル:SOUND SPLASH / BoundDEE by SSNW
番号:DQC-1101

Produced by 廣瀬紳一 for Love Sound Records
Sound produced by 芳野藤丸 (SHOGUN)
Exective producer : 松本直樹 for SOUND SPLASH

SHOGUN
  芳野藤丸 : Electric Guitar, Acoustic Guitar, (T-1. Background vocals)
  佐倉一樹 : Keyboards
  長岡道夫 : Electric Bass
  岡本郭夫 : Drums
Yammy : Background vocals
曲によりSoprano Sax, Alto Sax, Tenor Sax, Flugelhorn, Trumpet, Trombone, Guitar

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