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2014年4月30日 (水)

ニュー・サウンズ・レア・トラックス (1999年)

吹奏楽のポップス曲集シリーズ 『 ニュー・サウンズ・イン・ブラス 』 のレア音源を集めたアルバムです。バカラック作品を2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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全16トラック中、バカラック作品は2トラック

15. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD (3:01)
16. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE (3:02)


─ ニュー・サウンズ初期のCD化されていない貴重な音源が1枚になったお宝CD ─ (CDの帯より)

“ニュー・サウンズ”とは、吹奏楽のポップス曲集シリーズ 『 ニュー・サウンズ・イン・ブラス 』のこと。和洋のポップスの楽曲を吹奏楽用に編曲して楽譜を出版するとともにその楽譜を演奏したレコードをリリースした曲集シリーズです。

1972年の第1集以来、1976年を除いて毎年出版/リリースされている、吹奏楽界では誰も知らない人はいない超人気のシリーズです。かく言うワタクシあるでおも、中高生時代(1976~1981年)の部活は吹奏楽部でしたから、このシリーズの楽譜には大変お世話になりました。

このシリーズが他の吹奏楽用ポップス編曲譜と一線を画していたのは、何より編曲の素晴らしさでした。当代一流の吹奏楽/ポップスの作編曲家を起用していたからです。本アルバムの編曲者だけを見ても、岩井直溥さん(本シリーズの生みの親・育ての親)、久石譲さん、服部克久さん、東海林修さんなどビッグネームがクレジットされています。

また、レコードのクオリティも高くて、ごく初期を除いて演奏はプロの吹奏楽団として当時日本のトップだった東京佼成ウィンドオーケストラが担当。加えて一流スタジオミュージシャンも要所で起用していましたからね。中高生時代の6年間は、その年にリリースされたLPレコードを毎年買ってました。あ~、懐かしいなぁ。

前置きが長くなりました。このシリーズ初期のCD化されてないレア音源を収めたオムニバス盤が本アルバムです。1975年第4集からのT-2. 「 愛のテーマ 」 (バリー・ホワイト)や1977年第5集からのT-3. 「 ハッスル 」 (ヴァン・マッコイ)は、私も実際に吹きました。ホントに懐かしいなぁ。

んで、バカラック作品はT-15. 「 雨にぬれても 」 とT-16. 「 サン・ホセへの道 」 の2曲。「 雨にぬれても 」 は東海林修さんの編曲で、ビッグバンドと吹奏楽の中間的なアレンジ。原曲のほのぼの感は薄くて、派手で金管バリバリ鳴ってます。「 サン・ホセへの道 」 は服部克久さんの編曲で、こちらは若干派手さを抑えたアレンジ。イントロでティンパニが八分音符を8発叩くのが面白いです。

Nsib_2 この2曲はシリーズ第1集からのセレクト。左の画像がそのLPジャケットなのですが、1972年リリースのこの第1集だけは発売元がCBSソニーでした(第2集以降はず~っと東芝EMI)。演奏はニュー・サウンズ・ウィンド・アンサンブル。実態はスタジオミュージシャンの集まりだそうで、演奏が派手なのも頷けますね。実は第1集には他にも 「 ディス・ガイ 」 「 恋よさようなら 」 という2曲のバカラック作品も収録されていました(編曲はどちらも岩井直溥さん)。残念ながらCD化はされていないようです。 どーせなら本アルバムに収録して欲しかったなー。

…と書いてましたが、なんと第1集が2015年に復刻CD化されました。記事は、こちら 

※ 2015年9月9日追記


【データ】
『 ニュー・サウンズ・レア・トラックス 』

CD:1999/2/3リリース
レーベル:東芝EMI
番号:TOCF-56007

指揮:岩井直溥(いわい なおひろ)
演奏:東京佼成ウィンドオーケストラ
    東京アンサンブル・アカデミー (T-1)
    ニュー・サウンズ・ウィンド・アンサンブル (T-15,16)
編曲:岩井直溥 (T-2,3,10,13,14)、野波光雄 (T-1)、小野崎孝輔 (T-4,5)
    久石譲 (T-6~9,12)、中川賢二 (T-11)、東海林修 (T-15)、服部克久 (T-16)

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