« PURE IMAGINATION/John Pagano (2008年) | トップページ | shoppgirlさん と まったりさん のバカラックコンサート2014 レポ »

2014年4月20日 (日)

ANGEL IN THE DARK/Laura Nyro (2001年)

ローラ・ニーロが2001年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
Img595a Img595b

全16トラック中、バカラック作品は2トラック

7. BE AWARE (3:01)
13. WALK ON BY (2:17)


1966年にデビュー、1997年に卵巣癌のため亡くなった女性シンガー/ソングライター、ローラ・ニーロが生前にレコーディングしていたものをまとめ2001年にリリースしたアルバムです。

今でも油断するとローラ・ニーロとニーノ・ロータを混同してしまいます。それぐらい、全く彼女の事を知りません。所有CDもこの1枚だけですし、しかも輸入盤なので日本語ライナーもありません。アルバムの事はAmazonの解説などからちょいと拝借しました、あしからず。

収録曲のうち、R&Bクラシックスやバカラック作品などのカヴァー8曲が1994年の録音で、自作の8曲が1995年の録音です。別々にアルバムを2枚準備している途中だったらしいのですが、他界したためそれらを集めて一枚の遺作集にしたものだそうです。また、ピアノ弾き語りのものとバンドをバックに歌ったものとが混在しています。こうして書くと寄せ集めのように思ってしまいますが、聴いてみると全体のトーン(ウェットで重心の低い感じ)が統一されていて、すごいなーと唸ってしまいました。

さて、バカラック・カバーは2曲。T-7. 「 ビー・アウェア 」 は、ディオンヌ・ワーウィックが1972年にリリースしたアルバム 『 Dionne 』 にレコーディングしたものがオリジナル。1コーラスの前半が6/8で途中から4/4になり、2コーラスめもそれを繰り返すという変わった構成の曲です。ディオンヌが2012年にアルバム 『 NOW 』 でセルフ・カヴァーしている他は、Dámarisという女性シンガーと、Marcus Simeoneという男性シンガーのカヴァーがiTunesで見つかるぐらいです。ディオンヌのセルフカヴァーや他の二人のカヴァーは全て前半部分を普通に6/8で演奏しているのですが、ローラ・ニーロのカヴァーは前半部分の拍子が6/8じゃないんですよねー。拍子が無いというか…、不思議な感覚。そして心の奥底から感情を吐露しているかのような彼女の深くて美しい歌声。ぐぐっとこの曲の世界に引き込まれます。バックの演奏も素晴らしいです。

今回このアルバムを取り上げたのは、先日のバカラック爺来日コンサートの4/10公演でこの 「 ビー・アウェア 」 を聴けて感激したからなんです。前述したように、ヒット曲でもないし殆どカヴァーされてない曲ですからね。まったりさんのお話では4/16の大阪公演でこの曲やらなかったとのこと。実に貴重な体験でした。

もう1曲はT-13. 「 ウォーク・オン・バイ 」。彼女はこの曲をエレピの弾き語りでカヴァー。ちょっとゆったりめのテンポのR&Bテイストで表現。 「 ビー・アウェア 」 もこの 「 ウォーク・オン・バイ 」 も、彼女独自の解釈でとても新鮮に感じました。


【データ】
『 ANGEL IN THE DARK 』 (邦題:エンジェル・イン・ザ・ダーク ~ ラスト・レコーディング 1994,1995)
Laura Nyro

CD:2001/3/27リリース
レーベル:Rounder Records
番号:11661-3176-2

Producer : Laura Nyro
Executive Producer : Eileen Silver-Lillywhite
Produced for release by Scott Billington & Eileen Silver-Lillywhite

T-7. 「 BE AWARE 」
Production assistance by Peter Gallway
Recorded at the Power Station, New York, Augast 30, 1994
Laura Nyro : vocal and acoustic piano
Jeff Pevar : guitar
Will Lee : bass
Chris Parker : drums
Carol Steele : percussion

T-13. 「 WALK ON BY 」
Recorded at Gallway Bay Music, March, 1994
Laura Nyro : vocal and electric piano

« PURE IMAGINATION/John Pagano (2008年) | トップページ | shoppgirlさん と まったりさん のバカラックコンサート2014 レポ »

バカラックの曲がちょっと入ったアルバム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/591595/59491358

この記事へのトラックバック一覧です: ANGEL IN THE DARK/Laura Nyro (2001年):

« PURE IMAGINATION/John Pagano (2008年) | トップページ | shoppgirlさん と まったりさん のバカラックコンサート2014 レポ »

★ リンク ★

  • くう・ねる・時々・じゃず
    とても凛としていて、でも柔らかい歌声が魅力のジャズ・シンガー、三善香里さんの公式ブログです。
  • My Willful Diary
    shoppgirlさんが、「心に留めておきたい音楽とあれこれ」をたおやかな言葉で綴っていらっしゃる、素敵なブログです
  • バカラックマジックでまったりと
    バカラックさんをこよなく愛するまったりさんのブログです。バカラックファンとして大先輩でブログの師匠さんでもあります。
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

最近のトラックバック