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2014年4月16日 (水)

PURE IMAGINATION/John Pagano (2008年)

米国の男性シンガー、ジョン・パガーノが2008年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを3曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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全12トラック中、バカラック作品は3トラック

4. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU (3:44)
7. ANY DAY NOW (4:25)
9. WIVES AND LOVERS (5:30)


ちょうど来日公演中のバート・バカラックとバンド&シンガーズ御一行様。14日までの東京公演を終え、今頃は今日(16日)の大阪公演に備えてホテルの部屋で休んでいるころでしょうか? このジャケット写真の男性も…。バカラック・ファンならもうピンときたと思います。三人いるシンガーズの一人、ジョン・パガーノです。

ジョンがいつからバカラック・シンガーズのメンバーになったのかはよくわかりませんが、1997年のバカラック来日公演時にはドナ・テイラーと同様すでにシンガーズのメンバーでしたから、最低でも17年はバカラックとともにツアーを回っていることになります。

本作は、そのジョン・パガーノが2008年にリリースしたスタンダード・ナンバーのカヴァー・アルバムです。ジョンは1992年にセルフ・タイトルのアルバムをリリースしていて、本作はセカンド・アルバムになるようです。

拙ブログを覗きに来るような方にとって、目玉はやっぱりバカラック・カヴァーの3曲でしょう。しかもT-4. 「 ディス・ガイ 」 とT-7. 「 エニィ・デイ・ナウ 」 は、バカラックによるプロデュース&アレンジのもと、バカラック自身もピアノを弾き、バックは2008年時点のバカラック・バンド&シンガーズが務め、更にストリングスも加わった豪華な布陣。そしてそのサウンドは…。バカラックのライヴではいつもジョンがこの2曲を歌っている(今回の来日コンサートでもそうでした)のですが、まさにそのスタジオ録音ヴァージョンでございます。まぁ、よく考えたらいつもライヴで演奏してるメンバーですからね~(^^)。

残るバカラック・カヴァーの1曲はT-9. 「 素晴らしき恋人たち 」 なんですが、こちらはジョン自身がプロデュースしていて、バックにもバカラック・バンドの皆さんは一人も居ません。イントロこそバカラックのパクリか?というアレンジですが、本編に入るとゆったりしたボッサのリズムに変わります。これが実に心地良くて、ジョンはギターも爪弾いて歌声も甘くいい感じ。この曲でこのアレンジはなかなか新鮮です。やるな、ジョン!

ジョンはフランク・シナトラがお好きなようで、他の収録曲の大半はシナトラが歌ったコール・ポーターやサミー・カーン&ジミー・ヴァンヒューゼンの曲が占めています。プロデュースはジョン自身またはHank Sanicola。40人のフル・オーケストラをバックに、ジョンはシナトラっぽく歌っています。因みに、アルバムタイトル曲のT-12. 「 PURE IMAGINATION 」 は1971年の映画 『 夢のチョコレート工場 』 のテーマ曲です。

オマケとして、アルバムジャケットの内側に載ってたジョンからバカラックへの“感謝の辞”を貼りつけておきます。英語じゃわかんないって? それではいつものように下手くそな意訳で雰囲気だけでも感じてください^^;。CDレーベル面の画像もついでに置いておきます。

─ Burt あなたは、自分だけでは絶対実現しなかったであろうやり方で私を連れ出して世界を見せてくれました。あなたは直接或いは手本を示して、私にお金では買えない貴重な音楽のレッスンをしてくれました。あなたがこのプロジェクトへ貢献してくださったことを、大変名誉に思います。私が最も大事にしているのは、常にあなたと私が共有する友好です。私はとてもとても感謝しています。愛と感謝をこめて。 John ─

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ジョンさん、今日(16日)の大阪公演と18日の京都公演、頑張って下さいね~!

ご参考:ジョン・パガーノのウェブサイト


【データ】
『 PURE IMAGINATION 』
John Pagano

CD:2008/5/15リリース
レーベル:JonVin Music
番号:JonVin Records 001

T-4. and 7.
Produced and arranged by Burt Bacharach
String arrangement by Burt Bacharach & Rob Shrock (T-4のみ)
Vocals : John Pagano
Piano : Burt Bacharach
Background Vocals : Donna Taylor & Josie James
Bass : David Coy
Drums : David Crigger
Trumpet & Trumpet Solo : Tom Ehlen
Keyboard : Rob Shrock
Concert master : Assa Drori

T-9.
Produced by John Pagano
Arranged by Joe Carrier
Vocals : John Pagano
Piano : Tom Ranier
Bass : Chuck Berghofer
Drums : Vinny Pagano
Guitar : John Pagano
Concert master : Kevin Connolly

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