elena/Maggie Reilly (1996年)
マギー・ライリーが1996年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!
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全16トラック中、バカラック作品は2トラック1曲
1. WALK ON BY (3:58)
15. WALK ON BY (jpo & beam radio mix) (3:57)
※T-14.~16. は日本盤向けボーナス・トラック (T-1,2,6の別ミックス)
スコットランド出身の歌姫、マギー・ライリーが1996年にリリースしたアルバムです。
彼女は1956年生まれでグラスゴー出身で、1970年代前半よりいくつかのバンドのリード・ヴォーカルやセッション・シンガーとして活動。1980年代はマイク・オールドフィールドと約5年間活動を共にしたり、ジョー・コッカーやジョージ・ハリスンなど様々なトップ・アーティストのアルバムにゲスト参加するなど活躍の場を広げます。ソロとして1991年に初めてアルバムをリリースし、本作が3枚目のアルバムということです。(以上、日本語解説他より要約)
ジャケットは表にも裏にも彼女のお姿がありませんでしたので、ジャケット内側にあった彼女の写真を左に貼っておきます。この写真でもお顔ははっきりわかりませんが、なぁんか神秘的な雰囲気を持つ方ですねぇ。
彼女の歌声は、ブリリアントでいながらちょっぴり哀愁を漂わせていて、実に魅力的です。本作はオリジナル曲(T-4.~13.)が主体で、それらオリジナル曲は(写真のお姿からはイメージできませんが)真っ当なポップといえるものです。
ところが、バカラック・カヴァーのT-1. 「 ウォーク・オン・バイ 」 は肌触りが他の曲と異なっています。アンビエントなシンセ・ストリングスに細かいリズム、独特な動きをするシンセ・ベース…。特に、バック・コーラスが”プリーズ・ドント・ストップ”と反復する間奏部/エンディングのコード進行は強く印象に残ります。これなら写真のお姿のイメージに合ってます。
ボーナス・トラックのT-15. 「 ウォーク・オン・バイ 」 は、別ミックスバージョンなのですが、サビの部分の歌声を編集で何度も繰り返して、ハウス/テクノのサウンドでまとめたもの…。個人的には駄作と思います。T-1. だけで私には十分でした!
【データ】
『 elena 』 (邦題:エレーナ)
Maggie Reilly
CD:1996年春リリース (所有CDは、1998/3/25リリースの日本盤)
レーベル:EMI (所有CDは、東芝EMI)
番号:? (所有CDは、TOCP-50480)
Produced by Nick Patrick
T-1. 「 WALK ON BY 」
arranged by maggie reilly & peter john vettese
vocals: maggie reilly
backing vocals: maggie reilly and peter john vettese
keyboards, bass and drums: peter john vettese
guitars: alan darby
wah, wah guitar: mark 'tuffty' evans
percussion: fergus durrant
trumpet solo: jason creasy
Recorded at The Shed and Air Lyndhurst Studios, London
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