plays Burt Bacharach/WeiWei Wuu (2004年)
二胡奏者、ウェイウェイ・ウーが奏でるバカラック・カヴァー集です。
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1. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
2. ALFIE.
3. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
4. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN ─ 対愛説再見
5. WIVES AND LOVERS
6. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
7. THE LOOK OF LOVE ─ 愛之影
8. WHAT'S NEW PUSSYCAT?
9. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
10. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)
収録時間約41分
上海出身の二胡(中国語:アルフー、èrhú)奏者、ウェイウェイ・ウーが2004年にリリースしたバカラック・カヴァーアルバムです。
ウェイウェイ・ウーは1991年に来日し、2002年にファースト・アルバムをリリース。以降、様々なジャンルのミュージシャンとコラボレーションしておられる、現代二胡のパイオニア的存在なんだそう。(彼女の公式HPより)
彼女3枚目となる本アルバム、セレクトしたのはバカラックの有名曲ばかり10曲。帯のキャッチコピーにはこう書いてあります。 ─ その時 「 カフェミュージック 」 は 「 飲茶音楽 」 になりました。 (略) 20世紀が生んだ巨匠、バート・バカラックのロマンティックなメロディーを二胡で奏でる、極上の 「 和み 」 をどうぞ。 ─
おしゃれなカフェで流すBGM狙いなのかな…。でも、ライナーに彼女が寄せている文章を読むと、ただのBGMではなさそうです。 ─ (略) バカラックのメロディーには、いろいろリズム、コード、そして転調やクレシェントによって、聴いている人を、まるで恋してるときのようにときめかせてくれます。このアルバムで私は2曲、中国語の歌詞を付けて歌いました。「 THE LOOK OF LOVE 」(愛之影) のレコーディングの際、私がイメージしたのは、恋人たちが、部屋の明かりを落として SWEET MELODIES を聴いて愛を誓う…。決して色褪せないセピア色のメロディー。 あの時代に輝いていた20世紀の 「 ミスター・ロマンティック 」 の作品を奏でることで、今の時代に生きる私から再び、愛を伝えられたらいいなと思うのです。 ─
特徴的な二胡の音色がアルバム全体のトーンを決めてはいますが、個々の曲は様々な表情を見せてくれます。T-3. 「 サン・ホセへの道 」 は軽快でちょっとひょうきんなアレンジ。T-5. 「 素晴らしき恋人たち 」 はコンテンポラリーなジャズ。T-8. 「 何かいいことないか子猫チャン 」 はオリジナルに勝るとも劣らないコミカルさ。もともとこの曲はポルタメント(ある音から別の音に移る際に滑らかに徐々に音程を変えながら移る演奏技法)を多用していますからね~、二胡はまさにうってつけ! T-9. 「 雨にぬれても 」 は一転、中国風のアレンジ。
そして、私の一番印象に残った曲はT-7. 「 恋の面影 」 。リズムなしでピアノとチェロと二胡によるしっとりした演奏に、ウェイウェイ・ウーの歌がいい感じ。前述したように中国語詞で歌っているのですが、これが全く違和感ないんですよ(^^)。…逆に、T-10. 「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」 のメロディーを二胡が奏でるのには違和感を感じました。何故だかわからないのですが…^^;。
【データ】
『 plays Burt Bacharach 』
Wei Wei Wuu
CD:2004/10/20リリース
レーベル:ワーナー・ミュージック・ジャパン
番号:WPCL-10131
編曲: 武部聡志 (T-1,10)、中西俊博 (T-2,3,5,8)、宮川 弾 (T-4,6,7,9)
中国語詞: ウェイウェイ・ウー(T-4,7)
All erhu and vocal: WeiWei Wuu
T-1,10.
Keyboards: Satoshi Takebe
Bass: Hitoshi Watanabe
Symthesizer programmer: Masahumi Yamanaka
T-2,3,5,8.
Voice: Athena Brooks & WeiWei Wuu (T-5)
All instruments: Toshiniro Nakanishi
T-4,6,9.
Violin: Gen Ittetsu (T-6)
Cello: Kaori Morita
Other instruments: Dan Miyakawa
T-7.
Piano: Dan Miyakawa
Cello: Masahiro Tanaka
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