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2014年8月13日 (水)

HEADED FOR THE FUTURE/Neil Diamond (1986年)

ニール・ダイアモンドが1986年にリリースしたアルバムです。バカラックの新曲(ニール・ダイアモンド、C・B・セイガーとの共作)を2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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全10トラック中、バカラック作品は2トラック

3. I'LL SEE YOU ON THE RADIO (LAURA) (3:48)
9. ME BESIDE YOU (3:54)


米国のシンガー、ニール・ダイアモンドが1986年にリリースしたアルバムです。1982年リリースの 『 HEARTLIGHT 』 、1984年リリースの 『 PRIMITIVE 』 に続く、バカラック参加アルバム3部作の第3弾でもあります。

クレジットをみて驚きました。プロデューサー陣のなんとまぁ豪華なこと! セルフ・プロデュースは2曲のみで、他はデヴィッド・フォスター(2曲)、スティービー・ワンダー(1曲)、モーリス・ホワイト&グレッグ・フィリンゲインズ(3曲)等が名を連ねています。作家陣に目を移すと、デヴィッド・フォスター(1曲)、スティービー・ワンダー(1曲)、モーリス・ホワイト(1曲)に加えて、ブライアン・アダムス(1曲)やボビー・コールドウェル(2曲)の名前も有り、こちらもビッグ・ネームがずらり。ちょろっとシンセを弾いてるのがハービー・ハンコックだったり、バックもスゴイ。アルバム全体の印象は、打ち込みを多用したポップといったところですが、これだけ大勢のプロデューサーが絡んでいますので、散漫なところは否めません。この時期はこういうアルバム、多かったですからねー。

そんな本アルバムの中で、2曲が Words and Music by Neil Diamond, Burt Bacharach and Carole Bayer Sager とクレジットされているバカラックの新曲で、アレンジはバカラック自身、プロデュースもバカラック&セイガーです。どちらもスローなバラード。T-3. 「 I'LL SEE YOU ON THE RADIO (LAURA) 」 は♩≒86くらいの4拍子。メロディラインはバカラックの香りがしますし、ダイアモンドもしっとり歌っていてアレンジもバカラックらしいなと思うのですが、淡々と流れて盛り上がらずに曲が終わってしまいます。T-9. 「 ME BESIDE YOU 」 は更に遅い♩≒72くらいの4拍子。この曲では変拍子も入っていてあぁバカラックだと感じましたが、メロディラインはT-3. ほどのバカラックっぽくはないかな。こちらも淡々とすすんで盛り上がらずに曲が終わるんですよね~。

同じスローな曲でも、デヴィッド・フォスターがプロデュースしたT-2. や、モーリス・ホワイト&グレッグ・フィリンゲインズがプロデュースしたT-10. は、流石に盛り上げています。好みは別にして、聴く側としては印象に残ります。

80年代中盤のバカラックは、(一部ヒットもあったものの)職業作曲家&プロデューサーとしてはなかなか難しかったんだろうなぁ…と実感したアルバムでした。ジャケット写真は前作よりマシだと思いますが(笑)。


【データ】
『 HEADED FOR THE FUTURE 』
Neil Diamond

LP:1986年リリース (所有CDはSONY表記がなく、SONYによるCOLUMBIA買収<1988年>以前のリリースとみられる輸入盤)
レーベル:COLUMBIA (所有CDも同じ)
番号:? (所有CDは、CK 40368)

T-3. 「 I'LL SEE YOU ON THE RADIO (LAURA) 」 、T-9. 「 ME BESIDE YOU 」
  Produced by Burt Bacharach and Carole Bayer Sager
  Arranged by Burt Bacharach
  Drums: Carls Vega
  Guitar: Dann Huff
  Bass: Neil Stubenhaus
  Keyboards: Randy Kerber
  Percussion: Paulinho da Costa
  Synthesizer: Burt Bacharach
  Background Vocals: Julia Tillman Waters,  Maxine Willard Waters, Stephanie Spruill
(T-3.)
   Sax: David Boruff
   Synthesizer: Robbie Buchanan
   Emulator Programmer: Todd Cochran
(T-9.)
   Synthesizer: David Foster
   Background Vocals: David Lasley

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