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2014年8月20日 (水)

SLIGHTLY LATIN/Roland Kirk (1966年)

米国のジャズ・ミュージシャン、ラサーン・ローランド・カークが1966年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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全9トラック中、バカラック作品は1トラック

1. WALK ON BY (2:32)


米国の盲目のジャズ・ミュージシャン、ラサーン・ローランド・カークが1966年にリリースしたアルバムです。

ローランドはマルチ・ホーンを操る、ユニークなミュージシャン。何種類もの楽器を演奏出来ただけでなく、複数の管楽器(サックスやトランペットなど)を首に巻きつけさらにはフルートや謎の電子楽器を吊るし、取っ替えひっ替え更には同時に2本吹くという超絶技巧の持ち主でした。本アルバムのライナーによると、 ─ いつもより大型の編成でレコーディングに臨んだローランドは、何曲かでバッキング・ヴォーカルを採用すると共に、スタジオの優れた音響バランスとナイト・クラブのくつろいだ雰囲気をドッキングさせる意味で、スタジオ・ライヴの方式も取り入れている。 ─  確かに臨場感に溢れるアルバムです!

バカラック・カヴァーは、T-1. 「 ウォーク・オン・バイ 」 。イントロ(=アルバムの初っ端)から他の奏者も含めてブイブイ吹きまくり、ローランド本人は奇声もあげてAメロに突入! この曲では、ローランドはバリトン・サックスとテナー・サックスをメインに吹いているようですが、他にも掛け声を掛け手拍子をして盛り上げています。曲の尺は2分半と短いですが、熱い演奏です!

81xq03rfm8l_sl1500_51fg4a9dtcl71yc3jzcael_sl1500_ここからはオマケです。MP3でしか所有していないローランドのバカラック・カヴァーをご紹介。

1967年リリースの 『 NEW PLEASE DON'T YOU CRY BEAYTIFUL EDITH 』 <左> から 「 アルフィー 」 (2:55)。ピアノ・トリオをバックに、おとなしめにテナーでメロディを吹くローランド。ハードな演奏しかしないのかしらん?と思っていましたが、そうでもないんですね~。最後はアルト(?)との2本吹きで“らしさ”を見せていますが。

1969年リリースの 『 VOLUNTEERED SLAVERY 』 <中> から 「 小さな願い 」 (8:00)。ローランドのバカラック・カヴァーで最も有名なのはこの曲でしょう。演奏が始まるまでの45秒間、ローランドは怪しげな電子楽器を鳴らしながら何かを叫んで演奏するメンバーを鼓舞。演奏が始まるやイントロからハードでソウルフルな熱いノリノリの演奏は、スゴイの一言! 別の演奏ですが、YouTubeでもこの曲のライヴ映像を観ることが出来ます。未見の方は是非!

1973年リリースの 『 BRIGHT MOMENTS 』 <右> から 「 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン 」 (9:41)。このアルバムはライヴ盤なんですが、この曲は10分弱! 1分間の長いイントロのあと、1コーラスめはローランドがメロディを吹きます。2コーラスめはローランドがアドリヴを披露。3コーラスめ以降はピアノ、ドラムス、さらにローランドがアドリヴを重ねていき、最後にまたローランドがメロディを吹いて…。こちらも熱くハードな演奏でございます。

暑い時期には熱い音楽を聴いて吹き飛ばせ!   ということで今回ご紹介させていただきました~。自分は暑さに負けて一週間ブログをサボったんですけどね(笑)。


【データ】
『 SLIGHTLY LATIN 』 (邦題:スライトリー・ラテン)
Roland Kirk

LP:1966年リリース (所有CDは、1997年12月21日リリースの日本盤)
レーベル:LIMELIGHT (所有CDは、PolyGram)
番号:? (所有CDは、PHCE-3094)

Produced by Hal Mooney
Arranged by Roland Kirk + Garnett Brown
Corus Arrangement: Coleridge Perkinson
Roland Kirk and his Orchestra
  Roland Kirk: ts, stritch, manzello, bs, fl, piccolo, chanter
  Virgil Jones: tp
  Martin Banks: flh
  Garnett Brown: tb
  Horance Parlan: p, celeste
  Eddie Mathias: b
  Sonny Brown: ds
  Montego Joe: cga
  Manuel Ramos: perc
Capitol Studios, NYC / November 16,17 1965

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