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2014年10月

2014年10月29日 (水)

THE LOOK OF LOVE/Pamela Williams (2007年)

米国の女性ジャズサックス奏者、パメラ・ウィリアムズによるインスト・バカラック・カヴァー集です。

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外ではうまくいきませんが^^;)
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1. THE LOOK OF LOVE
2. YOU'LL NEVER GET TO HEAVEN (IF YOU BREAK MY HEART)
3. ALFIE
4. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
5. ANYONE WHO HAD A HEART
6. I SAY A LITTLE PRAYER
7. WALK ON BY
8. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
9. DON'T MAKE ME OVER
10. A HOUSE IS NOT A HOME

収録時間約47分


米国の女性ジャズサックス奏者、パメラ・ウィリアムズによるインスト・バカラック・カヴァー集です。

パメラ・ウィリアムズをウィキったところ、スムーズジャズ・サックス奏者なる肩書きが最初に書いてあり、他にソングライター、プロデューサー、画家(!)とありました。1996年にパティ・ラベルのバック・バンドの一員となり、以後プリンスやベビーフェイスあたりでもバックを務めたようです。1996年にデビュー・アルバムをリリース、本作が8枚目となるようです。

本アルバムの副タイトルは、 “ Celebrating The Music Of Dionne Warwick, Burt Bacharach & Hal David ”。CDケースのディスクが収まるところに、パメラ自身の手になるライナーノーツがありました。ちょっと長いので躊躇しましたが、彼女の想いを確認したくて読んでみました。

Img_1130a_2─ このプロジェクトは、長い時間かかってできたものなの。私はずっとバート•バカラックやディオンヌワーウィックの大ファンだった。私は約10年間、このコレクションをやりたいと思い続けてきたの。多くの偉大な曲がありすぎてカヴァーする曲を絞り込むのは簡単じゃなかったわ。これらは私のお気に入りのほんの一部よ。この時代を超越したコレクションは、そんな深遠な方法で私や多くの人々に触れてきたものなの。アーティスト/プロデューサー/アレンジャーとして、私は天才バート•バカラックに対する尊敬以上のものを感じてきたの。これらの曲は一見単純に見えるけど、単純ではないわ。バート•バカラックの音楽の美しさと独創性は、シンプルな中にある複雑さね。新たな方法でこれらの曲をリメイクする方向性を見出すことは私にとって大きなチャレンジだったわ。これまでの曲と同じくらい魅惑的じゃなきゃいけないし。私自身、それらの曲を聴いて幸せになったり素敵だなぁと感じてきたんだもん。自分なりの解釈でその想いを達成できたと、私は感じているわ。 ─

意気込みは感じますね~。(尚、ライナーの後半部はミュージシャンやスタッフや家族への感謝の言葉で埋められていたので、割愛しました)

さて、収録曲は全てバカラック&デイヴィッドの定番曲ばかり。パメラ(サックス/キーボード/ドラムスプログラミング)とマイケル・シムズ(ギター)の二人を基本として、曲によりピアノ、アコギ、ローズ・ピアノ、トランペットなどが加わります。T-7. 「 ウォーク・オン・バイ 」 だけは女性リードボーカル付き。

スムースジャズというというのがどんな音楽なのかイマイチ分からないのですが、全体的にはアーバン・ソウル風のイージーリスニングといった印象でしょうか(こう書いてもイマイチ分かりませんね^^;)。ところどころ中南米っぽいリズムも使っていて、気軽に聴けます。しかし、T-5. 「 恋するハート 」 と T-10. 「 ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 の2曲だけは別。 どちらもルーサー・ヴァンドロスのヴァージョンをほぼ忠実にカヴァーしていて、パメラのテナー・サックスも力の入り方が全然違います。軽いノリではなく、じっくりと聴かせる曲になっています。この2曲は2005年に亡くなったルーサーへのトリビュートなんでしょうね~。ライナーにはそんなこと一言も書いてなかったのに。見落としたかな?


【データ】
『 THE LOOK OF LOVE ~ Celebrating The Music Of Dionne Warwick, Burt Bacharach & Hal David ~
Pamela Williams

CD:2007/6/26リリース
レーベル:Shanachie
番号:5154

Produced and arranged by Pamela Williams except:
T-3,9. produced by Linny Nance & David Mann
Recorded and engineered by Pamela Williams at Saxtress Studio, Atlanta GA
Pamela Williams - soprano/alto/tenor saxophone, Yamaha WX5 wind synthesizer, keyboards, drum programming, background vocals
Michael Sims - guitar
McKinley Rayland Ⅱ - acoustic guitar
Steve "Left-Hand" Lewis - guitar
Melvin Jones - trumpet
Leon Bisquera - Rhodes keyboard
David Mann - keyboards
Linny Nance - piano, keyboards, drum programming
Precious Iglesias - lead vocal (T-7.)

2014年10月26日 (日)

パリのランデブー/サーカス (1995年)

コーラスグループのサーカスが1995年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外ではうまくいきませんが^^;)
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全12トラック中、バカラック作品は1トラック

5. I SAY A LITTLE PRAYER (4:25)


コーラスグループのサーカスが1995年にリリースしたアルバムです。

サーカスは1978年にでデビューした男女2人ずつ計4人のコーラスグループ。なんと言っても一番有名な曲は1978年の 「 Mr. サマータイム 」 ですが、私にとって一番印象深いのは1979年の 「 アメリカン・フィーリング 」 。その年(高1でした)の秋に校内クラス対抗合唱コンクールで歌ったんです。コーラス・パートを耳コピして楽譜におこすべく、クラスの友人とカセット・テープを何度も巻き戻して聴いたもんです。それだけ聴きゃあ忘れませんょ。あれからもう35年も経つんだぁ~。

さて、本アルバムはサーカス初のパリ録音盤だとか。バックは打ち込みによるリズム隊/シンセ・ストリングスに、曲によってフルート、サックス、ギター、ダブルベースが加わります。4人のコーラスワークが前面に出る曲もあれば、1人がリードヴォーカルで他3人がバック・コーラスという曲もあります。

収録曲のうち5曲は洋楽カヴァーで、T-4. 「 シェルブールの雨傘 」 、T-7. 「 パリの恋人たち 」 はなるほどパリといった趣。しかし、T-6. 「 ラスト・クリスマス 」 は英国だし、T-11. 「 雨音はショパンの調べ 」 は伊太利亜。そして、バカラック・カヴァーのT-5. 「 小さな願い 」 は米国でしょ…全然パリじゃないじゃん! (ま、どーでもいいですが)

その 「 小さな願い 」 ですが、女性1人のリード+3人のバック・コーラスが基本で、サビの部分だけ4人でコーラス。イントロなどディオンヌ版を下敷きにしているようで変拍子もちゃんとやってくれていますが、打ち込みが耳障りでせっかくの歌やコーラスが窮屈に感じられます。コーラスのアレンジ自体はまぁまぁといったところでしょうか。う~ん、ちょっと残念でした(>_<)。

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この画像はジャケット内側の真ん中ページと帯を一部重ねてスキャンしたものです。写真はパリで撮ったものでしょう。この時点のメンバーは、叶正子、原順子、叶高(たかし)、叶央介(おうすけ)。叶姓の3人は姉弟で、原順子と叶央介は夫婦。一体どのペアが夫婦なんだろう?^^;


【データ】
『 パリのランデブー 』
サーカス

CD:1995/9/25リリース
レーベル:Mercury
番号:PHCL-5022

Produced by Takashi "GITANE" Yoshinaga
Co-produced by Kenji "Y's Master" Ikeda
Mixed and recorded by Thierry Rogen and Jean-Phillip Bonichion at Studio Mege, Paris.
Basic tracks recorded by Katsushi Hatakeyama at Art Plaza 1000, Tokyo.
All songs arranged and programmed by Kenji Ikeda (一部曲は異なる)

2014年10月19日 (日)

JUST A LITTLE LOVIN'/Shelby Lynne (2008年)

米国の歌手、シェルビー・リンが2008年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PCじゃないとうまくいきませんが^^;)
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全10トラック中、バカラック作品は2トラック

2. ANYONE WHO HAD A HEART (3:33)
5. THE LOOK OF LOVE (3:20)


米国のカントリー系歌手/ソングライターのシェルビー・リンが2008年にリリースした、ダスティ・スプリングフィールドのトリビュートアルバムです。

シェルビーは1968年生まれ。1989年にデビュー・アルバムをリリースして、本アルバムが10作目のオリジナル・アルバムだそうです。収録曲は、T-9. だけがシェルビー自作曲で、他はダスティ・スプリングフィールドが歌った曲。プロデュースはフィル・ラーモン、録音とミックスはアル・シュミットと、どちらも大御所! バックはキーボード、ドラムス、Eベース、アコースティック・ギター。全体的に音数が少ない大人な雰囲気のサウンド。落ち着いているけれど、暗くはなくてクリアで澄んだ空気感を醸し出しています。カントリーっぽさは感じません。シェルビーの歌声は張りと艶があり、微妙なビブラートに特徴があります。歌、上手いです。

バカラック・カヴァーは、T-2.「 恋するハート 」と、T-5.「 恋のおもかげ 」の2曲。「 恋するハート 」は、ディオンヌが1963年に歌ったのがオリジナルで、ダスティは翌1964年にカヴァーしています。歌い出しの音は、ディオンヌは"E"、ダスティが"D"、シェルビーが"B"と、少しずつキーが低くなってます。シンプルでジャジーなサウンドをバックに、シェルビーは静かに情感込めて歌っています。カッコイイです。

「 恋のおもかげ 」はダスティが1967年の映画『 カジノ・ロワイヤル 』の劇中歌として歌ったものがオリジナル。歌い出しの音は、ダスティの"A♭"に対してシェルビーは全三度低い"E"で、テンポもダスティの♩≒100に対して♩≒88とゆったり。「 恋するハート 」と同様、落ち着いたジャジーなサウンドとシェルビーの憂いを含んだ歌唱が素敵です。

他の曲では、ダスティの代表曲といえるT-3.「 この胸のときめきを 」とT-4.「 二人だけのデート 」のカヴァーが秀逸です。特に「 二人だけのデート 」は、ダスティやベイ・シティ・ローラーズのヴァージョンとはかなり異なり、ゆったりとしたテンポでボサノヴァっぽいギターの刻みが新鮮です。リラックスして歌うシェルビーの歌声も心地良いです。

本アルバムは、全米アルバムチャートで41位となり、シェルビーのアルバムの中では最もヒットしたんだそう。それも納得の出来だと思いました。


【データ】
『 JUST A LITTLE LOVIN' ~ INSPIRED BY DUSTY SPRINGFIELD ~
Shelby Lynne

CD:2008/1/29リリース (所有CDは、2008/2/5リリースのEU盤)
レーベル:LOST HIGHWAY/UMG (所有CDは同じ)
番号:B0009789-02 (所有CDは、0602517448254)

Produced by Phil Ramone
Recorded and Mixed by Al Schmitt
Musicians:
Rob Mathes - Keyboards
Gregg Field - Drums
Kevin Axt - Electric and Upright Bass
Dean Parks - Guitars

 

 

2014年10月15日 (水)

SEASONS OF MY SOUL/Rumer (2010年)

英国の女性シンガーソングライター、ルーマーが2010年にリリースしたデビューアルバムです。ボーナス・トラックとしてバカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PCじゃないと上手くいきませんが^^;)
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全14トラック中、バカラック作品は1トラック
※ 尚、T-12~13はUS盤と日本盤向けボーナス・トラック
  T-14は日本盤のみのボーナス・トラック

12. ALFIE (2:53)


英国の女性シンガーソングライター、ルーマーが2010年にリリースしたデビューアルバムです。

ルーマーは、父親の仕事の関係で1979年にパキスタンで生まれ、以後世界を転々として5~6歳のころ英国に帰国。長い下積みを経て2010年にアトランティックと契約、遅咲きのメジャー・デビューを飾ります。

アルバムは自作曲が中心ですが、映画の主題歌らしいデヴィッド・ゲイツのT-11. 「 グッバイ・ガール 」 とバカラックのT-12. 「 アルフィー 」 のカヴァーが収録されています。因みに、T-12~14. の3曲がボーナス・トラックで、T-14. は日本盤のみです。

彼女の声について、英国のメディアはカレン・カーペンターやキャロル・キングを引き合いに出して絶賛したそうです。聴いてみますと、カレンとはちょっと違うかなぁと感じました。キャロル・キングとか、意外や前回記事の伊東ゆかりの方が近いと思います。アルトとメゾ・ソプラノの中間くらいで、ソフトで薄いヴェールが掛かったような声です。

アルバムは全体的にスローで落ち着いた大人の楽曲が多いです。ルーマーの声質を活かす方向でしょうか、サウンドもふわっとした感じに仕上がっています。特にT-2~5. あたりはスローでもタイプの違う楽曲で、ソングライターとしての資質もなかなかと思います。

んで、T-12. 「 アルフィー 」 ですが、ピアノ、ベース、ギター、ヴィブラフォン、トランペットによる演奏をバックに、凝ったアレンジはせずにじっくりゆったりと歌っています。私は全く女性にモテませんが、年上の女性からやさしく諭されてる“モテ男のアルフィー”になったような錯覚に陥りました(笑)。

ルーマーの評判はバカラックの耳にも入ったとかで、ライナーによるとバカラックは ─ 無駄な装飾やディーヴァ・トリックを使わずに素直に歌うのは素晴らしい。ルーマーは、聴く人に何かを届けられるシンガーだ。 ─ と褒めたそうです。そして、バカラックは、 『 ルーマー・シングス・アット・クリスマス 』 という企画でルーマーに大きなチャンスを与えました。その企画で、バカラックはルーマーに 「 SOME LOVERS (サム・ラヴァーズ) 」 という歌を提供していて、2013年にリリースされた6枚組のコンピCD 『 Burt Bacharach: Anyone Who Had A Heart: The Art Of The Songwriter 』 のDISC4 / T-19. (2:33) に収録されています。

ジャケット写真だとお顔がよくわからないので、ジャケットの中の写真と帯を載せておきます。
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【データ】
『 SEASONS OF MY SOUL 』
Rumer

CD:2010/11/1リリース (所有CDは、2011/3/9リリースの日本盤)
レーベル:ATLANTIC (所有CDは、ATLANTIC / ワーナーミュージック・ジャパン)
番号:5052498257522 (所有CDは、WPCR-13994)

Produced by Steve Brown
All Vocals and Backing Vocals: Rumer
T-12. 「 ALFIE 」 はボーナス・トラックのためクレジット無し

2014年10月12日 (日)

ルック・オブ・ラヴ/伊東ゆかり (2014年)

伊東ゆかりが1968年と1969年に録音した洋楽ポップスを集めた編集盤です。バカラック・カヴァーを2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外はうまくいきませんが^^;)
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全12トラック中、バカラック作品は2トラック

2. THIS GIRL'S IN LOVE WITH YOU (3:51)
3. THE LOOK OF LOVE (3:08)


Img758c伊東ゆかりが1968年と1969年に録音した洋楽ポップス/ロックの曲を集めた、2014年リリースの編集盤です。

伊東ゆかりといえば、拙ブログでも以前、“ 伊東ゆかりとグリーン・ジンジャー ” 名義のアルバム 『 ラヴ 』 を紹介しています。『 ラヴ 』 は1971年リリースの洋楽カヴァー・アルバムでしたが、本アルバムはそれより2~3年前にリリースされた以下2枚のアルバムからコンパイルされたものとのことです。

T-1~6. 『 ゆかりダブルデラックス 』 キング・レコード/SKW-3~4、1969年
T-7~12. 『 ゆかりデラックス 』 キング・レコード/SKD-3、1968年

編曲は東海林 修。アルバム 『 ラヴ 』 と同じです。演奏は 『 ラヴ 』 がバンド+コーラスなのに対し、こちらはバンド+オケ。特に1969年録音のT-1~6.は、1968年のT-7~12.よりも全体的にソフトなサウンドで、選曲といい今聴いても古臭くない編曲といい、上質なポップスです。CDの帯に“ソフト・ロック”と書いてあるのも頷けます。60年代に流行った洋楽“カヴァー・ポップス”ではなく、堂々たる”洋楽ポップスのカヴァー”だと思います。

バカラック・カヴァーは、T-2. 「 ディス・ガール 」 と、アルバム・タイトルにもなっている T-3. 「 ルック・オブ・ラヴ(恋のおもかげ) 」 。映画 『 明日に向って撃て 』 の 「 雨にぬれても 」 がヒットして日本でバカラック・ブームが興るのは1970年ですから、1969年に取り上げたそのセンスにまず拍手。

「 ディス・ガール 」 は、オリジナルのハーブ・アルパートではなくペトゥラ・クラークあたりを下敷きにしてる感じ。ゆかりさんの英語は発音に変なクセがなくて違和感なくすぅ~っと耳に入ってきます。歌心がある歌手だなぁと改めて思いました。アレンジも、誰の真似でもないストリングスやフルートのオブリガートがとっても素敵です。「 ルック・オブ・ラヴ 」 も、イントロのトランペットのフレーズからして新鮮で、本編に入るとこれまた素敵なストリングスのオブリガート…。ゆかりさんも感情を込めて歌っています。決して大仰にならず軽くふわっと歌うところに、ゆかりさんとこの2曲の相性の良さを感じました。

バカラック・カヴァー以外では、T-4. 「 恋はフェニックス 」 と T-6. 「 アクエリアス/輝く星座 」 が入ってるのが嬉しいです。特に 「 恋はフェニックス 」 は出色の出来。どーせだったら、アン・マレー&グレン・キャンベルによるメドレー 「 小さな願い~恋はフェニックス 」 を誰かとデュエットでカヴァーして欲しい…と思ったのは私だけではないでしょう。でもあのメドレーは1971年の作品ですからねー、どだい無理な相談でした

アルバム全体を聴いて気付いたのですが、エンディングは12曲全てフェード・アウトせず終止形。こういった点も個人的には好きです。いい買い物をしました。


【データ】
『 ルック・オブ・ラヴ 』
伊東ゆかり

CD:2014/9/25リリース
レーベル:キングレコード
番号:SWAX-1021 (NKCD-4241)

プロデュース:不明
歌:伊東ゆかり
編曲:東海林 修
オールスターズ・レオン

2014年10月 8日 (水)

BEST OF BURT BACHARACH LIVE/TRIJNTJE OOSTERHUIS (TRAINCHA) (2009年)

オランダの歌手、トレインチャのバカラック・ライヴ・コンサートの模様を収めたアルバムです。

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DISK1
1. THE LOOK OF LOVE
2. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
3. LOVE'S (STILL) THE ANSWER
4. A HOUSE IS NOT A HOME
5. STRONGER THAN BEFORE
6. DON'T MAKE ME OVER
7. THIS HOUSE IS EMPTY NOW
8. WALK ON BY
9. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
10. ANYONE WHO HAD A HEART

DISK2
1. ANY DAY NOW
2. WHO'LL SPEAK FOR LOVE
3. WAITING FOR CHARLIE (TO COME HOME)
4. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
5. THIS GIRL'S IN LOVE WITH YOU
6. GOD GIVE ME STRENGTH
7. ALFIE
8. FALLING OUT OF LOVE
9. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
10. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR
11. I SAY A LITTLE PRAYER

収録時間 DISK1 約49分/DISK2 約53分


オランダの歌手、トレインチャのバカラック・ライヴ・コンサートの模様を収めたアルバムです。

最初にお断りしておきます。私は本アルバムをCDでは所有しておりません。MP3データのみです。ですので、アルバムの詳細はわかりません。あしからず。

2006年と2007年にリリースした2枚のスタジオ録音によるバカラック作品集 『 THE LOOK OF LOVE 』『 WHO'LL SPEAK FOR LOVE 』 から21曲がチョイスされ、(たぶん)メトロポール・オーケストラをバックにコンサートホールで歌っています。アレンジはアルバムと基本的に同じで、ところどころ金管やギターがソロを取る部分が異なるくらいです。

そういえば、2008年2月のバカラック日本公演時に、トレインチャがゲスト出演してましたっけ。私は東京国際フォーラム二日目2/17(日)のマチネ公演を聴きに行きましたが、トレインチャは 「 フォーリング・アウト・オブ・ラヴ 」 と 「 フール・スピーク・フォー・ラヴ 」 の2曲を歌いました。堂々とした歌いっぷりが印象に残っています。

…話を本アルバムに戻します。既リリースのスタジオ録音アルバムは、二枚ともホールで演奏してるっぽい音作りをしていました。ですから、スタジオ録音がリハーサルでライヴが本番…といえるかもしれません。ライヴということでトレインチャも客席とのコミュニケーションを楽しんでるようですし、スタジオ録音よりも生き生きとしているように感じられます。それに、聴く方もスタジオ録音盤よりリラックスして聴いていられます。

ライヴの模様はCDの他にDVD/Blu-rayでも発売されています。そして、嬉しいことにその動画映像が 『 Trijntje Oosterhuis Best Of Burt Bacharach Live Full Concert 』 というタイトルでYouTubeに丸々アップされています。1時間40分です。未視聴の方は是非検索してご覧になってみて下さい~。


【データ】
『 BEST OF BURT BACHARACH LIVE 』
TRIJNTJE OOSTERHUIS (TRAINCHA)

CD:2009/11/26リリース
レーベル:BLUENOTE
番号:?

2014年10月 5日 (日)

WHO'LL SPEAK FOR LOVE/TRIJNTJE OOSTERHUIS (TRAINCHA) (2007年)

オランダの歌手、トレインチャのバカラック作品集第二弾! うち1曲はバカラック書き下ろし!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外はうまくいきませんが^^;)
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1. ANY DAY NOW
2. LOVE'S (STILL) THE ANSWER
3. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
4. ONE LESS BELL TO ANSWER
5. IN BETWEEN THE HEARTACHES
6. THIS GIRL'S IN LOVE WITH YOU
7. GOD GIVE ME STRENGTH
8. WHO'LL SPEAK FOR LOVE
9. STRONGER THAN BEFORE
10. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF
11. DON'T GO BREAKING MY HEART
12. DON'T MAKE ME OVER
13. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
14. PAINTED FROM MEMORY
15. ON MY OWN
16. WHO'LL SPEAK FOR LOVE (ACOUSTIC VERSION WITH LEONARDO AMUEDO)

※ T-16. は日本盤ボーナス・トラック
収録時間約66分


Img753_3オランダの歌手、トレインチャのバカラック作品集第二弾! (トレインチャのことについては、第一弾を紹介した前回記事を参照ください)

SONGBOOK Ⅱ の名の通り、コンセプトは第一弾の延長線上にあり、プロデューサーや編曲、録音エンジニアなどスタッフ陣も同じ。オランダのメトロポール・オーケストラ(ジャズ/ポップ系)をバックにゴージャスなサウンドを展開している点も同じです。冒頭曲がビッグバンド風の金管サウンドでスタートして、最後の15曲目でアコースティック・ギター1本だけをバックに歌うという構成も、そのまんま継承しています。

これまた第一弾と同様に、あまり知られていないバカラック作品もチョイス。T-2. 「 ラヴ・イズ・スティル・ジ・アンサー 」 は、イタリアの女性歌手オルネラ・ヴァノーニがオリジナル。2002年のバカラック・カヴァー・アルバム 『 SOGNI PROIBITI 』 にボーナス・トラックとして収録しています(2003年のロナルド・アイズレーとバカラックのコラボアルバム 『 HERE I AM 』 に収録されたものがオリジナルだと本アルバムの日本語ライナーに書かれていますが、それは誤りです)。トレインチャのカヴァーもいい出来だと思います。T-5. 「 イン・ビトウィーン・ザ・ハートエイクス 」 はディオンヌ・ワーウィックがオリジナルで、1966年のアルバム 『 HERE I AM 』 に入っています。ディオンヌ版をベースにしたアレンジで、トレインチャは大人の歌唱を聴かせます。T-9. 「 ストロンガー・ザン・ビフォー(愛は果てしなく) 」 はキャロル・ベイヤー・セイガーがオリジナルで、1981年のアルバム 『 SOMETIMES LATE AT NIGHT(真夜中にくちづけ) 』 収録曲。チャカ・カーンやディオンヌがカヴァーしていますが、トレインチャの歌唱はしっとりしていて感情豊か。やっぱり歌うまいですね~。

エルヴィス・コステロとのコラボ作品も第一弾に引き続き2曲をカヴァー。T-7. 「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」 と T-14. 「 ペインテッド・フロム・メモリー 」 がそうですが、後者のカヴァーは少ないですからね。とにかく選曲にこだわりがあります。

そしてそして。第一弾には無い第二弾の目玉がバカラック書き下ろし曲の T-8. 「 フール・スピーク・フォー・ラヴ 」 。共作者はティム・ライス。しっとりしたバラード曲ですが、音程は高くなったり低くなったり…。歌いこなすのは難しい曲だと思うのですが、トレインチャはそうと感じさせません。日本盤にはボーナス・トラックとして、ウルグアイ出身のギタリスト、レオナルド・アムエドのアコースティック・ギター1本をバックに歌ったライヴ・ヴァージョンも収められていますが、こちらも素晴らしいです。

アルバム最後の曲(ボーナス・トラックを除く)となるT-15. 「 オン・マイ・オウン 」 は、前述したとおりアコギ1本をバックに歌っています。オリジナルはデュエット曲ですが、トレインチャはソロで歌っています。でも、もともとソロで歌うことを前提に作られた曲だし、全く違和感ありません。秋の夜長にじっくり聴くには好適のアルバムではないでしょうか。

ライナーに載っていたバカラックとトレインチャのコメントを紹介して、本記事を終えることとします。尚、バカラックのコメントは日本語訳が帯に掲載されていましたのでそちらを拝借しました。トレインチャのコメントはいつもの拙訳ですが、後半ちょっと変な意訳ですみません。

─ 作曲家を幸せにする方法を知っていますか? 彼の作品集第2弾をここまで素晴らしいアルバムとして仕上げ、さらにその中の3曲で自ら演奏する喜びまでも与えてやれば、作曲家はこの上なく幸せになるのです。 ─  バート・バカラック

─ 歌手には素敵な歌が必要よ。バート•バカラックは私にすべてを与えてくれるの! 彼は、永遠の名曲を更に15曲録音してもいいよって言ってくれたのよ! なんといっても、最大の贈り物は、「 フール・スピーク・フォー・ラヴ 」 ね。ティム•ライスとの共作になる彼の最新作だし、私が最初に録音できるなんて。再びバートとレコーディングできたのはとてもいい経験だったし、私の心に深く刻まれたわ。ピアノだったり、選曲やアレンジについての彼の絶対的な献身ぶりには圧倒されたわ。一生の財産よ。第2弾は完成したけど、私たちはまだ始まったばかりなんだわ。 ─  トレインチャ


【データ】
『 WHO'LL SPEAK FOR LOVE BURT BACHARACH SONGBOOK Ⅱ
TRIJNTJE OOSTERHUIS (TRAINCHA) METROPOLE ORCHESTRA

CD:2007/11/29リリース (所有CDは、2008/2/14リリースの日本盤)
レーベル:BLUNOTE (所有CDも同じで、BLUENOTE/EMIミュージック・ジャパン)
番号:50999 5152062 5 (所有CDは、TOCP-70479)

Produced by Patric Williams
Conductrd by Vince Mendoza
All arrangements by Patric Williams, except T-2,7,9,14.: Vince Mendoza, T-15 : Peter Tiehuis
Recording and mixed by Al Schmitt at MCO Studio, Hilversum

Piano on T-5,8,10. by Burt Bacharach
Recorded at The Village Recorder by Al Schmitt, assisted by Ghian Wright
Programming by Rob Shrock
Harmonica on T-8. performed by Toots Thielemans
Backing Vocals : Lodewijk van Gorp, Jasmin Tusjadia, Dedre Twiss
Guitar : Peter Tiehuis
Drums : Martijn Vink
Bass : Aram Kersbergen
Piano : Hans Vroomans
Flugelhorn by Rund Breuls
Guitar on T-15. by Peter Tiehuis
Harp on T-14. by Joke Schonewille

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