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2014年11月 9日 (日)

LOVE TALK/The Stylistics (1991年)

スタイリスティックスが1991年にリリースしたアルバムです。バカラックの新曲を2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外ではうまくいきませんが^^;)
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全10トラック中、バカラック作品は2トラック

3. HANG YOUR TEARDROPS US TO DRY (4:44)
4. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO (4:31)


スタイリスティックスが1991年にリリースしたアルバムです。

説明不要とは思いますが、スタイリスティックスはフィラデルフィア・ソウルのスウィートなコーラス・グループ。1971年の 「 ユーアー・エヴリシング 」 、1974年の 「 誓い 」 、1975年の 「 愛がすべて 」 などのヒット曲は私でも知っています。また、バカラック作品では、1972年10月リリースのセカンド・アルバム 『 ROUND 2 』 で 「 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン 」 をカヴァー。トム・ベルのプロデュースでスウィートなソウル・ナンバーに変身し、翌1973年にはシングルで全米23位のヒットになりました。

R168986213441217074493_270年代は確か5人グループだったと思うのですが、本アルバムリリース時には3人に減ってたんですね。アルバムのジャケット見るまで知りませんでした (゜゜)。ちなみに、米国盤(←)はジャケットのアートワークが違っています。米国盤のほうが背景がスカッとしていて私は好きです。日本盤、なんで差し替えたんでしょうね~。

ライナーの解説によると、前作 『 A SPECIAL STYLE 』 以来5年振りのリリースで通算22作目となるそうです。過去の自分たちのヒット4曲をメドレーにしてセルフ・カヴァーしたT-6. や、他の曲と 「 君の瞳に恋してる 」 をマッシュアップしてカヴァーしたT-9. など、半分は過去の曲。残り半分が新曲で、そのうち2曲がなんとバカラック作品なのです。

T-3. 「 涙の軌跡 」 はバカラック&セイガー夫婦とジェリー・ゴフィンによる作品。ミディアム・テンポのソウル・ナンバー。コンテンポラリーでそれなりにメロディもキャッチャーではあるけれど、印象としては'80年代半ばくらいのサウンドかなぁ。でも、変拍子があったり、途中でひょいっと軽く転調っぽいコード進行をしてみたり、バカラックらしさを感じられます。歌詞は、離れていく恋人のことを歌っていて、君の愛はまだ忘れられないけど陽はまた昇り新しい朝が来る…てな内容です。

最初はてっきり 「 I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF (恋のとまどい) 」 をカヴァーしたのかと勘違いしてしまった T-4. 「 アイ・ジャスト・ドント・ノウ 」 。紛らわしい曲名ですが、れっきとした新曲です。バカラック&セイガーの作品で、こちらはスロー・バラード。ソウル臭も薄いし、あまり特徴がない曲ですね。歌詞は、やはり失恋を歌っていて、できることならずっとこのままいたい、けれどもう終わりだ、今でも君を愛してるのに…てな内容です。

1982年に結婚したバカラック&セイガー夫妻は1991年に離婚します。バカラックは1993年に4度目の結婚をするのですが、そのお相手とは1990年末にカップルとなり同居を始めた…と 『 バカラック自伝 』 に書いてありました。同書には、セイガーとの離婚交渉には時間がかかったということも書かれていました。この2曲はとても微妙な時期の作品になるわけですね。そういうことを頭に入れて歌詞を眺めると、なにやら意味深に感じますです。どうも、バカラックがセイガーと共作した最後の作品になるようですし、ある意味貴重なアルバムかと。

The_stylistics_loving_youここからは、オマケとしてMP3しか所有していない曲をご紹介。
私がダウンロードしたのは、2008年のリーダース・ダイジェスト通販向けとみられるアルバム 『 LOVING YOU 』 から 「 愛のハーモニー 」 (3:59)。2004年の別のアルバムにも収録されてるようで、初出のアルバムがどれなのか、そもそも録音はいつ頃なのか、よくわかりません。バックの演奏は打ち込み系。コーラスのハーモニーは流石に綺麗ですが、なんか淡々と歌ってるようでイマイチです、残念(>_<)。




【データ】
『 LOVE TALK 』
The Stylistics

CD:1991/8/6リリース (所有CDは、1992/2/21リリースの日本盤)
レーベル:Amherst Records (所有CDは、ビクター)
番号:AMH 94404 (所有CDは、VICP-5149)

Executive producer: Leonard Silver
The Stylistics are:
  Russell Thompkins, Jr
  Airrion Love
  Herb Murrell
T-3. 「 HANG YOUR TEARDROPS UP TO DRY (涙の軌跡) 」
  Written by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager, Gerry Goffin
  Produced by Burt Bacharach and Carole Bayer Sager
  Arranged by Burt Bacharach
  Randy Walsman: synthesizers, drum programming
  Carlos Vega: drums
  David Crigger: additional drum programming
T-4. 「 I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO (アイ・ジャスト・ドント・ノウ) 」
  Written by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager
  Produced by Burt Bacharach and Carole Bayer Sager
  Arranged by Burt Bacharach
  Randy Walsman: synthesizers, drum programming
  David Crigger: additional drum programming

↓左:日本盤/右:輸入盤

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バカラックの曲がちょっと入ったアルバム」カテゴリの記事

コメント

バカラックさんの自演アルバム「REACH OUT」のレコードジャケットもアメリカと日本では違っているのをご存じですか?アメリカデザインの物はCDで復刻されたときに使用されましたが バカラックさんの指揮されている写真がフィルムのまま印刷されているデザインでした。日本盤はバカラックさんのテニスの時に着用されている服装での上半身写真のアップでした。かつて私がサンフランシスコのレコード店で バカラックさんのレコード(唯一、一枚だけ陳列されてた)がそのジャケットのレコードを見つけ 買おうが買おうまいか しばし悩んでいたことを今でも覚えています。結局中身は同じだと思い そして手持ちのお金が限られていたため あきらめました。その代り、ディズニーランドで「It's a small world」はシングル盤だったので 迷わず買っちゃいましたけど。

まったりさん、こんにちは!

『 REACH OUT 』 のレコードジャケット、アメリカと日本で違ってたなんて、全く知りませんでした(゜o゜)。まったりさんは、日本盤のテニスの王子様のような(想像)ジャケットのLPを持っていらっしゃるのですね。サンフランシスコ行ったのも羨ましいです。どっちも涎が出る~。

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