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2014年11月30日 (日)

SONGS OF LOVE & LOSS/Tina Arena (2007年)

豪の女性シンガー、ティナ・アリーナが2007年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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全12トラック中、バカラック作品は2トラック

1. THE LOOK OF LOVE (3:44)
2. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF (3:44)


豪の女性シンガー、ティナ・アリーナが2007年にリリースしたアルバムです。

ティナは、1967年生まれ。1994年にリリースした2枚目のアルバム 『 DON'T ASK 』 が世界的にヒットしました。日本に入ってきたのは1995~96年だったと思いますが、実は当時私もこのCDを購入しています。ちょうどメイヤ ( Meja ) の 「 クレイジー ( HOW CRAZY ARE YOU? ) 」 が流行ってた頃でした。行きつけのレコード屋さんが “ 第2のMejaは? 洋楽女性ポップシンガーのオススメはこちら ” みたいなコーナーを作っていて、そこにあった一枚を買ったんですね。聴いてみて、透明感のある声としっかりしたサウンドに “ チャラチャラした他のシンガーとはちょっと違うな… ” と思った記憶があります。

さて、本アルバムはティナの6作目のアルバムであり、初のカヴァーアルバムになります。ダスティ・スプリングフィールド(3曲)、ダイアナ・ロス(2曲)、キャロル・キング、LuLuなど、1960年代~1970年代の10曲をカヴァーしています。(T-11,12. の2曲は自作曲)

そして、3曲あるダスティのカヴァーのうち、T-1. 「 恋の面影 」 と T-2. 「 恋のとまどい 」 はバカラック・カヴァーでもあるわけです。「 恋の面影 」 はストリングスオケのアレンジが素敵で、加えてティナの情感控えめな歌唱も曲に寄り添っていて、見事です。「 恋のとまどい 」は、中盤まではオリジナルのダスティ版にかなり近いアレンジ。でも、後半にはだんだんティナの歌唱も熱を帯びてきて、気持ち良くシャウトしちゃったりしてます。この曲を歌える歓びが感じられます。

ダスティのカヴァーのもう1曲はT-8. 「 二人だけのデート 」 。ティナのカヴァーは、グッとテンポを落としてしっとり&ちょっとケルト風味のアレンジがこれまた素敵です。これら3曲を聴いて、ティナはダスティに相当思いれがあるんだろうなぁ…と思いました。

他の曲も、オリジナルに敬意を示しつつも決してコピーとならずに現代感覚をまぶしたアレンジが光ります。

R17458551240669709R589363014056063104144ここからはオマケです。MP3でしか所有してない曲をご紹介。
2008年にリリースした本作の続篇 『 SONGS OF LOVE & LOSS 2 』(左側) で、ティナは「 遥かなる影 」 (5:01) をカヴァーしています。カーペンターズ版からシャッフルだけは受け継いでいるものの、ベースの音型とリズムが独特でかなり冒険したアレンジです。バックも殆ど打ち込み系です。果たしてティナはこの曲をこんな風に歌いたかったんだろうか…。
また、2012年8月にメルボルンで行われたコンサートの模様を収めたアルバム 『 SYMPHONY OF LIFE 』 (右側) に、「 恋のとまどい 」 (3:44) が入っています。アルバム 『 SONGS OF LOVE & LOSS 』 の同曲を再現しているのですが、弦に管も加わったオケをバックに、ティナもよりダイナミックに歌っています。


【データ】
『 SONGS OF LOVE & LOSS 』
Tina Arena

CD:2007年12月1日リリース
レーベル:EMI(AUS)
番号:50999 516165 2 6

Produced, recorded and mixed by Duck Blackwell and Paul Guardiani, London
Except T-7. Produced, recorded and mixed by Paul Guardiani Manners, Italy
String arrangements by Simon Hale
Featureing the London Studio Orchestra, conducted by Simon Hale
Additional musicians:
  Mark Blackwell - guitars, bass, keyboards, drums, programming
  Paul Guardiani - keyboards, programming
  Paul Gordon Manners - guitars, bass, keyboards, percussion, programming (T-7.)
  Luca Campaner/Simon Johnson/Andrew Barnes-Jones - guitars
  Lucy Harrison/Mark Blackwell/Paul Gordon Manners - additional backing vocals

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