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2015年1月

2015年1月28日 (水)

BACK TO BACHARACH/Michael Ball (2007年)

英国のミュージカル俳優、マイケル・ボールが2007年にリリースしたバカラック・カヴァー集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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1. THE LOOK OF LOVE
2. MAKE IT EASY ON YOURSELF
3. ALFIE
4. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)
5. ONE LESS BELL TO ANSWER
6. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
7. ANYONE WHO HAD A HEART
8. THIS HOUSE IS EMPTY NOW
9. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU
10. YOU'LL NEVER GET TO HEAVEN (IF YOU BREAK MY HEART)
11. REACH OUT FOR ME
12. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE

収録時間約45分


~ Britain's leading musical star  ~ 彼の公式HPより
~ an English actor, singer, comedian and broadcaster  ~ Wikipediaより

マイケル・ボールは英国のミュージカル俳優で、1984年の初舞台以降、1985年の 『 レ・ミゼラブル 』 ロンドン公演を始め英国内で幾多の舞台に立っています。また、舞台以外にもオリジナル・アルバムだけで19枚リリース(2014年まで)したり、テレビやラジオに出演したり、ミュージカル俳優に留まらず多方面に活躍している方のようですね。

そんな彼が2007年にリリースした15枚目のアルバムが、バカラック・カヴァー集の本作です。

ハル・デイヴィッドとのコンビによる1960年代のバカラック作品10曲に、C. B. セイガー他との共作曲T-4. とエルヴィス・コステロとの共作曲T-8. を加えた全12曲は、なかなかバランスの良い選曲。ミュージカル俳優だから 『 プロミセス・プロミセス 』 から1曲くらいチョイスするかなーと思ったのですが、それはハズレました。ちと残念(T_T)。

ミュージカル界の方は皆そうですが、歌うまいですねー。T-1~8. は、オケがメインで曲によりピアノ/ギター/ドラムやビッグバンドを加えたもの。T-9,11,12. はピアノ/ギター/ドラム+ビッグバンド。T-10. のみギター1本。

T-8までは、とにかくしっとりしてとろける様な感じです。大人のアルバムって感じ。ただ、T-3. 「 アルフィー 」 やT-6. 「 遥かなる影 」 の一部でキャバレー臭を感じるところが個人的にはマイナスポイント^_^;。一方、T-9~12. のオケ無し4曲は雰囲気が少しキリッとします。ボサ風味のギターをバックにエモーショナルな歌唱を聴かせるT-10. 「 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン 」 は粋な感じですし、ブラスロック調のT-11. 「 リーチ・アウト 」 はノリノリ。こんなアレンジがもう少し多ければウェル・バランスのアルバムになったと思うのですが。

A_love_story_1ここからはオマケです。MP3データでしか所有してないバカラック・カヴァーをご紹介。
マイケル・ボールは、2003年にリリースしたアルバム 『 A LOVE STORY 』 で、「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」 と 「 ディス・ガイ 」 の2曲をカヴァーしています。バックは、バンド+金管。どちらもオリジナルに近い感じのアレンジ。「 ゴッド・… 」 はコステロより表現力ありますし、「 ディス・ガイ 」 もビブラートを効かせた歌唱もサスガと思います。でも、何故だかあんまり印象には残らないんですよねー。歌がうますぎるから??

尚、調べたところ、1993年リリースのアルバム 『 ALWAYS 』 で 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 を、2011年リリースのアルバム 『 HEROES 』 で 「 恋よさようなら 」 をカヴァーしている事が分かりました。残念ながらCD持ってませんしMP3データも未発売。いつかは聴いてみたいなぁ。


【データ】
『 BACK TO BACHARACH 』
Michael Ball

CD:2007年11月27日リリース
レーベル:Universal Music TV
番号:1748686

Produced by: James McMillan
Arrangements by: Chris Walden
Vocals by: Michael Ball (all tracks)
Guitar: Mark Jaimes (all tracks)
Phil Todd - Tenor Saxophone/Alto Flute (T-1,3,6,7,9,11,12)
Mark Nightingale - Trombone (T-1,3,6,7,9,11,12)
Peter Beachill - Trombone (T-1,3,6,7,9,11,12)
Dave Stewart - Bass Trombone (T-1,3,6,7,9,11,12)
Derek Watkins - Trumpet/Flugel (T-1,3,6,7,9,11,12)
Simon Gardner - Trumpet/Flugel (T-1,3,6,7,9,11,12)
Ralph Salmins - Drums (T-1,2,3,4,5,6,7,8,9,11,12)
John Parricelli - Guitar (T-1,2,3,4,5,6,7,8,9,11,12)
Pete Murray - Piano (T-1,2,3,4,5,6,7,8,9,11,12)
Andy MacIntosh - Alto Sax (T-1,3,6,9,12)
James Talbot - Alto Sax/Bass Clarinet (T-1,3,6)
Stan Sulzmann - Tenor Saxophone (T-1,3,6,7)
David Bishop - Baritone Saxophone (T-1,3,6,7)
Richard Edwards - Trombone (T-1,3,6)
Pat White - Trumpet/Flugel (T-1,3,6,7)
John Barclay - Trumpet/Flugel (T-1,3,6,9,11,12)
Mark Hadgson - Double Bass (T-1,2,3,6,7,8)
Musical Director - Pete Murray (T-1,3,6,7)
Andy Panayi - Alto Saxophone/Clarinet (T-9,11,12)
Ben Castle - Tenor Saxophone/Clarinet (T-9,11,12)
Jeff Daly - Baritone Saxophone/Bass Clarinet (T-9,11,12)
Neil Sidwell - Tenor Trombone (T-9,12)
Mike Lavatt - Trumpet/Flugel (T-9,11,12)
Geoff Gascoyne - Bass (T-9,11,12)
The City of Prague Philharmonic Orchestra conducted by Peter J Murray (T-1,2,3,4,5,6,7,8)

2015年1月25日 (日)

THE LOOK OF LOVE/Valerie Joyce (2007年)

米女性ジャズシンガー、ヴァレリー・ジョイスが2007年にリリースしたバカラック・カヴァー集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外ではうまくいきませんが^^;)
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1. WALK ON BY
2. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
3. ALFIE
4. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
5. A HOUSE IS NOT A HOME
6. THE LOOK OF LOVE
7. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
8. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR
9. I SAY A LITTLE PRAYER
10. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)

収録時間約50分


米女性ジャズシンガー、ヴァレリー・ジョイスが2007年にリリースしたバカラック・カヴァー集です。

ヴァレリーは、米国人の父親と日本人の母親を持つハーフ。日本に生まれ、横浜のインターナショナル・スクールに通う傍らクラシック(ソルフェージュ、ピアノ)に親しみます。1991年からワシントンに住み、大学でクラシックの勉強をしつつ、ジャズに覚醒してしまうんですね。大学卒業後はシアトルに移り、昼間は仕事/夜はジャズ・ピアニストとして活動。その後、2004年に契約したチェスキー・レコードからジャズ・ヴォーカルのアルバムを2枚リリース。1作目のアルバム 『 NEW YORK BLUE 』 に続く2作目が本アルバムでございます。

取り上げたバカラック・カヴァーは有名曲ばかり。ヴァレリーの太くハスキーな声は、大人のセクシーさが漂っています。ですが、どの曲も似たような歌い方なんですねー。“ 歌い上げる系 ” ではなく “ 囁き系 ” に分類されるシンガーではあるのですが、それにしてももうちょっと表現力の幅があればいいのになぁ…と思います。

では、演奏はどうなんでしょう。バックは、デヴィッド・ヘイゼルタインのピアノ・トリオ。ヴァレリーの歌唱に合わせてか、まったりした演奏が目立ちます。ドラムも、スティックよりブラシを使う方が多いです。ライブハウスで酒飲みながら聴きたい雰囲気…。

でも、注意して聴くと、あちこちでリズムを工夫しているのに気が付きます。T-2. 「 世界は愛を求めている 」 は軽いスウィング調ですし、T-5. 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 は意表を突いて3拍子にアレンジ。T-4, 「 遥かなる影 」 はボサ風味に味付けし、T-7. 「 雨にぬれても 」 はアップテンポで爽快に。

ただ、ちょっと理解に苦しむのがT-9. 「 小さな願い 」 での変拍子の料理法。Aメロの2拍子部分を4拍子にしているのはよくあることなので良しとして、問題なのは、サビの<4拍子 - 3拍子 - 4拍子>を<4拍子 - 3拍子 - 5拍子>にしちゃってる箇所。変拍子を嫌って<4拍子 - 4拍子 - 4拍子>にすることはあっても、このパターンは珍しいです。聴いていてなんか落ち着かないんですよねー、ココ^_^;。

チェスキー というレーベル、音質には拘りを持ってるようで、英語なんでよくは分からないんですが録音方法についてライナーに詳しく載せてます。ミュージシャンとマイクの位置関係の図も載せてたり。ワンポイントマイクでの録音のようですが、4チャンネルの特殊なマイクを使っていてSACDはマルチ・チャンネルで収録しているとのこと。(ハイブリッドSACDで、CDは当然2チャンネルです)
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ここまで録音に拘るんなら、「 小さな願い 」 もオリジナル通りの変拍子でやって欲しかったなー(笑)。


【データ】
『 THE LOOK OF LOVE 』 ~ THE MUSIC OF BURT BACHARACH ~
Valerie Joyce

SACD:2007年9月25日リリース
レーベル:Chesky Records
番号:SACD332

Produced by David Chesky
Executive producer - Norman Chesky
Recording Engineer - Nicholas Prout
  Valerie Joyce - vocals
  David Hazeltine - music director / piano
  Tony Reedus - drums
  Paul Gill - bass
Recorded at St. Peter's Episcopal Church, New York City.
Fazioli Concert Grand Piano coutesy of Klavier House, New York City.
Microphone: Soundfield Mark 5 (modified)

2015年1月18日 (日)

ソフィスティケイテッド・レディ/伊藤君子 (1995年)

ジャズシンガーの伊藤君子が1995年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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全12トラック中、バカラック作品は1トラック

6. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU (3:39)


ジャズシンガーの伊藤君子が1995年にリリースしたアルバムです。

前回記事でご紹介したアルバム 『 ベスト 』 を最後に君子さんはエピック・ソニーを離れ、1992年にビデオアーツに移籍します。そこでの4作目のアルバムになります。

─ こんなに凄いヴォーカル・アルバムは今までに聴いたことがない。まさに日本が誇る№1ヴォーカリストの最高傑作! ─

CDの帯に書かれたこのコピーの是非はともかく、ジャケット写真の君子さんの(真正面を向いて、こちらに手を振っているかのような)ポーズは、とても堂々としています。

ジャズのスタンダード或いはポップス・クラシックの曲をチョイスしていて、全体的にスロー~ミディアムテンポの落ち着いたアレンジ。ストリングス&木管が入っていてアドリブ色は薄く、かなりポップス寄りの雰囲気です。そんな演奏に合わせるかのように、君子さんはゆったりじっくり歌っています。歌、上手いです。

んで、バカラック・カヴァーはT-6. 「 遥かなる影 」 。本アルバムの中では明るい曲調。カーペンターズを下敷きにしたシャッフル・リズムのアレンジですが、ふんわりしたストリングスとサックスのオブリガートにコンガやボンゴのボサ風味が加わって、君子さんの奇を衒わない歌唱とともに聴いていてとてもリラックスできます。

319yzqt1jrlここからはオマケです。MP3しか持ってないカヴァーをご紹介。
ビデオアーツ移籍後2作目として1993年にリリースしたアルバム 『 スタンダーズ・マイ・ウェイ 』 (左)で、バカラックの 「 ワイブズ・アンド・ラヴァーズ」 をカヴァーしています。ピアノトリオをバックに君子さんは軽快に歌っています。歌い出しとエンディングでベースが拍子に合わせて同じ音をず~っと弾いてるのが、とても印象に残ります。
ちなみに、このアルバムは、スイングジャーナル誌 1993年度第27回ジャズ・ディスク大賞 日本ボーカル賞を受賞しています。移籍後1作目の 『 ヒア・アイ・アム 』 に続く2年連続の受賞とのこと、パチパチ。


【データ】
『 ソフィスティケイテッド・レディ 』
伊藤君子

CD:1995年11月25日リリース
レーベル:VideoArts Music
番号:VACV-1016

Produced by Kiyoshi Itoh
Arranged, Conducted and Synthesizers Programmed by Soichi Noriki
Recorded and Mixed at Clinton Recording Studios, NYC in August, 1995
Mixed at Manhattan Center Studios, NYC in Aygyst, 1995
T-6. 「 遥かなる影 」
Steve Gadd : drums
Will Lee : bass, piccolo bass
Soichi Noriki : piano, keyboards, synthesizers
John Tropea : guitars
Ralph MacDonald : congas, bongos, percussion
Micheal Brecker : tenor sax
オーケストラ(コンマス、ヴァイオリン14、チェロ5、弦バス1、フルート2、ホルン1、ハープ1)

2015年1月14日 (水)

べスト/伊藤君子 (1992年)

ジャズシンガーの伊藤君子が1992年にリリースしたベスト・アルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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全11トラック中、バカラック作品は1トラック

7. THE LOOK OF LOVE (4:00)


ジャズシンガーの伊藤君子が1992年にリリースしたベスト・アルバムです。

─ 6年前の9月の終わり頃でした。ニューヨークに滞在していた私に、日本からの電話で、エピック・ソニーでレコーディングが決まった、との知らせがありました。それも、スティーブ・ガッド、エディー・ゴメス、佐藤允彦というすごいメンバーと出来るとの話です。夢のようで、私は本当に飛び上がり喜びました。3年程の間、色々な企画が有りながら実現に及ばなかったレコーディングが出来る、何よりも嬉しい事件でした。その頃、通っていたハーレムのレッスン。真夏でもノドに悪いからとクーラーを入れないレッスン場で汗ダクになっていた日々。先生の叱咤激励の声。地下鉄Aラインの駅の饐えた(すえた)匂い、等々……。こんな事を想い出します。自分を愛し、信じる事が出来るようになった頃でもありました。それから丸5年の間に、4枚のアルバムを出す事が出来ました。その間に、自分の進むべき道が段々明確になって来たように思います。全ての曲に想いが有り、選曲は容易ではありませんでしたが、ニューヨークのボトムラインでのライヴレコーディングも加えましたので新しい味を楽しんで頂けると思います。聴いて下さるあなたの、やすらぎとなり得れば、私には大きな幸せです。(略) ─

引用したのは、ライナーに書かれていた君子さんのコメント。1982年~83年にかけてテイチクで3枚のアルバムをリリースしたあと、85年冬に移籍したエピック・ソニーでリリースした4枚のアルバムから選ばれたコンピレーションが本アルバムでございます。

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左から…
1986年 『 ア・タッチ・オブ・ラブ 』 より1曲 ~ T-4.
1986年 『 フォー・ラヴァーズ・オンリー 』 より2曲 ~ T-6,7.
1988年 『 フォロー・ミー 』 より4曲 ~ T-1,3,8,10.
1990年 『 ナチュラル・ウーマン 』 より4曲 ~ T-2,5,9,11.

このうち、T-6,7. の2曲は、エピック2作目の 『 フォー・ラヴァーズ・オンリー 』 に収められているアルバム版ではなく、君子さんが言う“ニューヨークのボトムラインでのライヴレコーディング”版。バカラック・カヴァーのT-7. 「 恋の面影 」 はそのうちの1曲です。

歌い出しはローズ・ピアノのみの伴奏でしっとりと。50秒くらいしてベースとドラムスが合流して骨太なサウンドに。段々熱を帯びてきて、君子さんもシャウトしたりしますが、決して熱くなりすぎずメリハリつけて歌っておられます。終盤、徐々にクールダウン。エンディングでの観客の熱い拍手に君子さんも “ Thank you! ” と応えています。

アルバム版の 「 恋の面影 」 はMP3も含めて所有していません。Amazonで視聴したのですが、弦やハープをバックに歌っていて全くの別物でした。個人的には本アルバムのライヴ版の方が好みです。こちらを買って良かった

なお、記事を書くにあたり調べていたら、エピック1作目の 『 ア・タッチ・オブ・ラブ 』 にもバカラック・カヴァーの 「 アルフィー 」 が収められている事がわかりました。Amazonで視聴しただけですが、ストリングスが入ってゴージャスな感じでした。MP3データ売ってたら購入するんですけどねー。


【データ】
『 ベスト 』
伊藤君子

CD:1992年1月22日リリース
レーベル:EPICソニー
番号:ESCB-1271

T-7. 「 恋の面影 」
Produced by Kiyoshi Itoh
Masahiko Satoh : Rhodes piano
Eddie Gomez : bass
Steve Gadd : drums
Live Recorded and Mixed by Jay Messina in New York City on September 21, 1988
Re-Mixed by Masato Tachikawa at SEDIC Studios, Tokyo in October, 1991

2015年1月11日 (日)

Nadecico/中本マリ (2003年)

ジャズシンガーの中本マリが2003年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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全12トラック中、バカラック作品は1トラック

12. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE (4:43)


拙ブログも3年目を迎えました。今年もよろしくお願い致します。記事検索用にINDEXを作ってみました(右上のウェブページのところ、アーティスト順で)。最小限の簡単な内容なのですが、それでも作っていて目が疲れました

さて、3年目の初っ端にご紹介するアルバムは『 Nadecico 』。ジャズシンガーの中本マリが音楽活動35周年を記念して2003年にリリースしたアルバムです。

マリさんは、スイングジャーナル誌の読者人気投票で1978年から8年連続ヴォーカル部門第一位に選出されるなど、日本を代表する女性ジャズシンガーのひとり。ですが、私にとっては、大好きなバカラック・カヴァー集『 イン・スタイル 』の印象が強いんですよね。実際、拙ブログの第一回記事で取り上げたくらいですから。

さて本アルバム、12トラック全てデュオ曲で構成されています。山本剛(ピアノ)、市川秀男(ピアノ)、中牟礼貞則(ギター)、岩崎大輔(ピアノ)と各々3曲ずつをコラボレーション。チョイスされた楽曲はよく知られた曲ばかり。耳離れが良くて、ザラッとした肌触りのリネンのような、熱すぎずクールすぎず、かといって癒し系でもない、そんなマリさんの歌い方は各曲に共通していてとても印象深いです。

んで、バカラック・カヴァーはT-12.「 世界は愛を求めてる 」。マリさんの落ち着いた歌唱に、しっとりしたピアノがマッチしています。気持ちに着かず離れずいてくれる音楽って言うんでしょうか。この曲は『 イン・スタイル 』でも歌っています。演奏スタイルが全く違うので比較はできないですが、本アルバムの方がより円熟味を感じました。

他には、じっくり歌うT-6.「 センド・イン・ザ・クラウンズ 」、途中から軽くスウィングするT-10.「 ウォッチ・ホワット・ハプンズ 」が私のお気に入り。

Img_0“ヤマトナデシコ”は日本人女性の清楚な美しさをナデシコの花に見立てて言う美称。本アルバム『 なでしこ 』を聴いて、決して目立たないけれど落ち着いたたおやかな女性をイメージしたあるでおでした~。(花のことなんかほとんど分からんクセに…



【データ】
『 Nadecico 』
中本マリ

CD:2003年7月23日リリース
レーベル:JVC Records / ビクター エンタテインメント
番号:VICJ-61128

Produced by Hiroshi Suruga
中本マリ - VOCALS
山本剛 - PIANO (T-1~3.)
市川秀男 - PIANO (T-4~6.)
中牟礼貞則 - GUITAR (T-7~9.)
岩崎大輔 - PIANO (T-10~12.)
Recorded at JVC Aoyama Studios, Tokyo, Japan; April 3-6, 2003

 

 

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