« Chicago XXVI Live in Concert/Chicago (1999年) | トップページ | BOSSA BACHARACH/V. A. (2003年) »

2015年2月25日 (水)

That's New Pussycat! surf tribute to Burt Bacharach/V. A. (2000年)

世界各国のサーフ・バンドによるバカラック・カヴァー集です。

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
Img873a Img873_2 Img875_2
ジャケット表の他に、ケース一体型ジャケット見開きの外側と内側の画像も載せました。なかなか凝ったアートワークです。

1. 24 HOURS FROM TULSA  ~ Apeman ~
2. THE BLOB  ~ Aqualads ~
3. TRAINS AND BOATS AND PLANES  ~ Baronics ~
4. CASINO ROYALE  ~ Big Ray & The Futuras ~
5. BABY IT'S YOU  ~ Bradipos Four ~
6. GOD GIVE ME STRENGTH  ~ Chubbies ~      F
7. THE LOOK OF LOVE  ~ Casmonauti ~
8. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  ~ Deadbolt ~
9. THE WINDOWS OF THE WORLD  ~ Fabulous Planktones ~
10. ITALIAN FUZZ  ~ Fifty Foot Cambo ~
11. BABY IT'S YOU  ~HiFi Ramblers ~      F
12. WALK ON BY  ~ Mill Valley Taters ~
13. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  ~ Mummy The Peepshow ~      F
14. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU  ~ Nose Riders ~      M
15. BABY IT'S YOU  ~ Petty Booka ~
16. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ Pollo Del Mar ~
17. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE  ~ Seks Bomba ~
18. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ Squid Vicious ~
19. BOND STREET  ~ Surfanes ~
20. (THE MAN WHO SHOT) LIBERTY VALANCE ~ Susan & The Surftones ~
21. WHAT'S NEW PUSSYCAT?  ~ Tiki Tones ~
22. ANYONE WHO HAD A HEART  ~ Ritchie Venus ~      M
23. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME  ~ Voodoo Court ~
24. DOWNHILL AND SHADY  ~ Waistcoats ~
25. TRAINS AND BOATS AND PLANES  ~ Wrong Carpses ~      F

※ ヴォーカル有りの曲は F (Female-女性)、又は M (Male-男性)と表記

収録時間約80分


世界各国のサーフ・バンドによるバカラック・カヴァー・アルバムです。

イタリアのレーベル (インディーズのようですが) のプロデューサー Robert Ruggeri (ロベルト・ナンチャラ?) がライナーに本アルバムについて説明しています。超意訳ですが、大意は合ってると思います。

─ 最初にこのプロジェクトを考えたのは1999年の3月。ツアーで米国を旅したときさ。多くのサーフバンドがバカラックの曲を演奏してるのを見て感動してね。実際、彼らはモリコーネやマンシーニ、それにジェームズ・ボンドの曲も演ってたんだけど、バカラックの音楽は私の空想を掻き立てたんだ。4月、米国&カナダツアーを終えて帰ってきてから、すぐプロジェクトをスタート。地球上の多くのバンドに連絡したよ。いくつかのバンドは最終的にプロジェクトに参加できなかったけど、それは問題じゃないね。本当に重要なのは、まるで長年そうしたいと思ってたかのように、私自身が大いに楽しんだことなんだ。サーフ音楽じゃないバンドもいくつかあったけど、このプロジェクトを気に入って参加してくれたんだ。彼らのカヴァーを聴くチャンスを、私がどうして奪えるだろう。だから、ボツにした曲なんてないんだ、たとえ曲が重複しててもね。今回は、同じアルバムのためにあちこちからバンドが参加した、ユニークな機会だと思う。信じられないかもしれないが、全てのバンド ~ 米国、日本、ニュージーランド、ヨーロッパ ~ は、私やお金のためじゃなく、バカラックの音楽のために演ったのさ。どうかCDプレーヤーのスィッチを入れて楽しんでくれ。私はもう楽しんだから! ─

熱いですね~。訳している私まで体温が上がりましたょ。

世界各国から25のバンドが参加しています。米国 11、イタリア 3、カナダ 2、オランダ 2、ニュージーランド 2、日本 2、ベルギー 1、スペイン 1、不明 1 といった具合。ジャンルで大まかに分けると、サーフ・バンド 17、ガレージ・バンド 3、その他諸々 5 てな感じでしょうか。ロベルトさんも書いてるようにサーフ・バンドばかりではありません。ライナーに全バンドの写真が載ってました。置いておきますので、気になる方はクリックしてみてください。
Img876a Img876b Img877a
Img877b Img878a Img878b

日本から参加しているのは、女性4人組ガレージ・バンドのマミー・ザ・ピープショウ(T-13.) と、ハワイアン&カントリー・女性デュオのペティ・ブーカ (T-15.) 。ペティ・ブーカはライナーで ─ 日本のトップ・デュオのひとつ ─ と紹介されています。そうなんだっけ?^_^;

収録曲はカヴァー定番曲が殆どですが、中には超レアな曲も混ざってました。T-10. 「 イタリアン・ファズ 」 は、1966年の映画 『 紳士泥棒/大ゴールデン作戦 (原題:AFTER THE FOX) 』 のサントラ曲。私が知る限り、カヴァーは本アルバムだけだと思います。もう一曲、T-24. 「 ダウンヒル・アンド・シェイディ 」 は、1966年の映画 『 何かいいことないか子猫チャン (原題:WHAT'S NEW PUSSYCAT?) 』 のサントラ曲。こちらも、他では聴いたことないカヴァーです。前者はベルギーのバンドが、後者はオランダのバンドがカヴァーしています。ベネルクス三国はこれまでなぁんとなく欧州のなかでも曲者のイメージがあったんですが、やっぱりマニアックですね~(笑)

聴いてみた全体的な印象は、サーフ・バンドのカヴァーは想像の範囲内というか…、まぁ無難な感じのカヴァーが多いです。「 ベイビー・イッツ・ユー 」 、「 ザ・ブロブ 」 、「 リバティ・バランスを射った男 」 、「 ボンド・ストリート 」 などは元々テケテケが似合う曲ですしね。プロデューサーのロベルトには悪いですが、サーフ・バンド以外のカヴァーに心惹かれるものがありました。

T-6. 「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」 はパワー・ポップのカヴァーなのですが、タイトなリズムで疾走感があって気に入りました。T-14. 「 ディス・ガイ 」 は、ブルース・フィーリングのある渋いカヴァー。例のペティ・ブーカによるT-15. 「 ベイビー・イッツ・ユー 」 は、ハワイアンとカントリーが合体した絶妙な雰囲気のカヴァーで、なかなかやるなって感じです。

決して広くおススメできるアルバムではありませんが、お化け屋敷がお好きな方に…(恐いもの見たさということで^^;)。


【データ】
『 That's New Pussycat! surf tribute to Burt Bacharach 』
V. A.

CD:2000年リリース
レーベル:Omom Music (Italy)
番号:RBKB 3

Produced by Robert Ruggeri

« Chicago XXVI Live in Concert/Chicago (1999年) | トップページ | BOSSA BACHARACH/V. A. (2003年) »

カヴァーアルバム」カテゴリの記事

コメント

 あるでおさん、こんばんわぁ

このCDは私も持ってるんですよぉ~。
でも、あまり私の気持ちを引き立てるほどのものではなくってそのままにしてました。
探し出して聞き直してみますねぇ。

実はイタリアでは「 Bacharach Project 」なるものが存在しているようでして、一時期真剣に探してみたのですが イタリア語がわからないので 頓挫しております。

たぶん、あるでおさんのご記憶にあるかどうかわかりませんが バカラックメドレーを奇妙な振り付けで指揮されていた指揮者がおられたのですが その動画の最後に「 Bacharach Project 」とクレジットされておりました。同様の「 Bacharach Project」と銘打たれた作品動画があるのですが そちらもフルオーケストラの演奏でバカラックさんの曲をメドレー形式ではなく演奏なさっています。しかしながら こちらもアマチュア楽団の演奏らしく、どこか大学の大教室での演奏みたいでもあり、また観客が会場に入ってこられるシーンからの長回しでして 私のブログでも取り上げるかどうか ずぅっと悩んでいるところでもございました。

「イタリア」「バカラック」「プロジェクト」の3語だけで 「バカラック・プロジェクト」と関連づけるのは あまりにも強引ではございますが お蔵入りしていた記事ネタを思い出したのでございます。

このCDを取り上げられ、ご紹介なさったあるでおさんの熱さも感じられた記事であると思います!!

まったりさん、こんにちは!
コメントありがとうございます!

まったりさんもこのCD、持っておいでだったんですね!
まったりさんと同様、いい印象は持ってなかったので、
私もずぅ~っと聴いておりませんでした。

今回記事にするにあたりライナーを初めて読んでみて
プロデューサーの熱意は私でも感じ取れましたので、
そのことはちゃんとご紹介しなければ…と思って書いた次第です。

記事で触れたとおり、サーフ・バンドのカヴァーには正直
心に残るようなものはありませんでしたが…(>_<)。

さて、伊太利亜の 「 Bacharach Project 」。
”どこか大学の大教室”でのコンサートの動画は、私もチェックしてみました。
確かにアマチュアっぽいし、まったりさんが言われる 「 Bacharach Project 」 とは
ちょっと違うような気がしますねー。

「 Bacharach Project 」 が記事になるのを楽しみにしてます~。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/591595/61179868

この記事へのトラックバック一覧です: That's New Pussycat! surf tribute to Burt Bacharach/V. A. (2000年):

« Chicago XXVI Live in Concert/Chicago (1999年) | トップページ | BOSSA BACHARACH/V. A. (2003年) »

★ リンク ★

  • くう・ねる・時々・じゃず
    とても凛としていて、でも柔らかい歌声が魅力のジャズ・シンガー、三善香里さんの公式ブログです。
  • My Willful Diary
    shoppgirlさんが、「心に留めておきたい音楽とあれこれ」をたおやかな言葉で綴っていらっしゃる、素敵なブログです
  • バカラックマジックでまったりと
    バカラックさんをこよなく愛するまったりさんのブログです。バカラックファンとして大先輩でブログの師匠さんでもあります。
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

最近のトラックバック