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2015年3月

2015年3月29日 (日)

Sing Once More ~Dear Carpenters~/平賀マリカ (2009年)

ジャズ・シンガー、平賀マリカがカーペンターズのナンバーを歌ったアルバムです。バカラック・カヴァー1曲を収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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全12トラック中、バカラック作品は1トラック

5. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU (5:14)


Img902ジャズ・シンガーの平賀マリカがカーペンターズのナンバーを歌ったアルバム。カーペンターズ結成40周年のメモリアル・アルバムなんだそうです。

本アルバムは2009年のリリースですが、彼女はその2年前の2007年にバカラック・カヴァー集をリリースしています。2008年にはボサ・ノヴァ誕生50周年のメモリアル・アルバムをリリース。また2011年にはナット・キング・コールをトリビュートしたアルバムを出すなど、なんかそういう企画物がお好きなんでしょうかねー。

良く知られたカーペンターズナンバーを12曲チョイス。これらのカーペンターズの音楽は、彼女が幼い時期によく耳にしていて、メロディーを口ずさんだり、レコードを聴いたりして、いつも身近にあった大好きな音楽なのだそうです。

─ この時代の音楽が、私の基本にあるのではないかと思っています。そんな自分の中に自然と蓄積されてきた音楽の種を、素直に掘り起こしてみようというのが、この企画のスタートでした… ─ (ライナーより)

全篇、笹路正徳によるアレンジ。ピアノ・ギター2本・ベース・ドラムスのクインテットを基本として、曲によってはオケ(弦と木管)やコーラスを加えた豪華な布陣。彼女は素直に掘り起こす…などと書いていますが、カーペンターズっぽいのはT-1. 「 ふたりの誓い 」 と、ギターだけをバックに歌うT-12. 「 雨の日と月曜日は 」 、あと強いて言えばT-3. 「 青春の輝き 」 くらいでしょうか。他はいろいろなアレンジ(ジャズ、ポップス、ロック、R&B、ラテン等)でチャレンジなさっています。

んで、バカラック・カヴァーのT-5. 「 遥かなる影 」 。ゆったりめなR&B調のアレンジ。コーラスも入り、間奏ではサックスがアドリブを聴かせます。マリカさんもアウトロではシャウトなんかしてます。でも、このアレンジでやるんならもっと歌声を揺らすとかしてグルーヴ感を出して欲しかったですね~。ちょっと惜しいなぁ~。いつも勝手なことばかり書いてスミマセンm(__)m


【データ】
『 Sing Once More ~Dear Carpenters~ 』
平賀マリカ

CD:2009年11月25日リリース
レーベル:Office M2/バウンディ
番号:DDCB-13014

Produced by Yasohachi "88" Itoh
Executive Producer: Masaharu Hori

平賀マリカ - vocal
Masanori Sasaji 笹路正徳 - arr, piano, hammond org, ohdes, windchime & tambourine
Takashi Nishiumi - ac.guitar, dobro.guitar & chorus
Takayuki Hijikata - el.guitar & ac.guitar
Vagabond Suzuki - bass
Yuichi Yogashiki - drums
Osamu Koike - sax (T-5.)
Freshness - chorus (T-5.)

Recorded and Mixed at Sony Music Studios Tokyo in July, August and September, 2009

2015年3月25日 (水)

Burt Bacharach Songbook/Carol Duboc featuring Hubert Laws (2009年)

米国のジャズ・シンガー、キャロル・ドゥボックが2009年にリリースしたバカラック・カヴァー集です。

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All songs written by Burt Bacharach and Hal David except T-4. (written by Carol Duboc)

1. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
2. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
3. WIVES AND LOVERS
4. MY MELODY
5. ANYONE WHO HAD A HEART
6. WALK ON BY
7. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
8. THE LOOK OF LOVE
9. A HOUSE IS NOT A HOME
10. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
11. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME
12. I SAY A LITTLE PRAYER

収録時間約42分


米国のジャズ・シンガー、キャロル・ドゥボックが2009年にリリースしたバカラック・カヴァー集です。

キャロルは、米カンサスシティ出身。南カリフォルニア大学音楽校卒業後、ラーキン・アーノルド(マイケル・ジャクソン「スリラー」のプロデューサー)に見出されてワーナーエレクトラと契約します。2001年のファーストアルバム以降、計4枚のアルバムをリリース。トップジャズシンガーとしての地位を確立したそうです。また、パティ・ラベル、ステファニー・ミルズ、シャンテ・ムーア、トム・ジョーンズなどの楽曲提供/アレンジも手掛けるソングライターでもあるんだそうです。

LAで活動した後、キャロルは2008年に生まれ故郷のカンサスシティに戻りました。そして、同じカンサスシティ出身のバート・バカラックをトリビュートしたが本アルバムでございます。フルートのヒューバート・ロウズをフィーチャーし、地元カンサスシティのカルテット(ピアノトリオ+ギター)と組んでレコーディングしています。

取り上げた11曲のバカラック作品は、カヴァー定番の曲ばかり。なお、キャロル作の1曲は軽快なサンバのリズムで、なかなかの佳曲と思います。

キャロルの歌は、若干鼻にかかってはいますが張りのある声質で、至って正統派のジャズ・シンガーという感じ。もうちょっと遊び感覚のある歌い方でもいいんじゃないかと思えるくらい。バックは、フルートがかなり活躍しています。ギターもいい感じで、特にボッサ・アレンジのT-2. 「 雨にぬれても 」 、T-7. 「 恋よさようなら 」 、T-10. 「 遥かなる影 」 などで効果的と思います。スィングもののT-1. 「 世界は愛を求めている 」 やT-8. 「 恋のおもかげ 」 あたりのノリもいいですし、スロー・バラードのT-5. 「 恋するハート 」 やT-9. 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 も情感こもっています。

ただ、全体的には印象にあまり残らないんですよね~。自分でも不思議に思うのですが。私の耳(感覚)がおかしいんでしょうか^_^;? いずれにしても、バランスのとれた女性ジャズ・シンガーのバカラック集でございます~。


【データ】
『 Burt Bacharach Songbook 』
Carol Duboc featuring Hubert Laws

CD:2009年8月18日リリース
レーベル:Gold Note Music
番号:GNM2403

Produced and Arranged by Carol Duboc
Vocals - Carol Duboc
Flute - Hubert Laws
Guitar - Danny Embrey
Piano - Joe Cartwright
Bass - Bob Bowman
Drums - Tim Cambron
Percussion Luis Conte

Recorded at Sound Trek Recording Studios in Kansas City, Mo. and Village Recorders in Los Angeles, CA

 

 

2015年3月22日 (日)

PAULA FAOUR e a musica de Marcos Valle & Burt Bacharach/Paula Faour (2009年)

ブラジル人女性ピアニストのパオラ・ファウアが2009年にリリースした、マルコス・ヴァーリとバート・バカラックのジャズボッサ・カヴァー集です。

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バカラック作品は濃く、マルコス・ヴァーリ作品は薄く表記します。

1. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
   Samba de Verao (So Nice) (Summer samba)
2. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
3. Seu Encanto (The face I love)
   WIVES AND LOVERS
4. Terra de Ninguem
5. Preciso Aprender a Ser So (If you went away)
   A HOUSE IS NOT A HOME
6. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)
7. PROMISES, PROMISES
   Campina Grande
8. Pigmaliao
9. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
   Um Novo Tempo
10. I SAY A LITTLE PRAYER
    Samba de Verao Ⅱ (Summer samba 2)

収録時間約42分


ブラジル人女性ピアニストのパオラ・ファウアが2009年にリリースした、マルコス・ヴァーリとバート・バカラックのジャズボッサ・カヴァー集です。

パオラ・ファウアはネットの情報によると1977年7月ブラジル生まれ。リリース時点では32歳ということになります。演奏内容やジャケット写真の印象から40歳手前くらいをイメージしていたのですが、やはりアーティストは年齢で判断してはいけませんね^~^;。本アルバムは、彼女にとって2枚目のリーダー作になるそうです。

スーパーバイザーとして参加、更には1曲だけですがフェンダー・ローズも弾いてるヴァーリ本人のことも少し触れていきます。1943年ブラジル生まれのシンガーソングライターで、1964年にデビュー。作曲家としての代表作は1966年の 「 サマー・サンバ(英語題:ソー・ナイス) 」 。この曲は誰でも聴いたことがあるでしょう。ブラジルのポピュラー音楽にとって重要人物なんだそうです。(ウィキペディアより)

本アルバムは、そのマルコス・ヴァーリとバート・バカラックを各々8曲ずつ、合計16曲を以下の様にカヴァーしています。
  ① バカラック作品とヴァーリ作品のミックス : 6トラック ( T-1,3,5,7,9,10 )
  ② バカラック作品 : 2トラック ( T-2,6 )
  ③ ヴァーリ作品 : 2トラック ( T-4,8 )
なんと言っても ① の “ ミックス ” が本アルバムの最大の特徴です。決して “ メドレー ” ではありません。リズムやテンポは同じまま、コインの表と裏のようにくるくると何度も入れ替わるんですね~。

パウラ・ファウアのピアノ・トリオを基本に、ゲストとしてフルート、アコーディオン、ギターなどが加わり、ボサやサンバのリズムを中心としたアレンジ。インスト曲のみです。全体的に、そよ風のような爽やかさを感じます。以下、各トラックについて簡単に解説します。

T-1. 「 サン・ホセへの道 」 と 「 サマー・サンバ 」 のミックス
ライト・サンバのリズムで、テンポは♩≒160。編成はピアノ・トリオ+フルートとフリューゲルホーン。実に軽快なチューンです。中間部は 「 サマー・サンバ 」 のコード進行でアドリブを展開しています。

T-2. 「 雨にぬれても 」
ボサ、♩≒102。ピアノ・トリオ+フルートという編成ですが、パオラはフェンダー・ローズを弾いていて、とっても清涼感溢れるサウンド。フルートのメロディやアドリブも涼しい~。また、イントロやアウトロのフレージングは他に聴いたことないもので、とても新鮮です。

T-3. 「 Seu Encanto 」 と 「 素晴らしき恋人たち 」 のミックス
ボサ、♩≒195。編成はピアノ・トリオ+アコーディオン。「 Seu Encanto 」 の拍子は5/4と3/4が混在していて、一方 「 素晴らしき恋人たち 」 の拍子は3/4。それなのに、曲の切り替わりがすごく自然なのに感心します。アコーディオンの音色が郷愁を誘います。

T-5.
Preciso Aprender a Ser So  と 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 のミックス
バラード、♩≒60あたり。ピアノのソロ。パオラのピアノ表現はとてもリリカル。かといって暗い雰囲気にはなっていません。音色がブリリアントだからでしょうか。このトラックも曲の切り替わりが絶妙。素晴らしいです。

T-6. 「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」
ボサ・バラード、♩≒96。編成はピアノ・トリオ+ギター。パオラは、ハモンド・オルガンとピアノを弾いています。ちょっと陰翳のあるイントロは別にして、本編はまるで海に浮かんで漂っているんじゃないかと錯覚してしまうほどの心地良さ。このセンスはなかなかのものだと思います。


T-7. 「 プロミセス、プロミセス 」 と 「 Campina Grande 」 のミックス
サンバ、♩≒135。編成はピアノ・トリオ+フルートとチェロ。「 Campina Grande 」 が元々そうなのかはわかりませんが、イントロの最初から5/4拍子で意表を突かれました。更にびっくりしたのが 「 プロミセス、プロミセス 」 。「 プロミセス、プロミセス 」 のオリジナルは変拍子の嵐が吹き荒れているのですが、ここでは4/4に統一しています。それでも違和感があまりないのが不思議。チェロもいいアクセントになっています。

T-9. 「 世界は愛を求めている 」 と 「 Um Novo Tempo 」 のミックス
ボサ、♩≒130。編成はピアノ・トリオ+フルートとトロンボーン、加えてマルコス・ヴァーリがフェンダー・ローズで参加しています。なかなか変わった編成ですね。学生時代にトロンボーンをちょいとかじったことがあるワタクシあるでおは、トロンボーンの音色とかスライド・ワークとか、そんな所にどうしても耳が行ってしまうのでした。

T-10. 「 小さな願い 」 と 「 サマー・サンバ 2 」 のミックス
ボサ、♩≒142。編成はピアノ・トリオ+フリューゲルホーン/トランペット。このトラックだけ、パオラ、ギターのロベルト・メネスケル、ベースのセルジオ・バホーゾ、ドラムスのセザール・マチャドの4名がコーラスも担当しています。全体に賑やかなアレンジです。「 小さな願い 」 のAメロで2/4になる変拍子部分は4拍子にしているのに、サビで3/4になる変拍子はそのまま演っています。そんな所ばかり気になって…^^;。


【データ】
『 PAULA FAOUR e a musica de Marcos Valle & Burt Bacharach 』
  ジャケット裏の英語表記は、『 PAULA FAOUR and the music of Marcos Valle & Burt Bacharach 』
  Amazon での英語表記は、『 Paula Faour Celebrates Burt Bacharach & Marcos Valle 』
Paula Faour

CD:2009年9月22日リリース
レーベル:Biscoito Fino (ブラジル)
番号:BF905

Produced by Rodrigo Faour
Musical directions and Arrangements: Paula Faour
Musical supervision: Marcos Valle

Paula Faour: piano, fender rhodes, organ
Sergio Barrozo: acoustic bass
Cesar Machado: drums, percussion
Jeferson Victor: flughel horn
Carlos Malta: flute
Gilson Peranzzetta: accordion
Roberto Menescal: guitar
Ricardo Santoro: cello
Marcos Valle: fender rhodes
Aldivas Ayres: trombone
Jesse Sadoc: flughel horn, trumpet

2015年3月18日 (水)

IT WAS A GOOD TIME/Eydie Gorme (1971年)

米女性歌手のイーディ・ゴーメが1971年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを2曲収録!

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Orijginal LP front cover/back cover

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所有CD(2 in 1)のジャケット表/ケース裏/帯

全10トラック中、バカラック作品は2トラック

5. TO WAIT FOR LOVE (3:15)
7. A HOUSE IS NOT A HOME (3:25)


米女性歌手のイーディ・ゴーメが1971年にMGMからリリースしたアルバムです。ゴーメについては前回記事を参照ください。

本アルバムは、前回記事で取り上げたアルバム 『 TONIGHT I'LL SAY A PRAYER 』 の次作となります。プロデュース&アレンジは引き続きドン・コスタが担当。バックもギター、ドラムス、パーカション、ベースにオケが加わったもので前作とほぼ同様ですが、アルバム全体の印象は前作よりもポップで明るいです。春から夏にかけてのウキウキした感じと言えばイメージしていただけるでしょうか。

前作で取り上げたロジャー・ニコルズ&ポール・ウィリアムス(T-1. 「 SOMEBODY WAITING 」 )やバカラック&デイヴィッドに加えて、若手ソングライターの曲も取り上げています。デビッド・ゲイツのT-2. 「 イフ 」 、キャロル・キング&ジェリー・ゴフィンのT-3. 「 GOIN' BACK 」 とT-8. 「 OH NO NOT MY BABY 」 、ジェイムズ・テイラーのT-4. 「 FIRE AND RAIN 」 などがそうです。

んで、バカラック・カヴァーは2曲。T-5. 「 トゥ・ウェイト・フォー・ラヴ 」 は曲の構成面ではオリジナルとほぼ同じで特に凝ったところはありませんが、軽いタッチのドラムスだったり控えめなストリングスや音を短く切る金管あたりの、いかにも肩の力を抜いた感じのアレンジがこの曲によく合っています。女性のカヴァーが少ない曲なのでどうかなぁと思ったのですが、ゴーメの歌唱もバックに劣らず軽くてふわっとしていて、ドリーミーとまでは言いませんがクリーミーな雰囲気を醸し出しています。好カヴァーと思います。

もう1曲は、T-7. 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 。こちらはオケがゴージャスに奏でるアレンジで、pp からff までダイナミック・レンジが広いです。ゴーメも思いっきり歌い上げていて、さすがの歌唱力です。曲に合わせて歌い分けるゴーメの表現力は大したものだと思います。

さて、ここからはオマケです。ゴーメには他にもバカラック・カヴァーがありまして。1968年にRCAからリリースしたアルバム 『 Eydie 』 で、「 THIS GIRL'S IN LOVE WITH YOU 」 と 「 WHAT AM I DOING HERE? 」 をカヴァーしています。前者は 「 ディス・ガイ 」 の女性版です。でも、後者がピンと来なくって。確認したら、ブロードウェイ・ミュージカル 『 プロミセス・プロミセス 』 で、本番で使われなかった曲のひとつでした! → こちら  なんてマニアックな! 同じ1968年にColumbiaからリリースしたアルバム 『 THE LOOK OF LOVE 』 でも1曲、「 THE LOOK OF LOVE 」 をカヴァーしています。これら2枚のアルバムは、AmazonでもiTunesでも見つかりませんでした。う~ん、聴いてみたい!


【データ】
『 IT WAS A GOOD TIME 』
Eydie Gorme

LP:1971年リリース (所有CDは、2 in 1 の日本仕様輸入盤、2014/12/3リリース)
レーベル:MGM Records (所有CDは、GLMUSIC Co.(US) / ULTRA-VYBE)
番号:SE 4780 (所有CDは、GL 229 / CDSOL-8198)

Produced & Arranged by Don Costa

2015年3月15日 (日)

TONIGHT I'LL SAY A PRAYER/Eydie Gorme (1970年)

米女性歌手のイーディ・ゴーメが1970年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

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Original LP front cover/back cover

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所有CD(2 in 1)のジャケット表/ケース裏/帯

全11トラック中、バカラック作品は1トラック

9. KNOWING WHEN TO LEAVE (2:55)


米女性歌手のイーディ・ゴーメが1970年にRCAからリリースしたアルバムです。

ゴーメは1928年にニューヨークでユダヤ系の両親の間に生まれました(バカラックと同い年で、ユダヤ系というのも一緒ですね)。高校卒業と同時に歌手活動を開始し、1953年にトーク番組のオーディションに合格したのをきっかけにブレーク。同番組で歌手のスティーブ・ローレンスと出会い、5年間共演した後1957年に結婚します。英語圏ではグラミー賞にノミネートされた1963年の 「 Blame It on the Bossa Nova 」 (邦題:恋はボサノバ)が最も有名ですが、スペイン語圏でも「Amor」(1964年)などがヒットしたそうです。ご主人とのデュエット ( Steve and Eydie ) でのレコーディングやステージも多かったとか。

一か月ほど前にアップした記事で、バカラック・カヴァーを歌っている方が映画でイーディ・ゴーメ役を演じた…と書きました。記事をアップしたあとでふと、ゴーメがバカラック作品を歌ってないかなぁと調べたところ、このアルバムを見つけたんです。AmazonでポチっとしてCD届くのを待っていたら、ありゃりゃ、まったりさんがスティーブ・ローレンスさん特集の記事をアップなさったではありませんか。イーディ・ゴーメさんとデュエットしている動画まで! かゆい所に手が届くまるで 「 孫の手 」 のようなまったり師匠、サスガです! (この二人が夫婦だった事、実はこのまったりさんのブログ記事で知った次第^^;) 是非クリックしてご覧くださいませ。 → こちら

ということで、本アルバムです。プロデュースとアレンジは、ドン・コスタ。アコースティック・ギター、ドラムス、ベースにオケが加わった演奏はしっとりとして、全体的に秋から冬の季節感にマッチする感じと言ったらイメージ湧きますでしょうか。T-3. 「 ロミオとジュリエット 」 、ジミー・ウェッブのT-7 「 DIDN'T WE 」(サンデー・ソングブックでちょうど今ジミー・ウェッブ特集をやっていて3/8の放送でリチャード・ハリスが歌うこの曲が流れましたね) 、ロジャー・ニコルズ&ポール・ウィリアムスのT-8. 「 タイム 」 などをしっとりと歌い上げています。


んで、バカラック・カヴァーはT-9. 「 去りし時を知って(別題:もうさようならの時) 」 。本アルバム中、何故かこの曲だけニック・ペリートによるプロデュース&アレンジで、他の収録曲よりもポップな味付けです。元々ブロードウェイ・ミュージカル 『 プロミセス・プロミセス 』 の中のこの曲。そのオリジナルより少しテンポは遅めですが、ストリングスや金管のオブリガートは独自のもので、より華やかな印象。エンディングでパーラッパ パーラッパ…とサビを歌いながらフェード・アウトするのも、オリジナルは他のカヴァーでは聴けないアレンジです。ゴーメの歌唱はミュージカル風ではなくステージ歌手のそれですが、楽しく歌っていて私は好きです。

日本語ライナーを読みたくてわざわざ輸入盤より割高な日本仕様のものを選んだのに、購入したCDには日本語ライナーが付いてませんでした。日本語は帯だけ。クッソー(>_<)。


【データ】
『 TONIGHT I'LL SAY A PRAYER 』
Eydie Gorme

LP:1970年リリース (所有CDは、2 in 1 の日本仕様輸入盤、2014/12/3リリース)
レーベル:RCA (所有CDは、GLMUSIC Co.(US) / ULTRA-VYBE)
番号:LSP-4303 (所有CDは、GL 229 / CDSOL-8198)

Produced & Arranged by Don Costa (except T-9), Nick Perito (T-9.)
Conductor: Joe Mele (except T-1,6,9.), Nick Perito (T-1,6,9.)

 

 

 

2015年3月11日 (水)

STRONGER THAN BEFORE/Lyrico (2006年)

女性シンガーソングライターのLyrico(露崎春女)が2006年にカヴァーしたバカラック・ナンバー。シングルのc/w曲です。

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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全4トラック中、バカラック作品は1トラックのみ。

3. STRONGER THAN BEFORE (4:38)


女性シンガーソングライターのLyrico(リリコとお読みするんでしょうか?)が2006年にカヴァーしたバカラック・ナンバーです。シングル 「 The Song of Life ~光の詩~ 」 のc/w曲で、収録されているアルバムは無いみたいです。

Lyricoは、元々1995年に露崎春女(つゆざき はるみ)としてデビュー。2001年からはLyricoに改名して活動し、2008年10月からは再び露崎春女となり現在に至っています。R&B系のシンガーで、アルバムを多数リリースしています。

「 STRONGER THAN BEFORE 」 は、バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー、ロバーツ・ブルースの共作曲で、元々はキャロル3枚目のアルバム 『 SOMETIMES LATE AT NIGHT (邦題:真夜中にくちづけ) 』 のヴァージョンがオリジナル。チャカ・カーンが1984年にリリースしたアルバム 『 I FEEL FOR YOU 』 でカヴァーして、翌1985年にディオンヌ・ワーウィックがアルバム 『 FRIENDS 』 でカヴァー。私が知る限り、その次となるのがこのLyrico版です。

因みに、キャロル版、チャカ版、ディオンヌ版とも、この曲の邦題は 「 愛は果てしなく 」 と表記されています。しかし、Lyrico版では原題のまま…。曲のイメージと合わなかったんでしょうか?

さて、これまでに挙げた4つのバージョンは、イントロの冒頭フレーズや曲全体の構成の違いから、二つのグループに分けることが出来ます。一方がキャロル版とディオンヌ版で、もう一方がチャカ版とLyrico版。チャカ版をカヴァーしたんですねー、Lyricoさんは。

前者は、AOR(アダルト・コンテンポラリー)系のアレンジでリズムもウェット。キーボードの音色とか動きにAORの気分が出ています。

後者はリズムが乾いてて若干ノイジーな感じ。R&B/ソウル系の味付けで、個人的にはこっちの味付けの方が曲に合ってると思います。また、1コーラス → 2コーラスときたあとにサビを繰り返してフェードアウトするところは前者後者も同じですが、サビの繰り返し回数が多いのに加えて途中で “ come back to me ” をシャウトするのは後者のみ。Lyrico版はチャカ版よりもベースがもっと動いて更にカッコイイです。

Lyricoはそんなバックに乗っかってソウルフルに歌っています。英語の発音も完璧! とってもいいんですけど、もっと弾けちゃってもいいのになぁ…とも思います。リミッターで抑えてるんですかねー、そうなら勿体ない。もしライヴで聴けるもんなら一度は聴きたいものです。そもそもこの曲のカヴァーは少ないですから…。先程挙げた4バージョン以外には、トレインチャの2007年のアルバム 『 WHO'LL SPEAK FOR LOVE 』 及び 2009年のライヴアルバム 『 BEST OF BURT BACHARACH LIVE 』 でのカヴァーが有るくらいじゃないですかねぇ?

41vrjy7dsmlここからはオマケです。MP3データしかもってないバカラック・カヴァーをご紹介。
彼女は、露崎春女に戻ったあと2012年にリリースしたアルバム 『 RESPECT 』 で 「 小さな願い 」 (3:43) をカヴァーしています。このアルバムは、彼女が “ リスペクト ” するソウルミュージックの数々をカヴァーしたアルバムで、「 小さな願い 」 もディオンヌ版ではなくアレサ・フランクリン版のカヴァーです。ピアノやベースがアコースティックなところはいかにもそれらしいです。この曲でも感じますが、彼女の歌はもっとシャウトするとかグイグイ行ってほしいですねー、せっかくアレサをカヴァーするんなら。

声が綺麗すぎるからかも知れませんねー、R&Bを歌うには…。


【データ】
『 STRONGER THAN BEFORE 』
Lyrico

CD SINGLE:2006年1月18日リリース
レーベル:Sony Music Records
番号:SRCL-6118

プロデュース: 記載なし
Arrange: 河野圭
その他クレジット: 記載なし

2015年3月 8日 (日)

Juncomodo/田中淳子 (2014年)

女性ジャズ・シンガーの田中淳子が2014年にリリースしたデビュー・アルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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全10トラック中、バカラック作品は1トラック

8. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU (4:49)


Img888─ 都内を中心に活動する小山市出身のジャズ・シンガー田中淳子がファースト・アルバム 『 Juncomodo 』 をリリースした。メジャーシーンで活躍するプレーヤーたちをバックに、スタンダードからポップス、映画音楽までジャンルを超えた10曲を柔らかく繊細な歌声で聴かせる。 … ─

昨年(2014年)6月、新聞を読んでいましたらこのような記事を見つけまして。Amazonで検索したらバカラック・カヴァーも収録されているではないですか! 即決でポッチッとしましたょ。

女性ジャズ・シンガーの田中淳子が2014年にリリースしたデビュー・アルバムです。

バックは、ピアノ・トリオを主体としていて、曲によりギターが加わりますがまぁオーソドックスな感じ。収録曲は半数以上がジャズのスタンダード曲で、意外なところではスティング 「 イングリッシュマン・イン・ニューヨーク 」 なんかも歌っています。

淳子さんの声はちょっとファニー・ボイス気味。馬力があるほうではなく歌い上げる感じはありませんから、細かい表現力で勝負するタイプのシンガーでしょう。

んで、バカラック・カヴァーはT-8. 「 遥かなる影 」 。キーボード、ウッドベース、ドラムスにE.ギターというバックで、ロックな8ビートのリズムが新鮮です。特にウッドベースのグルーヴ感がいいですね~。そんなバックにのノリに比べると、淳子さんの歌はちょっと大人しいですかねー。でも、よくあるこの曲のカヴァーとは違っていて、淳子さんの“意気込み”を感じました。ナイス・カヴァーです。

地元出身とはいえ、まだ生で淳子さんの歌を聴いたことがありません。地元のライヴハウスでいつか聴いてみたいです~。

折角なので、冒頭で触れた新聞記事を載せておきます。後半は、地方紙ならではのローカルな内容です。記事でも触れられていますが、アルバムのジャケット写真を撮った“行きつけの喫茶店”というのが私の家から200mのところにありまして。その喫茶店の写真もついでに置いておきます~。
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【データ】
『 Juncomodo 』
田中淳子

CD:2014年5月14日リリース
レーベル:Studio-OTS
番号:SORS-4043

Produced by Etsuji Ogawa
Recording at aLIVE RECORDING STUDIO September 17, 26 2013
T-8. 「 遥かなる影 」
  Key. 田中裕士
  B. 永塚博之
  Dr. 小川このん
  Gt and Arrangement 小川悦司

2015年3月 4日 (水)

愛の奇蹟(ワンダー・オブ・ラヴ)/ケイコ・リー (2001年)

女性ジャズ・シンガーのケイコ・リーが2001年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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全14トラック中、バカラック作品は1トラック

13. ALFIE (5:49)


Img886女性ジャズ・シンガーのケイコ・リーが2001年にリリースしたアルバムです。

ケイコさんは日本を代表する女性ジャズ・シンガーのひとり。でも、キャリアの最初はピアニストなんですね。しかも21歳から独学でピアノを弾きはじめたんだとか。ジャズやシャンソンの伴奏を経験したあと徐々にシンガーへと転向したそうで、なんかスッゲー。

CDデビューは1995年。2001年10月17日~翌年3月まで放映された日産ステージアのCMに、ケイコさんの 「 ウィ・ウィル・ロック・ユー 」 が使われて大ヒット。ブレイクし幅広いファンを獲得します。本アルバムはその直前にリリースされたんですね。(ちなみに、シングルCD 「 ウィ・ウィル・ロック・ユー 」 は2001年12月に発売)

ケイコさんとドキ・ドキ・モンスターズ(という名前のカルテット)による初めてのスタジオ・レコーディング・アルバムでもあります。ケイコさんのオリジナルも2曲 (T-1,7.) 入ってますが、収録曲のほとんどはポップ/ロック/フュージョンの名曲達。

曲によって楽器を抜いたりストリングスやシンセを加えたりして、アコースティックに、ソウルフルに、クラブ風に、ボッサ風に、クール・ジャズ風にと変幻自在のアレンジ。ケイコさんの声はアルトでも低い方で、しかもハスキー。普通のイメージだとドスの効いたお姉さまのイメージですが、曲によって予想以上に表情を変えるその歌唱は、とても魅力的です。

んで、バカラック・カヴァーはT-13. 「 アルフィー 」 。バカラック作品の中ではジャズ・ミュージシャンによく取り上げられる曲のひとつ。バックには、ストリングスに加えてクラリネット/フルート/ハープやトランペットも加わり、本アルバムの中では最もクラシカルなジャズ・ヴォーカル風。下手をすれば凡庸なカヴァーになりかねないところですが、ケイコさんは甘やかさずにアルフィーをちゃんと諭すことに成功していると思います。アルフィーも人生の素晴らしさに気づくことでしょう(笑)。

他の収録曲では、T-2. 「 ピンク・キャデラック 」 でのロック姐ちゃんぶりも聴き物ですし、スティーヴィー・ワンダーのT-6. 「 センド・ワン・ユア・ラヴ 」 でのボッサ風カヴァーも心地よいです。個人的に嬉しかったのが、T-3. 「 ターン・ユア・ラヴ・アラウンド 」 とT-9. 「 グレイテスト・ラヴ・オブ・オール 」 というジョージ・ベンソンの2曲。特に 「 グレイテスト・ラヴ・オブ・オール 」 は出色と思います。原曲のベンソン版をトリビュートしたストリングス・アレンジも良いですが、ケイコさんの淡々とした、でも気持ちが滲み出たかのような歌唱は(歌い上げるW. ヒューストン版には無い)説得力があって素敵です。

71jq4nyodhl_sl1054_51m2gloke0lここからはオマケとしてMP3しか所有していないカヴァーをご紹介。
2010年リリースのアルバム 『 スムース 』 ( 左 ) で 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 (5:48) をカヴァー。イントロなどルーサ・ヴァンドロス版を下敷きにしてはいますが、ピアノトリオ+シンセをバックにスローで渋いアレンジ。ケイコさんの歌はそれほど印象に残るわけではありませんが、クールなカヴァーです。
それから2年後の2012年にリリースしたアルバム 『 Keiko Lee sings super standards 2 』 ( 右 ) で 「 恋のおもかげ 」 (5:11) をカヴァー。こちらはバンドによるジャズ・ロック系8ビートの演奏をバックに、クラブ風な感じ。カッコいいですけど、う~ん…。


【データ】
『 愛の奇蹟(ワンダー・オブ・ラヴ) 』
ケイコ・リー

CD:2001年7月18日リリース
レーベル:Sony Music Entertainment (Japan)
番号:SRCS 2515

Produced by Kozo Watanabe & Keiko Lee and Doki Doki Monsters
Keiko Lee and Doki Doki Monsters
  Keiko Lee ケイコ・リー (Vo, p, cho, Fender Rhodes)
  Soichi Noriki 野力 奏一 (p, synth, Fender Rhodes)
  Jiro Yoshida 吉田 次郎 (g)
  Benisuke Sakai 坂井 紅介 (b)
  Yuichi Togashiki 渡嘉敷 祐一 (ds, per)
Recorded & Mixed at Sony Music Studios Tokyo <nogizaka>, March, April, May 2001

T-13. 「 ALFIE 」
Orchestra strings arranged by Soichi Noriki
Keiko Lee (vocal)
Soichi Noriki (Fender Rhodes)
Benisuke Sakai (bass)
Yuichi Togasiki (drums, percussion)
Issei Igarashi (trumpet)
Takashi Kato Strings
  Clarinet: Kimio Tamane, Satoshi Kobayashi
  Flute: Hideyo Takakuwa, Mio Noguchi
  Harp: Tomoyuki Asakawa

2015年3月 1日 (日)

BOSSA BACHARACH/V. A. (2003年)

ボッサ風味のクラブ・ミュージック系バカラック・カヴァー集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)

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1. WALK ON BY  ~ 寺田創一 Featuring 山本達彦 ~     M
2. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ サイゲンジ ~      M
3. THE APRIL FOOLS  ~ Swingin-P Featuring Kim ~
4. WIVES AND LOVERS  ~ Izanami ~      F
5. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN  ~ Sissy Peoples ~      F
6. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE  ~ Urb ~
7. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ LAVA ~      F
8. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)  ~ 西本明 ~
9. THIS GIRL'S IN LOVE WITH YOU  ~ 広谷順子 ~      F
10. THE LOOK OF LOVE  ~ eureka! ~      F
11. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE  ~ 丸山史郎 ~

※ ヴォーカル有りの曲は F (Female-女性)、又は M (Male-男性)と表記

収録時間約52分


Img883ボッサ風味のクラブ・ミュージック系バカラック・カヴァー集です!

帯にはこう書いてあります。 ─ 豊かな暮らしを提案する 「 私の部屋 」 がプロデュースするバカラックのメロディー。世界的ヒットメーカーとしてその名を知られるバート・バカラックの楽曲をジャズボッサ風にアレンジ。一度は耳にしたことのある1960年代から80年代の親しみある曲ばかりを、11組のアーティストがコラボレーション。L'eau fraiche a fleurs 「 水とお花 」 で表現された季節を彩る楽しいピクチャーブックを片手にサウンドとして楽しめ、暮らしの一部として溶け込める1枚。 ─

インディーズの Breeeed とかいう、聞いたことないレーベルからのリリース。参加アーティストも山本達彦以外はよくわかりませんでしたので、ちょいと調べてみました。

T-1. 寺田創一 : 日本のハウス黎明期から活動するミュージシャン、リミキサー。  T-2. サイゲンジ : ブラジル音楽を始めとするあらゆる音楽に影響を受けてきたシンガー・ソングライター、西元寺哲史のソロ・ユニット。  T-3. Swingin-P Featuring Kim : ?  T-4. Izanami : 2003年結成のクラブジャズバンド、日本人女性シンガーのキムビアンカがヴォーカル、2005年解散。  T-5. Sissy Peoples : 米国(たぶん)の女性R&Bシンガー。  T-6. Urb : 2002年に横浜で結成された6人組のジャム・バンド、アーブと発音。  T-7. LAVA : 日本人ラテン・ハウスのトップDJ、ラテン・ブラジリアンのコンポーザー。  T-8. 西本明 : 佐野元春のホーボー・キング・バンドのキーボーディストで、多くのミュージシャンのプロデュースやアレンジも。  T-9. 広谷順子 : 70年代後期に活動していた女性シンガー・ソングライター。  T-10. eureka! : 和久英明(作編曲、プログラミング、ギター)と城戸ミユキ(作詞、ヴォーカル)のユニット、1996年結成、ユーリカ!と発音。  T-11. 丸山史郎 : ?

調べてみても、あんまりピンときませんでした…^^;。

収録曲はカヴァー定番曲が並んでいます。冒頭、ボッサ風味のクラブ・ミュージック系という風にご紹介しましたが、各11曲それぞれかなり趣が違います。もろクラブ・ミュージックのものからアコースティックなものまで、ジャンルは幅広いです。個人的には、数少ないアコースティックなカヴァーに気持ちが傾きましたねー。

T-2. 「 遥かなる影 」 はアコギ1本による弾き語り。3拍子にアレンジしていて、サイゲンジは途中でスキャットも披露。なかなかクールなカヴァーです。T-11. 「 サンホセへの道 」 はアコースティックなボッサ・アレンジ。歌無しですが、ハーモニカやアコーディオンがリードを取って爽やかで涼しいカヴァーです。途中、口笛や幼児の笑い声?が入るのもなかなか面白いです。

ま、全体的にBGMにはいいんではないでしょうか。


【データ】
『 BOSSA BACHARACH 』
V. A.

CD:2003年4月27日リリース
レーベル:Breeeed
番号:BRED-0001

Produced by Akio Adachi (Breeeed) & Watashi no heya Livung Co.,Ltd.
Recorded at BS&T Recording studio / Studio Impluse / Hi Brite / Sound Box NYC (New York)

 

 

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