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2015年7月22日 (水)

レイ・アンド・バカラック・オン・ブラス/原信夫とシャープス&フラッツ (1972年)

日本のビッグ・バンドの雄、原信夫とシャープス&フラッツが1972年にリリースしたフランシス・レイとバート・バカラックの作品集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
Img987 Img988

7. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
8. THE APRIL FOOLS
9. I SAY A LITTLE PRAYER
10. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU
11. ALFIE
12. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU

T-1~6.(LPのA面6曲はフランシス・レイ作品集)
T-7~12.(LPのB面6曲がバカラック作品集)

収録時間約43分


Img989_2原信夫とシャープス&フラッツ …
宮間利之とニューハード、高橋達也と東京ユニオン、ダン池田とニューブリードなどと共に、記憶力の衰えた私でもまだ記憶に残っているバンド名です。昔、子供の頃、紅白や歌番組で演奏していたのを覚えているんでしょーねー。

CDにはリリース当時のライナーが掲載されているのですが、それによると、原信夫とシャープス&フラッツは1959年から15年連続でスイング・ジャーナル誌の人気投票で首位(フル・バンド部門)に輝いたとのこと。歌謡界のみならずジャズでの活動が際立っていたようです。

本アルバムは、その原信夫とシャープス&フラッツが1972年にリリースしたフランシス・レイとバート・バカラックの作品集です。LPのA面6曲がフランシス・レイ作品、B面6曲がバカラック作品という取り合わせ。ジャケット写真はイージーリスニングか映画音楽かって感じで、とてもビッグ・バンド・ジャズの雰囲気じゃありませんねー(笑)

レイ作品は無視して、バカラック作品のみ取り上げます。1972年のリリースということで、1970年にヒットしたT-7. 「 雨にぬれても 」 やT-12. 「 遥かなる影 」 がちゃんとチョイスされていて、他も有名曲ばかりです。

金管やサックスがバリバリ鳴ったり分厚いハーモニーを聴かせたりと、ビッグ・バンドらしい面も当然あります。しかし、ソロ・アドリヴもT-12. 「 遥かなる影 」 で原信夫さんのテナー・サックスがちょっこし聴けるくらいで少ないですし、リズムやテンポを含めて原曲のテイストを重視したポップス寄りのアレンジかなーと思います。

そんな中で私のお気に入りは、T-9. 「 小さな願い 」 。基本的には1968年のセルジオ・メンデス版をベースにしたアレンジ。イントロはそのセルジオ・メンデス版のイントロをパクってるんですが、アウトロにはバカラック版のイントロ/アウトロをパクするという、他に類を見ないカヴァーなんです(笑)。そして、元トロンボーン吹きの自分としては、アウトロのメロディをトロンボーンが四声でハモってるところが “ ツボ ” でして。“ あ~、一緒に吹きたいっ ” と思う訳でございます。


【データ】
『 レイ・アンド・バカラック・オン・ブラス 』
原信夫とシャープス&フラッツ

LP:1972年1月25日リリース (所有CDは、2015年2月19日リリースのリイシュー盤、オンデマンドCD)
レーベル:日本コロムビア (所有CDも同じ)
番号:JPS-5232 (所有CDは、CORR-11039

編曲: 小川俊彦
原信夫とシャープ&フラッツ
  原 信夫 - Leader, Tenor Sax
  前川 元、鈴木孝二 - Alto Sax
  西村昭夫 - Tenor Sax
  森川信幸 - Baritone Sax
  橋爪智明、谷山忠男、中島正弘、川口日出男 - Trombone
  森川周三、佐波 博、岸 義和、隅山時一 - Trumpet
  大野 肇 - Piano
  竹内 弘 - Bass
  幾見雅博 - Guitar
  中村吉夫 - Drums

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カヴァーアルバム」カテゴリの記事

コメント

えぇっと、今回は映画音楽少年まったりで登場ですぅ。

私がフランシス・レイさんの作品を本格的によく聞いたのは「ある愛の詩」なんですが 何とまだイージーリスニング少年の時「男と女」のテーマ曲を聴いたときにお名前だけは知っておりました。今、このコメントを書くにあたって調べてみましたら on timeであったようでして、1966年のことでありましたことを確認。当時はラジオからよく流れていて、スキャットで始まるこの曲は強烈な印象を残してくれました。フランシス・レイさんは バカラックさんがマレーネ・ディートリッヒさんの常任指揮者であったのと同様 エディット・ピアフさんやイブ・モンタンさんの伴奏を務められていたそうな・・・・。

また、「ある愛の詩」も1日に2回はラジオで流れてきてたと言っても大げさではないくらいに流行りました。
ある日、偶然にも演奏者がフランシス・レイ楽団とサウンド・トラック盤でという作品を数時間を措かずに聴きました。映画音楽少年であったまったり君はその違い(演奏内容はほとんど同じに聴き取れました)が分からず、英語辞書でサウンドトラックと言う単語は無く 結局「音の道」として理解しました。(いえ、ずぅっと疑問を抱いたまま バカラックさんに出会ってしまったのでした)

ごめんなさい。またもや本記事から外れたことを書いてしまいました。

それから「サウンド・トラック」については またもや偶然にも私が私のお小遣いで買った2枚目の「鉄道員」を担当されたプロデューサーがDJをされた番組でその意味を知ったのはごく最近のお話しでした。

まったりさん、コメントありがとうございます。
こちらは夜になって雨がひどくなってきました。台風はとっくに日本海側に抜けたのに~(>_<)。

本アルバムの記事ではフランシス・レイさんを無視しまくってまして、まったりさんの期待に沿えず申し訳ありませんでしたm(__)m。

「 男と女 」 って、駄馬駄馬駄…いやダバダバダってやつですよね。「 ある愛の詩 」 よりも 「 男と女 」 のほうが先なんですねー。この2曲は、私が物心ついたときにはもうスタンダードと化してましたからどっちが先かなんて全く意識してませんでしたょ^^;

サウンドトラック…、確かに直訳すると 「 音の道 」 ですね。音くんがグラウンドのトラックを走ってる情景が目に浮かびます(笑)。私が高校時代に使ってた英和辞典、今でも本棚に入ってるので見てみましたが、 sound track n. サウンドトラック [ 映画のフィルムの端の録音帯 ] って載ってました(^^)v。

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