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2015年8月

2015年8月26日 (水)

雪と花の子守唄 ~バカラック・ララバイ集~ /V.A. (2009年)

日本のアーティスト達による、子守唄仕立てのバカラック・カヴァー集です!

(画像はすべてクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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1. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ 千葉はな ~  F
2. THE APRIL FOOLS  ~ コトリンゴ ~  F
3. PAINTED FROM MEMORY  ~ サイゲンジ ~  M
4. MAGIC MOMENTS  ~ 土岐麻子 ~  F
5. THE WINDOWS OF THE WORLD  ~ 永山マキ ~  F
6. ODDS AND ENDS
7. ALFIE  ~ さかいゆう ~  M
8. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE  ~ 千葉はな ~  F
9. ME, JAPANESE BOY I LOVE YOU  ~ おおはた雄一 ~  M
10. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN  ~ Rachael Dadd ~  F
11. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU  ~ ルースフォンチ ~  M
12. COME TOUCH THE SUN
13. SOMEDAY  ~ アン・サリー ~  F

※ ヴォーカル有りの曲は FFemale-女性)、又は MMale-男性)と表記

収録時間約57分


Img014a_2日本のアーティスト達による、子守唄仕立てのバカラック・カヴァー集です!  2009年のリリースです。

あっ、最初に断っておきますが、今回は人の褌(ふんどし)で相撲を取って記事を書いていきます。あしからずm(__)m

プロデューサーの鈴木惣一朗が、おとなが聴ける子守唄集シリーズとして 『 りんごの子守唄 』 (ビートルズを題材にしたララバイ集で、赤盤・青盤・白盤の3作品がリリースされています)に続いて企画したアルバムです。

 

─ 去年観に行ったバカラックのライヴがすごく良くて、〈もう、やるしかない!〉と。そしたら偶然、その年がバカラック生誕80周年だったらしくて、タイミング的にもバッチリだった。バカラックのカヴァー集っていろんな人がやってるけど、そういう王道なミュージシャンだからこそ、僕のオルタナティヴな感覚が良い感じで活かされるんじゃないかな、とも思ったんですよね。 ─

ご本人がインタビュー記事 『 ララバイ・プロデューサー、鈴木惣一朗が語る、BBカヴァーの魅力と極意 』 で仰ってます。鈴木さんも2008年のコンサートを聴きに行かれたんですねー。他にも、バカラックの曲の印象やプロデュースの考え方など話しておられます。是非クリックしてご覧ください。

参加アーティストは、知る人ぞ知る実力派の皆さん方。 『 雪と花の子守唄 公式サイト 』 の<ARTIST>をクリックしますと、各アーティストの簡単な紹介コメントがあります。さらに、そのアーティストの公式サイトへ繋がるリンクも貼ってあります(一部のリンクは切れてますが^^;)。こちらもぜひ参照くださいませ。

全体的には、ヴィブラフォンやペダル・スティール・ギターを多用したしっとりしたサウンド。子守唄って名前の通り聴いてて眠くなるかというと、これがそうでもないんですね~。音数は少なめだけど、耳あたりが良いわけではない…というか。アルバムの途中でひょいひょいっと色彩が変わるんです。ところどころ細かい隠し味もあったりして。

ファニーなアレンジのT-4. 「 マジック・モーメンツ 」。途中に突然3回鳴る電話の呼び出し音は、いったい何なんだ?  重いベースのイントロで始まるT-5. 「 世界の窓と窓 」 の色彩は暗いですし。T-6. 「 オッズ・アンド・エンズ 」 はズンチャッ、ズンチャッのリズムがどこかユーモラスです。T-9. 「 ミー・ジャパニーズ・ボーイ 」 なんて、ライトなサンバにアレンジしちゃってて楽しい限り。

こんなの聴いてたら、次の曲どうなるんだろう?って気になって眠れないじゃないですか(笑)。

個人的に好きなのは、子守唄っぽいT-1~3.の流れ。
T-1. 「 遥かなる影 」 のイントロはバカラック版をベースにしていて、大変珍しいです。T-2. 「 幸せはパリで 」 は浮遊感漂うまったりしたアレンジにコトリンゴの鼻声が絶妙にマッチしてます。エンディングの最後に聴こえる“ため息”もグー。T-3. 「 ペインテッド・フロム・メモリー 」 はエルヴィス・コステロとバカラックの共作曲ですが、素敵な子守唄になってます。いい曲だなぁと改めて思いました。

あと、T-11~13.の流れも好きですねー。
T-11. 「 ディス・ガイ 」 は6分半近くにもなる長いアレンジ。最初のリリカルな感じが気持ち良いのと、演奏時間の3分の1にも及ぶ後奏が素敵です。T-12. 「 太陽をつかもう 」 はインスト。元々映画 『 明日に向って撃て! 』 サントラのインスト曲ですが、女性のハミングが心地よくって。本アルバムの中で一番子守唄に相応しいように思います。T-13. 「 SOMEDAY 」 はなんと未発表曲! 作詞はTonio K.ということなので最近の曲でしょうが…。でもねぇ、これがいい曲なんです。

最後に、 『 スペシャル鼎談!! 鈴木惣一朗 × 土岐麻子 × さかいゆう 』 をご紹介。是非是非覗いてみてください。パート1からパート4まで、私なんか到底及びもつかない深い内容ですょ。

※ 「 SOMEDAY 」 は未発表曲ではなくて、カヴァーでした。スウェーデンの女性シンガー、カローラが2001年にリリースしたアルバム 『 MY SHOW 』 に収録されたものがオリジナルです。 → こちら (追記 2015/11/4)


【データ】
『 雪と花の子守唄 ~ バカラック・ララバイ集 ~ 』
V.A.

CD:2009年3月10日リリース
レーベル:Living, Records Tokyo / LD&K
番号:LRTCD-032

Produced & Mixed by 鈴木惣一朗 (ワールド・スタンダード)
Recorded from Summer 2008 to Sprong 2009
Recorded at LD&K Waseda Studio, aLIVE Recording Studio, Pathway Studio
↓ ミュージシャンは以下クレジットを参照ください。
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2015年8月23日 (日)

In Love With Burt Bacharach/V.A. (2009年)

フィリピンのアーティスト達による、アコースティック&ボサノヴァ風味のバカラック・カヴァー集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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1. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN  ~ Gail Blanco ~  F
2. THE LOOK OF LOVE  ~ Gail Blanco ~  F
3. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ Gail Blanco ~  F
4. WALK ON BY  ~ Margarita Saludo ~  F
5. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ Margarita Saludo ~  F
6. DON'T MAKE ME OVER  ~ Marcus Davis jr. ~  M
7. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE  ~ Gail Blanco ~  F
8. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME  ~ Mel Fausto ~  F
9. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD / DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE  ~ Ito Rapadas & Gail Blanco ~  FM
10. MAKE IT EASY ON YOURSELF  ~ Gail Blanco ~  F
11. THE APRIL FOOLS  ~ Mel Fausto ~  F
12. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU  ~ Marcus Davis jr. ~  M
13. ALFIE  ~ Ito Rapadas ~  M
14. A HOUSE IS NOT A HOME  ~ Gail Blanco ~  F
15. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)  ~ Mel Fausto ~  F
16. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR  ~ Ito Rapadas & Mel Fausto ~  FM

※ ヴォーカル有りの曲は FFemale-女性)、又は MMale-男性)と表記

収録時間約58分


Img011‟ 酷 ” の字が付くほどの暑さは峠を越えたようですが、今日あたりは蒸し暑くって…。ということで、涼を感じるバカラック集の第三弾!

フィリピンのアーティスト達による、アコースティック&ボサノヴァ風味のバカラック・カヴァー集です。

ヴォーカルを担当された5名のアーティストについて、ちょっとネットで検索してみました。自身のHPを持ってらっしゃるのは1名のみで、あとはFacebook、TwitterやYouTubeで見つけました。

Gail Blanco  フィリピンはセブ島出身の女性シンガー。2006年のフィリピン・アイドル(アメリカン・アイドルのフィリピン版)でセミファイナルの24名に残ったそうです。(リンク先はFacebook)
Margarita Saludo  フィリピンの女優/シンガー。詳しいことはわかりません。(リンク先はTwitter)
Marcus Davis jr.  米国(?)の男性シンガー。フィリピン系アメリカ人の女性シンガー、Amber Davis の夫でありプロデューサーだそう。(リンク先は夫婦でパフォーマンスしている動画)
Mel Fausto  グアム出身で、現在はハワイで活動する女性シンガー。レコーディング当時はフィリピンで活動していたそうです。(リンク先は公式HP)
Ito Rapadas  フィリピンの男性シンガー/作曲家。1988年デビューの男性バンド Neocolours の元メンバー。現在はユニバーサルレコードのフィリピン音楽(OPM)生産部門マネージング・ディレクターだそうで、本アルバムのプロデュースも担当しています。(リンク先はTwitter)

バカラックのカヴァー定番曲ばかり、16トラック~計17曲が収録されています。アコースティック・ギターの響きと軽めのボサノヴァ・リズムが醸し出す空気感は、なんとも言えずまったりとしたもの。5人のヴォーカルも、肩の力が抜けた歌唱で応えています。ヴォーカルの皆さんの声質が似てることもあって、アルバム全体の統一感があります。

ユニークなトラックをいくつか。T-9. 「 雨にぬれても / サン・ホセへの道 」 は、メドレーではなくマッシュアップ。男性が 「 雨にぬれても 」 を、女性が 「 サン・ホセへの道 」 を入れ替わり歌っています。 T-14. 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 は速いリズムとゆったりとした歌唱が新鮮です。

難しいことを考えずにリラックスして聴けるバカラック・カヴァー集です。


【データ】
『 In Love With Burt Bacharach 』
V.A.

CD:2009年1月28日リリース
レーベル:S2S  Pte, Singapore (Under exclucive license from Universal Records Inc. Philippines.)
番号:SSDS-9308

All songs produced by Ito Rapadas
Excutive Producer:Kathleen Dy-Go
Arranged by Akemi Productions (T-1,4,11,12.), Fred Garcia (T-2,3,6,9,15,16.), Akemi Productions and Fred Garcia (T-13,14.), Ito Rapadas and Akemi Productions (T-5,7,8,10.)
Vocal performance by Gail Blanco (T-1,2,3,7,9,10,14.), Margarita Saludo (T-4,5.), Marcus Davis jr. (T-6,12.), Mel Fausto (T-8,11,15,16.), Ito Rapadas (T-9,13,16.)
Guitar tracks by Gigi Arcay (T-1,6,12.), Janno Queyquep (T-2,3,5,7,8,9,10,14,16.)
Saxophone:Edward Picache (T-9,14.)
Flute:Edward Picache (T-9.)
Back-up vocal arrangement by Ito Rapadas (T-2,9,16.)

 

 

2015年8月12日 (水)

Sweet Bossa, Burt Bacharach/V.A. (2008年)

ブラジルの一流ミュージシャンが参加した、ボサノヴァ・アレンジ/カフェ・スタイルのバカラック・カヴァー集です!

(画像はすべてクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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1. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ Ana Martins ~  F *
2. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU  ~ Carlos Lyra ~  M
3. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ Wanda Sa ~  F *
4. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)  ~ Anna Luisa ~  F *
5. THE LOOK OF LOVE  ~ Sanny Alves ~  F *
6. BACHARACH-DAVID MEDLEY  ~ Folia de Tres ~  F *
   (1) KNOWING WHEN TO LEAVE
   (2) MAKE IT EASY ON YOURSELF
   (3) (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME
   (4) I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
   (5) WALK ON BY
   (6) DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
7. ON MY OWN  ~ Daniel Jobim ~  M
8. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  ~ Ana Martins ~  F *
9. ALFIE  ~ Miucha ~  F
10. REACH OUT FOR ME  ~ Sanny Alves ~  F *
11. THE APRIL FOOLS  ~ Anna Luisa ~  F
12. ONE LESS BELL TO ANSWER  ~ Folia de Tres ~  F *
13. A HOUSE IS NOT A HOME  ~ Kay Lyra ~  F

※ ヴォーカル有りの曲は FFemale-女性)、又は MMale-男性)と表記
*  歌詞がポルトガル語

収録時間約61分


涼を感じる音楽ということで前回記事ではスティールパンのバカラック集を紹介しましたが、第2弾としてボサノヴァはいかがでしょう?

…ということで、ボサノヴァ・アレンジ/カフェ・スタイルのバカラック・カヴァー集です!

プロデューサーは日本人で企画も日本。ジャケットだけ見ると安易なコンピものみたいですが、わざわざリオ・デジャネイロまで出掛けて録音した本格的な一品。主なミュージシャンとしてライナーに写真入りで紹介されている面々はブラジルの一流ミュージシャンだそうで、中にはアントニオ・カルロス・ジョビンのお孫さんって方も! その他のミュージシャンは日本やブラジルの方々です。

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チョイスされた曲はカヴァー定番曲ばかり。すべてヴォーカル入りですが、全13トラック中、8トラックはポルトガル語で歌われています。バックがギターだけの曲(T-2,13.)もありますが、基本はピアノ/キーボード、アコースティック・ギター、ベース、ドラムス/パーカッションの4人がバックで演奏し、さらに曲によってはサックス、フルート、トロンボーン、チェロなども加わってます。

アルバム全編、まったり感の漂うボサノヴァのアレンジで、コンテンポラリーな香りも感じられるクールなスタイルがGoodです。例えば、冒頭のT-1. 「 遥かなる影 」 。この曲のベンチマークたるカーペンターズ版の影響を受けていないボサノヴァ・アレンジに、ノン・ヴィブラートの女性ヴォーカルがピッタリ合ってとてもクォリティの高い仕上がりです。アルバムの中で特に印象に残ったのは、ピアノが基本二種類のコードだけを淡々と和音で刻むT-7. 「 オン・マイ・オウン 」 や、ソプラノ・サックスのイントロ/間奏がクールでオリジナルと異なるコード進行にハッとするT-11. 「 エイプリル・フール 」 あたりなのですが、他にも涼を感じる好トラックがたくさんあります。

ひとつだけ惜しいな~と思うのは、T-6. 「 バカラック・メドレー 」 。これ、カーペンターズのバカラック・メドレーをベースにしたアレンジなんですねー。一応リズムはボサノヴァなんですが、コーラス・ワークがモロなんですわ^^;。いや、出来自体はいいんですよ。ただ、このアルバムの中でこのメドレーだけカーペンターズ色が目立ってて違和感があるんです。アルバムとしての統一感が損なわれるというか…。ま、カーペンターズ人気の高い日本の企画だからかな?

ともあれ、ボサノヴァのバカラック集の中ではおススメのアルバムです!


【データ】
『 Sweet Bossa, Burt Bacharach ~(They Long to Be) Close to You 』 スウィート・ボッサ,バート・バカラック ~クロース・トゥー・ユー
V.A.

CD:2008年4月23日リリース
レーベル:avex io/エイベックス・エンタテインメント
番号:IOCD-20249

Produced by Shuji Tsumori
Musical Produced by Kazuo Yoshida
Arrangement: Osamu Kobayashi (T-1), Carlos Lyra (T-2), Minoru Kato (T-3,4,5,6,8,9,10,11,12), Daniel Jobim (T-7), Mauricio Maestro (T-13)
Recorded January and February, 2008 at Tambor Studio, Rio de Janeiro
↓ トラック毎の詳細なクレジットはこちらをご覧ください。
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2015年8月 9日 (日)

STEEL PAN PLAYS BURT BACHARACH/V.A. (2007年)

スティールパンが全曲でフィーチャーされた、様々なアーティストによるバカラック・カヴァー集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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1. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ Sunshine Love Steel Orchestra ~
2. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE  ~ 田村玄一 ~
3. THIS G'S IN LOVE WITH YOU  ~ CINEMA dub MONKS ~
4. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE  ~ 田村玄一 ~
5. ALFIE  ~ 原田芳宏 ~
6. DON'T GO BREAKING MY HEART  ~ Tony Guppy ~
7. THE LOOK OF LOVE  ~ Sunshine Love Steel Orchestra ~
8. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  ~ 原田芳宏 ~
9. WALK ON BY  ~ 田村玄一 ~
10. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ Tony Guppy ~
11. THE APRIL FOOLS  ~ 原田芳宏 ~
12. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN  ~ G.Rina & 田村玄一 ~  F

※ ヴォーカル有りの曲は FFemale-女性)、又は MMale-男性)と表記

収録時間約49分


Img002d_2 今年の夏は例年以上の暑さですが、皆さま如何お過ごしでしょうか? そんな時こそ、涼を感じる音色のスティールパン。

えー、かなりこじつけ気味(というより強引)ですが、そのスティールパンが全曲でフィーチャーされた、様々なアーティストによるバカラック・カヴァー集です!

今回の記事を書くまで知らなかったのですが、スティールパンはカリブ海最南端の島国、トリニダード・トバゴ共和国で発明された打楽器だそうで、生まれてからまだ100年経っていない新しい楽器なんですと! ネットからちょいと画像を拝借しましたが(スティールパンにも大小様々あるようでそのうちの一種類)、叩く場所は音階順に並んでなくって…、演奏するときこんがらがりそーです(@_@)。
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チョイスされたバカラック・ソングは、全12曲とも作詞家ハル・デイヴィッドとのコンビにより生み出されたカヴァー定番曲ばかり。それらを、ソロやバンド形式、さらにはスティールパンの競演まで、多種多様な編成/スタイルで聴かせてくれます。

純粋なソロは、T-10. 「 小さな願い 」 のみ。しかもメロディをかなりモディファイしてアレンジしてるんで、よく聞いて原曲の痕跡を拾って聴かないと何の曲かわかりません(^^;。T-3. 「 ディス・ガイ 」 はコントラバスをバックに、T-5. 「 アルフィー 」 とT-6. 「 ドント・ゴー・ブレイキング・マイ・ハート 」 はギターをバックに、T-8. 「 雨にぬれても 」 はピアノをバックに、T-11. 「 幸せはパリで 」 はシンセ・ドラムをバックに、スティールパンがメロディを奏でます。T-1. 「 遥かなる影 」 とT-7. 「 恋のおもかげ 」 はスティールパンによるアンサンブルが聴けます。T-4. 「 世界は愛を求めている 」 とT-9. 「 ウォーク・オン・バイ 」 はバンド演奏っぽい感じ。ラストのT-12. 「 恋よさようなら 」 はナント女性ボーカル入りで、スティールパンは脇役に…。

個人的な好みかもしれませんが、楽器の数が少ない方 ( ソロ或いは他の楽器とのデュオ ) がスティールパンらしさが出て良いな~と感じました。


【データ】
『 STEEL PAN PLAYS BURT BACHARACH 』
V.A.

CD:2007年6月20日リリース
レーベル:PONY CANYON
番号:PCCR-00452

Produced & Directed by 麻生健太
↓ 各曲のクレジットは以下のようになっております
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2015年8月 2日 (日)

JAZZ BACHARACH/V.A. (2004年)

クラブ系ジャズやラテン系の11組のアーティストが演奏した、全て新録によるバカラック・トリビュート集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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1. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE ~ Novo Tempo feat. Saigenji ~  M
2. ALFIE ~ Gema Y Pavel ~  F
3.Interlude
4. WIVES AND LOVERS ~ SOIL & "PIMP" SESSIONS ~
5. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD ~ izanami ~  F
6. MAKE IT EASY ON YOURSELF ~ Loop Sesson ~ F
7. WHAT'S NEW PUSSYCAT? ~ Estrangeiros ~  F
8. A HOUSE IS NOT A HOME ~ Otake & Maruyama ~
9. GOD GIVE ME STRENGTH ~ Fleming Pie ~  F
10. ON MY OWN ~ La Turbo ~  F
11. DON'T GO BREAKING MY HEART ~ Mika Arisaka feat. LOONY TUNE ~  F
12. ALFIE -Gema Y Pavel with LAVA -ckgt meets electro jazz remix ~ LAVA ~  F
13. Fuller Love ~ SOIL & "PIMP" SESSIONS ~

※ ヴォーカル有りの曲は FFemale-女性)、又は MMale-男性)と表記
※ なお、グレー字の曲はバカラック作品ではありません

収録時間約66分


Img992クラブ系ジャズやラテン系の11組のアーティストが演奏した、全て新録によるバカラック・トリビュート集です! アーティスト名からはさっぱり判別できませんが、一部を除いて日本の皆さんです。

CDの帯によると、以前ご紹介した、ボッサ風味のクラブ・ミュージック系 『 BOSSA BACHARACH 』 の第二弾なんだそう。確かにあのアルバムと同じアーティストがいる! T-1. フューチャリング・アーティストのサイゲンジ 、T-5. izanami 、T-8. の丸山史郎、T-12. LAVA …

その他のアーティストもわかる範囲で調べてみました。 T-1. Novo Tempo : クラブ・シーンで活躍するJazz&Electric系バンド T-2. Gema Y Pavel : キューバのデュオ、女性ヴォーカルのGemaとギターのPavel、ヘマ・イ・パベルと読むそう。 T-4. SOIL & "PIMP" SESSIONS : 6人組ジャズ・バンド、デスジャズを指向。 T-6. Loop Sesson : 7人組ハウス/クラブ・ミュージック・バンド。 T-7. Estrangeiros : 5人組のバンド。 T-8. Otake & Maruyama : ハーモニカのEiji Otakeとギターの丸山史郎+二胡のKenji Yamahira。 T-9. Fleming Pie : ヴォーカルの中島朋子とギター&プログラミングの瀬川英史からなるデュオ、中島朋子は現在tomo the tomo(トモザトモ)名でソロ活動中。 T-10. La Turbo : ブラジリアンジャズ・クラブミュージックのバンド、現在はバンド活動休止中。 T-11. Mika Arisaka feat. LOONY TUNE : ヴォーカルは有坂美香、LOONY TUNEはよくわかりませんがクラブ/ハウス系のバンドのようです。

やたらと騒々しいT-4. 「 素晴らしき恋人たち 」 、いかにもクラブ系のT-11. 「 ドント・ゴー・ブレイキング・マイ・ハート 」 、ハーモニカ/アコギ/二胡という組み合わせが爽やかなT-8. 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 まで、アルバム全体としては節操がありません^^;。個人的に気に入ったのはアコースティックな味わいの曲。ピアニカやパーカッションがなんともとぼけた味わいのT-7. 「 何かいいことないか子猫チャン 」 だったり、サンバのリズムが意表を突くT-10. 「 オン・マイ・オウン 」 あたりでしょうか。

それにしても、『 JAZZ BACHARACH 』 というアルバム・タイトルはいかがなものかと。だってだってだって、“ いかにもJAZZ ” っていう曲は入ってないですもん…。

この暑さで思考能力低下は否めませんねー(言い訳^^;)。
今日はこの辺で、あしからずm(__)m。


【データ】
『 JAZZ BACHARACH 』
V.A.

CD:2004年4月7日リリース
レーベル:BYO Music
番号:BYOM-0001

Produced by Akio Adachi (BYO MUSIC)
Executive Producer: Bunkei Yo (BYO)

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