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2015年9月 2日 (水)

All Kinds of People ~ love Burt Bacharach ~/V.A. (2010年)

ジム・オルークがプロデュースして、東京/USのアーティストと作り上げたバカラック・カヴァー集です。

(画像はすべてクリックすると大きくなます。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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1. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ 細野晴臣 ~  M
2. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME  ~ Thurston Moore ~  M
3. ANONYMOUS PHONE CALL  ~ やくしまるえつこ ~  F
4. AFTER THE FOX  ~ 坂田明&中原昌也 ~  M
5. YOU'LL NEVER GET TO HEAVEN (IF YOU BREAK MY HEART)  ~ 青山陽一 ~  M
6. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE  ~ カヒミ・カリィ ~ F
7. DON'T MAKE ME OVER  ~ 小坂忠 ~ M
8. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  ~ 小池光子 ~  F
9. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ YOSHIMI ~ F
10. TRAINS AND BOATS AND PLANES  ~ Jim O'Rourke ~ M
10. WALK ON BY  ~ Donna Taylor ~ F

※ ヴォーカル有りの曲は FFemale-女性)、又は MMale-男性)と表記

収録時間約48分


Img020bb_2ジム・オルークがプロデュースして、東京/USのアーティストと作り上げたバカラック・カヴァー集です。2010年のリリースで、今年(2015年)初めにはアナログ盤もリリースされました。人気盤あるのかな?

ジム・オルークといえば、1999年のアルバム 『 ユリイカ 』 でバカラック・ナンバー 「 サムシング・ビッグ 」 をカヴァー。アルバムジャケットのアートワークがとってもシュールなこともあって、強く印象に残っています。まぁ、私は 「 サムシング・ビッグ 」 以外の曲は聴かないっすけど^^;。

てなわけで本アルバム。リリース当時には特集記事などがネットでも踊っていました。それらサイトのいくつかをご紹介します。リンクを貼っておきますのでクリックして参照ください。

CDジャーナル … バカラックのこと、アルバム解説、参加アーティストのコメント、参加アーティストの紹介(リンク)など充実の内容
音楽ナタリー … コンパクトなアルバム紹介。録音時期など言及あり
OTOTOY … ジム・オルークのプロフィールが詳しい

アルバム発売のすぐあと、4月15~18日に東京と大阪で <ジム・オルーク×バカラック トリビュート・ライヴ> がありました。当時は行こうとは思わなかったのですが、ライブに参加した青山陽一さんの感想を読むと、行っときゃよかったなぁ~と後悔。

青山陽一 OFFICIAL BLOG … ライブ後の感想(2010/4/19記事)。他にも、4/7記事ではT-5. 「 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン 」 のレコーディング裏話あり

…てな具合に、ジム・オルークのことやアルバムの概要については前述のサイトやブログをご覧いただくこととして、全体感と印象に残った曲などを少々。

ひとことで言うと、< 癖のあるバカラック集 > といったところでしょうか。この点は、師匠のまったりさんと同意見です(以前まったりさんと意見交換させていただいたことがございまして…)。意欲的なアルバムだとは思うのですが、聴き終わって、「 あぁ良かったな~ 」 と思える曲は少なかったです。好みの問題なんでしょうけどね(>_<)。参加アーティストの色を出そうとしすぎたように感じました。

細野さんのT-1. 「 遥かなる影 」 は新鮮に聴こえました。T-3. 「 アノニマス・フォーン・コール 」 は Bobby Vee がオリジナル(1962年)らしいのですが、私は同年の Frank Ifield (フランク・アイフィールド) のバージョンしか聴いたことありません。この3拍子の超レア曲をやくしまるえつこさんはキュートに歌っておられます。T-4. 「 アフター・ザ・フォックス 」 (1966年の英国映画 『 AFTER THE FOX 紳士泥棒/大ゴールデン作戦 』 の主題歌) も超レアなカヴァー。歌そのものはオリジナルに近いですが坂田明さんと中原昌也さんのセリフが可笑しいです。青山陽一さんのファルセットが気持ちイイT-5. 「 ユール・ネバー・ゲット・トゥ・ヘブン 」 も良いですねー。あと、T-11. 「 ウォーク・オン・バイ 」 を歌っているドナ・テイラーさんは、現在のバカラック・シンガーズ3人のうちのおひとりで、サスガに腰の据わった歌唱です。

玉虫色の感想になってしまいましたね^^ゞ。本アルバム、私の理解と語彙の範囲を超えてるんですょ。

Img029雑誌 『 ストレンジ・デイズ 』 の2010年6月号で、ジム・オルークと本アルバムが取り上げられています。ジムの歌モノについての考察/バカラックと本アルバム収録曲の原曲解説/アルバム解説などなど、10ページの内容。

松井巧氏が執筆した本アルバムの解説文の後半に、以下のくだりがあります。

─ しかし、本作が他のトリビュートと比べてなお異質かつ魅力なのは、メロディやアレンジに非西洋、具体的にはラテンの要素や、ポップスに一見不釣り合いな不協和音を忍ばせることでその豊穣さを発展させた革命者バカラックの本質を、深部に及んで抽出していることだ。 ─

私には逆立ちしたってこんなコメント書けません(>_<)。まだまだ修行が足らんなぁ…。


【データ】
『 All Kinds of People ~ love Burt Bacharach ~ 』
V.A.

CD:2010年4月7日リリース
レーベル:BounDEE
番号:DDCB-13010

Produced & arranged by Jim O'Rourke
Music recorded at Magnet Sound Studio, steamroom & GOK SOUND
Musicians
  クリヤ・マコト (p)
  黒田京子 (p)
  藤井郷子 (p)
  須藤俊明 (p)
  グレン・コッチェ (ds)
  町田良夫 (steelpan)
  佐々木史郎 (tp)
  石橋英子 (fl)
  成井幹子 (v&viola)
  勝井祐二 (v)
  ジム・オルーク (g & other instruments)
↓各曲の詳しいクレジットは、以下クリックして参照ください。
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