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2015年9月27日 (日)

The Amazing BURT BACHARACH/Big Band Ritmo Sinfonica Citta Di Verona & Orchestra Giovanile Del Veneto (2006年)

イタリアのビッグバンド+青年オーケストラ+女性ヴォーカルによるバカラック集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
The_amazing_burt_bacharach_2
original front cover

Img059 Img060_2
front / back cover released in Japan (所有している日本盤)

1. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
2. WALK ON BY
3. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
4. THIS HOUSE IS EMPTY NOW
5. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
6. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU
7. I SAY A LITTLE PRAYER
8. ALFIE
9. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE *
10. MAGIC MOMENTS
11. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU *
12. No, Non Mi Innamoro Piu (I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAINのイタリア語バージョン)

* インスト曲

収録時間約42分


Img061イタリアのヴェローナ市シンフォニック・リズム・ビッグバンド+ヴェネト州青年オーケストラ+シルヴィア・テストーニ(女性ヴォーカル)のコラボによるバカラック集です!

イタリアのヴェローナは、『 ロミオとジュリエット 』 の舞台となった街でしたよね。それぐらいしか知りません。地図を眺めて確認しました。イタリア北部は長靴の付け根、ミラノとベネチアの中間辺りにあるんですねー。Wikiによれば、 ─ イタリア共和国ヴェネト州西部にある都市で、その周辺地域を含む人口約25万人の基礎自治体(コムーネ)。ヴェローナ県の県都である。街の中心部には古代ローマ時代の円形競技場跡(アレーナ・ディ・ヴェローナ)があり、街の象徴となっているほか、中世の町並みがよく残っており、2000年には「ヴェローナ市街」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。 ─

ほぉ~、世界遺産になってるんだ! イタリアに旅行することがあったら寄ってみよう。

そのヴェローナ市Camploy劇場で、2004年12月22日にヴェローナ市シンフォニック・リズム・ビッグ・バンド ( Big Band Ritmo Sinfonica Citta di Verona ) が、バカラック・トリビュートのクリスマス・コンサートを開きました。ヴェネト州青年オーケストラ ( Orchestra Giovannile del Veneto ) から弦楽セクションが加わり、女性ヴォーカルとしてシルヴィア・テストーニ ( Silvia Testoni ) が参加していました。そうなんです、本アルバムと同じ取り合わせのコラボレーション・コンサートだったんです。

以下の2枚の写真はそのコンサートでのもので、3人並んでる女性のうち右側がシルヴィアさんです。バンドのHPからパクりました、あしからず。
20041222_4 20041222_testoni_2

このコンサートの模様は彼ら自身によってYouTubeにアップされてまして、このバンド名 & Bacharachで検索すればすぐ見つかります。興味があればぜひご覧になってください。

その後、2006年までの2年間で同様のコンサートを何度か催しつつ、2005年10月に本アルバムをレコーディングしたわけです。私が所有しているCDは日本盤なんですが、オリジナル盤に書かれていたんでしょうね、ライナーにはバンドの指揮者、マルコ・パセット ( Marco Pasetto ) のコメントが日本語に翻訳されて掲載されていました。

─ このCDでは、バカラックの有名な作品を「シンフォニック・リズム」、つまり、バカラックのオリジナルの音色を忠実に再現する手法で演奏している。木管、金管楽器をポップ・ジャズ的に取り入れ、リズム・セクションはヴェローナ市シンフォニック・リズム・ビッグバンドのサポートを受けた。ヴェネト州青年オーケストラがバカラックの曲にお馴染みの弦楽器セクションを担当することで、他に類を見ないソフトでしなやかなサウンドが追加された。そして、楽器の音色の上に広がるシルヴィア・テストーニの素晴らしい声。華麗に変化する感情あふれる声だ。ヴェネト州青年オーケストラの作曲家であり指揮者のファブリツィオ・カスターニアの手によるアレンジがまた、シンプルだが洗練されたリズムとメロディとハーモニーの旅へと聴くものを誘う。 ─

収録曲は定番曲中心に12曲。コステロとの共作曲T-4. 「 ディス・ハウス・イズ・エンプティ・ナウ 」 はこの手のアルバムとしてはちょっと珍しいですねー。また、ヴォーカルなしのインスト・ナンバーも2曲あって、これらは弦楽セクションもなくバンド単独の演奏です。

マルコさんのコメント通り、全体的にはヒットしたバージョンの曲調・雰囲気を再現している感じ。オケの弦楽セクションはサポートする程度の使い方が主で、バンドのサウンドを前面に出したアレンジです。シルヴィアさんの歌唱はミュージカル歌手風で、ブライト且つ張りのある歌声がサウンドにマッチしています。

T-4. 「 ディス・ハウス・イズ・エンプティ・ナウ 」 は、ピアノ、バス・クラリネット、ソプラノ・サックスだけをバックに、シルヴィアさんが丁寧に歌っていて美しい仕上がりです。T-7. 「 小さな願い 」 は私が好きなディオンヌ・ワーウィック版をベースにしたアレンジなんですが、シルヴィアさんの歌唱がディオンヌとアレサの折衷タイプなのがちょいと残念。

「 遥かなる影 」 は、歌入りのT-1. とインストのT-11. でアレンジが全く異なっています。T-1. はカーペンターズ版を再現していてシャッフルのリズム。片やT-11. はスウィングのリズムで尺も短いのですが、アウトロの30秒間にも及ぶピアノ・ソロのパッセージが素敵で印象を残します。

なお、「 恋よさようなら 」 はT-5. が英語詞でT-12. がイタリア語詞。バックの演奏は全く同じですが、イタリア語のほうが陽気に感じます。

今回記事を書くにあたり参考にしたバンドのHPです。ご参考まで。
 バンドのHP
 そのHPのなかで本アルバムを紹介しているページ


【データ】
『 The Amazing BURT BACHARACH 』 (邦題:決定盤‼ トリビュート・トゥ・バート・バカラック)
Big Band Ritmo Sinfonica Citta Di Verona & Orchestra Giovanile Del Veneto

CD:2006年1月25日リリース (所有CDは、2011年10月5日リリースの日本盤)
レーベル:Azzurra Music Srl (伊) (所有CDは、ポニーキャニオン)
番号:? (所有CDは、PCCK-10095)

Arrangement: Fabrizio Castanìa
Recording at teatro Martinelli di Sandrà
↓ 演奏しているメンバーは以下クレジットを参照ください。
Img063aa_2

左は輸入盤、右は日本盤です。

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コメント

こんにちわっ!!

そうなんですよねぇ。私もこの作品をYou Tubeで見つけてはいたのですが 今一つ記事に取り入れることができないままファイルにしまい込んでいました。

 取り上げなかった理由・・・・。たぶんヴォーカルが入っておらず 楽器だけの演奏なら間違いなく取り上げていたと思うんです。(なぜか 自分でもはっきりしないのですが これだけの編成ならヴォーカルなしでもよかったのにと思ったのは事実です。)
 やはり、イージーリスニング少年の名残があるからなのでしょうか・・・・。

 あるでおさんが イタリアに行かれるときは ぜひ!!ぜひ!! かばん持ちでいいですから連れて行ってくださいませ。(ただし、英語も伊語もできませんから 通訳はできませんよ)

 

まったりさん、こんばんは!
いつもいつも、コメントありがとうございます~。

やっぱりそうですよね~~。まったりさんは既にYouTubeでご存知だと思っておりました。私は所有してるCDを記事にしなくては!という強迫観念によってなんとか記事を書いておりますが、音楽自体はどちらかというと地味だし、何か光るような特徴もないですからね~。しまい込んだというそのお気持ち、共感しますです。

記事の拠り処にしたバンドのHPですが、イタリア語にまず面くらい、仕様がないからとブラウザの翻訳機能による酔っ払いがしゃべってるような呂律の回らない日本語を解読しました。だもんで、この程度の記事を書くのにえらく時間が掛かっちゃいました^^;

イタリアにもし行くことがあるなら、まったりさんオススメのマリオ・ブロンディさんやカリマさんのステージを観てみたいですね~。是非ご一緒しましょう!!

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