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2015年9月14日 (月)

アマールカの子守唄/V.A. (2011年)

チェコのおやすみアニメ 『 アマールカ 』 のサウンドトラックであり、且つ子守唄仕立てのバカラック・カヴァー集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
Img473 Img475

1. WINTER WARM  ~ 湯川潮音 ~  F
2. PAPER MACHE  ~ 永山マキ ~  F
3. ANYONE WHO HAD A HEART  ~ mammy Sino ~  F
4. THIS HOUSE IS EMPTY NOW  ~ Saigenji ~  M
5. TO WAIT FOR LOVE  ~ 千葉はな ~  F
6. BLUE ON BLUE  ~ 土岐麻子 ~  F
7. TRUE LOVE NEVER RUNS SMOOTH  ~ キセル ~  M
8. BABY IT'S YOU  ~ 児玉奈央 ~  F
9. NIKKI  ~ World Standard ~
10. MESSAGE TO MICHAEL  ~ 南波志帆 ~  F
11. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ 千葉はな ~  F
12. WHAT'S NEW PUSSYCAT?  ~ 土岐麻子 ~  F
13. BE TRUE TO YOURSELF  ~ 小池龍平 ~  M
14. THE BALANCE OF NATURE  ~ 永山マキ ~  F
15. WALK ON BY  ~ Luz fonte ~  M
16. DON'T GO BREAKING MY HEART  ~ 児玉奈央 ~  F
17. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  ~ World Standard ~

※ ヴォーカル有りの曲は F (Female-女性)、又は M (Male-男性)と表記

収録時間約62分


Img042aa2011年4月からDVDブックとしてシリーズで刊行された、チェコのおやすみアニメ 『 アマールカ 』 日本語版の音源をCD化したものです。

プロデューサーは、子守唄仕立てのバカラック・カヴァー集 『 雪と花の子守唄 』 (2009年) を手掛けた World Standard の鈴木惣一朗。本アルバムも全てバカラック・カヴァーとなってまして、子守唄仕立てのバカラック・カヴァー集 第2弾!とゆーことになります。

アニメ全13話の各話に1曲ずつ挿入歌として使われたものだそうで、未公開音源の4曲を加えて2011年11月にリリースされました。

永山マキ、Saigenji(サイゲンジ)、千葉はな、土岐麻子、Luz fonte(ルースフォンチ)の皆さんは、第1弾の 『 雪と花の子守唄 』 でも歌っておられた面々。第1弾と同様にアコースティック・ギターやスチール・ペダルギター、ヴィブラフォンなどを多用したアレンジ。ただ、本アルバムの方が第1弾よりシンプルなアレンジが多い印象です。子守唄としては本アルバムに軍配を上げましょう(^^)/。

ただ、選曲面では相当レアな曲を取り上げています。T-1. 「 ウィンター・ウォーム 」 は1957年に Gale Storm が歌ったのがオリジナル。このオリジナルがまさに子守唄でして、本アルバムではそれをほぼ完コピしています。この曲のカヴァー、私は初めて聴きました。T-7. 「 恋は異なもの (苦しい恋こそ真の恋) 」 は1963年のDon & Juan (ドン・ファン) がオリジナル。同年ジーン・ピットニーがカヴァーしてヒットさせ、翌年ペトゥラ・クラークがカヴァーしてるのですが、他には数曲のカヴァーしか聴いたことがないです。T-9. 「 ニッキ 」  はバカラックの愛娘ニッキーのことを歌った曲で、1966年にバカラック自身がリリースしたシングルがオリジナル。数人がカヴァーしてるだけのレア曲ですが、鈴木さんのアレンジはオリジナルをリスペクトしたものとなっています。T-13. 「 ビー・トゥルー・トゥ・ユアセルフ 」 は極めつけのレア曲。1963年の Bobby Vee (ボビー・ヴィー) がオリジナル。この曲も初めてカヴァーを聴きました。あと、T-14. 「 ザ・バランス・オブ・ネイチャー 」 はディオンヌ・ワーウィックが1972年にリリースしたアルバム 『 DIONNE 』 の収録曲。バカラックが1973年にセルフ・カヴァーしてる以外、カヴァーは聴いたことがなかったです。

本アルバムくらいレア曲が多いバカラック・カヴァー集は、なかなか無いと思います。

個人的にはT-4. 「 ディス・ハウス・イズ・エンプティ・ナウ 」 が好きですねー。コステロとの共作アルバムの中の一曲ですが、落ち着いたアレンジにサイゲンジのストレートな歌声が渋いです。T-12. 「 何かいいことないか子猫チャン? 」 もシンプルでチャーミングにまとめています。あと、「 ビー・トゥルー・トゥ・ユアセルフ 」 は軽いボサノヴァアレンジでお洒落な感じが心地よいです。 「 ザ・バランス・オブ・ネイチャー 」 も永山マキさんの淡々としてるけど素朴なヴォーカルが素敵です。

派手さは全くないですが、しっかりした内容の濃いバカラック・カヴァー集です。


【データ】
『 アマールカの子守唄 』
V.A.

CD:2011年11月25日リリース
レーベル:Living, Records Tokyo / LD&K
番号:LRTCD-062

Produced and Directed by Sohichiro Suzuki
Arrangement : Sohichiro Suzuki
Recording Studio : LD&K Waseda Studio / SOUND ARTS Studio / Little Golden Studio
Recording Terms : April 2009 to April 2011
Musician
  Soichiro Suzuki : Bird Whistle (T-1.), Drums (T-2~4,6,8,10,11,13,15,16.), Percussion (T-2,4~6,9,17.), Mandolin (T-7.)
  Koji Ataka : Acoustic Guitar (T-2~7,10,11,14,16,17.), Pedal Steel Guitar (T-3~5,7,9,10,14,17.), Electric Guitar (T-8,10,11,15.), Banjo (T-9,10.)
  Yuji Tanaka : Piano (T-4~8,11~14.), Electric Piano (T-3,10.), Vibraphone (T-2~5,6,8,11,13,14,16.), Marimba (T-2,6,7.), Drums (T-5.), Toy Piano (T-10.), Percussion (T-11.)
  Wataru Iga : Wood Bass (T-2~5,7,12,13,17.), Electric Bass (T-6,8~11,14~16.)
  Satoru Takeshima : Clarinet (T-1,9,17.), Flute (T-2,6,17.), Sax (T-6,8,11,13,15~17.)
  Tomoko Kaneda : Chorus (T-2,4,6,8,9,11~17.), Accordion (T-6.)
  Mina Shida : Chorus (T-4,9,11,12,14,15,17.)
  Koike Ryuhei : Acoustic Guitar (T-13.)
  Luzfonte : Piano (T-15.)
  Toshihiko Kageyama : Acoustic Guitar (T-1,2.), Electric Guitar (T-1.)
  Yuka Yoshino : Irish Harp (T-1.)
  Mahito Fujiwara : Accordion (T-2,9.), Piano (T-17.)
  Tomoharu Tsujimura : Musical saw (T-1,7,14.)

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カヴァーアルバム」カテゴリの記事

コメント

 毎度! こんばんわっ!!(大阪人の共通挨拶)

今回のあるでおさんの記事から このアルバムはお薦めですよっていう雰囲気があちこちに散りばめられていまして 辛口のあるでおさんの感想からすると☆5つってところだと察しておりますが いかが?

<T-14. 「 ザ・バランス・オブ・ネイチャー 」 はディオンヌ・ワーウィックが1972年にリリースしたアルバム 『 DIONNE 』 の収録曲。バカラックが1973年にセルフ・カヴァーしてる以外、カヴァーは聴いたことがなかったです。>

 さてと、私2013年にこの曲のカヴァー作品をご紹介させていただいてます。(一応、アニタ母さん ShoppgirlさんをShoppgirl 姉さんと記事に書いたところ ちゃぁと反応していただいております。)

 ちなみに「まったり」をクリックしていただければ その記事に飛びますっ 飛びますっ

検索されるのでしたらThe Anita Kerr Singers - 「The balance of nature 」でお願いします~~

これと前後しまして、<1.WINTER WARM>につきましても 一応、このコメントを書かせていただく前に今一度資料を調べ直し、カヴァー作品がYou Tubeにないか探してみましたが見つかりませんでした。
ブログタイトル<Gale Stormさんの「 Winter Warm 」>
 http://mattari823.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/gale-storm-wint.html
(私のブログ記事を書くにあたってもその当時調べてみたのですが 見つからず 私のブログでは珍しく一作品の動画だけで記事を書きあげています。(冷や汗) 

 さりげなく(そうでもないか)私のブログの案内と宣伝をば・・・・。(怒らんとってね)

ただし、こちらの方には慈愛に満ち溢れた方のコメントが添えられています。

 それから この曲についてのカヴァー作品は2002年にBetty Bryant Torioさん達が 2000年にはTrudi Mannさんがカヴァーされているみたいなのですが・・・・・。どちらもジャズシンガーさんみたいですねぇ。

 ま、特筆すべきは この作品はバカラックさんがヒットさせた「The Story of My Life 」(1957年)と「Magic Moments」(1958年)の間に作られた曲と言うことですねぇ。

 あくまで資料からの受け売りなのでしたぁ。

 

まったりさん、おはようございます!
あの独特なイントネーションの大坂人の共通挨拶、ありがとうございます。
真似しても微妙な部分で違うんですよねー、我々がやると(>_<)

私は辛口じゃなくて甘口だと思ってるのですよー。
☆は、5点かなぁ。レア曲多くて出来が良いことを評価したいですねっ。

「 ザ・バランス・オブ・ネイチャー 」 、アニタ母さんのバージョン、まったりさんのブログで聴いてたにもかかわらず 「 カヴァーは聴いたことない 」 だなんて大嘘ついてしまいました。改めて聞き直しましたが、ドリーミーな素敵なカヴァーですよね~。それにしても、自分の記憶なんてホント当てにならんなと^^; まったりさんのブログを事前にチェックして記事を書かないといかんなぁと思いました~。

「 ウィンター・ウォーム 」 につきましても、オリジナルのYouTube動画のリンク、ありがとうございました! さきほどの 「 ザ・バランス・オブ・ネイチャー 」 の次の記事だったんですね!
加えて、他のカヴァー作品の情報ありがとうございます~。ダメもとでiTunesを当たってみます!

拙ブログの記事のチェック(笑)と貴重な情報提供、ありがとうございました!
今後も師匠のあとを追いかけま~す。

いえいえ、あるでおさんの後を追っかけるのが大変なんですぅ。あるでおさん!!

ジャズの領域に踏み込みたいのですが あるでおさんの後ろ姿が見えなくなってしまって 未だに踏み入れることを躊躇しているこの頃なんですよ。

ちょいと立ち止まってくだされば ありがたいといつも「小さな」願いをいのっているまったりなのであります。

まったりさん、こんにちは!

どうか遠慮せずに未知の領域に踏み込んでいってください~。私も常々 「 わからん 」 と言いつつ記事書いてますから…^^;

記事更新のペースが最近落ちてきたのは自分のサボリ癖のせいだと思っていたのですが、実はまったりさんの 「 小さな 」 願いのせいなのかしらん?(笑)

ともあれ、お互いマイペースでいきましょう!

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