Great Jewish Music: Burt Bacharach/V.A. (1997年)
1997年にリリースされた、前衛的なアーティスト達によるバカラック・トリビュート集です。
(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)

DISC 1
1. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU ~ Wayne Horvitz ~ F
2. DON'T GO BREAKING MY HEART ~ Marc Ribot ~
3. WIVES AND LOVERS ~ Dave Douglas ~
4. WHO GETS THE GUY / THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU ~ Guy Klucevsek ~
5. WALK ON BY ~ Kramer ~ M
6. PROMISES, PROMISES ~ Erik Friedlander ~
7. ALFIE ~ Joey Baron ~
8. FREEFALL ~ Zeena Parkins ~
9. DON'T GO BREAKING MY HEART ~ Marc Ribot ~
10. TRAINS AND BOATS AND PLANES ~ Fred Frith ~
DISC 2
11. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE ~ Medeski, Martin & Wood ~
12. (THE MAN WHO SHOT) LIBERTY VALANCE ~ Elliott Sharp ~
13. I SAY A LITTLE PRAYER ~ Marie McAuliffe ~
14. SHE'S GONE AWAY ~ Mike Patton ~
15. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF ~ Lloyd Cole and Robert Quine ~ M
16. A HOUSE IS NOT A HOME ~ Anthony Coleman / Selfhaters ~
17. THE LOOK OF LOVE ~ Yuka Honda and Sean Lennon ~ FM
18. WHAT'S NEW PUSSYCAT? ~ Shelley Hirsch ~
19. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE ~ Bill Frisell ~
20. I TOOK MY STRENGTH FROM YOU (I HAD NONE) ~ Eyvind Kang ~
※ ヴォーカル有りの曲は F (Female-女性)、又は M (Male-男性)と表記
収録時間(DISC 1/2) 約43分/約45分
1997年にジョン・ゾーンのTZADIKレーベルからリリースされた、前衛的なアーティスト達によるバカラック・トリビュート集です。
未紹介のカヴァー・アルバムも残り少なくなってきまして…。購入した時に聴いて 「 なんじゃこりゃ!? 」 と押し入れに放り投げたままにしてきたこのアルバムに、とうとう手を伸ばさざるを得なくなりました。
とゆーことで、17年ぶりくらいに聴いてみました。 『 音楽として聴けるか? 』 という観点で、全20トラックをじっくり自分なりに評価(かなり寛大な評価です)。いやいや、なかには音楽として聴ける曲もありましたょ^^;。特に、ビル・フリーゼルのギター・ソロT-19. 「 世界は愛を求めている 」 は静謐で美しく、なんじゃこりゃの一言で済ませてはいけないアルバムだな…と反省。詳しくは左の表をご覧ください。T-2. とT-9. は同じ曲を同じアーティストが演ってますが、全くの別物です。また、T-13. 「 小さな願い 」 はマリー・マコウリフのアルバム 『 Refractions 』 収録のものと同じバージョンです。
あと、T-4. 「 フー・ゲッツ・ザ・ガイ 」 (1970年のディオンヌ・ワーウィックのアルバム 『 VERY DIONNE 』 がオリジナル)、T-8. 「 フリーフォール 」 (1971年のバカラックのアルバム 『 BURT BACHARACH 』 に収められたインスト曲)、T-14. 「 シーズ・ゴーン・アウェイ 」 (1969年のバカラックのアルバム 『 MAKE IT EASY ON YOURSELF 』 に収められたインスト曲)、T-20. 「 アイ・トゥック・マイ・ストレングス・フロム・ユー 」 (1975年のステファニー・ミルズのアルバム 『 FOR THE FIRST TIME 』 がオリジナル)など、貴重なレア曲を4曲も取り上げています。すんげぇマニアック!
…やはりオススメできるようなアルバムではありませんね。
さて本アルバム、『 偉大なユダヤの音楽 』 のタイトルのとおり、ユダヤ人であるバカラックの音楽を前衛的なアーティスト達がカヴァーしたものです。とはいえ、前述のマリー・マコウリフとビル・フリーゼル以外は全く知らないアーティストばかり。
アルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーでもあるジョン・ゾーンが書いたライナーを読んでみました。参加したアーティストの具体的なことを少しは書いてあるんじゃ…と期待したんですけど、そんなことは一切書いてなくてチト残念…。せっかくなので、一部を超意訳して載せますね
─ バート・バカラックは、アメリカのポピュラー音楽の偉大な天才の一人であり、同時にユダヤ人です。アーヴィングベルリン、クルト・ワイル、ジョージ・ガーシュウィン、レナード・バーンスタイン、スティーブン・ソンドハイム、リーバー&ストーラー、ボブ・ディラン、ルー・リード、リチャード・ヘル、ベック - アメリカの偉大な作曲家の多くがユダヤ人であったので、これは驚くことではありません。(略) このコレクションのアプローチは、参加したアーティストと同様に多様です。あなたを喜ばせたり、あなたを混乱させたり、あなたを悩ませる曲もあるでしょう ~ しかし、すべては世界で最も偉大なソングライターの一人に敬意を払った結果なのです。このセットがバートのインスピレーションにささやかでも報いることができれば良いなぁ、と私は願っています。(略) ジョン・ゾーン NYC 1996 ─
【データ】
『 Great Jewish Music: Burt Bacharach 』
V.A.
CD:1997/5/20リリース
レーベル:Tzadik
番号:TZ 7114-2
All recordings produced by the artists themselves
All music recorded August - October 1996
Exective producer: John Zorn
Associate producers: Kazunori Sugiyama & David Newgarden
↓ Musicians 
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コメント
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今回この記事を拝見いたしまして 私、腹の底から笑っちゃいました。私もこのCDをショップで見つけ、勇んで家に帰り鼻息を荒くしながら聴いたのですが 一回聴いただけで 押し入れに放り込んじゃいました。その後 何度か押し入れの中にあるのを確認しつつ 聴く気が起こらず そのまんまにしております。
ただ、バカラックさんの自伝本を読んでいて気づいたのですが バカラックさん自身ユダヤ系であることにコンプレックスを感じられていたことを知り 驚いた記憶がございます。
いよいよあるでおさん、バカラックさんのアルバムに触れられるんだと思うと夜も寝られらません。楽しみにしておりやす。


投稿: まったり | 2015年10月13日 (火) 03時15分
まったりさん、こんばんはっ!
コメントありがとうございます!
バカラックマニアの鑑たるまったりさんをしても、このCDは「押し入れ行き」でしたか~。まぁ、あの内容じゃ仕方ないですよねー。
> いよいよあるでおさん、バカラックさんのアルバムに触れられるんだと思うと夜も寝られません。
ご安心ください。しばらくは夜ぐっすり寝られますから(笑)
カヴァー物/トリビュート物はもう残り少なくなりましたが、しばらくしたら、コンピレーション物とこれまで紹介してこなかった大物女性シンガーを並行して記事にしていこうかなと思っております。バカラックさんはそのあとの予定です~。いつになることやら…
投稿: あるでお | 2015年10月13日 (火) 20時08分