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2015年10月

2015年10月28日 (水)

EVERLASTING/Natalie Cole (1987年)

米女性シンガー、ナタリー・コールが1987年にリリースしたアルバムです。バカラックの新作を2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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全11トラック中、バカラック作品は2トラック

4. SPLIT DECISION (4:14)
8. IN MY REALITY (5:22)


米女性シンガー、ナタリー・コールが1987年にリリースしたアルバムです。

ナタリー・コールといえば、亡き父ナット・キング・コールとのバーチャル・デュエット 「 アンフォーゲッタブル 」 (1991年) のイメージが定着しています。しかし、私にとってはなんといっても 「 ミスター・メロディ 」 。1976年の東京音楽祭でグランプリになった曲です。当時私は中学一年生。その年はじめて家にステレオがやってきて、FMを聴き始めました。それはすなわち、洋楽との出会いでもありました。ある日、NHK-FMの洋楽番組をエア・チェックしてカセット・テープに録音した中に 「 ミスター・メロディ 」 が入っていたんです。なんてウキウキする曲なんだろう!と何度も繰り返し聴いたものです。

1975年に 「 ディス・ウィル・ビー 」 でデビューしていきなりグラミー賞の最優秀R&Bヴォーカル賞を受賞。その後も 「 ミスター・メロディ 」 など毎年ヒットを飛ばしましたが、80年代に入ると低迷してレーベルも Capitol → Epic → Modern と転々。そしてまた Capitol に復帰して傘下のサブ・レーベル Manhattan から放った第一弾のアルバムが本作でした。

複数のプロデュース・チームによる制作。力の入ったR&Bのアルバムで、ブルース・スプリングスティーンをカヴァーした 「 ピンク・キャデラック 」 など全米20位以内のヒットが3曲も生まれました。ナタリーは本作で息を吹き返したんですねー、パチパチ。ダンサブルな曲が多いなか、シングル・カットはされなかったものの大人の音楽で一定の存在感を示したのが、バカラック&セイガー作品の2曲でした。

T-4. 「 スプリット・デシジョン 」 は、落ち着いたミディアム・テンポのバラード。全体的には80年代らしい曲なのですが、Aメロの変拍子 ( 4拍子 - 2拍子 - 4拍子 ) や独特な起伏を持つメロディなど、さりげなくバカラック節を入れてきます。佳曲といえるでしょう。

T-8. 「 イン・マイ・リアリティ 」 はシャッフルのリズムによるミディアム・テンポのR&B曲。サビではナタリーも熱唱。こんな曲でも、4拍子 - 2拍子 - 4拍子 - 2拍子 - 4拍子 という、注意深く聴かないとわからないような変拍子を入れます。そこまでしなくてもいいのに (笑) 。バカラックは本当に変拍子が好きなんだなぁ…とつくづく感じました。

Mi0001723718ここからはオマケとして、MP3しか所有していない曲をご紹介。
ナタリーは、2007年に 「 小さな願い 」 (3:30) をカヴァーしています。シングルのみのリリース ( しかもネット配信のみの様子 ) で、アルバムには未収録のようです。アコースティック・ギターとハンド・クラップが主体のシンプルな演奏をバックに、ナタリーはソウルっぽさ控えめに歌っています。何かの企画でリリースしたんでしょうか、ナタリーのやる気のなさが気になるあるでおでした^^;




【データ】
『 EVERLASTING 』 (邦題:永遠の夢)
Natalie Cole

CD:1987年7月14日リリース
レーベル:Manhattan Records / Capitol (US)
番号:CDP-7-46759-2

Exective Producer: Gerry Griffith
T-4. 「 SPLIT DECISION 」
  Words & Music by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager
  Produced by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager
  Keyboads: Randy Kerber
  Bass: Neil Stubenhaus
  Guitar: Dann Huff
  Drums: Carlos Vega
  Percussion: Paulinho Da Costa
  Background vocals: Julie Waters, Maxine Waters, Stephanie Spruill
  Saxophone solo: David Boroff
  Synthesizers: Larry Williams, Burt Bacharach
T-8. 「 IN MY REALITY 」
  Words & Music by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager
  Produced by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager
  Keyboads: Randy Kerber
  Bass: Neil Stubenhaus
  Guitar: Dann Huff
  Drums: John Robinson
  Synthesizers: Larry Williams, Burt Bacharach
  Background vocals: Joe Pzoola, Phillip Ingram, Natalie Cole
  Saxophone solo: David Boroff
  Horns arranged by Jerry Hey
  Trumpet & Flugel: Jerry Hey

2015年10月25日 (日)

WHAT THE WORLD NEEDS NOW... BIG DEAL RECORDING ARTISTS PERFORM THE SONGS OF BURT BACHARACH/V.A. (1998年)

ニューヨークのポップ・レーベル BIG DEAL 所属アーティスト達によるバカラックのカヴァー・アルバムです。

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1. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  ~ 少年ナイフ ~  F
2. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME  ~ The Absolute zeros ~  M
3. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN  ~ Splitsville ~  M
4. DON'T GO BREAKING MY HEART  ~ Wondermints ~  M
5. MAKE IT EASY ON YOURSELF  ~ Idle ~  M
6. IT DOESN'T MATTER ANYMOR ~ BMX Bandits ~  M
7. PROMISE HER ANYTHING  ~ Gladhands ~  M
8. BABY IT'S YOU  ~ Michael Shelley ~  M
9. TRAINS AND BOATS AND PLANES  ~ Dan Kibler ~  M
10. WALK ON BY  ~ Cockeyed Ghost ~  M
11. WISHIN' AND HOPIN'  ~ The Vandalias ~  M
12. IT'S LOVE THAT REALLY COUNTS (IN THE LONG RUN)  ~ Barely Pink ~  M
13. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ Hannah Cranna ~  M
14. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ Mitchell Rasor ~  M

※ 全てヴォーカル有りで F (Female-女性)、又は M (Male-男性)と表記

収録時間約46分


ニューヨークのポップ・レーベル BIG DEAL の所属アーティスト14組によるバート・バカラックのカヴァー・アルバムです。

とは書きましたが、本アルバムのアーティストで知ってるのは2組だけ。T-1. の少年ナイフは、日本のバンド。知ってるといっても名前だけですが。それと、T-6. のBMX Bandits。ヨンジンのバカラック・カヴァーアルバム 『 me and my Burt 』 で、バック・バンドやってましたからね。

BIG DEAL は今では存在してないみたいで、検索してみますと、パワー・ポップやオルタナティヴ・ロック、インディーズなどのような修飾語がつくレーベルだったようです。

取り上げられた14曲はカヴァー定番曲が多いのですが、3曲ほどマイナーな曲も選ばれています。T-6. 「 イット・ダズント・マター・エニィモア (邦題:気にしないさ) 」 はリック・ネルソンがオリジナル。1966年、TVミュージカル番組 『 オン・ザ・フリップ・サイド 』 の挿入歌でした。続くT-7. 「 プロミス・ハー・エニシング 」 はトム・ジョーンズがオリジナル。1966年、映画 『 のぞき 』 の挿入歌で、全米74位になっています。そしてT-12. 「 イッツ・ラヴ 」 はシュレルズがオリジナル。1962年の作品で同年ディオンヌ・ワーウィックがデビュー・アルバムでカヴァーしています。こういった選曲にはこだわりを感じます。

カヴァーのスタイルは、オルタナ色が強めのもの(T-1,2,9~13.)、オルタナ色が弱めでポップなもの(T-3,6,8.)、オリジナルに近い味付けのもの(T-4,5,7.)の3種類に大別されます。T-14. 「 小さな願い 」 だけは、バロック風でもありカントリー風でもありケルト風でもある、なんとも不思議な味付けですけど。

また、T-3. 「 恋よさようなら 」 のアウトロにバグルスの 「 ラジオ・スターの悲劇 」 のフレーズを入れてたり、T-9. 「 汽車と船と飛行機 」 のイントロには列車音のSEを入れてたりと、いい意味でカヴァーを楽しんでる感はありますね。

ただ、演奏のレベルは高くなくてユルいです。気楽に聴くのがよろしいかと。中古雑貨屋さんのBGMとかにぴったりだと思います。



【データ】
『 WHAT THE WORLD NEEDS NOW... BIG DEAL RECORDING ARTISTS PERFORM THE SONGS OF BURT BACHARACH 』 (邦題:バート・バカラック・トリビュート・アルバム)
V.A.

CD:1998年1月20日リリース
レーベル:BIG DEAL
番号:9050-2

プロデュースは不明
↓ 左は輸入盤、右は日本盤

2015年10月21日 (水)

I SAY A LITTLE PRAYER/DIANA KING (1997年)

ジャマイカ出身の女性シンガー、ダイアナ・キングが米映画 『 MY BEST FRIEND'S WEDDING 』 の主題歌としてリリースしたマキシ・シングルです。

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Original cover

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所有CD ( 日本盤 / Sale for Japan )

1. I SAY A LITTLE PRAYER (LP Version)  (3:36)
2. I SAY A LITTLE PRAYER (Love To Infinity's Classic Radio Mix)  (3:29)
3. I SAY A LITTLE PRAYER (Love To Infinity's Vortex Voyager Mix)  (8:37)
4. I SAY A LITTLE PRAYER (Keith Andes Remix)  (3:56)
5. I SAY A LITTLE PRAYER (Love To Infinity's Love Groove)  (3:36)

収録時間約23分


ジャマイカ出身の女性シンガー、ダイアナ・キングが1997年の米映画 『 MY BEST FRIEND'S WEDDING 』 (邦題:ベスト・フレンズ・ウェディング) の主題歌としてリリースされたマキシ・シングルです。

映画のサントラ盤がまず6月中旬にリリースされ、そのあとシングルがリリースされました。

ダイアナ・キングは、1970年ジャマイカ生まれ。5歳から教会でゴスペルを歌い始め、アレサ・フランクリンやチャカ・カーンに憧れるも厳格な両親の反対に遭い、13歳で家出。ホテルで歌手生活を始め、バンド、バック・コーラスを経てソロとなり、1993年に映画 『 クール・ランニング 』 のサントラに参加。1995年にアルバム・デビューし、シングル 「 Shy Guy 」 は映画 『 BAD BOYS 』 のサントラにも収められ世界的に大ヒット。1996年には 「 I'll Do It 」 がJALPAKのCFキャンペーン・ソングに採用されるなど、日本でも人気に。…というなかでの1年半ぶりのシングルがこの曲でした。

T-1. はサントラ盤に収められたバージョン。当時、レゲエでカヴァーしたこの 「 小さな願い 」 は新鮮でした。また、原曲の特徴の一つである変拍子の扱いもちょっと変わっていました。Aメロの2拍子部分は4拍子にストレッチされてる(よくあるパターン)のですが、サビの4拍子 - 3拍子 - 4拍子部分は4拍子 - 3拍子 - 3拍子という変則型にアレンジ(゜o゜)。このパターンは他では見られません。

T-2. は、賑やかなハウス風サウンドにリミックス。T-5. はゆったりとしたR&B風にリミックス。一方、T-4. はプロデュースも他と異なり何やら哀愁漂ったサウンドに模様替え。ヴォーカルだけは同じトラックを使用してますが。

T-3. になると、もはや原型をほとんど留めていません^^;。これは要りませんねー。

サントラ盤があれば、このマキシ・シングルは無視してけっこうです。


【データ】
『 I SAY A LITTLE PRAYER 』
DIANA KING

CD:1997年7月1日リリース (所有CDは、1997年7月16日の日本盤)
レーベル:WORK / Sony Music Soundtrax (所有CDは、Sony Music Entertainment (Japan))
番号:42K 78597  (所有CDは、SRCS 8390)

Produced by Andy Marvel for World of Andy Music, Inc.
arranged by Andy Marvel
Musicians↓
  Background Vocals: Diana King, Nicki Richards and Audrey Wheeler
  Keyboards: Andy Marvel and Handel Tucker
  Guitar: Marlon Graves and Andy Marvel
  Digital Editing: Jeff Bernstein
Recorded by Andy Marvel at 222 Studios, NYC
Mixed by Daniel Lawrence and Andy Marvel at Manhattan Beach Recording, NYC

T-2,3,5.
Additional Production and Remix by Love To Infinity for JPS Productions at Tecnoir Studios, Manchester, England
Engineered by Andy & Pete Lee
Additional Programming by Dave Lee

T-4.
Produced by Keith Andes for Ande Pandee Entertainment, Inc.
Engineered by Martin Horenburg
Mixed by Dave Ponsado
Assistant Ebgineers: Doug Elkins and Jeff Griffin
Recorded at Backroom Recording Studios, Glendale, CA
Mixed at The Enterprise, Burbank, CA
Keyboards & Drum Programming: Keith Andes
Guitar: Michael Thompson
Buckground Vocals: Monk

2015年10月18日 (日)

Alfie/Vanessa Williams (1996年)

米女性シンガー、ヴァネッサ・ウィリアムスが1996年に日本のTVドラマの主題歌としてリリースしたシングルです。

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1. Alfie (Original Single Mix)  (3:39)
2. Alfie (TV Mix)  (3:38)
3. Alfie (Original Karaoke)  (3:39)
4. April Fools (4:27)

収録時間約15分


米女性シンガー、ヴァネッサ・ウィリアムスが1996年に日本のTVドラマの主題歌としてリリースしたシングルです。

そのTVドラマというのがTBS系金曜ドラマ 『 協奏曲 』 でして、全てがバカラック作品のサントラ・アルバムは拙ブログでも以前取り上げました。ドラマの詳細及びサントラについては、拙記事 をご覧ください。

そのサントラ・アルバムには、ヴァネッサの歌う 「 アルフィー 」 も、カップリングの 「 April Fools / 幸せはパリで 」 も入っていませんでした。また、ヴァネッサ自身のオリジナルアルバムにも収録されておらず、ベスト盤に入ってるのみです。

私が所有している8cmCDのシングル盤には、詳細なクレジットが載っていません。それであちこち検索して調べてみたのですが、残念ながらわからずじまいでした。ちょっと消化不良気味です(+_+)。

さて、「 アルフィー 」 。T-1. はオリジナル・シングル・ミックス。♩≒60と遅めのテンポで、これまでのこの曲のカヴァーでは聴かれなかったイントロのメロディは新鮮です。バックは、ゆったりしたフレージングのストリングス主体のオケに、Eベースやドラムスのリズム隊を加えた編成。ヴァネッサの歌声はブライトで張りがあり、このバラードを破たんなく歌っています。メリハリはあるのですが、全体としてはちょっと間延びした印象もあります。

T-2. はTVミックス。こちらがTVドラマの主題歌になったのかな? T-1. からリズム隊を省いただけのようです。T-1. の間延びした印象が更に増加した感があります。これは要らないなぁ~。

T-4. 「 April Fools / 幸せはパリで 」 は、確かドラマのエンディングで使われていたと記憶しているのですが、自信はありません^^;。♩≒80とこの曲のディオンヌ版よりは少し早めのテンポ。バックはT-1. と同様の編成を思われますが、T-1. では陰に隠れがちだった金管や木管がもう少し前に出てきてバランスが良く、この曲にマッチしてるアレンジと思います。ヴァネッサはこの曲でも無難に歌っている感じです。

企画先行で、ヴァネッサ自身はあまり気乗りしないまま歌ったんじゃないかなぁ…。(あくまで個人的な感想です。あしからず)


【データ】
『 Alfie 』
Vanessa Williams

CD:1996年11月4日リリース
レーベル:マーキュリー・ミュージックエンタテインメント / Mercury Records
番号:PHDR-152

Produced by Jeff Kievit

2015年10月14日 (水)

I Say A Little Prayer/Kazami (2003年)

福岡県出身の女性シンガー、Kazami が17歳のときカヴァーした 「 小さな願い 」 のシングルです。3つのヴァージョンを収録!

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1. I SAY A LITTLE PRAYER  (4:17)
2. I SAY A LITTLE PRAYER ( Summer Edition )  (4:16)
3. I SAY A LITTLE PRAYER ( Japanese Edition )  (4:16)

収録時間約13分


Img068福岡県出身の女性シンガー、Kazami が17歳のときカヴァーした 「 小さな願い 」 のシングルです。2003年7月のリリース。

フジテレビ系スーパー時代劇 「 大奥 」 の主題歌 ( 2003年6月7日スタート/毎週火19時59分~1クール ) となり、オリコン37位のスマッシュヒットを記録したそうです。

同年10月にリリースされたアルバム 『 Sprout 』 に収録されたのですが、私はシングルしか持っていませんのでこちらを紹介します。

R&B/クラブっぽいサウンドではあるんですが、シンセ系 ( ベース、キーボード、パッドなど ) にピアノ、ストリングス ( ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1 ) 、ドラムスなどの生楽器も加わっていて、少し温かみが感じられれます。

そんなバックに乗っかる Kazami のヴォーカルはR&B系のそれなんですが、さして特徴がある訳ではなくそれほど印象に残りません。ヴォーカルよりもバックの演奏が目立つプロデュースワークもそれを助長しているのかも。

ただ、過去のどれかのヴァージョンと似ているということはないですし、この曲の特徴である変拍子はバッチリやってくれています。原曲をリスペクトしている風は感じられます。

T-2. の Summer Edition は、もっとクラブ風のサウンド。変拍子は全て4拍子に置き換えられてるんですが、それにT-1. のヴォーカルトラックを流用してはめ込んでます。すんげぇ違和感あって、わたしゃ好かんです。

一方、T-3. の Japanese Edition はというと、バックはT-1. のリミックスなんですが、2分40秒あたりまでリズム無し。ヴォーカルは一部日本語詞で歌っています。この日本語詞の部分は Makoto Tsunoda さんと Kazami さんの共作なんですが、例えば ‟ 消せないメール ” などのように元の詞からインスピレーションを受けて書いたもののようです。これはこれでアリかなと思います。

Kazami さん、今現在は音楽活動してないようで、ネットで検索してみた限りでは某全寮制フリースクールの音楽講師をしていらっしゃるっぽいです。人違いかもしれませんが…。


CD:2003年7月24日リリース
レーベル:SME Records
番号:SECL 13

『 I Say A Little Prayer 』
Kazami

Arrangement : Atsushi Umebori (T-1, 3.)、Kazunori Fujimoto (T-2.)
Lyric : Makoto Tsunoda, Kazami (T-3.)
T-1.
  piano : Tasuharu Nakanishi
  1st violin : Kanako Itoh
  2nd violin :Hiroki Mutoh
  viola : Shin Motoi
  cello : Toshihiko Tsuchida
  drums : Kyoichi Satoh
  all other instruments : Atsushi Umebori
  mixed & pre-mastered by Yasuo Matsumoto
  recorded by Kazuo Sakaguchi
T-2.
  guitars, bass & programming : Kazunori Fujimoto
  recorded & mixed by Takeshi Hirata
T-3.
  mixed & pre-mastered by Yasuo Matsumoto

2015年10月11日 (日)

Great Jewish Music: Burt Bacharach/V.A. (1997年)

1997年にリリースされた、前衛的なアーティスト達によるバカラック・トリビュート集です。

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DISC 1
1. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ Wayne Horvitz ~  F
2. DON'T GO BREAKING MY HEART  ~ Marc Ribot ~
3. WIVES AND LOVERS  ~ Dave Douglas ~
4. WHO GETS THE GUY / THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU  ~ Guy Klucevsek ~
5. WALK ON BY  ~ Kramer ~  M
6. PROMISES, PROMISES  ~ Erik Friedlander ~
7. ALFIE  ~ Joey Baron ~
8. FREEFALL  ~ Zeena Parkins ~
9. DON'T GO BREAKING MY HEART  ~ Marc Ribot ~
10. TRAINS AND BOATS AND PLANES  ~ Fred Frith ~

DISC 2
11. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE  ~ Medeski, Martin & Wood ~
12. (THE MAN WHO SHOT) LIBERTY VALANCE  ~ Elliott Sharp ~
13. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ Marie McAuliffe ~
14. SHE'S GONE AWAY  ~ Mike Patton ~
15. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF  ~ Lloyd Cole and Robert Quine ~  M
16. A HOUSE IS NOT A HOME  ~ Anthony Coleman / Selfhaters ~
17. THE LOOK OF LOVE  ~ Yuka Honda and Sean Lennon ~  FM
18. WHAT'S NEW PUSSYCAT?  ~ Shelley Hirsch ~
19. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE  ~ Bill Frisell ~
20. I TOOK MY STRENGTH FROM YOU (I HAD NONE)  ~ Eyvind Kang ~

※ ヴォーカル有りの曲は F (Female-女性)、又は M (Male-男性)と表記

収録時間(DISC 1/2) 約43分/約45分


Photo_41997年にジョン・ゾーンのTZADIKレーベルからリリースされた、前衛的なアーティスト達によるバカラック・トリビュート集です。

未紹介のカヴァー・アルバムも残り少なくなってきまして…。購入した時に聴いて 「 なんじゃこりゃ!? 」 と押し入れに放り投げたままにしてきたこのアルバムに、とうとう手を伸ばさざるを得なくなりました。

とゆーことで、17年ぶりくらいに聴いてみました。 『 音楽として聴けるか? 』 という観点で、全20トラックをじっくり自分なりに評価(かなり寛大な評価です)。いやいや、なかには音楽として聴ける曲もありましたょ^^;。特に、ビル・フリーゼルのギター・ソロT-19. 「 世界は愛を求めている 」 は静謐で美しく、なんじゃこりゃの一言で済ませてはいけないアルバムだな…と反省。詳しくは左の表をご覧ください。T-2. とT-9. は同じ曲を同じアーティストが演ってますが、全くの別物です。また、T-13. 「 小さな願い 」 はマリー・マコウリフのアルバム 『 Refractions 』 収録のものと同じバージョンです。

あと、T-4. 「 フー・ゲッツ・ザ・ガイ 」 (1970年のディオンヌ・ワーウィックのアルバム 『 VERY DIONNE 』 がオリジナル)、T-8. 「 フリーフォール 」 (1971年のバカラックのアルバム 『 BURT BACHARACH 』 に収められたインスト曲)、T-14. 「 シーズ・ゴーン・アウェイ 」 (1969年のバカラックのアルバム 『 MAKE IT EASY ON YOURSELF 』 に収められたインスト曲)、T-20. 「 アイ・トゥック・マイ・ストレングス・フロム・ユー 」 (1975年のステファニー・ミルズのアルバム 『 FOR THE FIRST TIME 』 がオリジナル)など、貴重なレア曲を4曲も取り上げています。すんげぇマニアック!

…やはりオススメできるようなアルバムではありませんね。

さて本アルバム、『 偉大なユダヤの音楽 』 のタイトルのとおり、ユダヤ人であるバカラックの音楽を前衛的なアーティスト達がカヴァーしたものです。とはいえ、前述のマリー・マコウリフとビル・フリーゼル以外は全く知らないアーティストばかり。

アルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーでもあるジョン・ゾーンが書いたライナーを読んでみました。参加したアーティストの具体的なことを少しは書いてあるんじゃ…と期待したんですけど、そんなことは一切書いてなくてチト残念…。せっかくなので、一部を超意訳して載せますね

─ バート・バカラックは、アメリカのポピュラー音楽の偉大な天才の一人であり、同時にユダヤ人です。アーヴィングベルリン、クルト・ワイル、ジョージ・ガーシュウィン、レナード・バーンスタイン、スティーブン・ソンドハイム、リーバー&ストーラー、ボブ・ディラン、ルー・リード、リチャード・ヘル、ベック - アメリカの偉大な作曲家の多くがユダヤ人であったので、これは驚くことではありません。(略) このコレクションのアプローチは、参加したアーティストと同様に多様です。あなたを喜ばせたり、あなたを混乱させたり、あなたを悩ませる曲もあるでしょう ~ しかし、すべては世界で最も偉大なソングライターの一人に敬意を払った結果なのです。このセットがバートのインスピレーションにささやかでも報いることができれば良いなぁ、と私は願っています。(略)  ジョン・ゾーン NYC 1996 ─


【データ】
『 Great Jewish Music: Burt Bacharach 』
V.A.

CD:1997/5/20リリース
レーベル:Tzadik
番号:TZ 7114-2

All recordings produced by the artists themselves
All music recorded August - October 1996
Exective producer: John Zorn
Associate producers: Kazunori Sugiyama & David Newgarden
↓ Musicians
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