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2016年1月10日 (日)

PRESENTING DIONNE WARWICK/Dionne Warwick (1963年)

ディオンヌ・ワーウィックのファースト・アルバムです。バカラック作品を9曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
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Original LP front cover/back cover

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所有CD (2 in 1) のジャケットの表/ライナーの裏表紙

全12トラック中、バカラック作品は9トラック

1. THIS EMPTY PLACE
2. WISHIN' AND HOPIN'
3. I CRY ALONE
4. ZIP-A-DEE-DOO-DAH
5. MAKE THE MUSIC PLAY
6. IF YOU SEE BILL
7. DON'T MAKE ME OVER
8. IT'S LOVE THAT REALLY COUNTS (IN THE LONG RUN)
9. UNLUCKY
10. I SMILED YESTERDAY
11. MAKE IT EASY ON YOURSELF
12. THE LOVE OF A BOY
.
収録時間約32分


…年明け、ウェブページの 『 本ブログとバカラックについて 』 の内容を少し書き換えました。その内容のとおり、今年(2016年)は、いよいよディオンヌ・ワーウィックやバート・バカラックのアルバムを取り上げて、アルバムリリースの時系列順に紹介して参ります。

ただし、ディオンヌのアルバムは所有しているCDの殆どが日本盤ではありませんので、日本語ライナーノーツに頼れません^^;。内容がショボいことが多くなるとは思いますが、なにとぞご容赦いただきたく。よろしくお願い致しますm(__)m

という訳で、ディオンヌ・ワーウィックのファースト・アルバムでございます。1963年2月にリリースされました。ちなみに、所有しているCDは2013年にリイシューされた日本盤ではありません(T_T)。その日本盤は日本のバカラック研究第一人者、坂口修氏が監修されてるそうで、いろいろライナーノーツも充実してるんだろうなぁ…。読みたいなぁ…。

本ブログをご覧になってくださる方であれば、ディオンヌ・ワーウィックのことはご存知だと思います。ですので、ディオンヌの紹介は致しません。その代わりに、本作リリース時のLPジャケット裏のライナーを超意訳して引用します。アルバムタイトルの通り、少しはディオンヌを紹介する内容になっておりますので。

─ ほんの数ヶ月前、ディオンヌ・ワーウィックの名前は知られていませんでした。が、「 DON'T MAKE ME OVER 」 によりディオンヌ・ワーウィックは知られる存在となりました。
最初のレコードがヒットするのは、そんなに簡単なことではありません。 ディオンヌは多年にわたり音楽を勉強し、やがて熟達した歌手/ピアニストになりました。毎週日曜日に教会で歌い演奏して、音楽の才能を伸ばしました。次のステップは、NYのレコーディングスタジオ。そこで彼女は、多くのレコーディング・セッションのバック・コーラスで歌いました。そこで彼女は二人のソングライター、バート・バカラックとハル・デイヴィッドの目に留まります。二人はディオンヌをセプター・レコードに連れて来て、「 DON'T MAKE ME OVER 」 を提供したのです。
「 DON'T MAKE ME OVER 」 の強いドラマチックな歌唱は 「 THIS EMPTY PLACE 」 で再び聴くことができます。「 WISHIN' AND HOPIN' 」 でディオンヌは哀愁を秘めた表情を見せます。楽天的な 「 ZIP-A-DEE-DOO-DAH 」 から失恋を歌う 「 I CRY ALONE 」 まで、このアルバムにはディオンヌの多彩な表情が美しく表現されています。
未来はどうなるのでしょう? 専門家を信じるなら、ディオンヌのレコードはヒットを重ねてショービズ界のスターのひとりとなるでしょう。魅力的なひとりの少女にそれが起こらんことを! ─


12曲のうち、バカラック&デイヴィッドのペンによる作品が9曲。うち6曲は、ディオンヌへの書き下ろし曲=オリジナルとなります。

T-1. 「 ジス・エンプティ・プレイス 」 : ディオンヌがオリジナル。1963年3月にシングルリリースされました(SCEPTER 1247、A面)。R&Bっぽい曲調で、サビではディオンヌのパワフルな歌唱が聴けます。

T-2. 「 ウィッシン・アンド・ホーピン 」 : ディオンヌがオリジナル。T-1. のカップリングでシングルリリースされました(SCEPTER 1247、B面)。こちらは若干チャーミング寄り。この曲はダスティ・スプリングフィールドをはじめ、カヴァーも多いです。

T-3. 「 ひとり泣く 」 : ディオンヌがオリジナル。ゆったりした6/8拍子のバラード。ディオンヌも曲調に合わせてしっとり歌っていますが、ちょっと固いかなぁ。

T-5. 「 メイク・ザ・ミュージック・プレイ 」 : ディオンヌがオリジナル。歌詞は “ Let the music play … ” で始まります。この曲、ドリフターズがその 「 LET THE MUSIC PLAY 」 というタイトルでシングル 「 オン・ブロードウェイ 」 のB面としてリリース。所有CDのライナーには、ドリフターズのそれは1963年1月にシングルカットされた…と書いてあります。これまでに他のアーティストに何度かカヴァーされていますが、曲名は全て 「 LET … 」 ですしねー。いったいどっちがオリジナルなんでしょう? なお、ディオンヌはこの曲を1963年6月にシングル 「 PLEASE MAKE HIM LOVE ME 」 のカップリングでリリースしています(SCEPTER 1253、B面)。

T-7. 「 ドント・メイク・ミー・オーヴァー 」 : ディオンヌがオリジナル。デビュー曲です。1962年10月にシングルリリースされました(SCEPTER 1239、B面)。セプターの社長がこの曲を気に入らずシングルB面としてリリースされたって話は、バカラック爺も自伝で書いてますね。ラジオ局のDJがB面をオンエアして全米21位に。パチパチ。あと、シングルのレーベル面にはバカラックの名前が Burt ではなく Bert と誤記されたってオマケも。証拠写真がコレ↓。
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左:シングルA面 「 I SMILED YESTERDAY 」 、右:B面 「 DON'T MAKE ME OVER 」

T-8. 「 恋を知って 」 : カヴァーです。オリジナルはシレルズ(1962年9月にシングルのB面としてリリース)。ゆったりしたバラード曲です。

T-10. 「 昨日のほほえみ 」 : ディオンヌがオリジナル。1962年10月にシングルリリースされました(SCEPTER 1239、A面)。前述したとおり、「 ドント・メイク・ミー・オーバー 」 のA面がこの曲だったんですね。゛ ズンチャチャ ” リズムのアップテンポな曲。変拍子もちょっぴりあってバカラックらしい曲だと思うんですけど、この曲はこれまで誰もカヴァーしてないみたいです。ラジオ局DJの目利き(耳利き?)力はやっぱスゴイんですねっ!

T-11. 「 涙でさようなら 」 : カヴァーです。オリジナルはジェリー・バトラー(1962年7月にシングルA面でリリース)。この曲はたくさんカヴァーされていますが、ディオンヌのカヴァーは至ってオーソドックスです。

T-12. 「 ザ・ラヴ・オブ・ア・ボーイ 」 : カヴァーです。オリジナルはティミ・ユーロ(1962年8月にシングルのA面としてリリース)。ゆったりした6/8拍子のバラードで、2分の小品。う~ん、メロディにバカラックっぽさがないです。

楽曲そのものに変拍子や転調、あっちこっち飛び跳ねるメロディ…といった後年みられるバカラックの特徴はあまり感じられません。また、アレンジ面でも楽器の使い方に特にユニークなところはありませんし。まだ1963年初頭、全体的にバカラック風味は控えめです。ディオンヌの歌唱力は流石ですが、ところどころ硬さが見られます。ここまで歌えれば、新人としては上出来なんでしょうけれど(^^)。


【データ】
『 PRESENTING DIONNE WARWICK 』 (邦題:プレゼンティング・ディオンヌ・ワーウィック)
Dionne Warwick

LP:1963年2月10日リリース (所有CDは、1995年リイシューの2 in 1)
レーベル:SCEPTER RECORDS (所有CDは、SEQUEL RECORDS (UK))
番号:SCEPTER 508 (所有CDは、NEM CD 760)

クレジットは詳細不明(T_T)

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