« CASINO ROYALE/O.S.T. (1967年) | トップページ | THE WINDOWS OF THE WORLD/Dionne Warwick (1967年) »

2016年3月 6日 (日)

BURT BACHARACH A LIFE IN SONG バート・バカラック ライブ・イン・ロンドン 2015/V.A. (2016年)

2015年にロンドンで行われたライブの模様を収めたブルーレイです。2016年2月にWOWOWで放送された番組と同じ内容でございました。

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいきませんが^^;)
Img151a Img151b

1. WALK ON BY  ~ Rebecca Ferguson ~
2. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE  ~ Laura Mvula ~
3. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE  ~ Justin Hayward ~
4. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ Rebecca Ferguson ~
5. THE WINDOWS OF THE WORLD  ~ Michael Kiwanuka ~
6. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN  ~ Sophie Ellis-Bextor ~
7. IN BETWEEN THE HEARTACHES  ~ Joss Stone ~
8. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ Sophie Ellis-Bextor ~
9. ANYONE WHO HAD A HEART  ~ Josie James ~
10. IF I COULD GO BACK  ~ Alfie Boe ~
11. MOVIE MEDLEY  ~ Burt Bacharach and Burt Bacharach Band ~
     THE LOOK OF LOVE 
     ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)
     WHAT'S NEW PUSSYCAT?
     THE WORLD IS A CIRCLE
     THE APRIL FOOLS
     RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
     (THE MAN WHO SHOT) LIBERTY VALANCE
     MAKING LOVE
     WIVES AND LOVERS
     ALFIE
12. A HOUSE IS NOT A HOME  ~ Shaun Escoffery ~
13. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR  ~ ENSEMBLE ~
<BONUS SONGS>
14. BE AWARE  ~ Josie James ~
15. WAITING FOR CHARLIE (TO COME HOME)  ~ Donna Taylor ~
16. GOD GIVE ME STRENGTH  ~ John Pagano ~

収録時間約111分 (ボーナス・ソングを除くと約89分)


2015年にロンドンで行われたライブの模様を収めたブルーレイです。2016年2月26日発売予定ということでAmazonに事前予約していましたが、若干遅れて3月1日に届きました。

予想通り、2016年2月にWOWOWで放送された番組と同じでございました。違いは2点。
・ 日本語字幕 : WOWOW放送には有ったが、ブルーレイは輸入盤なので無し
・ ボーナスソング : ブルーレイのみ3曲収録

バックの編成は、バート・バカラック・バンド&バカラック・シンガーズに、ストリングス中心のオーケストラを加えたスタイル。2014年4月の日本公演時と同様の編成です。ホスト役の Michael Grade さんがステージ上の特設ソファでバカラック爺に話を伺いながら、合間にゲスト・シンガーがバカラックの曲を歌う…というスタイル。BBCがTV番組用に制作したコンサートのようですね。
Img154a_2 Img152a

ゲスト・シンガーは以下の面々です。ジャケットと同様に、ファミリー・ネームのアルファベット順でご紹介。ジョス・ストーン以外は知らないなぁ…^^;。なお、< >はシンガーを紹介する際にホスト役が添えた言葉です。
 Alfie Boe アルフィー・ボー <この楽曲にぴったりの美声(テナー)>
 Sophie Ellis-Bextor ソフィー・エリス・ベクスター <魅惑の歌声を持つ>
 Shaun Escoffery ショウン・エスコフェリー
 Rebecca Ferguson レベッカ・ファーガソン
 Justin Hayward ジャスティン・ヘイワード <ムーディー・ブルース・シンガー>
 Michael Kiwanuka マイケル・キワヌカ
 Laura Mvula ローラ・ムビュラ <ビリー・ホリディ&ビーチ・ボーイズ>
 Joss Stone ジョス・ストーン

ちなみに、バカラック・シンガーズはいつもの3人。
 Josie James ジョシー・ジェームズ
 Donna Taylor  ドナ・テイラー
 John Pagano ジョン・パガーノ

↓全員でアンサンブル M-13. 「 愛のハーモニー 」
Img153a_3

特に印象に残ったのは、まずジョス・ストーンが歌ったM-7. 「 イン・ビトウィーン・ザ・ハートエイクス 」 。バカラックのこれまでの日本公演やライブ・アルバムでは聴けなかった曲です。ジョス・ストーンは、感情を込めて繊細に歌っています。特に、消え入るようなエンディングは素晴らしい。感動しました。ちなみに、ホスト役にこの曲のことを訊かれてバカラック爺は次のように話しています。 ─ 実は、多調性の楽曲なんだ。つまり、2つのコードが存在しているんだ。2つが同時に進行してるってこと。低音域と高音域に1つずつね。言うなれば魔法みたいな手法なんだ。うん、実はすごくフランスの影響を受けていてね。お気に入りの1曲さ。 ─  う~ん、爺の言ってることが理解できましぇ~ん(T_T)

それから、M-9. 「 恋するハート 」 。最近のバカラックのコンサートではこの曲はいつもバカラック・シンガーズのジョシー・ジェームズが歌っていて、今回も同様。2014年4月の日本公演でもそうでしたね。ジョシーは自身のアルバムでも歌っていますし。が、感情がほとばしるジョシーの熱唱は、それまでの(ジョス・ストーンを除いて)シンガーとは一線を画す出来。この曲は爺がピアノを弾いたから…というのもあったのでしょうが、歌い終わったらスタンディング・オベーション。観客もわかっていらっしゃる。お見事でした。

そして、アルフィー・ボーのM-10. 「 イフ・アイ・クッド・ゴー・バック 」 。映画 『 失われた地平線 』 の挿入歌のひとつですが、私の知る限りアンディ・ウィリアムスくらいしかカヴァーしていない超レア曲。それをまさかライブで聴けるとは、びっくりぽんです(©あさが来た)。アルフィー・ボーは、オペラやミュージカルなどで活躍するテナー歌手だそう。さすがの歌唱力でこの難しい曲を歌い切りました。こちらもお見事!
アルフィー・ボーさんについては、akkoさんの 『 アルフィー・ボー 日本私設ファンサイト 』 を是非ご覧になってください。とても詳しく紹介されています。akkoさん、情報提供ありがとうございました! ※

また、ボーナス・ソング(バカラック・シンガーズの3人がひとりずつソロで歌っている)の中にジョシー・ジェームズが歌うM-14. 「 ビー・アウェア 」 が収録されてるのが嬉しいですね~。2014年4月10日のNHKホールでの公演で同じくジョシーがこの超レア曲歌い、感激したのを思い出しました。M-10. と並び、貴重な音源と思います。

他に、M-5. 「 世界の窓と窓 」 で伴奏のアコースティック・ギターをジョン・パガーノ(バカラック・シンガーズのひとり)が弾いてたことと、ショウン・エスコフェリーのM-12. 「 ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 がルーサー・ヴァンドロスを彷彿とさせたことも、印象に残りました。

M-11. 「 MOVIE MEDLEY 」 のあと、お気に入りを1曲だけ選ぶとすれば?とホスト役に訊かれ、バカラック爺はこう答えています。 ─  曲単位で選ぶのは難しいと言わざるを得ない。でも強いて言うなれば、ハルが書いた歌詞のこの部分だ。“ ねえアルフィー 正直者が馬鹿をみるのなら 冷酷に生きるほうが賢明だ ” 深淵でかつ力強い言葉だよね。 ─  歌詞の一部とは、意外でした。これまでバカラック爺は、同様の問いに 「 アルフィー 」 や 「 ディス・ガイ 」 など曲名を答えてきましたからね。心境の変化なんでしょうか…。

それにしても、(収録時)87歳とは思えないほど元気でした。うれしい限り。2008年、2012年、2014年の来日コンサートで見たお姿とほとんど変わりません。歳とってないんじゃ?と思っちゃうくらい。また日本に来てくださいねー。

※ akkoさんよりコメントをいただき追記 <2016/4/2>


【データ】
『 BURT BACHARACH A LIFE IN SONG 』 (邦題:バート・バカラック ライブ・イン・ロンドン 2015)
V.A.

Blu-rey:2016/2/26リリース
レーベル:eagle vision (たぶんUK)
番号:EVB335299

Musical Directors: Bill Cantos, Elliot Davis
Live Event Producers: Ollie Rosenblatt, Sue Main
Commissioning Editor: Jan Younghusband
Directed by Richard Valentine
Produced by Cerrie Frost
Exective producers: Guy Freeman & Anita Land

Hosted by Michael Grade
Performers: Alfie Boe, Sophie Ellis-Bextor, Shaun Escoffery, Rebecca Ferguson, Justin Hayward, Michael Kiwanuka, Laura Mvula, Joss Stone, Josie James, Donna Taylor, John Pagno, The Burt Bacharach Band, Senbla Concert Orchestra
Filmed at London's Royal Festival Hall
収録日: 2015年6月26日 (ブルーレイには特にクレジットありませんが、ネットで確認しました)

« CASINO ROYALE/O.S.T. (1967年) | トップページ | THE WINDOWS OF THE WORLD/Dionne Warwick (1967年) »

カヴァーアルバム」カテゴリの記事

コメント

初めまして!
Alfie Boe日本私設ファンサイトのakkoと申します。
うかつにもこのブルーレイが出ているのを知りませんでした!
そしてバカラックについても知識がなく、こちらの記事をとても興味深く拝読しました。

ぜひサイトのディスコグラフィに加えたいと思うのですが
そのさい、こちらの記事を参考にさせて頂き、リンクを張らせて頂けないでしょうか?
とても詳しいうえに分かりやすく、アルフィーのこともほめて頂いているので(笑)ありがたいです。

なおこの時のステージはアルフィーも嬉しかったようで、こんなふうに言ってます。
https://twitter.com/alfieboe/status/614556744283516928

図々しいお願いですが、どうぞよろしくお願いいたします。
https://twitter.com/aokiaki3

akkoさん、はじめまして!
コメントありがとうございます!

アルフィー・ボーさんのこと、WOWOWの番組/本ブルーレイを観るまで、恥ずかしながら全く知りませんでした。ですから、Wikiか何かでちょろっと調べて書いたんだと思います。熱く深く濃いakkoさんのサイトでアルフィーさんのことをよく知ってからDVDのレビューを書ければ良かったのですが…。後の祭りとはこのこと(>_<)。

それから、Instaでのバカラックとのツー・ショット! アルフィーさんいい顔してますねー。教えて下さってありがとうございました。

リンクは大歓迎でございます。甚だ拙いレビューですが、何がしかお役に立てれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!

ありがとうございます!とても助かりますhappy01
こちらこそバカラックさんのことは、とても有名な方にも関わらず
「遥かなる影」と「ALFIE」くらいしか知らなくて…この機会に勉強させて頂きます。

当日の様子はこちらの動画で見たのですが
https://youtu.be/77n6-F0g-04
難しい曲だねえ…sweat02と、アルフィーファンの間でも話題になりました。
あるでおさんのブログを拝見して、はじめて「見事に」歌っていたことが分かりました(笑)

よろしくお願いいたします。

映画 『 失われた地平線 』 はミュージカル映画なんですが、ビデオも出てないし観たことはありません。YouTubeでは断片的に観れるらしいのですが。

既にお聴きになっているかもしれませんが、「 If I Could Go Back 」のオリジナルがこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=tSW9zN9AhvY

聴き比べると、アルフィーさんの歌唱の素晴らしさがおわかりいただけるかと思います。

いずれ 『 失われた地平線 』 サントラ盤を拙ブログで紹介するつもりですが、その時にはアルフィーさんのカヴァーが素晴らしいことを書こうと思っております。

それから、今回の記事にakkoさんのサイトのリンクを追記させていただきますね。相互リンクということで、よろしくお願いいたしますm(__)m。

うわー、相互リンクなんてありがとうございます。

オリジナルも聞きました。ミュージカルなら全然アリ!じゃないでしょうか!
アルフィーみたいに歌い上げる必要もないですしね。

そして『失われた地平線』がどういう演目なのかググってみて、とても私好みの内容でわくわくしています。サントラ盤の紹介も、楽しみにしています!

akkoさん、おはようございます。
twitterで紹介くださりありがとうございました。

アルフィーさんもいろいろ活躍されてるようですね。アルフィーという名前を聞くと、年長の女性にモテまくる映画 『 Alfie 』 の主人公(1966年版のマイケル・ケイン)をついイメージしてしまうのですが、写真で拝見する限りアルフィー・ボーさんは誠実そうで安心しました(笑)

映画 『 失われた地平線 』 のサントラは、今のところ5月頃に紹介できるかどうかです。いかんせん、映画自体まったく観ていないので、内容は余り期待しないでくださいね^^;

お久しぶりです。あるでおさんのサイトでWOWOW番組を知り、放送日を恋い焦がれていました。
そして大満足!!最高画質と高音質。バカラック音楽集大成といった内容。しかもバカラック翁の
ストレートなコメント付き。見てよかった。
まだまだ現役で頑張っている翁と同じ時間を過ごせる幸せを感じてしまいました。
 特に絶品だったのが「 イン・ビトウィーン・ザ・ハートエイクス 」 。(こんな良い曲だったっけと
改めてディオンヌ版を聞いたのですがそれほどでもなく…。)
すぐさまブルーレイを購入したのですが、あるでおさんが書かれているようにボーナス・トラック
があるのは嬉しかったけれどもコメントや歌詞に一切字幕がなかったのが非常に残念でした。
(輸入盤で安いから仕方ないけれど、WOWOWでも歌詞部分の訳はなかったし英語難民の
私はうろたえることしきり)
それでも他のバカラックやディオンヌのDVDのボケボケ画質やくごもった音にブーブー言ってた
事を思えば、大大満足のずずでした。

ずずさん、こんばんは!
お久しぶりです!

ずずさんの仰るとおり、高画質に高音質、それにバカラック爺のストレートなコメント付き。さすがBBC、クォリティが高いですよね。2012年の東京Jazzの映像もNHK-BSで放送されましたが、あれはちょっと物足りなかったですもんね。

ブルーレイに日本語字幕がないのは確かに残念ですが、そういう意味で日本語字幕付きのWOWOW放送を観れたのは幸運でした。WOWOW放送が無くてブルーレイだけだったら、「 何言ってんだかわかんない~ 」 って悶々とした日々が続いてたでしょうから。WOWOWさんに感謝です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/591595/63302408

この記事へのトラックバック一覧です: BURT BACHARACH A LIFE IN SONG バート・バカラック ライブ・イン・ロンドン 2015/V.A. (2016年):

« CASINO ROYALE/O.S.T. (1967年) | トップページ | THE WINDOWS OF THE WORLD/Dionne Warwick (1967年) »

★ リンク ★

  • くう・ねる・時々・じゃず
    とても凛としていて、でも柔らかい歌声が魅力のジャズ・シンガー、三善香里さんの公式ブログです。
  • My Willful Diary
    shoppgirlさんが、「心に留めておきたい音楽とあれこれ」をたおやかな言葉で綴っていらっしゃる、素敵なブログです
  • バカラックマジックでまったりと
    バカラックさんをこよなく愛するまったりさんのブログです。バカラックファンとして大先輩でブログの師匠さんでもあります。
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

最近のトラックバック