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2016年4月22日 (金)

TRUST/Alfie Boe (2013年)

英国の歌手、アルフィー・ボーが2013年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいかないかも^^;)
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全12トラック中、バカラック作品は1トラック

6. GOD GIVE ME STRENGTH (6:38)


英国の歌手、アルフィー・ボーが2013年にリリースしたアルバムです。

今年(2016年)2月にWOWOWで放送されブルーレイも発売された 『 BURT BACHARACH A LIFE IN SONG/バート・バカラック ライブ・イン・ロンドン 2015 』 を観るまで、アルフィー・ボーの存在を知りませんでした。アルフィーはそのライブのゲスト・シンガーのひとりだったのですが、彼が歌った 「 イフ・アイ・クッド・ゴー・バック 」 の見事な歌いっぷりに感嘆し、強く印象に残りました。

拙ブログのその記事に 『 アルフィー・ボー 日本私設ファンサイト 』 のakkoさんがコメントをくださいまして。ファンサイトにお邪魔してアルフィーのプロフィール・ディスコグラフィなど拝見しましたが、英国ではすごく有名なシンガーなんですね~。詳細については是非ファンサイトをご覧くださいませ。akkoさん、ありがとうございました!

そのファンサイトでアルフィーが以前バカラックの曲をカヴァーしていたことを知り、本アルバムを購入したワケでございます。

アメリカ民謡のT-7. 「 リパブリック賛歌 」 やアイルランド民謡のT-12. 「 ダニー・ボーイ 」 などのトラディショナル・ソング。キャロル・キングのT-3. 「 君の友だち 」 やボブ・ディランのT-9. 「 いつまでも若く 」 などのフォーク/ロック。加えてスタンダード曲のT-8. 「 我が心のジョージア 」 等々、私でも知ってるポピュラーな曲を多くチョイスしたアルバムです。全体的なテイストは、落ち着いた淡い暖色系の色合い。アルフィーの歌唱は、そんな楽曲及びアレンジのテイストに合わせた柔らかい肌触り ~ 曲によってシルクになったりカシミアウールになったり ~ のしっとりしたものです。てっきりエネルギッシュなミュージカル系の楽曲&テイストの曲が多いのかなぁと身構えていたのですが(笑)、予想は外れました。ファンサイトのアルバム紹介には、 ─  これまでとひと味違うノスタルジックな味わい  ─  と書かれています。きっと、アルフィーにとっても新しい方向性を持ったアルバムだったのでしょう。

さて、そんなアルバムの中にバカラック・カヴァーが1曲。T-6. 「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」 です。バックの演奏はバンド+ストリングス。オルガンの音色がグッときます。アルフィーの歌唱は実に丁寧なもの。前半は抑制気味に、でも2コーラス目のあとのブリッジ部分や3コーラス目の山場では落ち着いた中にも感情をほとばしらせていて、表現の幅が広いなぁと感じました。本家のエルヴィス・コステロとはかなり肌触りが異なりますが、アルフィー流の解釈で歌いこんでいますねー。素晴らしいカヴァーだと思います。

それにしても、“ アルフィー ” という名前を聞くと、どうしても映画 『 アルフィー 』 (1966年版) でマイケル・ケインが演じた主人公 “ アルフィー ” が頭をよぎります。映画の主人公は様々な女性を渡り歩く女ったらしですからね~。akkoさんによれば、アルフィー・ボーも女性にモテるけど奥様にゾッコンだそう。ちょっと安心しました^^;。アルフィー・ボーが 「 アルフィー 」 をどんな風に歌うか? いつかカヴァーしないかなぁ…


【データ】
『 TRUST 』
Alfie Boe

CD:2013/11/11リリース
レーベル:DECCA
番号:3744298

Produced and arranged by Larry Klein
- Musicians -
Drums & Percussion:Jay Bellerose
Organ:Booker T. Jones
Electric Guitar:Dean Parks
Piano:Matt Rollings
Bass Guitar:Leland Skla
Guitar, Mandolin & Cuatro:Fred Tackett
Horn arranged by Jery Hey
Strings arranged by Vince Mendoza
Backing Vocals:Alfie Boe, Maxine Waters, Julia Tillman Waters

Recorded at The Village Studio, LA

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バカラックの曲がちょっと入ったアルバム」カテゴリの記事

コメント

あるでおさま

素晴らしいレビューをありがとうございます!

あるでおさんのおっしゃる通り、アルフィーは幅が広い、守備範囲が広いのが特徴です。
元はオペラ歌手で、今はいわゆる「クロスオーバー歌手」というのでしょうか、
フレディ・マーキュリーからプッチーニまで、何でも歌います(笑)。
今はエリザベス女王の90歳お誕生日セレモニーに出席中で、
セレモニーではジャジーなバラード、Nightingale Sang In Berkeley Squareを歌うそう。

音楽の造詣の深い方にこんなに誉めて頂いて、ファンとしては超ウレシイです(笑)。
でも確かにおっしゃるように、何を歌ってもどこかしっとりした柔らかさがあるのが、彼の魅力だと思います。
シルクにカシミヤかぁ・・・本当にその通りですね。

ところで、あるでおさんはエレクトーンもとてもお上手なんですね。
あの音楽を聴いて、あ!これ知ってる!と思ったらトニー賞取りまくってる演目でした…。
とても面白く興味深く、あのシリーズ全部拝読しました。
動画も探していろいろ見てみました。
素敵な演目をご紹介いただきありがとうございます。
今後ともいろいろと教えて下さい

akkoさま

おはようございます!
あるでおです。

ファンの方ならではのコメント、ありがとうございます!
本物の役者さんは何でも演じられると言いますが、何でも歌えるのが本物の歌手だと思います。アルフィーはまさしくそういう歌手なんですね。エリザベス女王の誕生日セレモニーで歌う曲もしっととしたジャズ・スタンダード曲ですし。

『 プロミセス、プロミセス 』 、ブロードウェイ2010年再演版ベースの日本版を2012年暮れに観ましたが、とても楽しいミュージカルでした。セリフも歌もすべて日本語で演ってくれたのでよく分かりましたし(^^)。そういえば、アルフィー・ボーさん、Broadway.com主催の賞でFavorite Replacement (Male) を受賞したとのこと。おめでとうございます!

今回の記事が書けたのも、akkoさんにいろいろ教えていただいたおかげです。改めてお礼申し上げます。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

あるでおさま

アルフィーのファンサイトの方でご挨拶させて頂いたyuiと申します。
日本でこんなに素敵なレビューを読む事が出来るなんて、今まで思った事もありませんでした。アルフィーの声に惚れ込んでしまったファンにとって、これほど嬉しい事はありません。本当にありがとうございました。
あるでおさまも書いてくださっている様に、この『Trust』、落ち着いたしっとりとした仕上がりが特徴だと思っています。パワフルな歌唱が持ち味ですが、私個人としてはこういった雰囲気のアルフィーが大好きです。
今回、バカラックさんやエルヴィス・コステロさんの楽曲を聴かせて頂く機会にもなりましたが、大人のムーディな感じにうっとりでした… 本当に素敵です。
これからもバカラックさんの曲をカバーする機会があればいいのになぁ、、と密かに期待しています。

最後にお願いなのですが、このレビューをファンサイトの方に紹介させて頂いてもよろしいでしょうか? 一人でも多くのファンの方に、ぜひ読んでもらいたい!と思っております。
図々しいお願いかとは存じますが、よろしくお願い致します。

yuiさま

こんにちは!
あるでおです。

こちらこそ、アルフィー・ファンサイトのBBSでは大変お世話になりました。場違いなところに来てしまったんじゃ?と書き込んだ後はちょっと冷や汗出ましたが、突然現れた闖入者(私)に対して暖かく接してくださりどうもありがとうございました。

“ お願い ”の件は勿論OKです! みなさまのお役に立てるのでしたら是非! こんな弱小ブログでよろしければいくらでも!

私からもひとつお願いがあります。アルフィーさんがバカラックの曲をカヴァーしたらお手数でも教えていただきたいのですが。何卒よろしくお願いいたします。

あるでおさま

お返事ありがとうございます。そしてご快諾頂きましてありがとうございました。

早速ファンサイトの『CD・DVDについて』のスレッドに紹介させて頂きました。
たくさんの人に読んで貰えたら嬉しいな、と思っております。

場違いだなんて、、とんでもありません。
もしよろしかったら、またファンサイトの方にもお越し頂けたらと思います。
バカラックさんの素敵な曲など、紹介して頂けたらとっても嬉しいです。
アルフィーが歌う「Alfie」、私もぜひ聴いてみたいです。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

あるでおさま

alfie boeファンサイトのgraceです。
先日はBBSの方にお越しいただき、ありがとうございました。
また、この度は、アルフィーのトラストについて、書いていただき、本当にありがとうございますm(__)m
私たちがBBSであまりにも熱く語ってるので、あるでおさまもお困りではなかったでしょうか?笑
でも、アルフィーの歌のことをこんなふうに素敵な言葉で表現していただけるとは…嬉しくて嬉しくて…

yuiさんが早速、BBSにもとりあげてくださってますので、きっと多くの方の目に触れることと思います。

アルフィーが今後もバカラックさんの歌を歌う機会があればいいなぁと思います。
その時には、またどうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました(^-^)

yuiさま

こんばんは!
あるでおです。

拙ブログ記事を紹介いただきありがとうございました。これまで数回しか3桁になったことがない1日当たりPV数が、今日は既に100を超えました。これもyuiさんをはじめ、ファンサイトのみなさまのおかげです。

「 ALFIE 」 以外にも、アルフィーには 「 THE LOOK OF LOVE(恋のおもかげ)」 、「 A HOUSE IS NOT A HOME (ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム)」 、「 ARTHUR'S THEME(ニューヨーク・シティ・セレナーデ)」 辺りを歌ってもらいたいですね。楽しみにしています。

graceさま

こんばんは!
あるでおです。

拙ブログにお越しくださり、そしてわざわざコメントまでいただき本当にありがとうございます。女性からの書き込みは滅多にないものですから、今日は盆と正月が一緒に来た感じで少々面食らっております(笑)。

こちらこそBBSではお世話になりました。みなさんの熱い熱い書き込みで盛り上がってるところに、私の書き込みが水を差してしまったんじゃないか?と思ってしまったワケでして(苦笑)。

その熱いみなさんの思いが伝播して、日本のアルフィー・ファンがもっと増えていくと良いですね。今後とも情報交換させてください。よろしくお願いいたします。

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