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2016年6月12日 (日)

Hot! Live and Otherwise/Dionne Warwick (1981年)

ディオンヌ・ワーウィックが1981年にリリースしたアリスタ移籍後3作目のアルバムです。メドレーも含めてバカラック作品を15曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいかないかも^^;)
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Original LP front cover/back cover
(ダブルジャケットになっていて、広げると外側はディオンヌの立ち姿に)

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所有CDのジャケット表/ケース裏

全15トラック中、バカラック作品は3トラック(15曲)

2. DON'T MAKE ME OVER (3:21)
3. ALFIE (4:00)
5. Hit Records Medley (19:42)
  1) WALK ON BY
  2) ANYONE WHO HAD A HEART
  3) YOU'LL NEVER GET TO HEAVEN (IF YOU BREAK MY HEART)
  4) A HOUSE IS NOT A HOME
  5) MESSAGE TO MICHAEL
  6) TRAINS AND BOATS AND PLANES
  7) THE LOOK OF LOVE
  8) (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
  9) DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
  10) (THEME FROM) VALLEY OF THE DOLLS
  11) (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME *
  12) MAKE IT EASY ON YOURSELF
  13) PROMISES, PROMISES *
  14) WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
  15) THEN CAME YOU

* ライナーやジャケットの曲目リストには未記載ですが、これら2曲も入ってます


ディオンヌ・ワーウィックが1981年にリリースしたアリスタ移籍後3作目のアルバムです。

ディオンヌは1972年にセプターからワーナーに移籍。1974年にスピナーズとのデュエット曲 「 Then Came You 」 が彼女初の全米1位に輝いたものの、他には目立ったヒットを出せずワーナーとの5年契約が切れます。アリスタに移って初めてのシングル 「 I'll Never Love This Way Again(涙の別れ道) 」 がいきなりの全米5位。続く 「 Déjà Vu(デジャ・ヴ) 」 も全米15位になり復活! その2曲を収録した 『 Dionne 』 (1979年リリース)、『 No Night So Long 』 (1980年リリース) という2枚のスタジオ録音アルバムに続いてリリースしたのがライヴ録音の本アルバムです。

LP2枚組で、ライヴ録音10トラック(1枚目両面と2枚目のA面)と、スタジオ録音5トラック(2枚目のB面)という構成。収録されているバカラック作品3トラックは、全てライヴ録音でございます。

ライヴ録音部分は、1981年4月にネヴァダ州リノでのショウの模様を収めたもの。バックは、バンドにオーケストラ。クレジットを眺めると、バック・コーラスにダーレン・ラヴの名前が…。バック・シンガーにスポットライトをあてたドキュメンタリー映画 『 バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち 』 でも主要人物のひとりとして登場してましたね。この映画はなかなか良い映画でした。

T-2. 「 ドント・メイク・ミ・オーバー 」 とT-3. 「 アルフィー 」 は、フルサイズで歌っています。キーは2曲とも昔のスタジオ録音版と同じ。クレジットによると「 アルフィー 」 のアレンジはバカラックとなっています。冒頭の伴奏はピアノのみだしレコードとは違うアレンジなんですけどね。セプター時代のライヴ用の楽譜をそのまま使ったのかしらん。「 ドント・メイク・ミ・オーバー 」 はそんなでもないですが、「 アルフィー 」 でのディオンヌはねちっこいです。ステージだとそういう感じで歌いたくなるのかなぁ。個人的にはスタジオ録音版の方がぜんぜん好きです。

そして残り1トラックは、T-5. 「 ヒット・レコード・メドレー 」 。セプター時代の14曲とワーナー時代の1曲を20分弱に及ぶメドレーで歌っています。このうちセプター時代の13曲がバカラック作品。…なんですが、7) 「 恋のおもかげ 」 、8) 「 遥かなる影 」 、14) 「 世界は愛を求めている 」 あたりはシングルを出していませんからね、ディオンヌは。「 ヒット・レコード・メドレー 」 というタイトルにちょいとイチャモンを付けたくなります(笑)。

メドレー中の13曲のうち、5) 「 マイケルへのメッセージ 」 のキーが半音低いだけで、他の曲は昔のスタジオ録音版と同じキー。メドレーの前半~中盤は軽めで、1コーラスも歌わずにサビだけとか、サビで始まってAメロまでとか、そーゆーさわりだけしか歌わない曲もあります。メドレーの山場は、なんと言っても後半12分15秒過ぎからの3曲。11) 「 愛の想い出(愛のウェイ・トリフティング) 」 はムッチャ速いサンバのリズムで約1分半熱唱。歌い切って約20秒間観客も拍手。続くスローな12) 「 涙でさようなら 」 はちょっとしつこく感じるくらいねちっこくシャウト。歌い切って約15秒間拍手。このあとまたムッチャ速いテンポで13) 「 プロミセス・プロミセス 」 のサビの部分を歌い、極めつけはラスト前での約14秒のロングトーン! よく声が続くなー。歌い切ってここでも観客は拍手喝さい。

バカラック作品以外では、ボビー・コールドウェルの 「 WHAT YOU WON'T DO FOR LOVE(風のシルエット) 」 とEW&Fの 「 IN THE STONE 」 をカヴァーしてメドレーで歌ったT-1. がイイですねー。ディオンヌの歌もノリがよくって、ナイス選曲だと思います。尚、リイシューCDはオリジナルLPから2曲カットされています(バカラック作品ではありません)。代わりに、LP未収録の2曲がボーナス・トラックとして追加されています(これもバカラック作品ではありません)。

ディオンヌは1940年12月生まれですから、この時まだ40歳。高い音域もなんとか歌えていた頃の貴重なライヴ音源かなぁと思います。


【データ】
『 Hot! Live and Otherwise 』
Dionne Warwick

LP:1981年5月20日リリース (所有CDは、2008年2月1日リイシューのUK盤)
レーベル:Arista Records (所有CDは、Soulmusic.com/Passion Music (UK))
番号:A2L 8605 (所有CDは、SMDC 01 CD)

Produced by Steve Buckingham except: T-10,11,13 Produced by Michael Masser
Musicians on the live songs:
  Mel Lee: drums
  Ralph Rost: bass
  Harold Alexander: percussion
  Lee Valentine: guitar
  Stuart Levin: keyboards
  Joe Kloess: keyboards and conductor
  Eunice Peterson, Darlene Love: background vocals
  The John Carlton Orchestra
  Produced by Steve Buckingham
T-2,5. arranged by Larry Wilcox
T-3. arranged by Burt Bacharach
Live tracks recorded at Harrah's, Reno, Nevada

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