RESERVATIONS FOR TWO/Dionne Warwick (1987年)
ディオンヌ・ワーウィックがアリスタでリリースした8作目のオリジナル・アルバムです。バカラック書下ろし作品を3曲収録!
(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいかないかも^^;)
Original LP front cover/back cover
所有CDのジャケット表/ケース裏
全10トラック中、バカラック作品は3トラック
1. LOVE POWER (Duet with Jeffrey Osborne) (4:32)
4. IN A WORLD SUCH AS THIS (4:16)
8. HEARTBREAK OF LOVE (Duet with June Pointer) (3:53)
ディオンヌ・ワーウィック、アリスタでの8作目となるオリジナル・アルバムです。
1985年の前作 『 FRIENDS 』 から1年半ちょっと過ぎた1987年7月にリリース。前作でアルバムの半数をプロデュースしていたバカラック&セイガーは、本作では3曲をプロデュース。他には、ジェリー・ナイト&アーロン・ジグマンが3曲、カシーフが2曲、スモーキー・ロビンソンが1曲、バリー・マニロウが1曲をプロデュースしています。本作の特徴は、デュエット曲が5曲もあること。お相手はすべて違ってるんです。なんて贅沢な! 本アルバムはそれほどヒットしなかったようで、全米56位にとどまりました。
ちなみに、私が所有しているCDは当時購入した日本盤。まだ数枚しかCDを持っていなかったこともあり、何度も繰り返し聴いたものです。
バカラック作品は3曲で、すべて書き下ろし曲。
T-1. 「 ラブ・パワー 」 : ディオンヌがオリジナル。アルバムに先行して同年6月にシングルリリースされ(AS1-5967、A面)、全米12位、R&Bで5位、AC(アダルト・コンテンポラリー)ではなんと1位に! パチパチ。ディオンヌにとって、この曲が最後のTOP40シングルになってしまいました(とWikiに書かれてます)。ミディアム・テンポ(♩≒116)の曲で、リズムはシンプルで力感ある8ビート。デュエットのお相手はジェフリー・オズボーンという1982年にA&Mからデビューした米男性シンガー。ジェフリーの歌声は若干高く張りがあって、太くて低めの歌声のディオンヌとハモッたときのバランスが良いです。
ライナーによると、当時この曲はコスモ石油のTV-CFイメージ・ソングだったそうで、なんとディオンヌ本人もCFに出演していたんだとか! 私は全く記憶がないんですけど…(+_+)。 しかも、 一部の歌詞を日本側の要請で書き換え再録音したものなんですって(日本盤CDに収められているのもその再録音版)。TV-CFに使う上でなにか問題があったのでしょうかねぇ…。
↓ シングルUS盤(左)とシングル日本盤(右)。日本盤はジェフリー・オズボーンの姿がない…可哀想なジェフリー。
T-4. 「 イン・ア・ワールド・サッチ・アズ・ジス 」 : ディオンヌがオリジナル。T-1. 「 ラブ・パワー 」 のカップリング曲でした(AS1-5967、B面)。バカラック&セイガーにブルース・ロバーツを加えた3人の共作ナンバーで、♩≒114のミュディアム・テンポの8ビート曲。デュエット曲ではありませんが、「 ラブ・パワー 」 とテンポも曲調も似ているためか私の頭の中で時々この2曲がごっちゃになります(^^;)。
T-8. 「 こわれたハート 」 : ディオンヌがオリジナル。バカラック&セイガーにダイアン・ウォーレンを加えた3人の共作曲です。♩≒102くらいのミディアム・テンポのナンバー。リズムは、最初はミディアム・バラード調で、曲の半ばからはポップな8ビートになります。デュエットのお相手は、なんと女性! ポインター・シスターズのジューン・ポインターです。二人の声質はとても似ていて、これならわざわざデュエットにしなくてもええやんか! と突っ込みたくなるのは私だけ?(笑)
本アルバムの他の曲では、カシーフがプロデュースした2曲が好印象です。
【データ】
『 RESERVATIONS FOR TWO 』 (邦題:ラブ・パワー)
Dionne Warwick
LP/CD:1987年7月30日リリース (所有CDは、1987年リリースの日本盤。ライナー担当:水野佐智子氏)
レーベル:Arista (所有CDは、日本フォノグラム)
番号:AL-8446/ARCD 8446 (所有CDは、32RD-94)
Produced by Burt Bacharach & Carole Bayer Sager (T-1,4,8.)
Produced by Jerry Knight & Aaron Zigman for Aaronight Music (T-2,5,7.)
Produced by Smokey Robinson (T-3.)
Produced by Kashif (T-6,9.)
Produced by Barry Manilow (T-10.)
T-1. 「 LOVE POWER 」
Written by Burt Bacharach and Carole Bayer Sager
Keyboards: Greg Phillinganes
Synthesizer: David Foster
Added Synthesizer: Robbie Buchanan, Burt Bacharach
Synthesizer Programming: David Boruff
Guitar: Dann Huff
Bass: Nathan East
Drums: Carlos Vega
Alto Saxophone Solo by Kenny G
Background Vocals: Tim Feehan, Joe Pizulo
T-4. 「 IN A WORLD SUCH AS THIS 」
Written by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager and Bruce Roberts
Keyboards: Randy Kerber
Synthesizers: Michael Boddicker, Burt Bacharach
Guitar: Dann Huff
Bass: Neil Stubenhaus
Drums: John "J.R." Robinson
Saxophone Solo by David Borruff
Background Vocals: Tim Feehan, Joe Pizulo
T-8. 「 HEARTBREAK OF LOVE 」
Written by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager and Diane Warren
Keyboards: Greg Phillinganes
Synthesizer: Randy Kerber
Guitar: Dann Huff
Bass: Nathan East
Drums: Carlos Vega
Exective Producer: Clive Davis
リンク先消滅したためリンク貼り直し(2024/1/28)
Amazonリンク
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Original LP front cover/back cover
所有CDのジャケット表/ケース裏
全10トラック中、バカラック作品は3トラック
1. LOVE POWER (Duet with Jeffrey Osborne) (4:32)
4. IN A WORLD SUCH AS THIS (4:16)
8. HEARTBREAK OF LOVE (Duet with June Pointer) (3:53)
ディオンヌ・ワーウィック、アリスタでの8作目となるオリジナル・アルバムです。
1985年の前作 『 FRIENDS 』 から1年半ちょっと過ぎた1987年7月にリリース。前作でアルバムの半数をプロデュースしていたバカラック&セイガーは、本作では3曲をプロデュース。他には、ジェリー・ナイト&アーロン・ジグマンが3曲、カシーフが2曲、スモーキー・ロビンソンが1曲、バリー・マニロウが1曲をプロデュースしています。本作の特徴は、デュエット曲が5曲もあること。お相手はすべて違ってるんです。なんて贅沢な! 本アルバムはそれほどヒットしなかったようで、全米56位にとどまりました。
ちなみに、私が所有しているCDは当時購入した日本盤。まだ数枚しかCDを持っていなかったこともあり、何度も繰り返し聴いたものです。
バカラック作品は3曲で、すべて書き下ろし曲。
T-1. 「 ラブ・パワー 」 : ディオンヌがオリジナル。アルバムに先行して同年6月にシングルリリースされ(AS1-5967、A面)、全米12位、R&Bで5位、AC(アダルト・コンテンポラリー)ではなんと1位に! パチパチ。ディオンヌにとって、この曲が最後のTOP40シングルになってしまいました(とWikiに書かれてます)。ミディアム・テンポ(♩≒116)の曲で、リズムはシンプルで力感ある8ビート。デュエットのお相手はジェフリー・オズボーンという1982年にA&Mからデビューした米男性シンガー。ジェフリーの歌声は若干高く張りがあって、太くて低めの歌声のディオンヌとハモッたときのバランスが良いです。
ライナーによると、当時この曲はコスモ石油のTV-CFイメージ・ソングだったそうで、なんとディオンヌ本人もCFに出演していたんだとか! 私は全く記憶がないんですけど…(+_+)。 しかも、 一部の歌詞を日本側の要請で書き換え再録音したものなんですって(日本盤CDに収められているのもその再録音版)。TV-CFに使う上でなにか問題があったのでしょうかねぇ…。
↓ シングルUS盤(左)とシングル日本盤(右)。日本盤はジェフリー・オズボーンの姿がない…可哀想なジェフリー。
T-4. 「 イン・ア・ワールド・サッチ・アズ・ジス 」 : ディオンヌがオリジナル。T-1. 「 ラブ・パワー 」 のカップリング曲でした(AS1-5967、B面)。バカラック&セイガーにブルース・ロバーツを加えた3人の共作ナンバーで、♩≒114のミュディアム・テンポの8ビート曲。デュエット曲ではありませんが、「 ラブ・パワー 」 とテンポも曲調も似ているためか私の頭の中で時々この2曲がごっちゃになります(^^;)。
T-8. 「 こわれたハート 」 : ディオンヌがオリジナル。バカラック&セイガーにダイアン・ウォーレンを加えた3人の共作曲です。♩≒102くらいのミディアム・テンポのナンバー。リズムは、最初はミディアム・バラード調で、曲の半ばからはポップな8ビートになります。デュエットのお相手は、なんと女性! ポインター・シスターズのジューン・ポインターです。二人の声質はとても似ていて、これならわざわざデュエットにしなくてもええやんか! と突っ込みたくなるのは私だけ?(笑)
本アルバムの他の曲では、カシーフがプロデュースした2曲が好印象です。
【データ】
『 RESERVATIONS FOR TWO 』 (邦題:ラブ・パワー)
Dionne Warwick
LP/CD:1987年7月30日リリース (所有CDは、1987年リリースの日本盤。ライナー担当:水野佐智子氏)
レーベル:Arista (所有CDは、日本フォノグラム)
番号:AL-8446/ARCD 8446 (所有CDは、32RD-94)
Produced by Burt Bacharach & Carole Bayer Sager (T-1,4,8.)
Produced by Jerry Knight & Aaron Zigman for Aaronight Music (T-2,5,7.)
Produced by Smokey Robinson (T-3.)
Produced by Kashif (T-6,9.)
Produced by Barry Manilow (T-10.)
T-1. 「 LOVE POWER 」
Written by Burt Bacharach and Carole Bayer Sager
Keyboards: Greg Phillinganes
Synthesizer: David Foster
Added Synthesizer: Robbie Buchanan, Burt Bacharach
Synthesizer Programming: David Boruff
Guitar: Dann Huff
Bass: Nathan East
Drums: Carlos Vega
Alto Saxophone Solo by Kenny G
Background Vocals: Tim Feehan, Joe Pizulo
T-4. 「 IN A WORLD SUCH AS THIS 」
Written by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager and Bruce Roberts
Keyboards: Randy Kerber
Synthesizers: Michael Boddicker, Burt Bacharach
Guitar: Dann Huff
Bass: Neil Stubenhaus
Drums: John "J.R." Robinson
Saxophone Solo by David Borruff
Background Vocals: Tim Feehan, Joe Pizulo
T-8. 「 HEARTBREAK OF LOVE 」
Written by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager and Diane Warren
Keyboards: Greg Phillinganes
Synthesizer: Randy Kerber
Guitar: Dann Huff
Bass: Nathan East
Drums: Carlos Vega
Exective Producer: Clive Davis
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