DISCIPLINE/Desmond Child (1991年)
米男性ソングライター/プロデューサーのデズモンド・チャイルドが1991年にリリースしたアルバムです。バカラックの書き下ろし曲を1曲収録!
(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいかないかも^^;)

全10トラック中、バカラック作品は1トラック
8. OBSESSION (5:47) ~ Duet with Maria Vidal ~
それにしても、紛らわしい名前ですな。てっきりディスティニーズ・チャイルド似のパチモン女性グループだと思ってましたょ^^;。ディスチャは1997年デビューなのでそんなワケはないんですけどね。
1953年フロリダ生まれ。大学時代に DESMOND CHILD AND ROUGE というバンドを結成し、1978~79年にアルバムを2枚リリースするも解散。その後、ソングライター/プロデューサーとして、キッスの「 I WAS MADE FOR LOVIN' YOU(ラヴィン・ユー・ベイビー)」やボン・ジョヴィの「 LIVIN' ON A PRAYER(リヴィン・オン・ア・プレイヤー)」をはじめ、アリス・クーパー、ボニー・タイラー、マイケル・ボルトン、シェールらに楽曲を提供して数々のヒット曲を生み出しました。その彼がアーティストとして制作したのが本アルバムでございます。 ~ Wikiやライナーより ~
収録曲は、2曲(T-3,10.)を除いて自作または誰かとの共作曲。サウンド的には、ロック系の曲とポップ/AOR系の曲が半々くらい…といった印象。
んで、バカラック作品はT-8.「 OBSESSION (オブセッション)」。デズモンド・チャイルドとの共作による、♩≒96のミディアム・スローな曲。イントロの美しい旋律を始め、メロディはバカラックの匂いが漂っています。Aメロが7小節で、それに続くBメロが6小節。この辺りにもバカラック色の濃さを感じます。リズムはバカラックっぽくないけれど、印象に残る曲に仕上がっています。曲名になっている obsession という英単語は “ 取りつくこと、取りつかれていること ” という意味。だからか?(笑)
デズモンド・チャイルドと一緒に歌ってるのは、女性シンガーのマリア・ヴィダル。なかなか良いコラボレーションだと思ったら、彼女は DESMOND CHILD AND ROUGE の元メンバーでした。ナットクです。
1991年は、バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガーが離婚する年。仕事の面でも徐々に二人が離れ始めたことがわかる曲です。
-- 2020/6/18追記 --
2020年の5月12日、バカラック爺92歳の誕生日にデズモンド・チャイルドがお祝いのツィート! なんと、「 OBSESSION 」リハーサル中のバカラック&マリア・ヴィダル&デズモンド・チャイルドの3ショット写真付き! ─ 人生が変わる経験をしたコラボだった ─ …彼にとって貴重な体験だったんですねー。
【データ】
『 DISCIPLINE 』 (邦題:ディシプリン)
Desmond Child
CD:1991年6月17日リリース (所有CDは、1991年7月25日リリースの日本盤。ライナーは伊藤政則氏)
レーベル:Elektra/WEA (所有CDは、WEAミュージック/ワーナー・パイオニア)
番号:9-61048-2 (所有CDは、WMC5-395)
Produced by Desmond Child and Sir Arthur Payson
Arranged by C.J. Vanston
T-8. 「 OBSESSION 」
Written by Desmond Child and Burt Bacharach
Keyboards – C.J. Vanston
Drums – Vinnie Colaiuta
Saxophone – Brandon Fields
Vocals – Desmond Child and Maria Vidal
(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいかないかも^^;)


全10トラック中、バカラック作品は1トラック
8. OBSESSION (5:47) ~ Duet with Maria Vidal ~

米男性ソングライター/プロデューサーのデズモンド・チャイルドが1991年にリリースしたアルバムです。
それにしても、紛らわしい名前ですな。てっきりディスティニーズ・チャイルド似のパチモン女性グループだと思ってましたょ^^;。ディスチャは1997年デビューなのでそんなワケはないんですけどね。
1953年フロリダ生まれ。大学時代に DESMOND CHILD AND ROUGE というバンドを結成し、1978~79年にアルバムを2枚リリースするも解散。その後、ソングライター/プロデューサーとして、キッスの「 I WAS MADE FOR LOVIN' YOU(ラヴィン・ユー・ベイビー)」やボン・ジョヴィの「 LIVIN' ON A PRAYER(リヴィン・オン・ア・プレイヤー)」をはじめ、アリス・クーパー、ボニー・タイラー、マイケル・ボルトン、シェールらに楽曲を提供して数々のヒット曲を生み出しました。その彼がアーティストとして制作したのが本アルバムでございます。 ~ Wikiやライナーより ~
収録曲は、2曲(T-3,10.)を除いて自作または誰かとの共作曲。サウンド的には、ロック系の曲とポップ/AOR系の曲が半々くらい…といった印象。
んで、バカラック作品はT-8.「 OBSESSION (オブセッション)」。デズモンド・チャイルドとの共作による、♩≒96のミディアム・スローな曲。イントロの美しい旋律を始め、メロディはバカラックの匂いが漂っています。Aメロが7小節で、それに続くBメロが6小節。この辺りにもバカラック色の濃さを感じます。リズムはバカラックっぽくないけれど、印象に残る曲に仕上がっています。曲名になっている obsession という英単語は “ 取りつくこと、取りつかれていること ” という意味。だからか?(笑)
デズモンド・チャイルドと一緒に歌ってるのは、女性シンガーのマリア・ヴィダル。なかなか良いコラボレーションだと思ったら、彼女は DESMOND CHILD AND ROUGE の元メンバーでした。ナットクです。
1991年は、バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガーが離婚する年。仕事の面でも徐々に二人が離れ始めたことがわかる曲です。
-- 2020/6/18追記 --
2020年の5月12日、バカラック爺92歳の誕生日にデズモンド・チャイルドがお祝いのツィート! なんと、「 OBSESSION 」リハーサル中のバカラック&マリア・ヴィダル&デズモンド・チャイルドの3ショット写真付き! ─ 人生が変わる経験をしたコラボだった ─ …彼にとって貴重な体験だったんですねー。

【データ】
『 DISCIPLINE 』 (邦題:ディシプリン)
Desmond Child
CD:1991年6月17日リリース (所有CDは、1991年7月25日リリースの日本盤。ライナーは伊藤政則氏)
レーベル:Elektra/WEA (所有CDは、WEAミュージック/ワーナー・パイオニア)
番号:9-61048-2 (所有CDは、WMC5-395)
Produced by Desmond Child and Sir Arthur Payson
Arranged by C.J. Vanston
T-8. 「 OBSESSION 」
Written by Desmond Child and Burt Bacharach
Keyboards – C.J. Vanston
Drums – Vinnie Colaiuta
Saxophone – Brandon Fields
Vocals – Desmond Child and Maria Vidal
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