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2016年9月14日 (水)

AQUARELA DO BRASIL/Dionne Warwick (1994年)

ディオンヌ・ワーウィックがブラジル音楽に挑戦した1994年のアルバムです。バカラックも書き下ろしで1曲提供!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいかないかも^^;)
Img279aa Img279bb

全12トラック中、バカラック作品は1トラック

5. CAPTIVES OF THE HEART (4:48)


Img279cc_2 日本盤CDの帯に書かれたキャッチフレーズは “ ディオンヌ、ブラジルを歌う ”

前作 『 FRIENDS CAN BE LOVERS 』 がポップス路線だったので、なんでまたブラジルなの?と思ったのですが…。

─ このアルバムは、私が長年持ち続けてきた、ブラジルと、この国の人々と、そしてとりわけ音楽に対するラヴ・アフェアの感情の果実です。私は初めてブラジルを訪れた60年代末以来、ずっとブラジル音楽のアルバムを作りたいと願い続けてきました。 ─ (本アルバムのインナー・スリーヴに書かれたディオンヌのコメント。ライナー執筆者 中原仁氏による意訳)

先月はオリンピックが、そして今まさにパラリンピックが行われているブラジルのリオデジャネイロ。本アルバムのリズム・トラックは全てリオのスタジオでレコーディングされました。…ということからも窺えるように、ディオンヌ・ワーウィックが気合を入れてブラジル音楽に挑戦した1994年のアルバムです。

プロデューサーはテオ・リマという方。ブラジルの人気グループ Batacotô (バタコト) のリーダーで、もともと1993年にディオンヌがバタコトのレコーディングにゲスト参加したことが本アルバム制作のキッカケになったんだとか。

T-1. 「 ジョビン・メドレー 」 やT-9. 「 ブラジルの水彩画 」 など、全12トラック中8トラックがブラジルの新旧楽曲。ボサノヴァだけじゃなくサンバもあり、一部の曲ではポルトガル語で歌うなどディオンヌの本気度はホンモノでした。その他4トラック (T-5,8,10,12.) のうちの1トラックがバカラック・ナンバーでございます。

T-5. 「 CAPTIVES OF THE HEART (囚われの心) 」 がそれでして、バカラックとジョン・ベティスによる書き下ろし曲です。♩≒102というゆったりしたテンポに、ボサノヴァ風味の涼しげなリズム。ディオンヌの歌声も暑苦しくなく涼しいもの。メロディにはそれほど印象的なフレーズは無いのですが、Aメロは変拍子(2拍子の小節)挿入&6小節単位といういかにもバカラックらしい構成です。アレンジのおかげでボサノヴァっぽくなりましたが、本アルバムにこの曲が必要か?と問われればネガティヴな返事しかできませんねぇ…。

なお、この曲は本アルバムからの唯一のシングルとしてリリースされました(ASCD-2789)。チャートとは無縁だったようです。

Img282t_3ここからはちょいとオマケを…。

わたくし “ あるでお ” は、一度だけディオンヌのコンサートを聴いたことがあります。1995年12月の来日公演だったのですが、ディオンヌはその時点で最新アルバムだった本アルバムから何曲か歌ったような気がします。20年以上も前の事で記憶は定かではありませんが…。

はっきり覚えているのは、アンコールをやらなかったことと、高音が出にくいのかかなりメロディをフェイクしていたことくらい。バカラックの曲は聴けましたが、パフォーマンス的にもイマイチで期待外れでした~。


【データ】
『 AQUARELA DO BRASIL 』 (邦題:ブラジルの水彩画)
Dionne Warwick

CD:1994年10月25日リリース (所有CDは、1994年12月16日リリースの日本盤。ライナーは中原仁氏)
レーベル:Arista (所有CDは、Arista/BMGビクター)
番号:07822-18777-2 (所有CDは、BVCA-660)

Produced by Teo Lima
Executive Producer: Dionne Warwick
T-5. 「 CAPTIVES OF THE HEART 」
  Written by Burt Bacharach, John Bettis
  Rhythm Arrangements: Lincoln Olivetti
  String & Horn Arrangements: Pat Williams
  Vocal Arrangements: Brenda Russell
  Vocals: Brenda Russell, Siedab Garrett, Maxayne Lewis, Alexandra Brown
  Percussion & Drums: Teo Lima
  Electric Bass: Jamil Joannes
  Keyboards: Lincoln Olivetti
  Tenor Sax Solo: Gary Foster
  Trumpet: Robert Findley
 

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