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2016年9月18日 (日)

I'm Ready/Tevin Campbell (1993年)

米国の男性R&Bシンガー、テヴィン・キャンベルのセカンド・アルバムです。バカラックの書き下ろし曲を1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいかないかも^^;)
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全14トラック中、バカラック作品は1トラック

2. DON'T SAY GOODBYE GIRL (4:30)


米国の男性R&Bシンガー、テヴィン・キャンベルが1993年にリリースしたセカンド・アルバムです。

テヴィンは、1976年11月テキサス生まれ。クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子としてクインシーのレーベル(クエスト)から1991年にアルバム・デビュー。そして2年後に本アルバムをリリース。リリース時(1993年10月)はまだ16歳。若いですね~。

ベイビーフェイスがプロデュースしたT-1. 「 CAN WE TALK 」 は、全米9位(R&Bでは1位)の大ヒット。この曲はテヴィンの代表曲になってるみたいです。いずれもベイビーフェイスのプロデュースによるT-5. 「 I'M READY 」 とT-10. 「 ALWAYS IN MY HEART 」 も、それぞれ全米9位(R&B 2位)、全米20位(R&B 6位)とヒット。アルバム自体も全米アルバムチャートで18位(R&B 3位)を記録し、テヴィン最大のヒット作となりました。

んで、バカラックの書き下ろし曲はT-2. 「 DON'T SAY GOODBYE GIRL (さよならは言わないで) 」 。ナラダ・マイケル・ウォルデン、バカラック、サリー・ジョー・ダコタ の3人による共作。この曲もシングル・リリースされましたが、全米71位(R&B 28位)とチャート的にはイマイチだったようです。

♩≒82のミディアム・スローなR&B曲ですが、幾分ライトな印象。プロデュースがナラダ・マイケル・ウォルデンだからでしょうか。バカラックの香りは希薄で、それらしいナと感じるのはAメロの5~7小節目のコード進行とサビが7小節ということぐらい。共作者のサリー・ジョー・ダコタはナラダ・マイケル・ウォルデンとよくコラボレーションしている方のようで、バカラックはちょっとお手伝いした程度なのではないでしょうか? 冒頭で “ バカラックの書き下ろし曲 ” と紹介しましたが、ちょっと語弊があるかもしれません。“ バカラックがちょっと手伝った曲 ” に訂正します(苦笑)

1991年にキャロル・ベイヤー・セイガーとのコンビを解消したバカラックは、1993年以降、パートナーをいろいろ変えながら、多くはありませんが様々なアーティストに楽曲を提供していきます。1993年は、テヴィンの他に、ディオンヌ・ワーウィック(過去記事) 、アース・ウィンド&ファイアー(過去記事)、ジェームス・イングラムに曲を提供しています。

R753210314434280311478jpegここからはオマケです。MP3でしか所有していないそのジェームス・イングラムの楽曲をご紹介。

米男性R&B/ソウルシンガーのジェームス・イングラムは、クインシー・ジョーンズに見い出されてクエストから1983年にソロ・デビュー。1993年3月25日リリースの4枚目のアルバム 『 ALWAYS YOU 』 に、バカラックは2曲提供しています。「 THIS IS THE NIGHT 」 (5:06) と 「 SING FOR THE CHILDREN 」 (5:08) で、いずれもバカラック、ジェームス・イングラム、ジョン・ベティスの3人による共作曲。2曲ともプロデュースはジェームス自身&トム・ベル。
「 THIS IS THE NIGHT 」 はミディアム~スローテンポの曲。R&B色は薄くAORに近いかな。上下を繰り返す変なAメロ、ところどころに見られる変拍子(2拍子の小節を挿入)、短調から長調への転調など、いかにもバカラック。でも、取っつきにくくヒット性はなさそう。
「 SING FOR THE CHILDREN 」 はミディアム・テンポのポップな曲で、こちらは取っつきやすいです(笑)。特徴的な刻みのリズムと薄めのトランペットが特徴的なイントロ、メロディが美しいAメロ&サビ、転調を繰り返して少しずつ高くなっていくコード進行など、印象に残る佳曲だと思います。


【データ】
『 I'm Ready 』 (邦題:アイム・レディ)
Tevin Campbell

CD:1993年10月26日リリース (所有CDは、1993年リリースの欧州盤)
レーベル:Quest / Warner Bros. (所有CDも同じ)
番号:9 45388-2 (所有CDは、9362-45388-2)

Produced by Babyface and Darly Simmons (T-1,5,10.)
Produced by Narada Michael Walden (T-2,6,13,14.)
Produced by Paisley Park (T-3,7,9,12.)
T-3,8,11. は、クレジット記載なし(INTERLUDE だからでしょうか)
Executive Producers: Quincy Jones and Benny Medina
  T-2. 「 DON'T SAY GOODBYE GIRL 」
  Written by Narada Michael Walden, Burt Bacharach and Sally Jo Dakota
  Arranged by Narada Michael Walden
  Rhythm & Vocal Arrangements: Narada Michael Walden
  Keyboards, Programming & Synth Arrangements: Louis "Kingpin" Biancaniello

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