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2017年3月

2017年3月22日 (水)

Playing Bacharach/Aisha Ruggieri quartet (2010年)

伊太利亜の女性ジャズ・ピアニスト、アイシャ・ルジェリによるバカラック集です。

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全10トラック中、バカラック作品は8トラック

1. A HOUSE IS NOT A HOME
2. MAGIC MOMENTS
3. THANATOS
4. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
5. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR
6. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
7. AFRODITA'S DINNER
8. THIS EMPTY PLACE
9. WALK ON BY
10. CASINO ROYALE

収録時間約53分


伊太利亜の女性ジャズ・ピアニスト、アイシャ・ルジェリによるバカラック集です。(ラスト・ネームはラッギーリと読む事例もあるようですが、本記事ではルジェリとしておきます)

Img355cc_2Img355dd_2Aisharuggieri_jazzitsett2010_2 アイシャ・ルジェリはイタリア北部ヴェネト州パドヴァ(Padova, ヴェネツィアの西あたり)の出身。最初はクラシックを弾いていたそうですが、17歳の時に2枚のレコード(ジョン・コルトレーンとビル・エヴァンス)を聴いて衝撃を受けジャズをやることに決めたんだとか。

2005年に最初のアルバムをリリース。本アルバムは3枚目のアルバムにあたります。写真のうち2枚は紙ジャケを開いたところにあったもの。残りの1枚はネットから拾ったもので、本アルバムのチラシのようです。

ピアノ、ドラムス、ベースに、ジャンルカ・カローロのトランペット/フリューゲルホーンをフィーチャーしたカルテット編成。ストレートでコンテンポラリーなジャズです。この手のジャズが苦手な人にはちょっと敷居が高いかもしれません。ですが、本気で曲に向き合ってる感じが伝わってきて好感が持てます。ネットでアイシャのことを調べていたら、本アルバムに対する彼女の思いが窺える記述がありました。私のテキトーな訳でどうぞ。

─  大きな尊敬の念をもってこの作曲家(訳者注:バカラックのこと)を読み込まなきゃいけないと思ったし、過去の2枚のアルバムとは違うものにしたかったの。ブリリントな音色のジャンルカ・カローロ、加えて二人の優れたミュージシャンのサポートもあって、私は自分の好きな曲を自由にアレンジすることができたわ。ただひとつ気を配ったのは、リスナーが最初から我々の世界に入ってこれるよう、メロディを尊重したことかしら。 ─ (2012年の彼女のインタビュー記事より抜粋)

全10曲のうち8曲がバカラック作品ですが、そのうちT-8. 「 ディス・エンプティ・プレイス 」 とT-10. 「 カジノ・ロワイヤル 」 はジャズでは殆どといっていいほど取り上げられてこなかった曲です。アイシャ、けっこうチャレンジャーですね~。

演奏は全体的に硬派。各曲でのアドリヴ、特にトランペット/フリューゲル・ホーンのプレイは時に激しく時に甘くソフトに…メリハリが利いてます。リズムも凝ってる曲が多いです。アルバム冒頭のT-1. 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 、4/4拍子のこの曲を7/8拍子(或いは倍テンポで4/4拍子+3/4拍子か?)で演奏したのには、いきなりで面食らいました。軽いボサノヴァに仕上げたT-5. 「 愛のハーモニー 」 ぐらいですかね、肩の力を抜いて聴けるのは。

特徴的だなぁと感じるのが、イントロでピアノが独自のフレーズを提示してそれを間奏部やアウトロでも差し込んでくる点。T-1.「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 、T-5. 「 愛のハーモニー 」 、 T-8. 「 ディス・エンプティ・プレイス 」 、T-10. 「 カジノ・ロワイヤル 」 あたりで見られるのですが、強い印象をリスナーに与えます。アイシャは意識してアレンジしたのだと思います。先に紹介した彼女のコメント ─ リスナーが最初から我々の世界に入ってこれるよう、メロディを尊重したことかしら ─ の一端でしょうか。

因みに、T-3.とT-7. はアイシャの自作曲。この2曲は、なんでもバカラックにインスパイアされて作曲したものだとか。出来はともかく、その心意気や良し!

本アルバム、Amazon/iTunesで視聴できます。気になる方はぜひご試聴を!


【データ】
『 Playing Bacharach 』
Aisha Ruggieri quartet featuring Gianluca Carollo

CD:2010年9月13日リリース
レーベル:GECO RECORDS (ITALY)
番号:100/005

All tracks composed by Burt Bacharach except T-3,7. composed by Aisha Ruggieri
All arrangements are written by Aisha Ruggieri
Musicians
  Aisha Ruggieri - piano, arrangements
  Gianluca Carollo - trumpet, flugelhorn
  Edu Hebling - doublebass
  Mauro Beggio - drums
Recorded in Calliano (AT) live recording at Studiottanta, mixered and mastered by Massimo Visentin December, 2009

2017年3月19日 (日)

WE ALL LOVE BURT BACHARACH/Massimo Colombo (2016年)

伊太利亜の男性ジャズ・ピアニスト、マッシモ・コロンボによるバカラック・カヴァー集です。(CD無し/デジタル配信のみ)

Photo

1. THE LOOK OF LOVE
2. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
3. ALFIE
4. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
5. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)
6. GOD GIVE ME STRENGTH
7. GO ASK SHAKESPEARE
8. I SAY A LITTLE PRAYER
9. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
10. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU
11. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
12. WALK ON BY
13. A HOUSE IS NOT A HOME

収録時間約57分


伊太利亜の男性ジャズ・ピアニスト、マッシモ・コロンボによるバカラック・カヴァー集です。

670_0_4557283_58097 彼は1961年ミラノ生まれ。ピアニストであると同時に作曲家/編曲家でもあり、作曲した作品は700曲もあるそうです。

本アルバムは、彼の24作目のリーダー・アルバムに当たります。写真は本アルバムのレコーディング時のもので、右から3人目がマッシモ・コロンボです。

演奏は、ピアノ、ベース、ドラムス、トランペットのカルテットが基本。半数以上の曲に女性ヴォーカルがフューチャーされ、曲によってはサックスやバス・クラリネットも加わります。バス・クラリネットなんてジャズでは珍しいですよね~。因みにさきほどの写真には、左端にドラムスのピーター・アースキン(元ウェザー・リポート)、その右にヴォーカルのキャスリーン・グレイス、右端にベースのダレク・オレスが写っています。キャスリーン・グレイスは、USC(南カリフォルニア大学)で教鞭を取り、L.A.を拠点に活動する女性ジャズ・シンガーだそうです。

全13曲すべてバカラック作品。カヴァー定番曲が並ぶなか、異色なのはT-7. 「 ゴー・アスク・シェイクスピア 」 。バカラック2005年のアルバム 『 AT THIS TIME 』 に収録されているこの曲、カヴァーされるのは本アルバムのバージョンが初めてじゃないでしょうか。

ジャズではありますが、ハードで難解なアドリヴは少なめであまり肩に力を入れることなく聴けます。一番ハードなのはT-11. 「 世界は愛を求めている 」 かな? T-4. 「 雨にぬれても 」 中間部の間奏が5拍子だったり、T-8. 「 小さな願い 」 のイントロのピアノのフレーズがやけに神妙だったり、T-9. 「 遥かなる影 」 がラテンのモントゥーノっぽいリズムだったり、T-13. 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 の冒頭1分弱が無伴奏で歌われたり…といったところが印象に残りました。

でも、聴いていてあまり心に響かないんです。ミュージシャンはテクニックもあるし演奏は上手いのですが、何て言うんですかねー仕事で演ってる感が強くって。言い換えると、バカラックへのリスペクトをあまり感じないと言うか。あくまでも私個人の感覚なので、決してけなしているわけではありませんよ^^;。

YouTubeに本アルバムのPVが上がっています。ご参考まで。 → こちら


【データ】
『 WE ALL LOVE BURT BACHARACH 』
Massimo Colombo

MP3:2016年11月4日リリース
レーベル:PLAY & Oracle Records Ltd
番号:無し

Produced by Giampaolo Pasquile and Michele Garruti
Arrangements - Massimo Colombo
Musicians
  Massimo Colombo - piano
  Darek 'Oles' Oleszkiewicz - double bass
  Peter Erskine - drums and percussion
  Michael Stever - trumpet and flugelhorn
  Kathleen Grace - vocals (T-1,2,4,6,8,10,12,13.)
  Bob Mintzer - tenor sax (T-3.) / bass clarinet (T-5,11.)
  Aaron Serfaty - percussion (T-2.)
Recorded at Tritone Recording Studios, Los Angeles (California)

2017年3月15日 (水)

WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE/Andra Day (2017年)

米女性シンガー、アンドラ・デイによる 「 世界は愛を求めている 」 のカヴァーです。(現時点では配信のみ)

Andra_day

1. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE (4:21)


米女性シンガー、アンドラ・デイによる 「 世界は愛を求めている 」 のカヴァーです。(現時点では配信のみです)

Andradaycrmyriamsantos2016billboard アンドラ・デイは、1984年12月米ワシントン州生まれのカリフォルニア州サンディエゴ育ち。地元のお店のイベントで歌っていたところを偶然スティーヴィー・ワンダーの妻の目に留まり、スティーヴィーも気に入ります。それがきっかけとなり2015年に30歳でメジャー・デビュー。デビュー・アルバム 『 Cheers to the Fall 』 はR&Bチャートで3位まで上昇。グラミー賞でもR&B部門でノミネートされるなど、いきなり注目を集める存在になったんだとか。

今回ご紹介する 「 世界は愛を求めている 」 のカヴァーは、ホテル・グループ HYATT(ハイアット) のグローバル・キャンペーン “ For A World of Understanding. ” のCMのためにレコーディングされたもの。CMの映像は、今年(2017年)初めにタイ、モロッコ、スペインで撮影されたそうなのですが、耳を傾けたり他に目を向けたり相手を気遣うといた小さな思いやりが人を繋ぐ第一歩なんだ…ということを表現しているように感じます。思いやりは、言い換えると愛。この曲の歌詞に通じるものがありますネ。 → その映像はこちら

アンドラ・デイは、低くパワフルでしゃがれてて…特徴的な声の持ち主。じっくり聴かせるタイプのシンガーでしょうか。最初の30秒程度はピアノだけ、それから少しずつ楽器が加わっていく落ち着いたアレンジ。最初は抑えていたアンドラの歌唱も徐々に熱を帯びてきます。アウトロの演奏がスタッカートになる部分、アンドラはメロディをかなりフェイクさせますが曲想に合っていて嫌味はありません。ちゃんと歌詞を理解して歌ってるんだなぁと感じました。

この曲は彼女の公式アカウントでYouTubeにアップされています。ぜひ聴いてみてください。 → こちら


【データ】
『 WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE 』
Andra Day

MP3:2017年2月26日リリース
レーベル:Warner Bros. Records Inc.
番号:無し

クレジット詳細不明
配信:Amazonなし/iTunesあり

2017年3月12日 (日)

RAINDROPS/Lisbet Guldbaek (2012年)

デンマーク出身のシンガー、Lisbet Guldbaek のバカラック・カヴァー集です。(CD無し/デジタル配信のみ)

Raindrops

1. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
2. WALK ON BY
3. ONE LESS BELL TO ANSWER
4. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
5. ALFIE
6. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME
7. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
8. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
9. WIVES AND LOVERS
10. I JUST HAVE TO BREATHE

収録時間約32分


デンマーク出身の女性シンガー、Lisbet Guldbaek のバカラック・カヴァー集です。彼女の名前の読み方がわからず原語のままです。ご勘弁を~m(__)m

彼女は1970年デンマークのオールボー生まれ。11歳の時にミュージカル 『 アニー 』 で主役を務めたそう(デンマーク上演の際だと思います)。その後1990年代の早い時期にパリに移り、ミュージカルに出演したりアニメーション映画の劇中歌を吹き替えで歌ってきたそうです。

最近ではソロ・シンガーとしての活動に重きを置いているようで、自主制作ではありますが自身初のアルバムとなったのが本作でございます。2009年にレコーディングして2012年にデジタル配信のみでリリースされました。

332183_9_2Lisbet_guldbaek_3 バックはアコースティック・ギターとダブルベースだけのシンプルなもの。彼女の声はブライトでハスキー。ミュージカルを歌ってきた方にしては大げさな表現は見られず、チャーミングな印象です。間奏ではギターやベースのアドリヴも入りますし、曲の後半では彼女もメロディをフェイクして歌ったりしています。ポップスではなくてジャズ寄りですかね。

収録曲はバカラック&デイヴィッド作品ばかり10曲。軽快なボサノヴァにアレンジしたT-1. 「 恋よさようなら 」、ブルース調のT-2. 「 ウォーク・オン・バイ 」、イントロが雨粒っぽいT-4. 「 雨にぬれても 」、スウィングにアレンジしたT-7. 「 愛の思い出 」、大胆にもAメロを3拍子にアレンジしたT-8. 「 遥かなる影 」 などが印象に残ります。

そんなアルバムの中で異彩を放っているのがT-10. 「 アイ・ジャスト・ハフ・トゥ・ブリーズ 」 。この曲だけ超レア曲ですし、バックがギターのみのシンプルなパフォーマンスってのもこの曲だけ。思いのこもった彼女の歌い方も素晴らしいです。彼女にとって何かしら思い入れのある曲なんでしょうか。

YouTubeに本アルバムと同じメンバーによるライヴ動画が上がっていて、その中で本アルバム収録曲を5曲ほどダイジェスト的に聴くことができます。「 雨にぬれても 」 「 世界は愛を求めている 」 「 ワイヴズ・アンド・ラヴァーズ 」 「 恋よさようなら 」 、観客の反応と他の曲を挟んでラストが 「 アルフィー 」 。その動画はこちら   猫顔のキュートな方ですね~。


Lisbet_guldbaek_beautifulここからはオマケです。
Lisbet Guldbaek は 『 RAINDROPS 』 のあと、2015年に 『 The beautiful 』 というアルバムをリリース。そのなかで、「 GOD GIVE ME STRENGTH 」 (4:47) をカヴァーしています。
バンド+ストリングスをバックに丁寧に歌っているのですが、声量があまりないせいかサビの歌い上げる部分で盛り上がりが不足気味なのがちょっと残念なところです。オリジナリティのあるイントロ、ドラムスとともにリズムを刻むアコギ、ストリングスのピチカート、ちょっと変わったベースの動き等々、あちこちに工夫がみえるアレンジは好印象なんですけどねー。


【データ】
『 RAINDROPS 』
Lisbet Guldbaek, Bonfils & Bongarçon

MP3:2012年リリース
レーベル:無し
番号:無し

Musicians
  Vocal - Lisbet Guldbaek
  Guitar - Bruno Bongarçon
  Bass - Tony Bonfils (except T-10.)
Recorded in 2009

2017年3月 5日 (日)

3月15日の BS-TBS 『 SONG TO SOUL ~永遠の一曲~ 』 は、B.Jトーマスの 「 雨にぬれても 」!

アルバム紹介は今回お休みして、TV放送のご案内です。

毎週水曜夜、BS-TBSで 『 SONG TO SOUL ~永遠の一曲~ 』 という番組が放送されています。

─  この番組は、多くの人々の心に響き続けるソング(名曲)のルーツを辿りながら音楽を生み出したソウル(魂)と音楽に魅せられたソウル(魂)をつないでいく、新しいジャンルの音楽番組です。 ─

この番組、結構好きでよく観るんですよねー。ただ、これまで(現時点で116回)バカラック作品は取り上げられていません。カーペンターズの 「 青春の輝き 」 の回で、カーペンターズのキャリアを振り返る中に 「 遥かなる影 」 が出てきたり…というのはありましたけどね。

そしてとうとう、3月15日の放送でB.J.トーマスの 「 雨にぬれても 」 が取り上げられるんですっ!happy01

B.J.トーマスへのロング・インタビューがあるようですし、バカラック自伝の共著者であるロバート・グリーンフィールドも出演するとか。バカラックに関してどういう発言が飛び出すのか、興味津々です。

チャンネル・放送日時
 BS6ch  BS-TBS
 2017年 3月15日(水) 23:00~23:54
 『 SONG TO SOUL ~永遠の一曲~ 』
 「 雨にぬれても 」 B.J.トーマス


詳細は番組サイトをご覧ください。

2017年3月 1日 (水)

ANYONE WHO HAD A HEART/Jan Monroe (1996年)

英女性シンガー、ジャン・モンローが1996年にリリースしたバカラック・カヴァーのシングルです。

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1. ANYONE WHO HAD A HEART (radio edit) (2:54)
2. ANYONE WHO HAD A HEART (instrumental) (2:54)


英女性シンガー、ジャン・モンロー こと ジャネット・モンロー(Janette Monroe)が1996年にリリースしたバカラック・カヴァーのシングルです。

ジャネット・モンローは、英国マンチェスター郊外の生まれ。1990年にプロの歌手/ソングライターとしてキャリアをスタートし、ライヴやレコーディングでバック・シンガーを務めたりTVCMのジングルを歌ってきました。また、ソプラノ歌手としてロンドン・フィルやBBCフィルハーモニックなどとも共演してきたそうです。彼女の公式サイトには、A Classical/Crossover soprano と紹介されています。クロスオーバー・ソプラノって言葉の響き、カッコイイですね。

そんな彼女がキャリアのハイライトの一つとして挙げているのが、この 「 恋するハート 」 。The British Heart Foundation (英国心臓財団) の公式シングルとしてレコーディングされたもので、PVには彼女も出演しました。ジャケット表の右上に “ a donation will be made to THE HEART OF BRITAIN charity for each record sold ” と書かれているように、本シングルの売上はチャリティとして寄付に充てられたそうです。タイトルに “ HEART ” が入ってるからこの曲が選ばれたのかしらん。

それにしても、CDの名義をわざわざ Janette ⇒ Jan に変えたのはなぜなのか? そのワケは公式サイトにも書いてなくてわからずじまい。ちょっと心残り。

PVをお聴きいただいたらわかると思いますが、アレンジはイントロを除いてシラ・ブラック版そのもの。チャリティ・ソングということもあって、凝ったアレンジよりもリスナーに耳馴染みのあるアレンジの方が良かったのでしょう。製作費に限りがあったためか、ストリングスや金管はシンセだしドラムスもプログラミングですけどネ。ジャン・モンローは、シラ・ブラックほどのブライト感はないものの高音域でも十分声量があって実に堂々とした歌いっぷりです。他にCDリリースがないのが信じられないくらい。なお、T-2. は単なるカラオケ。できればミックス違いとか聴きたかったなぁ。


【データ】
『 ANYONE WHO HAD A HEART 』
Jan Monroe

CDシングル:1996年リリース
レーベル:Love This Records (UK)
番号:LUVTHISCD11

Produced by Mike Stock and Matt Aitken
Musicians - Mike Stock and Matt Aitken
Backing vocals - Mae Mckenna, Miriam Stockley
Recorded in London, England 1996

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