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2017年6月25日 (日)

レディメイド、バカラックを讃える/V.A. (1994年)

ソニー・レコードのカタログの中から選曲した日本編集のバカラック物コンピ集です。

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ジャケットの表/ケース裏

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CDトレイの下(バックカバー)/ジャケットの裏表紙

◆ (14"初めのあいさつ?)

1. WHAT'S NEW PUSSYCAT? ~ Wendy Carlos ~
2. WHAT'S NEW PUSSYCAT? ~ The Roy Meriwether Trio ~
3. WIVES AND LOVERS ~ Percy Faith ~
◆ (37" 「 WIVES AND LOVERS 」 )
4. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN ~ Andre Kostelanetz ~  F
5. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE ~ Ray Conniff and The Singers ~
6. MY LITTLE RED BOOK ~ Mel Torme ~  M
◆ (27" 「 MY LITTLE RED BOOK 」 )
7. IT DOESN'T MATTER ANYMORE ~ The Cyrkle ~  M
8. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU ~ Spiral Starecase ~  M
9. ARE YOU THERE (WITH ANOTHER GIRL) ~ The Buckinghams ~  M
10. ARE YOU THERE (WITH ANOTHER GIRL) ~ Percy Faith ~
11. BLUE ON BLUE ~ Bobby Vinton ~  M
12. THE BLOB ~ The Five Blobs ~  M
13. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN ~ Charlie Byrd ~
◆ (74" 「 THE LOOK OF LOVE 」 )
14. THE LOOK OF LOVE ~ Deacon Blue ~  M
15. WALK ON BY ~ Mongo Santamaria ~
◆ (70" 「 ONE LESS BELL TO ANSWER 」、「 WANTING THINGS 」 )
16. ONE LESS BELL TO ANSWER ~ Vikki Carr ~  F
17. WANTING THINGS ~ Astrud Gilberto ~  F
◆ (68" 「 WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE 」 )
18. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE ~ The Hullabaloo Singers and Orchestra ~  FM
19. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE ~ The New Christy Minstrels ~  FM
20. WIVES AND LOVERS ~ Johnny Dupont ~
◆ (15" 終わりのあいさつ? )
21. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU ~ From O.S.T. "The Heartbreak Kid" ~

◆ BURT BACHARACH TALKS : バカラック語る
※ メイン・ボーカル入りの曲は、F (Female-女性)、または M (Male-男性) と表記

収録時間約58分


ソニー・レコードが所有するカタログの中から選曲した日本編集のバカラック物コンピ集です。

選者は、当時ピチカート・ファイヴの小西康陽さん、バカラック・コレクターの坂口修さん、当時sound impossibleと名乗っていた(その後Fantastic Plastic Machine、現在はFPMと変遷)DJの田中知之さんという、とてつもなく濃いお三方。ちなみに、ジャケットの裏表紙のサインは小西康陽さん直筆のもの。サインを頂戴した経緯は こちら をご覧ください。

このコンピ集のサプライズは、バカラックが本アルバムのために語ってくれたコメントを彼自身の肉声で収めていること。こんなコンピ集、後にも先にも本アルバムだけでしょう。

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オリジナル・アーティストによる曲はボビー・ヴィントンのT-11. 「 ブルー・オン・ブルー 」 とファイヴ・ブロッブス名義のT-12. 「 ザ・ブロブ 」 の2曲のみ。全21曲の残り19曲はバカラック有名曲を主体としたカヴァー物です。

全体的な印象は上品でお洒落で白っぽい感じ。コロンビアってそんなイメージのレーベルなのかしらん。それとも選者のセンスか? イージー・リスニング界有名楽団のひとつ~パーシー・フェイス(T-3,10.)をはじめ、アンドレ・コステラネッツ(T-4.)、レイ・コニフ・シンガーズ(T-5.)、フルバルー・シンガーズ(T-18.)などのイージー・リスニング系コーラスが目立っていますね。

ジャズ・ギタリストのチャーリー・バード(T-13.)、アフロ・ラテン・ジャズ・パーッカショニストのモンゴ・サンタマリア(T-15.)、オルガン奏者のジョニー・デュポン(T-20.)など、ジャズ系アーティストのカヴァーもクールです。

男性ヴォーカルをフィーチャーしたカヴァーも、メル・トーメ(T-6.)やスパイラル・ステアケース(T-8.)、バッキンガムス(T-9.)など上品?なポップスが多いです。

R13544761238324045jpeg そんな中で私のイチオシは、アストラッド・ジルベルトのT-17. 「 ウォンティング・シングス 」 。フルートやストリングスによるふわっとしたサウンドとアルトラッド・ジルベルトのまったりした歌声が心地よく、4拍子のボサノヴァに変化するアウトロも素敵です。この曲はCTIレーベルから1971年にリリースされたアルバム 『 Gilberto With Turrentine 』 収録曲なのですが、共演アーティストであるスタンリー・タレンタインはこの曲には参加していないんですね。実は私、タレンタインの雑で大雑把なテナー・サックスが苦手でして。その意味でも嬉しいなと(笑)。
ちなみに彼女はそのアルバムで 「 WHERE THERE'S A HEARTACHE 」 (3:07) もカヴァー。この曲は 『 明日に向って撃て! 』 サントラ中のインスト曲 「 COME TOUCH THE SUN (太陽をつかもう) 」 にハル・デイヴィッドが詞をつけて改題したもので、1970年にサンドパイパーズが歌ったのが最初。このジルベルト版も 「ウォンティング~ 」 同様にふわっとしたサウンド&まったりした歌唱で心が洗われるようです。この曲でもタレンタインはサックス吹いてないし(笑)。

なお、スパイラル・ステアケースのT-8. 「 ディス・ガイ 」 については収録アルバムを拙ブログで紹介済みです。興味ありましたらご覧ください。 → こちら

小西康陽さんによるマニアックな解説も充実しています。しかも、─ さらに深く興味を持った方のために、ぼくの好きなバカラック作品 「 他社の推薦盤 」 リストを別に載せてみた ─ という嬉しいオマメ付き。一家に1枚欲しいアルバムです(^^)。


【データ】
『 レディメイド、バカラックを讃える THE READYMADE HALL OF FAME
the readymade collection of the great Burt Bacharach compositions 』
V.A.

CD:1994年11月2日リリース
レーベル:Readymade / Sony Records
番号:SRCS 7470

Supervised by KONISHI, yasuharu for Readymade Inc.
selectors: 小西康陽、坂口修、田中知之(sound impossible)
Ⓟ1994 Compiled by Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
Ⓒ1994 Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
Manufactured by Sony Music Entertainment (Japan) Inc.

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