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2017年9月24日 (日)

メロウ・バカラック/V.A. (1997年)

WEA(現ワーナー・ミュージック・グループ)の音源から選曲された日本編集のバカラック物コンピ集。2部作のうちの<メロウ編>です。

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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1. THE APRIL FOOLS  ~ Aretha Franklin ~  F
2. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE  ~ The Sweet Inspirations ~  F
3. THE LOOK OF LOVE  ~ Vanilla Fudge ~  F
4. ONE LESS BELL TO ANSWER  ~ Dionne Warwick ~  F
5. BABY IT'S YOU  ~ Stacy Lattisaw & Johnny Gill ~  FM
6. MEXICAN DIVORCE  ~ Nicolette Larson ~  F
7. PLEASE STAY  ~ The Drifters ~  M
8. THEY DON'T GIVE MEDALS (TO YESTERDAY'S HEROES)  ~ Ben E. King ~  M
9. MY LITTLE RED BOOK  ~ Love ~  M
10. PLEASE STAY  ~ Elvis Costello ~  M
11. ANY DAY NOW  ~ Percy Sledge ~  M
12. THIS GIRL'S IN LOVE WITH YOU  ~ Aretha Franklin ~  F
13. THE LOOK OF LOVE  ~ Morgana King ~  F
14. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  ~ Liberace ~
15. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF  ~ Linda Ronstadt ~  F
16. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)  ~ Christopher Cross ~  M
17. HASBROOK HEIGHTS  ~ Dionne Warwick ~  F

※ メイン・ボーカル入りの曲は、F (Female-女性)、または M (Male-男性) と表記

収録時間約57分


WEA(現ワーナー・ミュージック・グループ)の音源から選曲された日本編集のバカラック物コンピ集。1997年5月25日にWEA Japanより同時リリースされた2部作のうちの<メロウ編>です。

ワーナー・ブラザース、そのサブレーベルのリプリーズ、エレクトラ、アトランティック、そのサブレーベルのアトコ及びコティリオンの音源から17トラックをコンパイル。

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前回ご紹介した<スウィート編>と較べて、①1960年代~1990年代までと年代が幅広い、②シングル及びチャートインした曲が多い…といった傾向があります。<メロウ編>の方が若干一般受け狙いでしょうか。

冒頭、いきなりアレサ姐さんのT-1. 「 エイプリル・フール 」。原曲のロマンティックなイメージを突き破ったアップ・テンポでグルーヴィなアレンジとメロディを崩してダイナミックに歌うアレサはインパクト大。ゆったりしたT-12. 「 ディス・ガール 」 とは対照的です。よろしかったら 『 アトランティック・バカラック・コレクション 』 もご覧ください。

オリジナル・バージョンは、全米1位になったクリストファー・クロスのT-16. 「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」 とドリフターズのT-7. 「 プリーズ・ステイ 」 の2曲のみ。どちらもその曲の代表的バージョンですし他のコンピ集でも沢山取り上げられてます。

ディオンヌの2曲は<スウィート編>での2曲と同じくセプターからワーナーに移籍して初めて出したアルバム 『 DIONNE 』 の収録曲。本コンピ集リリース時点(1997年)では世界初CD化でしたが、その後 『 DIONNE 』 もCDリイシューされました。ボブ・ジェームスのアレンジによるクールな雰囲気は独特のものです。

個人的なレコメンドは3曲。

T-8. 「 悲しきイエスタデイ・ヒーロー 」 はTVミュージカル 『 オン・ザ・フリップ・サイド 』 の挿入歌。あまりカヴァーされないレアな曲ですが、本コンピ集のベン・E・キング版はR&Bの味付けがされたアレンジに太く張りのある歌声がマッチした好カヴァー。エルヴィス・コステロのT-9. 「 プリーズ・ステイ 」 は、オリジナルのドリフターズ版(♩≒112)よりかなりテンポを落とした(♩≒72~74)ブルース調のアレンジに抑揚を抑えたコステロの歌唱が見事。愛する女性に “ 行かないで、ここにいて ” “ どうしたら行かないでくれるのか ” と訊く…そんな歌詞に寄り添ってるようにと感じました。ヴァニラ・ファッジのT-3. 「 恋のおもかげ 」 もオルガンの使い方が独特(ライナーノーツの表現を借りるとサイケデリックなアレンジ)で、妖しげでハスキーな女性ヴォーカルも曲のイメージに合ってます。

それにしても、<スウィート編>と<メロウ編>のネーミングはどこから来たのか…。明確な線引きは感じられないし、メロウだろ?と言われてもピンときませんcoldsweats01。両方に登場するアーティストも多いですし、いっそ2枚組にした方がライナーの重複もなくなって合理的だと思うんですけどねー。ま、どうでもいいや(笑)。


【データ】
『 メロウ・バカラック 』 (英題:Mellow Bacharach Heaven)
V.A.

CD:1997年5月25日リリース、ライナーは佐野光彦氏(超詳しい解説です)、英語詞付き
レーベル:WEA Japan/Warner Music Japan (JP)
番号:WPCR-1202

Conceived and Compiled by Yoshi Nagato 長門芳郎 (Believe In Magic Inc.)
Thanks to Michael Rajna (Warner special products), Tom Ardolino (NRBQ) and Bill DeMain (Swan Dive)

Manufactured by WEA Japan, A Warner Music Group Company.
Distributed by Warner Music Japan Inc.
Ⓟ1997 WEA International Inc.

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