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2018年3月 4日 (日)

Trains & Boats & Covers The Songs of Burt Bacharach/V.A. (1999年)

英国Pyeレコードの音源から選曲された英国編集のバカラック物コンピ集です!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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1. THIS G'S IN LOVE WITH YOU  ~ Petula Clark ~  F
2. I SAY A LITTLE PRAYER  ~ City Of Westminster String Band ~
3. COME AND GET ME  ~ Lisa Shane ~  F
4. THE LAST ONE TO BE LOVED  ~ Billie Davis ~  F
5. WALK ON BY  ~ Tony Cody ~  M
6. SATURDAY SUNSHINE  ~ Bruce Forsyth ~  M
7. WIVES AND LOVERS  ~ Tony Hatch Sound ~  M
8. LOST HORIZON  ~ Dennis Lopez Liquid Latin Sound ~
9. TRAINS AND BOATS AND PLANES  ~ Anita Harris ~  F
10. Ceux Qui Ont Un Cœur (ANYONE WHO HAD A HEART)  ~ Petula Clark ~  F
11. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN  ~ Sounds Orchestral ~
12. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  ~ Craig Douglas ~  M
13. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME  ~ Sandie Shaw ~  F
14. A HOUSE IS NOT A HOME  ~ Rex Harrison ~  M
15. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  ~ David Snell ~
16. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE  ~ Paper Dolls ~  F
17. I WAKE UP CRYING  ~ Jimmy Justice ~  M
18. THE STORY OF MY LIFE  ~ Gary Miller ~  M
19. MY LITTLE RED BOOK  ~ Rockin' Berries ~  M
20. LONG AFTER TONIGHT IS ALL OVER  ~ Julie Rogers ~  F
21. ALFIE  ~ Tony Hatch Orchestra ~
22. MAGIC POTION  ~ Jonny Sandon & The Remo Four ~  M
23. THIS EMPTY PLACE  ~ The Searchers ~  M
24. MAKE IT EASY ON YOURSELF  ~ Jackie Trent ~  F
25. ANOTHER TEAR FALLS  ~ Mark Wynter ~  M
26. WISHIN' AND HOPIN'  ~ The Eagles ~  M
27. DON'T MAKE ME OVER  ~ Barbara Jean English ~  F

※ メイン・ボーカル入りの曲は、F (Female-女性)、または M (Male-男性) と表記

収録時間約77分


英国Pyeレコードの音源から選曲された英国編集のバカラック物コンピ集です!

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Pye、姉妹レーベルPiccadilly、傘下の廉価盤レーベルMarble Archなどの1960年代中盤から1970年代前半の音源を中心に、同じ曲がダブらないようチョイスされています。ただし、何故か1曲だけ(T-27.)米国Alithiaレーベルの音源が…。なんででしょう? また、曲名欄にオリジナル・バージョンを示す◆マークがひとつもないようにオリジナル・バージョンは1曲もありません。アルバムのタイトル通り、27曲全てカヴァーでございます。

サンディ・ショウ、ペトゥラ・クラーク、トニー・ハッチ、アニタ・ハリスあたりはわかりますが、英国ポップスに疎い私にはピンとこないアーティストばかり。他のバカラック物コンピ盤で紹介されてないバージョンが多いのでそれらとの重複曲は少なく、お得ではあります。ブックレットのライナーには各曲の簡単な解説とともにアーティストの写真が載っていて(全員じゃないけど)、私のような人間にはありがたいっすね。せっかくなので写真だけピックアップしてご紹介します。
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まず私のレコメンドから。デニス・ロペス・リキッド・ラテン・サウンドのT-8. 「 失われた地平線 (ロスト・ホライズン) 」 は映画 『 失われた地平線 』 の主題歌。殆どカヴァーされてない超レア曲ですが、これを歌なしのインストでカヴァーしたのは彼らだけでしょう。バカラックもアルバム 『 LIVING TOGETHER 』 でセルフ・カヴァーした時は自身で歌ったくらいですからね。ちょいと遅め(♩≒100)の8ビート風ボサノヴァのリズムと弾むベースがなんともクール。フルートやトランペットが吹くメロディもいいですが、途中のオルガンやエレピもシブいです。

ジュリー・ロジャースが歌うT-20. 「 ロング・アフター・トゥナイト 」 は、元々ジミ-・ラドクリフという米男性ソウルシンガーがオリジナル(1964年)。これもあまりカヴァーされてない超レア曲です。彼女のカヴァーはカントリー調ソフト・ロックといった印象のアレンジが新鮮で素敵なのですが、特にイントロや間奏でホルンが奏でるオブリガードが堪りません。彼女の歌唱もアレンジにマッチしたブライトなものです。

アニタ・ハリスのT-9. 「 汽車と船と飛行機と 」 もレコメンドですが、以前取り上げた 『 Easy Listening BACHARACH 』 というバカラック物コンピ集で触れていますのでここでは割愛します。

このコンピ集、さきほどの2曲以外にも超レア曲が多いのが特徴。T-3. 「 カム・アンド・ゲット・ミー 」 はジャッキー・デシャノンがオリジナルですが、私が知ってるカヴァーはこのリサ・シェーンのみ。バカラックご本人がオリジネーターのT-6. 「 サタディ・サンシャイン 」 も、このブルース・フォーサイス版しかカヴァーを知りません。T-17. 「 アイ・ウェイク・アップ・クライング 」 、T-22. 「 マジック・ポーション 」 、T-25. 「 アナザー・ティア・フォールズ 」 あたりも超レア曲ですねー。

レコメンドじゃないけどユニークなカヴァーもいくつかあります。トニー・ゴーディのT-5. 「 ウォーク・オン・バイ 」 はアイザック・ヘイズ版のほぼ完コピ。バックの演奏含めてモノマネレベルです(笑)。半分セリフのように歌ってるレックス・ハリソンのT-14. 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」 は、彼は舞台/映画俳優だと知って納得。デイヴィッド・スネルのT-15. 「 遥かなる影 」 は珍しいハープによるカヴァー。ドラムス、ダブルベース、アコースティック・ギターとのジャズ・カルテット編成なのですが、ハープのアドリヴは新鮮でした。

T-21. 「 アルフィー 」 は前回ご紹介したトニー・ハッチのバカラック・カヴァー集 『 What The World Needs Now! 』 収録曲。T-7. 「 素晴らしき恋人たち 」 もトニー・ハッチですが、こちらはThe Tony Hatch Singers And Swingers 名義で男性コーラスが歌うイージー・リスニング。Pyeレコードのソングライター/アレンジャー/プロデューサーだったトニー・ハッチは、当時の奥様だったジャッキー・トレント、ペトゥラ・クラークの2曲、クレイグ・ダグラス、マーク・ウィンターの曲にもプロデュースやアレンジまたは伴奏で関与しています。

お得な反面、本コンピ盤は安直なコピー・アレンジの曲が多いのも事実。評価が分かれるところですが、リーズナブルなお値段であれば入手をお勧めいたします。


【データ】
『 Trains & Boats & Covers The Songs of Burt Bacharach 』
V.A.

CD:1999年6月1日リリース
レーベル:Sequel Records, Castle Music Ltd.(UK)
番号:NEMCD 409

T-1-26. original Pye Recordings
T-27. original Alithia Recording acquired by Sugar Hill Records
(Alithia ecords は米国ニュージャージー州のレーベル)

Compiled by Antony Amos
This compilation
Ⓟ 1999 Catsle Music Ltd.
Ⓒ 1999 Catsle Music Ltd.
Made in England

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