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2018年7月 1日 (日)

MOTOWN salutes BACHARACH/V.A. (2002年)

2002年にリリースされたモータウンのバカラック物コンピ集です。

(画像は全てクリックすると別ウィンドウで大きくなります。)
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1. THE LOOK OF LOVE  〜 Gladys Knight & The Pips 〜  F
2. I SAY A LITTLE PRAYER  〜 Martha Reeves & The Vandellas 〜  F
3. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU  〜 Jimmy Ruffin 〜  M
4. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF  〜 Smokey Robinson & The Miracles 〜  M
5. MESSAGE TO MICHAEL  〜 The Marvelettes 〜  F
6. ANY DAY NOW  〜 Eddie Kendricks 〜  M
7. ALFIE  〜 Stevie Wonder 〜
8. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  〜 The Four Tops 〜  M
9. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE  〜 Tom Clay 〜
10. LET THE MUSIC PLAY  〜 Diana Ross & The Supremes 〜  F
11. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME  〜 Martha Reeves & The Vandellas 〜  F
12. ONE LESS BELL TO ANSWER  〜 Gladys Knight & The Pips 〜  F
13. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE  〜 The Supremes & The Temptations 〜  F
14. ANYONE WHO HAD A HEART  〜 Martha Reeves & The Vandellas 〜  F
15. A HOUSE IS NOT A HOME  〜 Stevie Wonder 〜
16. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU  〜 Diana Ross 〜  F
17. WALK ON BY  〜 Smokey Robinson & The Miracles 〜  M
18. THIS EMPTY PLACE  〜 Stephanie Mills 〜  F

※ メイン・ボーカル入りの曲は、F(Female-女性)、または M(Male-男性)と表記

収録時間約63分


2002年にリリースされたモータウンのバカラック物コンピ集です(英国編集)。

モータウンの各レーベル( Motown, Talma, Gordy, Soul, Mo-west )の音源から60年代後半〜70年代半ばまでのバカラック作品をコンパイルしたものです。

─  モータウンのボス…ベリー・ゴーディの夢は、自身の黒人レーベルがメインストリームの白人マーケットにクロスオーバーすることであった。彼は在任中、レーベルのアーティストたちに様々なプロジェクトをレコーディングさせていた。実際、多くのスターが決して日の目を見ることがないようなアルバムを録音している。『 The Supremes Sing Disney 』をはじめ、『 The Four Tops On Broadway 』、『 The Supremes Rogers and Hart 』、ダイアナ・ロス&スプリームの『 Funny Girl 』といったアルバムがリリースされたが、残念ながら大きなヒットには至っていない。他のアーティストは、通常のアルバム用にスタンダードや流行のポップソング・カバーを入れるよう奨励されていた。60年代、70年代、80年代のアルバムを眺めてみると多くのビッグネームが自分たちのスタイルでバート・バカラック&ハル・デイヴィッドの曲を取り上げているが、それは決して驚くことではないのだ。 ─  (Paul Nixon、ライナーノーツより私の超意訳で)

本作に収録されている18曲は以下表の通り。
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有名曲・ヒット曲のカヴァーばかりで、マイナー曲はT-10. 「 レット・ザ・ミュージック・プレイ 」 と T-18. 「 ジス・エンプティ・プレイス 」 くらいでしょうか。アーティストもスティーヴィー・ワンダー、ダイアナ・ロス&スプリームス、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ、フォー・トップスなどのビッグ・ネームに、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、マーサ・リーヴス&ザ・ヴァンデラスといった実力派がずらり…、なんとも壮観です。ライナーを書いたPaul Nixonさんの仰る通りです。

聴いてみると、元曲コピーに近いアレンジ+ソウル感をそれほど前面に押し出さないヴォーカル…というレシピで仕上げた曲が多い印象。ソウル・フィーリング満載なアトランティックのバカラック物コンピ集(例えば 『 アトランティック・バカラック・コレクション 』)と比べると、同じソウル系レーベルでも性格の違いが見えて面白いです。

とはいえ、レコメンドは結構あります。とにかく渋いグラディス・ナイト&ザ・ピップスのT-1. 「 恋のおもかげ 」 と T-12. 「 悲しみは鐘の音とともに 」。イントロ冒頭とエンディングでストリングスが奏でる演歌調のメロディがなんだか可笑しいエディー・ケンドリックスの T-6. 「 エニィ・デイ・ナウ 」。ヴォーカルは封印してハーモニカでメロディを吹くスティーヴィー・ワンダー(正確にはエイヴェッツ・レッドナウ名義)のT-7. 「 アルフィー 」 とT-15. 「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」。演奏だけでなく語りや効果音を重ねてこの曲のメッセージ性を昇華させたたトム・クレイのT-9. 「 世界は愛を求めている 」。アレンジが凝ってて転調後は演奏&ヴォーカル共にソウル色が一段と濃くなるマーサ・リーヴス&ザ・ヴァンデラスのT-14. 「 恋するハート 」。途中で金管・ピアノと女性コーラスが盛り上がりを見せ、ダイアナ・ロも結構シャウトやフェイクを繰り出すT-16. 「 遥かなる影 」、バカラック&デイヴィッドによるプロデュースでヴォーカルがパワフルなステファニー・ミルズのT-18. 「 ジス・エンプティ・プレイス 」
リンクは拙ブログの収録元アルバム紹介ページに飛びます。興味あればそちらもご覧ください。

尚、T-3,6,7,9,11,13,16,18. は(私が所有している)他のバカラック物コンピ集には取り上げられていないレアな音源。そういった意味では貴重なコンピ集だと思います。

ここからはオマケとして、MP3しか所有していないバカラック・カヴァーをご紹介。
R10116491293942954jpeg本コンピ集に収められているダイアナ・ロスのT-16. 「 遥かなる影 」 は、1971年4月18日のTVショウのサントラ盤 『 Diana! 』 に収録されているライヴ版です。が、ダイアナはそれより前、1970年にリリースしたソロ名義2枚目のスタジオ録音アルバム 『 Everything Is Everything 』(画像)でこの曲をカヴァーしていました。このスタジオ録音版とライヴ版と聴き比べたところ、ライヴ版のバックは女性コーラスも含めてスタジオ録音版のカラオケだったことが判明。TVショウにはよくあることですが、それでも口パクじゃないだけエライ! …ということにしておきましょうcoldsweats01


【データ】
『 MOTOWN salutes BACHARACH 』
V.A.

CD:2002年6月17日リリース
レーベル:Universal Music Operations (UK)
番号:016 862-2

This Compilation:(P)©️ 2002 Universal Music Operations Ltd.
Sleeve designed @Bold, London
The copyright in these sound recordings is owned by Motown Records a Division of UMG Recordings and is licensed to Universal Music Operations Ltd.
Marketed and distributed in the UK by Universal Music Operations Ltd.

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