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2018年8月12日 (日)

The LOVE MACHINE/O.S.T. (1971年)

米映画『 ラブ・マシーン 』のサントラ盤です。バカラック作品は入ってないのですが……。

(画像は全てクリックすると別ウィンドウで大きくなります)
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全13トラック中、バカラック作品は無し!


バカラック作品は入ってないのですが、前回記事でご紹介したバカラック物コンピ集『 MO'PLEN BACHARACH 』との関連で今回取り上げることとしました。

『 The LOVE MACHINE(ラブ・マシーン) 』は、米女性作家ジャクリーン・スーザンが書いた1969年のベストセラー小説を映画化したもの。翌1972年、日本でも公開されたそうです。

んで、このアルバムがハイファイ・レコード・ストアさんでバカラック関連アルバムとして紹介されていました。私はその紹介文を信じてこのアルバム(LP)を購入。届いたLPに同封されていた薄緑色のカード(画像)に書かれた文章は正に紹介文そのものでございます。
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アルバムのクレジット(画像)を確認してみましょう。スコアを書いたのは Artie Butler(アーティ・バトラー)。そして、ディオンヌの歌う2曲の作者は……。

「 He's Moving On (Theme From The Love Machine) 」… Lyric by Ruth Batchelor, Music by Bryan Wells
「 Amanda 」… Lyric by Mark Lindsay※, Music by Artie Butler
※ Mark Lindsay(マーク・リンゼイ)はバカラック曲「 SOMETHING BIG 」のオリジナル・シンガーでもあります。

あれ? おかしいな…。
バカラックじゃねーぞ?

ヴォーカル曲の2曲はそれぞれ<映画に使われたバージョン>と<映画に使われなかったバージョン>の2種類が収録されています。そのうち後者をプロデュースしたのがバート・バカラックとハル・デイヴィッドなんですねっ。

おいおい、プロデュースだけじゃねぇかshock
ハイファイ・レコード・ストアさーん、どーしてくれるんだよ〜〜。
…… LPを手にした時のショックは今でも鮮明に覚えています。

ま、レコード蒐集には時々あることではあります。冒頭で触れたアルバム『 MO'PLEN BACHARACH 』はもっとヒドくて、スコアの曲であるB-2.「 House Party, Part II  」をバカラック作品と決めつけてそのカヴァー曲を載せていました。拙ブログをご覧の皆さん、同じ過ちを犯しませんように!

Fullsizeoutput_34aFullsizeoutput_34dこの<映画に使われなかったバージョン>、聴いてみると、演奏はもとよりディオンヌのヴォーカルも別録りですね。同じアレンジではあるのですが、バカラック&デイヴィッドがプロデュースしたバージョンの方が音がクリアでよりダイナミクスが大きい印象。

バカラックが全く絡んでいないスコア曲も一部の曲で薄〜い金管が聴けたりして、この件に関してはハイファイさんの紹介文に同意いたしますです。

それにしても、ディオンヌ・ワーウィックのアルバムみたいなジャケットはなんなんでしょ。見開きのジャケット内面左側もディオンヌで、映画のシーンと思しき写真は一切なし。ジャケットの背中部分にはディオンヌのディの字も無いんですがcoldsweats01
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ちなみに、1971年にディオンヌは占星術師のアドバイスでアーティスト名を Warwick → Warwicke に変えているのですが、本作でもその綴りになっていますね。

以上、愚痴でした。


【データ】
『 The LOVE MACHINE 』
O.S.T.

LP:1971年リリース
レーベル:Scepter
番号:SPS 595

An Original Score Composed and Conducted by Artie Butler
Album Produced by Neely Plumb IMC Productions, Inc.

※ 日本の Amazon での取り扱いは無し

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