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2019年1月

2019年1月27日 (日)

Carpenters With The Royal Philharmonic Orchestra/Carpenters (2018年)

カーペンターズとロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、奇跡の共演!! バカラック作品を2曲収録!

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全18トラック中、バカラック作品は2トラック

10. BABY IT'S YOU (3:12)
11. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU (3:41)


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リチャード・カーペンターがオーケストラアレンジを書き直し、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を自ら指揮、ロンドンのアビーロード・スタジオで録音したアルバムです。

発売元のユニバーサルミュージックは、これまでにロイ・オービソン、エルビス・プレスリー、アレサ・フランクリン、ビーチ・ボーイズ…といったアーティスト達のヒット曲から歌声部分を取り出し、ロイヤル・フィルよる新たな伴奏と組み合わせる企画アルバムを手がけています(アレサ版はこちらで紹介済み)。

しかし、本作はそれらと大きな違いがあります。それは製作の主導権をリチャード自身が握ったこと。ストリングスとの相性を考慮した選曲、カレンの歌声の魅力を最大限に活かしたリアレンジ、オリジナル録音時のノイズや微妙なピッチのズレ等の修復など、リチャードが自分で納得いくまでやりたかったんだと思います。

2018年12月、リリースに合わせて来日したリチャードは多くのメディアから取材を受けました(以下主だった記事をリンク)。読むとリチャードのこだわりがよく伝わってきます。
発売記念イベント@山野楽器銀座本店/BARKS
カーペンターズのリチャードに聞く(上)新作を作った理由/産経ニュース
カーペンターズのリチャードに聞く(下)人生はこれから/産経ニュース
リチャード・カーペンター、オーケストラ・サウンドを加えヒット曲に新しい息吹/BARKS
カーペンターズ、今も色褪せぬ名曲 リチャード「カレンは天才だった」/ミュージックヴォイス

T-1.「 OVERTURE(オーヴァーチュア) 」〜 T-2.「 YESTERDAY ONCE MORE(イエスタデイ・ワンス・モア) 」〜 T-3.「 HURTING EACH OTHER(ハーティング・イーチ・アザー) 」は曲間をつないで各曲のオケ・アレンジにもちょっぴりスパイスがかかっています。元の曲の雰囲気は変えずにうまくお化粧し直した印象なのですが、それは本アルバム全体の印象でもあります。

バカラック作品は2曲。T-11.「遥かなる影」があるのは当然として、嬉しいことにT-10.「ベイビー・イッツ・ユー」も入ってました。 ─ シングル盤にはならなかったけれど、私のお気に入りの曲にも光を当てました。「ベイビー・イッツ・ユー」「マスカレード」など。 ─ (リチャード談) へぇ〜、そうだったんだ! いずれもセカンドアルバム『 CLOSE TO YOU(遥かなる影)』からのチョイスです。

「 ベイビー・イッツ・ユー 」のイントロは元々のピアノ2小節からオケ8小節に変わっていますが違和感はありません。本編ではオケのアレンジにちょっと手を加えていて、所々に追加されたオブリガートが新鮮に聴こえます。

一方の「 遥かなる影 」は、音の “ ざらつき ” が取れてクリアになりヴォーカルが前に出てきた以外は変わってないんじゃない?って感じ。何もいじる必要がないくらい元の「 遥かなる影 」の完成度が高かったってことなんでしょう。本アルバムの他の曲とは違ってオケのアレンジは変わってないようですが、ハープやストリングスの表現は抑えめでカレンの歌声を最大限活かそうというリチャードのこだわりが伝わってきます。

リチャードがインタビューで語っていた様に、本アルバムはシャッフルせずに曲順どおりにゆったり聴くのが良いと思いました。曲間繋がってる所が多いですから。


【データ】
『 Carpenters With The Royal Philharmonic Orchestra 』
Carpenters

CD:2018年12月7日リリース
レーベル:A&M
番号:B0029419-02 (所有CDはCanada盤 B002914002)

Produced by Richard Carpenter
Associate Producer:Nick Patrick
Arranger:Richard Carpenter (Except T-7.), Paul Riser (T-7.)
Vocal Arranger:Richard Carpenter (T-7.)
Orchestra performed by The Royal Philharmonic Orchestra
Conducted by Richard Carpenter
The Royal Philharmonic Orchestra recorded by Haydn Bendall at Abbey Road Studio 2, London, U.K.

↓左:US盤、右:日本盤(ボーナストラック付き T-19.)

 

 

2019年1月20日 (日)

Up Pops Ramsey Lewis/Ramsey Lewis (1967年)

ラムゼイ・ルイスが1967年にリリースしたアルバムです。バカラック作品を2曲収録!

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全10トラック中、バカラック作品は2トラック

A2. THE LOOK OF LOVE (4:22)
B3. ALFIE (2:45)


米国の男性ジャズ・ピアニスト、ラムゼイ・ルイスが1967年にリリースしたアルバムです。

ラムゼイ・ルイスは1935年シカゴ生まれ。自身のトリオを結成して1956年に最初のアルバムをリリース。1965年リリースの『 The In Crowd(ジ・イン・クラウド)』は100万枚以上のセールスを記録しグラミーも受賞。EW&Fのモーリス・ホワイト、フィリップ・ベイリー、ヴァーダイン・ホワイトが参加した1974年のアルバム『 Sun Goddess(太陽の女神)』はソウル・チャートとジャズ・チャートの両方で全米1位になりました。そのファンキーなピアノ・スタイルから “ ジャズ・ファンクのゴッドファーザー ” の異名をとるお方でございます。

私がラムゼイ・ルイスを初めて聴いたのは1980年代前半。1980年リリースのアルバム『 Routes 』で、モーリス・ホワイト、アル・マッケイ、ラリー・ダン、フィリップ・ベイリー、フレッド・ホワイトといったEW&Fメンバーの多くが参加したフージョン・タッチのアルバム。その後しばらく私はラムゼイ・ルイスをフュージョン界の人だと思ってましたねー

1967年当時のラムゼイ・ルイス・トリオは、ラムゼイ本人(ピアノ)、クリーヴランド・イートン(ベース)、それにモーリス・ホワイト(ドラムス)。本作はそのピアノ・トリオにホーン群やギター、パーカッションが加わって編成となっています。

Fullsizeoutput_1747Fullsizeoutput_174d全10曲のうち7曲がソウル/R&B/ポップのヒット曲。サム&デイヴのA1、ダスティ・スプリングフィールドのA2、アレサ・フランクリンのA3、スティーヴィー・ワンダーのB2、ステイプル・シンガーズのB4(ここまでが1967年のヒット)、シラ・ブラック/シェールのB3(1966年)、リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズのA4(1964年)…。アルバム・タイトルのとおりポップスを取り上げたアルバムなんですねー。

演奏のメインはピアノ・トリオ。メロディやアドリヴはピアノの独壇場。ホーン群も時折メロディを吹きますが、殆どは伴奏といった感じで持続音または刻みの和音を吹いてます。全体的な印象は、オケのアレンジ&指揮を担当しているリチャード・エヴァンス作の3曲を含めて “ 歌のないSOUL/R&Bアルバム ” といった感じです。

バカラック作品は2曲。A2.「 恋のおもかげ 」はR&Bのリズム(原曲は軽いボサノヴァ)にゆったりめのテンポ(原曲の♩≒98に対して本作は♩≒86)。1コーラス目はピアノ・トリオ主体でまったり妖しげな雰囲気。2コーラス目以降はねちっこく吹くホーン群とピアノのファンキーなアドリヴでゴージャスになります。なかなかユニークな演奏かと。一方B3.「 アルフィー 」は本作の中では最もR&B色の薄いアレンジ。イントロのクラリネットが意表を突きます。ホーン群がかなり出張っていてビッグ・バンドによるジャズ・バラードといった感じです。ちなみに「 恋のおもかげ 」は翌1968年にシングル・カットされました(Cadet 5593、B面曲は「 BEAR MASH 」)。

特別ファンキーでもないし、選曲的にも企画色が濃い本作。リイシューCDも出てないですし、ラムゼイ・ルイスのアルバムの中では人気ないんでしょうね…。

オマケとして内袋(CADETのジャズ・アルバムのカタログになっています)の画像を置いていきます。CADETはシカゴのR&B系レーベルであるチェス・レコードの傘下だったわけですが、こうして眺めるとなるほどCADETはファンキーなジャズ・ミュージシャンが多かったことがわかります。
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【データ】
『 Up Pops Ramsey Lewis 』
Ramsey Lewis

LP:1967年リリース
レーベル:CADET
番号:LPS-779

Produced by Richard Evans
Arranged by Ramsey Lewis and orchestrated by Richard Evans (A1,2.)
All others arranged and orchestrated by Richard Evans
Ramsey Lewis - piano
Cleveland Eaton - bass
Maurice White - drums
augmented by orchestra conducted by Richard Evans

Recorded:July & October, 1967, at Ter Mar Studios, Chicago

※ 日本のAmazonでの取り扱いは無し

2019年1月13日 (日)

Love Is Lainie/Lainie Kazan (1968年)

米国の女優&歌手、レイニー・カザンが1968年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを4曲収録!

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全11トラック中、バカラック作品は4トラック

A1. A HOUSE IS NOT A HOME (3:08)
A2. THE LOOK OF LOVE (3:12)
B1. THEY DON'T GIVE MEDALS (TO YESTERDAY'S HEROES) (3:07)
B4. THE WINDOWS OF THE WORLD (3:46)


米国の女優&歌手、レイニー・カザンが1968年にリリースしたアルバムです。

レイニーは1940年NY生まれ。ディオンヌ・ワーウィックとは同い年。1961年にブロードウェイ・デビューして、1964年のミュージカル『 ファニーガール 』では主演バーブラ・ストライザンドの代役も務めたとか。映画(1968年〜)、TV(1962年〜)にも数多く出演。今でも現役のようです。

歌手としてはMGMから1966年にアルバムやシングルをリリース。本作は4枚目のアルバムになります。バックは優しい響きのオーケストラ(詩を朗読してるみたいなB5.だけはギターのみ)で、3人のアレンジャーを使い分けています。レイニーの歌声はバーブラ・ストライザンドって感じ。押し出しの強さやブリリアントさバーブラほどではありませんが、さすが代役するだけはありますねー。

Fullsizeoutput_1701Fullsizeoutput_1706バカラック・カヴァーは4曲で、全てパット・ウィリアムスのアレンジ。前回ご紹介したレスリー・アガムスのアルバムでもいい仕事してましたが、このアルバムでもオヤッと思うアレンジがあちこちあってレコメンドです。

まずA2.「 恋のおもかげ 」。イントロのメロディは聴いたことないフレーズですし、Aメロが始まってから4ビートで刻むピアノのブロックコードも新鮮。2コーラス目サビの半音ずつ高くなる転調にはグッときました。B.4「 世界の窓と窓(世界の窓に光を)」は4拍子の原曲をしっとりした曲調の8分の6拍子にアレンジ。でもこれが実にマッチしてまして、全く違和感がありません。素敵なアレンジです。A1.「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」はリズム無しストリングスのみのアレンジ。イントロだけ聴いたらとてもこの曲だとわからないでしょうね。レイニーの歌もぴったりで映画のワンシーンを見ているよう。

以上3曲はバカラックのカヴァー定番曲ですが、B1.「 悲しきイエスタデイ・ヒーロー 」はちょっとレアな曲。1966年のTVドラマ『 オン・ザ・フリップ・サイド 』でリック・ネルソンが歌ったのがオリジナル。同年ベン・E・キングがカヴァー。翌1967年にはチャック・ジャクソン、ルー・ロウルズ、ウォルター・ジャクソン、Rufus Lumleyがカヴァーしています。そして初めてカヴァーした女性がレイニーなのでございます。原曲よりもゆったりしていて、テンポは十数曲あるこの曲のカヴァーの中で最も遅い♩≒84。しかもエンディング近くでさらに遅くなります。う〜ん、なんともドリーミー!

ちなみに、「 悲しきイエスタデイ・ヒーロー 」はA面でシングル・リリースされています(MGM K13943)。どうしてこんな地味な曲をシングルにしたんでしょうね…。

バカラック・カヴァー以外では、ジャズ・タッチで後半弾けるA4.「 サニー 」や、ヤング・ラスカルズのカヴァーでゆったりゴージャスなB2.「 高鳴る心 」あたりが良かったです。

いいアルバムなのに、CD化もMP3化もされないなんてどうかしてます。ジャケットも素敵ですしね。加えて内袋も洒落てます↓。
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ここからは、オマケとしてMP3でしか持ってないバカラック・カヴァーをご紹介。
R505558113832982158242jpegレイニー・カザンは、1998年リリースのアルバム『 In The Groove 』で再度「 恋のおもかげ 」(4:40) をカヴァーしておいでです。
今度はオケではなく、ピアノ・トリオ+パーカッション+女性バックコーラスというコンテンポラリー・ジャズ仕立てのサウンド。年齢を重ねたからか、ドスの効いた歌声になっていてもうバーブラとの近似性は感じません。これはこれで魅力的なカヴァーです。
でも、なんていうですかねぇ、ポップス・アレンジの妙とジャケットの魅力で個人的には1968年のカヴァーに軍配を上げてしまいます。


【データ】
『 Love Is Lainie 』
Lainie Kazan

LP:1968年リリース
レーベル:MGM
番号:SE-4496

Produced by Pete Spargo
Arranged and Conducted by Pat Williams (A1,2,5, B1,4.)
Arranged by Claus Ogerman, Conducted by Peter Daniels (A3.)
Arranged and Conducted by Bob Florence (A4,6, B2,3.)
Accompanied on guitar by Tommy Tedesco (B5.)

Recording date
Oct. 16, 1967 (A4, B3.)
Feb. 26, 1968 (A6, B2.)
Feb. 27, 1968 (A2, B1,4.)
Feb. 28, 1968 (A1,5, B5.)
Unknown (A3.)

※ 日本のAmazonでは取り扱い無し

2019年1月 6日 (日)

What's An Uggams?/Leslie Uggams (1968年)

米国の女優で歌手、レスリー・アガムスが1968年にリリースしたアルバム。バカラック・カヴァーを4曲収録!

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全10トラック中、バカラック作品は4トラック

A1. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE (2:46)
A2. ANY OLD TIME OF THE DAY (3:35)
A3. IN THE LAND OF MAKE BELIEVE (2:59)
A4. LET THE MUSIC PLACE (2:25)


今年(2019年)のブログ “ 書初め ” はこのアルバム! レスリー・アガムスが1968年にリリースしたアルバムです。

レスリーは1943年ニューヨークのハーレム生まれ。ブロードウェイ・ミュージカル『 Hallelujah, Baby! 』で1968年トニー賞(ミュージカル主演女優賞)を受賞したり、1977年の米TVドラマ『 Roots(ルーツ) 』で主人公クンタ・キンテの娘キジー役を演じてエミー賞にノミネートされるなど、女優として多方面で活躍。

一方、9歳でアポロ劇場に出演し1950年代後半にはミッチ・ミラーのレコード『 Sing Along with Mitch 』シリーズのレコーディングに参加するなど、早くから歌手としても活躍。1960年代前半のTV番組『 Sing Along with Mitch(ミッチと歌おう)』へのレギュラー出演と並行して、Columbiaからアルバムやシングルもリリース。1965年にAtlanticと契約、同レーベル2枚目のアルバムが本作でございます。

Fullsizeoutput_16ce_2Fullsizeoutput_179d収録曲10曲の内訳は、バカラック&デイヴィッド作品4曲、リーバー&ストーラー作品3曲、アービン・ドレイク作品2曲、バリー&グリーンウィッチ&スペクター作品1曲。バックの主体はポップス・オーケストラで、編曲はパット・ウィリアムス、ジャック・コートナー、ピーター・マッツの3人が担当。プロデュースはリーバー&ストーラーで、ポップスを軸にR&Bやジャズまでバラエティに富んでいます。

バカラック&デイヴィッド作品の4曲は全てカヴァー。どれも味があるアレンジでレコメンドです。中でもA2.「 エニィ・オールド・タイム・オブ・デイ 」が素晴らしい! この曲は以前ご紹介したコンピ集『 アトランティック・バカラック・コレクション 』にも入っていまして、その時私はこう書いてます。 ─  ドリーミーなレズリー・アガムスの「 エニィ・オールド・タイム・オブ・デイ 」 はこのレア曲のカヴァーとしてよく出来てます。アトランティックっぽさは殆どみられませんが(>_<)。 ─  具体的には、木管楽器(バリトンサックス?やフルート)による軽妙なオカズを筆頭に、ふわっとした柔らかな音色で奏でられる金管楽器やストリングスのオブリガート、艶やかでメリハリの効いたレスリーの歌唱…。ホント素晴らしいカヴァーです!

A1.「 世界は愛を求めている」は “ 頭サビ ” の曲ですが、イントロ無しでBメロからか始まります。ピアノだけをバックにジャズっぽく歌うこの冒頭部分にグッときます。本編はジャッキー・デシャノン版に近いテイストですが、ゴージャス感があっていい感じ。A3.「 イン・ザ・ランド・オブ・メイク・ビリーブ 」も柔らかい音色の金管楽器やストリングスが素敵で、全体的に軽めで「 エニィ・オールド・タイム・オブ・デイ 」ほどではありませんがドリーミーな雰囲気。A4.「 レット・ザ・ミュージック・プレイ 」はR&B色が感じられるアレンジ。ここまでの3曲とはアレンジャーが違うからでしょうかねー。随所で聴こえる木管楽器の “ オカズ ” がユニークで楽しいです。

バカラック作品以外について少々。アイク&ティナ・ターナーのカヴァーであるA5.「 RIVER DEEP, MOUNTAIN HIGH 」は、本家には負けるけれどソウルフルな歌唱です。B1.「 イズ・ザット・オール・ゼア・イズ(IS THAT ALL THERE IS?)」は、翌1969年にペギー・リーがカヴァーしてグラミーを受賞(最優秀女性ポップ・ボーカル賞)してますが、このレスリー版がオリジナルでございます。大人のペギー・リー版よりも軽いタッチですが私はレスリー版も悪くないと思います。B3.「 SOME CATS KNOW 」も1975年にペギー・リーがカヴァーしてますが、こちらはセクシーなペギー・リー版の方がいいかなぁ。

CD化はおろかMP3にもなっていない本作、バカラック・ファンにとって魅力的なアルバムなんですけどねー。

オマケとして内袋の画像を置いておきます。見てるだけで楽しいです。
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【データ】
『 What's An Uggams? 』
Leslie Uggams

LP:1968年リリース
レーベル:Atlantic
番号:SD 8196

A LEIBER - STOLLER PRODUCTION
Arranged by Pat Williams (A1〜3, B1〜3.), Jack Cortner (A4,5.), Peter Matz (B4,5.)

※ 日本のAmazonでの取り扱い無し

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