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2019年10月 6日 (日)

Warm/Herb Alpert & The Tijuana Brass(1969年)

ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラスが1969年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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Original LP front cover/back cover

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所有リイシューCDジャケットの表/裏

全11トラック中、バカラック作品は1トラック

10. TO WAIT FOR LOVE (2:59)


ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラスが1969年にリリースしたアルバムです。

「 蜜の味 」収録の『 Whipped Cream & Other Delights 』(1965年)、「 ティファナ・タクシー 」収録の『 Going Places 』(1965年)、「 カジノ・ロワイヤル 」収録の『 Sounds Like… 』(1967年)、「 ディス・ガイ 」収録の『 The Beat Of The Brass 』(1968年) がいずれも全米アルバムチャート1位になったのに対し、本作『 Warm 』は最高28位。ヒット曲も入ってないし、はっきり言って地味なアルバムかと…。

でも、バカラック・カヴァーのT-10.「 トゥ・ウェイト・フォー・ラヴ(愛のおとずれ) 」を収録したとても重要なアルバムです。山下達郎さんがハーブ・アルパート版を下敷きにこの曲ををカヴァーしたのは有名な話ですからねー(詳しくは達郎さんのアルバム『 RARITIES 』の記事を参照下さい)。

ハーブ・アルパートが歌ったバカラックの書き下ろし曲「 ディス・ガイ 」は、彼にとって初の全米1位(1968年5月)となりました。次のシングルも自身で歌おうと考えたアルパート、「 遥かなる影 」をレコーディングしたものの結局お蔵入りに…(この辺の事情はアルバム『 LOST TREASURES 』の記事を参照下さい)。結局バカラック・カヴァーの「 トゥ・ウェイト・フォー・ラヴ 」を歌ってシングル・リリース。二匹目のドジョウとはならず全米51位(同年8月)止まりでした、残念!

この曲のカヴァーの中では最もテンポが遅い(♩≒77)んじゃないですかねぇ。まったりしたシャッフルのリズム、まったりしたピアノの刻み、まったりしたトランペットのオブリガード、まったりした控えめなストリングス、まったりした男女コーラス、極め付けはまったりしたハーブ・アルパートの歌声。とにかくまったり尽くしです(笑)。

本アルバムの他の曲を眺めると、洗練されたソフト・ロック的テイストの曲、円熟のマリアッチ・サウンドの曲、まったりアレンジの曲、それらが程よくバランスされてると思います。個人的なレコメンドはまったりアレンジの曲で、T-4.「 GIRL TALK 」、T-8.「 PRETTY WORLD 」あたりがそう。地味ですけど心地良くって…。

参考までに、わかる範囲でハーブ・アルパートのバカラック作品をリリース順に並べてみました。シングルとアルバム両方ある場合はどちらか早い方で揃えています。結構たくさん演奏してるんだなと改めて認識したところです。
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【データ】
『 Warm 』
Herb Alpert & The Tijuana Brass

LP:1969年6月リリース (所有CDは、2016年リイシューのUS盤)
レーベル:A&M (所有CDは、Herb Alpert Presents)
番号:SP-4190 (所有CDは、HRB 051)

Producer:Herb Alpert and Jerry Moss
Arranger:Herb Alpert
A Special thanks to the Orchestrations of Shorty Rogers and to Rio Janiero


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