Chicago Christmas (2019)/Chicago (2019年)
シカゴが今年(2019年)リリースしたクリスマス・アルバムです。バカラック・カヴァーを1曲収録!
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全11トラック中、バカラック作品は1トラック
5. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE (3:31)
シカゴが今年(2019年)10月にリリースしたクリスマス・アルバムです。前作アルバム『 Chicago XXXVI: Now 』から5年、本作は通算37作目になるそうです。
シカゴは過去3枚のクリスマス・アルバムをリリース。それらが主にトラディショナルなクリスマス曲を取り上げていたのに対して、本作では全11曲中8曲がオリジナル曲ってのが特徴です(CDパッケージに貼られたシールには New Songs 5曲しか書かれてないんですけどね…)。
トラディショナルなクリスマス曲は2曲のみで、T-7.「 そりすべり 」とT-10.「 喜び歌おう 」。そして残る1曲がバカラック・カヴァーのT-5.「 世界は愛を求めている 」です。
「 世界は愛を… 」はクリスマス曲ではないけれど昨今のクリスマス・アルバムによく取り上げられるんですよねー。このシカゴ版は、なんと言ってもグルーヴ感あふれるジャズ・ファンク系のリズムがカッチョイイ! テンポはゆったり目の♩≒80。もちろん原曲の3拍子ではなく、4拍子のブラス・ロックにアレンジ。イントロだけ聴いただけじゃとても「 世界は愛を… 」には聴こえません。メロディを歌ってるのは誰かわかりませんが、低音のダミ声はシブいと言やぁシブいけどできればハイトーンの美声で聴きたかったなぁ。でもまぁシカゴらしい唯一無二の「 世界は愛を… 」だと思います。
アルバム全体の印象は、R&B寄り、ロック寄り、あるいはラテン(サルサ)風だったりと、とにかく賑やか。楽しく気軽に聴けるクリスマス・アルバムです。
【データ】
『 Chicago Christmas (2019) 』
Chicago
CD/MP3:2019年10月4日リリース
レーベル:Rhino
番号:R2 604498
Produced by Lee Loughnane
T-5.「 WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE 」
Arrangement by Robert Lamm
Brass arr.:Nick Lane with Robert Lamm
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