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2019年12月 1日 (日)

The Baroque Brass/The Baroque Brass (1968年)

バロックにラテンジャズやブラスロックの要素も加わったブラス・インスト集です。バカラック・カヴァーを3曲収録!

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全12トラック中、バカラック作品は3トラック

B2. WIVES AND LOVERS (2:19)
B4. WALK ON BY (2:58)
B6. TRAINS AND BOATS AND PLANES (3:03)


バロックにラテンジャズやブラスロックの要素も加わったブラス・インスト集です。

─ ブラス <コルネット、トランペット、トロンボーン、ピッコロトランペット、ユーフォニアム、サックバット、フリューゲルホーン> は、ピート・スミスによって非常に珍しい巧妙な方法でアレンジされました。取り上げた曲は、レノン=マッカートニーの「 デイ・トリッパー 」から、プロコル・ハルムの「 青い影 」、バート・バカラックの「 ウォーク・オン・バイ 」「 汽車と船と飛行機と 」まで。彼はクラシックを勉強した人ですが、時折完全にポップになったりクラシカルなスタイルに戻ったりします。そして、どの曲もスウィングしています。 ─ (Jack Baverstock、ライナーノーツより私の超意訳で)

中古で手に入れて最初に針を落とす前までは金管五重奏か金管八重奏だと思っていたんですよ。でも聴いてビックリ、ブラス(前述の楽器に加えてホルンやチューバも)に加えてピアノ、ハープシコード、ベース、ヴィブラフォン、パーカッション等が聴こえてきます。一つの曲の中で、本当に様々なスタイルの演奏をしています。

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12曲のうちバカラック・カヴァーは3曲。B2.「 素晴らしき恋人たち 」は、ピアノのブロック奏 → 金管マーチングバンド風 → ハープシコードのアルペジオでバロック調 → 再び金管マーチングバンド風 → ヴィブラフォンでジャズ → クラシカルな金管アンサンブル → ブラスロック → ハープシコードでバロック調という風に目まぐるしく曲調が変化。3曲の中ではこれが最も凝ったアレンジです。

B4.「 ウォーク・オン・バイ 」はハープシコードによるバロック調、ラテンジャズ風ブラスサウンド、クラシカルな金管アンサンブルなどが混在。B6.「 汽車と船と飛行機と 」ではラテンジャス風ブラスサウンド、ブラスロック、クラシカルな金管アンサンブルが混在。いずれもなかなかユニークなアレンジです。

ビートルズのカヴァーなどもアレンジのコンセプトは同じなのですが、出来としてはバカラックのB2.が一番だと思いました。残念なのは全体的に録音がイマイチ(いやイマニかな)で音が割れる点。生で聴いたらのけぞるようなダイナミックなサウンドだと思うのですが、どうにも勿体ないです。リマスターしてCD化してくれたら…って思っちゃいました。

本記事では便宜上The Baroque Brass名義としましたが、そもそもアーティスト名義がないんですよね。編成や奏者のクレジットも全くないし。ジャケットもぱっと見はバロック=クラシックですが、よーく見ると3人とも女性じゃないですか…とても楽器など吹けそーにない…。ジャンルはやっぱりイージーリスニングって事になりますかね^^;


【データ】
『 The Baroque Brass 』
The Baroque Brass

LP:1968年リリース
レーベル:Fontana
番号:LPS 16250

Musical Director:Pete Smith
Production:Irving Martin
Recording Engineer:Peter Olliff

※ 日本のAmazonでの取り扱いは無し

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