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2020年1月

2020年1月26日 (日)

BRIDGES/Melody Federer & Burt Bacharach (2020年)

米国の女性シンガーソングライター、メロディ・フェデラーがバカラック爺と共作した新曲のシングルです!(配信のみ/CD無し)

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1. BRIDGES (3:31)


米国の女性シンガーソングライター、メロディ・フェデラーがバカラック爺と共作した2人名義のシングルです。一昨日(1/24)リリースされたばかりの新曲!

メロディ・フェデラーはテキサス生まれ(生年不詳)で、現在はシアトルを拠点に活動。ポップからエレクトロまで様々なジャンルの様々なミュージシャンと仕事をするとともに、自身でもソロでアルバム1枚と多数のシングル曲(配信のみ)をリリース。何曲か聴きましたが、アコースティックでフォーキーなポップという印象です。

フェデラーとバカラック爺は共通の知人を介して知り合いました。彼女のソングライティングと歌唱に触れたバカラック爺は ─ 彼女は本当に素晴らしいソングライターであり、パフォーマーになるために必要なものを持っている ─ と感じ、これまでに5曲を共作。彼女のFBによれば、昨年(2019年)12月のビバリーヒルズでのバカラック爺のコンサートに呼ばれて2曲歌ったみたいですよ。
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「 BRIDGES 」のMVはYouTubeの Melody Federer チャンネルにアップされてます。しかし、”限定公開”のため彼女のTwitter → smartURL からのリンクじゃないと視聴できない模様。代わりに Melody Federer トピック にあるMVを貼り付けておきます。


詞をフェデラー、曲をバカラック爺が担当。変拍子/難しい転調は無く、変なコード進行/高低差のあるメロディもそれほど見られません。つまり作曲面での所謂バカラックらしさは希薄です。でもでも、ミディアムテンポでポップな曲調には多幸感を感じます。ここ数年の新曲たちは重い(「 DANCING WITH YOUR SHADOW 」,「 LIVE TO SEE ANOTHER DAY 」)或いは渋い(コステロのアルバム曲)のどちらかでしたから…。

フェデラーの歌声は艶やかで力強く魅力的です。2人名義ということでバカラック爺はピアノを弾いてるんだと思いますが、4拍目の裏から次の小節の1拍目にかけての装飾音的な16符音符はいかにもバカラック節。演奏面ではらしさが出てます(笑)

メジャーレーベルでちゃんとプロモーションすればヒットしそうな気がするんですけどねー。


【データ】
「 BRIDGES 」
Melody Federer & Burt Bacharach

MP3:2020年1月24日リリース
レーベル:Melody Federer
番号:─

Produced by Daniel Tashian
Written and Performed by Melody Federer and Burt Bacharach
Engineered by Mike Poole
Mixed by Jason Lehning
Master by Greg Calbi
Piano, Bass, Drums, Guitar:Daniel Tashian
Strings Arranged and Engineered by Jordan Lehning
Cello:Austin Hoke
Violin:Kristin Weber
Violin:Russel Durham
Viola:Lydia Luce

※ 2020/3/14 クレジット判明したので追記

2020年1月19日 (日)

TRAINS AND BOATS AND PLANES/Joanie Sommers (1967年)

ジョニー・ソマーズが1967年にリリースしたシングル。A面がバカラック・カヴァーです!

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A. TRAINS AND BOATS AND PLANES (3:00)
B. YESTERDAYS MORNING (2:20)

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バカラック爺、4月のビルボードライブ情報が1/16に発表されました。事前情報(1/11拙記事)通り4/1〜15、大阪/東京/横浜で9公演! 1/20から横浜公演、2/5から大阪/東京公演の予約受付開始! Twitterでも話題になってましたね、チケ代が高いだの高齢でちゃんとパフォーマンスできるのか?だの。そんな輩は今すぐトウフの角にでもアタマをぶつけてほしいですな。問題は箱が小さいのでチケット取れるかどうか…です。ゲットできたら拙ブログで報告しまーす。

そして同じ1/16、女優の清原果耶さんが「雨にぬれても」を歌う京王電鉄のテレビCMが放映開始されました(プレスリリース)。素朴でストレートな歌声が良くって。メイキングではナレーション抜きでもう少し長く歌声聴けます(雨にぬれても篇 30秒雨にぬれても篇 メイキング)。
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さて、今回のお題はジョニー・ソマーズ。米国'60年代前半の女性アイドルシンガーのひとり。デビュー以来在籍していたワーナーからColumbiaに移籍して1966年にアルバム1枚とシングル3枚(前回記事で略歴含め紹介)をリリース。その後すぐCapitolに移籍して1967年にリリースしたのがこのシングルでございます。

バカラック・カヴァーはA面の「 汽車と船と飛行機と 」。オリジナルはバカラックで、1965年にファースト・アルバム『 HIT MAKER! 』の先行シングルとしてリリースされ全英4位に。同年、英国のビリー・J・クレイマー&ダコタス(全英12位、全米47位)、同じく英国のアニタ・ハリス(チャートなし)、フランスのクロード・フランソワ(仏語詞、チャート不明)、ドイツのファイヴ・トップス(独語詞、チャート不明)がシングルをリリース。翌1966年にはディオンヌ・ワーウィック(全米22位)がシングルをリリースしたり、スウェーデンのギャルズ&パルズがバカラック集の中でカヴァーしています。

ジョニー・ソマーズがこの曲を1967年になってシングル・リリースしたのは、1966年のTVミュージカル『 ON THE FLIP SIDE(オン・ザ・フリップ・サイド) 』でバカラック曲に触れて目覚めたからだ…と勝手に思ってます。よくはわかりませんけど。

ジョニー版の特徴は、イントロでのR&B調のメロディとリズム。それまで、この曲のイントロはAメロを流用したものばかりでしたからとても新鮮に聴こえるんですね。グルーヴを感じます。
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本編に入るとR&B色は薄まりますが、シロフォンの刻みとか中間部ブリッジでのストリングスの盛り上がりなど、オケのアレンジも細かい配慮が効いてます。ディオンヌ版を普段着とすると、ジョニー版はちょっとオシャレした普段着といった印象です(どう違うのか突っ込まないでくださいね、あくまでイメージなので…)。ジョニーの歌唱も表現力があってなかなか好印象です。

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ちなみに、上の表は「 汽車と船と飛行機と 」のオリジナルが世に出た1965年から1967年までのカヴァー曲とそのイントロについてまとめたものです。1966年までイントロのメロディはオリジナルを真似た “ Aメロ流用 ” ばかりで、1967年に入るとバリエーションが出てきたことがわかります。面白いですね。

B面はバカラック曲じゃないし聴いてもいないので割愛します、あしからず。


【データ】
「 TRAINS AND BOATS AND PLANES 」
Joanie Sommers

7" Single:1967年リリース
レーベル:Capitol
番号:5936

Producer – Nick Venet
Arranged By, Conductor – James E. Bond, Jr.

※ 日本のAmazonでの取り扱いは無し

2020年1月11日 (土)

マジかっ!? バカラック爺、4月に来日するって!

4月、バカラック爺が6年ぶりに来日します!

情報元:A House Is Not A Homepage | Burt Bacharach announces 2020 concerts in Japan

情報元は、米国のバカラック非公式Webサイトです。1月7日付けでアナウンスがあり、1月8日付けでツアー情報が掲載されていました。

2020
April 1, 4 Osaka, Japan (Billboard Live Osaka)
April 6, 7, 9, 10 Tokyo, Japan (Billboard Live Tokyo)
April 12, 14, 15 Yokohama, Japan (Billboard Live Yokohama)

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現時点の情報はここまで。Billboard Live 各サイトには情報掲載ないのですが、このうち Billboard Live Yokohama は2020年4月に開業するそうでかいつまんで次のようなことが書かれています。

1月16日 「ビルボードライブ横浜」の第一弾出演アーティスト発表!
・「ビルボードライブ横浜 オープニングシリーズ」として複数組の出演をビルボードライブWEBサイト、およびSNSにて発表

1月20日 「横浜」各公演のチケット先行予約は1月20日(月)正午より!
・WEBサイト、およびチケットぴあにて順次スタート
・同オープニングシリーズのラインナップの「東京/大阪」公演の受付詳細は、改めてご案内

つまり、「ビルボードライブ横浜 オープニングシリーズ」の出演アーティストの1組がバカラック爺で、併せて「東京/大阪」公演も行うということのようです。1月16日まで情報は解禁しないんでしょうねー。もうバレバレですが(笑)。



前回の来日が2014年の4月でしたから、6年ぶりです。うわぁ、嬉しいなぁ。あとは無事に来日できることを皆さん一緒に祈りましょう!

2020年1月 5日 (日)

Come Alive!/Joanie Sommers (1966年)

米女性アイドルのジョニー・ソマーズが米コロンビアに残した唯一のアルバムです。リイシューCD(日本盤)のボーナストラックとしてバカラック作品を3曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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Original LP front cover

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所有リイシューCD(日本盤)ジャケットの表/裏

オリジナル盤:11トラック中、バカラック作品はなし
リイシューCD日本盤(+5):16トラック中、バカラック作品は3トラック

14. ALFIE (3:05)
15. IT DOESN'T MATTER ANYMORE (2:04)
16. TAKE A BROKEN HEART (2:26)


米女性アイドルのジョニー・ソマーズが米コロンビアに残した唯一のアルバムです。

ジョニー・ソマーズは1941年ニューヨーク州バッファロー生まれ。1955年に一家でカリフォルニア州に移住後、高校時代にバンドで歌っていたときに作編曲家トミー・オリバーに見出されてワーナーと契約。1962年に8枚目のシングル「 JOHNNY GET ANGRY(内気なジョニー)」が全米7位になるなど人気を博し、歌手及びタレントとしてTV番組に出演します。そんな彼女のアイドル人気に目をつけたのがペプシ・コーラ。保守路線のコカ・コーラに対抗して若さをアピールすべく彼女をCMのシンガーに起用。キャンペーン・ソング「 Now It's Pepsi, For Those Who Think Young 」を、1963年からは「 Come Alive! You're in the Pepsi Generation 」を歌いました。

本作は、アルバム・タイトルからも分かるように前述したペプシのキャンペーン「 Come Alive! 〜 」とタイアップしたもの。T-2.「 いそしぎ 」、T-4.「 ガール・トーク 」、T-7.「 コール・ミー 」、T-8.「 ウォッチ・ホワット・ハプンズ 」など今ではスタンダードとなった曲などをカヴァーしています。全11曲のいずれもアレンジ/演奏/歌唱のクォリティが高く、アイドルというよりもジャズ歌手的な印象を受けます。

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リイシューCDの日本盤には、コロンビア在籍時にリリースしたシングル全3枚 <いずれも1966年。A面/B面でリリース順にT-12/13、T-14(B面はT-6)、T-15/16の計5曲> をボーナストラックとして収録。そのうちT-14〜16.の計3曲がバカラック作品でございます。

まずT-14.「 アルフィー 」。1966年の英国同名映画の主題歌でオリジナルはシラ・ブラック。同年8月の米国公開時はシェール版が主題歌になりましたが、その時点で米国では6つのバージョンがシングルリリースされてたそうです。トニー・マーチン、ジャック・ジョーンズ、ビリー・ヴォーン(ここまで男性)、シェール、カーメン・マクレエ、そしてジョニー・ソマーズ。かなり早い時期にカヴァーしてたことになります。ジョニー版はオケのアレンジがとてもゴージャス(特にイントロ)なのが特徴で、さすがColumbiaって感じ。ジョニーの歌唱も大袈裟になりすぎず好感が持てます。プロデュースはアレン・スタントン、編曲と指揮はモート・ガーソンで、どちらも本作と同じ。ナルホドね、納得。

T-15.「 気にしないさ 」とT-16.「 涙のブロークン・ハート 」は、バカラックが全面的に楽曲を提供してジョニー・ソマーズとリック・ネルソンが共演したTVミュージカル『 オン・ザ・フリップ・サイド 』の曲。サントラは拙ブログでも紹介しています(当該記事 → こちら)。両曲ともリック・ネルソンが歌っていたので、ジョニーがカヴァーしたワケですね。ただ、なんて言うんですか、アレンジ変えてはいるものの印象としてはほぼコピーって感じで、ジョニーの歌唱も平板だしあまり印象に残りません。─ シングル盤(#43950)としてリリースされたはずだが、アメリカのジョニー・ファンは実物を見たことがないという。店頭に並ばなかったのか、DJ盤だけ出回ったのか?販売されたとしても極めて少なかったのだろう ─ ライナーノーツにあるコメントですが、確かにDiscogsを検索してもこのシングル盤は見つかりません。なんだかなぁ〜。

ここからはオマケ。
『 Come Alive! 』のリイシューCDには、Columbiaでの未リリース曲など更に7曲が追加されたUS盤もあります。そのうち2曲はバカラック 作品ということで、MP3で所有しています。T-17.「 TRY TO SEE IT MY WAY(涙のアドヴァイス)」(2:15) はT-15,16.と同様『 オン・ザ・フリップ・サイド 』の曲。サントラではジョニーのソロとジョニー&リックのデュエットの2バージョンが収録されてる曲です。サントラのジョニー版と比べてテンポは若干速め、基本ほぼ同じアレンジでオカズ少なめのあっさりした演奏。もしかしたらサントラのアウトテイクかも知れません。もう1曲はT-22.「 ALFIE(アルフィー)」(3:08) でT-14.のイタリア語モノバージョンです。バックトラックは全く同じでヴォーカルが違うだけでした。


【データ】
『 Come Alive! 』
Joanie Sommers

LP:1966年リリース (所有CDは、2013年9月25日リイシューの日本盤)
レーベル:Columbia (US) (所有CDは、SSJ / Sony Music Direct (Japan) Inc.)
番号:CS 9295 (所有CDは、XQAM-1071)

Produced by Allen B. Stanton
Arranged and Conducted by Mort Garson

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