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2020年5月 3日 (日)

MOTHER POPCORN/Vicki Anderson (2004年)

米女性R&Bシンガー、ヴィッキー・アンダーソンのアンソロジーです。バカラック・カヴァーを1曲収録!

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全17トラック中、バカラック作品は1トラック

17. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE (3:12)


米女性R&Bシンガー、ヴィッキー・アンダーソンのアンソロジーです。

1939年テキサス生まれ。ソロシンガーとしては、Vicki Anderson 名義で1964~1972年と1981年、本名の Myra Barnes 名義で1970年、Momie-O 名義で1975年に各々シングルをリリース。一方で、1965〜1967年及び1969〜1972年にかけてキング・オブ・ソウルこと御大ジェームス・ブラウン(JB)のバックヴォーカルとしても活動し、JBとの名義でも何枚かシングルをリリース。そのうち1967年のT-8.「 Think 」が全米100位を記録し、彼女唯一のチャートヒットとなりました。

私はJBのことはほぼ無知です(ゲロッパなど歌ってる映像などはモチロン観た事ありますが)。JBファミリーの歌姫は彼女の他にリン・コリンズ、マーヴァ・ホイットニー、アナ・キング等いたそうですが、そのうちヴィッキーだけアルバムリリースがなかったんだとか。可哀想なヴィッキー…。

本作はそんな彼女のアンソロジー。英国編集で、1966〜1975年及び1996年リリース(T-9.)のシングルから計17曲をコンパイルしたものです。約3分の2はファンク調、ずっと聴いてると踊り疲れた感覚になります(踊らないけど^^;)。なので、スローな6/8拍子のソウルバラード(T-14.「 YOU SEND ME 」やT-15.「 I'LL WORK IT OUT 」あたり)が聴こえてくるとホッとしますね。

本題のバカラック・カヴァーはT-17.「 世界は愛を求めている 」。1968年リリースのシングル(T-16.「 YOU'VE GOT THE POWER 」with JB)のカップリング曲でした(KING K6152、B面)。アンソロジーの中では唯一の3/4拍子(ワルツ)で、シンプルなワルツのリズムにバックもソフトなブラス&ストリングス。ファンク曲とのギャップが激しいっすね〜。でも、ヴィッキーの歌唱はダイナミック。それでも最初は抑え気味。徐々に熱を帯びてきます。ハイライトはエンディング。サビをリピートしながらフェードアウトするのですが、ヴィッキーのシャウトのまぁパワフルなこと。JBファミリーの面目躍如って感じです。

実はJBも1976年に「 世界は愛を求めている 」をカヴァーしています(こちらのコンピ集を参照方。各種JBファミリーのカヴァーも盛り沢山)。JBは4/4拍子のディスコ調にアレンジ。時代なんでしょう、全体的に軽め。シャウトの迫力はヴィッキーの完勝ですね。

また、リン・コリンズも1974年シングルのカップリングで「 世界は愛を求めている 」をカヴァー。音源(シングル盤/MP3)未所有ですが、YouTubeで聴きました。ヴィッキー版と同じく3/4拍子のワルツ・アレンジ。しかしギターやフルートそれにストリングスやブラスのオブリガートが小粋でおしゃれ。リン・コリンズもシャウトを封印して軽く歌っていてこれはこれで好カヴァー。シングル安かったら買うのになぁ。


【データ】
『 MOTHER POPCORN  VICKI ANDERSON ANTHOLOGY
Vicki Anderson

CD:2004年12月27日リリース
レーベル:Soul Brother Records (UK)
番号:CD SBPJ 24

(C) 2004 Passion Music Ltd.
Made in England

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