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2020年11月29日 (日)

After All/Paul Anka (1995年)

ポール・アンカが1995年にリリースしたアルバムです。バカラックと共作した新曲を2曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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全11トラック中、バカラック作品は2トラック

10. RAINBOW (3:08)
11. AFTER ALL (3:12)


ポール・アンカが1995年にリリースしたアルバムです。

ポール・アンカは1941年カナダのオタワ生まれ。1957年に自作曲「 ダイアナ 」が全米チャート1位に。ソングライターとしてもトムジョーンズに「 シーズ・ア・レディ 」、英語詞を書いてフランク・シナトラに「 マイ・ウェイ 」を提供。1939年生まれのニール・セダカや1934年生まれのデル・シャノンと共に、ポップス草創期を代表するシンガーソングライターなんですと。

本作『 After All 』はドイツポリドールからのリリースで、全11曲を収録。クレジットによれば、60年代ヒットソングのカヴァーや自作曲のリメイクの8曲(T-1〜8.)は1994年LAスタジオで録音と記載されています。でも、ポール・アンカ公式サイトやWikipediaのスタジオ録音アルバムのリストに本作は見当たりません。ん? Discogsには載ってましたがコンピ盤に分類されてました。んん? なんかもやもやするけど、まぁいいや(笑)
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↑ ジャケット開けるとクレジットが載ってます

んで、T-10.「 RAINBOW 」とT-11.「 AFTER ALL 」がバカラックと共作した新曲でございます。これら2曲はDiscogsを検索しても編集元のアルバムやシングルの類いは見つからなかったので、本作が初出なのは間違いないところかと。

2人の共作は1979年のサントラ
『 TOGETHER? 』以来約16年ぶりですが、その時はポール・アンカは作詞のみで歌ってません(バックシンガーは務めましたが)。
一方、ポール・アンカは過去にバカラックの曲をオリジナルシンガーとして歌ったことがあります。1964年1月にリリースしたシングル「 FROM ROCKING HORSE TO ROCKING CHAIR 」がソレなのですが、作詞はハル・デイヴィッドでした。
なので、バカラックと共作した曲をポール・アンカ自身が歌うのは本作が初めてのケースなんですね。

T-10.「 RAINBOW 」は4拍子曲。テンポは♩≒86と速いわけではないけれど、16ビートのリズムが効いて軽快な印象。イントロでトランペットが吹くシンコペーションのメロディ、2拍子や3拍子や5拍子といった変拍子の多用、Aメロの最初4小節のコード進行F-Em-Bm-F(Ⅰ-Ⅶm-Ⅳm-Ⅰ)に見られる長調と短調をさらっと行き来する転調?…。バカラック色かなり強めの楽曲です。ポール・アンカとデュエットしてる女性シンガーは、噂によるとDenise Maynelli DeCaroという方だそうです。

T-11.「 AFTER ALL 」はミディアムテンポ(♩≒84)のバラード曲。AメロとBメロとサビの区別がつかないメロディライン、「 RAINBOW 」ほどではないけれどやっぱり挟んでくる変拍子と不規則な小節数。こちらもバカラックの曲だとはっきりわかります。この曲で一番盛り上がるのが2コーラス目と3コーラス目の間の間奏ってゆーアレンジもね〜…、バカラックらしいといえばらしいです^^;。

ポール・アンカは大袈裟な表現をすることなく曲に合わせた余裕の歌唱で流石と思いますが、曲のヘンテコさに耳がいってしまい歌そのものは印象が薄いんですよね。いや、ポール・アンカは悪くないですよ。バカラックがやり過ぎただけです(苦笑)



【データ】
『 After All 』
Paul Anka

CD:1995年4月リリース
レーベル:Polydor (Germany)
番号:827 430-2

All the Songs:
Produced by the Crew
Coproducer:Burt Bacharach
Production Co-ordinator:Gloria Jewett
Produced and mixed at B&J Studion, Los Angels, California
Produced and mixed by John Arrias, Assistent:Javier Bennassar
T-10.「 RAINBOW 」, T-11.「 AFTER ALL 」
  (Paul Anka / Burt Bacharach)
  Arranged and Produced by Paul Anka and Burt Bacharach

All songs were recorded in 1994(c)
Except for "MY WAY", "RAINBOW" and "AFTER ALL"

※ 日本のAmazonでの取り扱いは無し

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