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2021年1月 3日 (日)

A Happy Afternoon/Dieter Reith (1966年)

ドイツのジャズ・ピアニスト、ディーター・ライスがトリオ編成で1966年にリリースしたアルバムです。バカラック作品を1曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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全8トラック中、バカラック作品は1トラック

5. WIVES AND LOVERS (4:26)


ドイツのジャズ・ピアニスト、ディーター・ライスがトリオ編成で1966年にリリースしたアルバムです。

ディーター・ライスは1938年ドイツのマインツ生まれ(2020年没、享年82歳)。誰それ?って思ったのですが、ライナーノーツの解説によると、 ─ ディーター・ライス、なかなか聞かない名前である。リーダー作もアルバム単位では3枚程である。しかし、ヨーロッパ・ジャズのファン及びピアノ・ファンにとってはある程度のレベルに達すると必ず一度は出てくる名前 ─ なんだそう。そして本作は “時計のライス” と称される名盤らしいです。

取り上げたバカラック作品はT-5.「 素晴らしき恋人たち 」。元来ジャズワルツのこの曲、特にジャズ系のアーティストは速いテンポで演奏する例が多いのですが、ライスのトリオはその中でもかなり高速な部類になります。♩≒226のテンポで、アドリブも含めてノリの良いピアノに加えてハードなドラムス&ベース…ファンキーな演奏です。個人的に印象に残ったのは特にファンキーでもないイントロでのピアノの “ジャラ〜〜ン” なんですけどね。

全体的には賑やかで気軽に聴けるピアノトリオのアルバムではないかと。全8曲中3曲(T-1,3,8)がライスの自作曲なんですが、これがなかなか良曲だったことを付け加えておきます。


ここからはオマケ。所有しているMP3の中からライスの演奏(♩≒226)より更に速い「 素晴らしき恋人たち 」をご紹介。
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まずはヴォーカルもの。米国女性シンガー/フルート奏者の Kaylene Peoples(カイリーン・ピープルズ)が2005年のアルバム『 All Jazzed Up! 』でカヴァーした「 素晴らしい恋人たち 」(4:49) のテンポは♩≒236。ピアノトリオをバックに、前半と後半で歌って中間の約1分40秒間でフルートを吹いてます。パワフルな歌唱ではフェイクやスキャットを入れたり、フルートでもアドリブをビシバシ入れて、まー圧倒されます。レコメンドです。
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続いてインストもの。米国男性ジャズトランペッターのサド・ジョーンズとバリトンサックス奏者のペッパー・アダムスによる Thad Jones / Pepper Adams Quintet が1966年にリリースしたアルバム『 Mean What You Say 』で「 素晴らしい恋人たち 」(4:53) を取り上げてます。そのテンポは♩≒228。最初フリューゲルホーンとバリトンサックスが一緒にメロディを吹き、そのあとフリューゲルホーン→バリトンサックス→ピアノの順にアドリブしています。
以下は参考情報:他にも、バカラック・トリビュート盤『 JAZZ BACHARACH 』に収録されている SOIL & "PIMP" SESSIONS の「 素晴らしい恋人たち 」も♩≒236と高速です。やたら騒々しくて私の好みじゃないのですが…。アルバムは既に紹介済み → こちら


【データ】
『 A Happy Afternoon 』
Dieter Reith

LP:1966年リリース (所有CDは、2006年リイシューの日本盤。解説は瀧口大由記氏)
レーベル:SABA (Germany) (所有CDは、MPS Records / Universal Music K.K.)
番号:SB 15 127 ST (所有CDは、UCCU-5521)

Dieter Reith - Piano
Charly Antolini - Drums
Peter Witte - Bass

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