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2021年2月

2021年2月28日 (日)

3月5日の Eテレ『 ららら♪クラシック 』はバート・バカラック特集‼️

毎週金曜夜に放送しているNHK Eテレの番組『 ららら♪クラシック 』、きたる3月5日の放送はなんとバート・バカラック特集なんですとっ‼️

【番組タイトル】
ららら♪クラシック「 バート・バカラック ~名曲にクラシックのスパイスを~ 」

【放送日時・チャンネル】
2021年  3月  5日(金) 21:00~21:30   NHK Eテレ
2021年  3月11日(木) 10:25~10:55   NHK Eテレ(再)

【内容】
─  92歳にして現役で活動する現代最高のポップス作曲家バート・バカラック。▽ラヴェルを敬愛し、ミヨーに作曲を学んだ彼の音楽には、クラシックからの影響が!バカラックの名曲に潜む、クラシックの素養がもたらす奥深い魅力を探る。▽バカラック本人がクラシックとの関わりなどを語った、この番組だけの貴重なインタビューもお送りします! ─ 番組サイトより)
司会:高橋克典、石橋亜紗
出演:栗山和樹(作曲家)、中川英二郎(トロンボーン)、塩谷哲(ピアノ)
語り:勝生真沙子


…それにしてもこの番組のためだけにバカラック爺にインタビューするとは❗️ さすがはNHKだわさ✨

ちなみに、塩谷哲さんは1996年にリリースされたバカラック・カヴァーアルバム『 Alfie Jazz Bacharach 』(拙ブログの紹介記事)にピアノで参加しとられました。その時のエピソード、何か話してくれないかなぁ。


2021/3/7追記:番組を観た感想 → こちら

2021年2月21日 (日)

Rare Bacharach The Early Years 1958-1965/V.A. (2009年)

2009年にリリースされた豪州編集のバカラック物コンピ集です。1961〜62年を中心に初期のレア音源を32曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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1. AND THIS IS MINE  〜 Connie Stevens 〜  F
2. TOO LATE TO WORRY  〜 Richard Anthony 〜  M
3. DON'T ENVY ME  〜 Joey Powers 〜  M
4. DREAMIN' ALL THE TIME  〜 Jack Jones 〜  M
5. WASTIN' AWAY FOR YOU  〜 The Russells 〜  F
6. MANPOWER  〜 The Exotics 〜  M
7. FOREVER MY LOVE  〜 Jane Morgan 〜  F
8. FAKER, FAKER  〜 The Eligibles 〜  M
9. BOYS WERE MADE FOR GIRLS  〜 Everit Herter 〜  M
10. THE HURTIN' KIND  〜 Lonnie Sattin 〜  M
11. SINNER'S DEVOTION  〜 Tina Robin 〜  F
12. HOT SPELL  〜 Ernie Felice 〜  M
13. THE ANSWER TO EVERYTHING  〜 Sam Fletcher 〜  M
14. FOR ALL TIME  〜 The Russells 〜  F
15. WAITING FOR CHARLIE (TO COME HOME)  〜 Jane Morgan 〜  F
16. ERRAND OF MERCY  〜 George Hamilton 〜  M
17. YOU'RE FOLLOWING ME  〜 Jimmy Breedlove 〜  M
18. SOMEBODY ELSE'S SWEETHEART  〜 The Wanderers 〜  M
19. CALL OFF THE WEDDING  〜 Babs Tino 〜  F
20. A LIFETIME OF LONELINESS  〜 Steve Alaimo 〜  M
21. LIVING WITHOUT LOVE  〜 Art Smalley 〜  M
22. MOON GUITAR  〜 The Rangoons 〜
23. DEEPLY  〜 The Shepherd Sisters 〜  F
24. I COULD MAKE YOU MINE  〜 The Wanderers 〜  M
25. THE TIMELESS TIDE  〜 The Freemen 〜  M
26. ALONG CAME JOE  〜 Merv Griffin 〜  M
27. WHO'S GOT THE ACTION?  〜 Phil Colbert 〜  M
28. TO WAIT FOR LOVE  〜 Paul Anka 〜  M
29. THIS EMPTY PLACE  〜 Janie Marden 〜  F
30. THE STORY BEHIND MY TEARS  〜 Vic Dana 〜  M
31. JOANIE'S FOREVER  〜 Buddy Clinton 〜  M
32. COME COMPLETELY TO ME  〜 Steve Rossi 〜  M

※ メイン・ボーカル入りの曲は、F(Female-女性)、または M(Male-男性)と表記

収録時間約76分


2009年にリリースされた豪州編集のバカラック物コンピ集です。


タイトルは2003年に豪州Ravenから出た『 The Rare Bacharach 1 』と似ていますが、中身は全くの別物です。被りは1曲もありません。

収録曲をいつものようにリスト化してみました。
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その中身は、アルバムタイトル通り1958年〜1965年にリリースされた30曲+2曲のデモ音源。リリース年で分類すると1958年1曲、1959年1曲、1960年4曲、1961年9曲、1962年7曲、1963年3曲、1964年2曲、1965年3曲。1960〜61年を中心に初期のレア音源全32曲が収録されています。全米/全英チャートと無縁のものばかりなのもバカラック物コンピ集としては希少な部類じゃないかなぁ。

他のバカラック物コンピ集では見かけない曲も17曲あります。(私が所有しているバカラック物コンピ集に限った話です。2015年以降にリリースされたバカラック物コンピ集は所有してませんし、50年以上経って著作権切れとなった音源は昨今のサブスク隆盛もあって巷に溢れてますから…。あくまでご参考ということで。)

それなりに知名度がある楽曲でも、ポール・アンカのT-28.「 トゥ・ウェイト・フォー・ラヴ(愛のおとずれ)」やジェイニー・マーデンのT-29.「 ジス・エンプティ・プレイス 」などのカヴァーはレアですしね。どちらも平凡なカヴァーではありますが💦

個人的なレコメンドをいくつか。

🔸ザ・ラッセルズのT-5.「 ウェスティン・アウェイ・フォー・ユー 」:チープだけど軽快なズンチャチャ・ナンバー。ザ・ラッセルズは女性ヴォーカル・グループのようですが、“パンパンパンパン…” とか “ランランランラン…” とかイントロや間奏で楽しげに歌うのがツボです。
🔸アーニー・フェリスのT-12.「 ホット・スペル 」:アーニー・フェリスはベニー・グッドマン楽団で活躍したアコーディオン奏者ですが、この曲ではなんとメインヴォーカル! オリジナルではバックコーラスが “ホット・スペル” と掛け合うところで金管楽器が “パォーン” と鳴るアレンジが面白い、ユニークなカヴァーです。
🔸ジョージ・ハミルトンのT-16.「 エランド・オブ・マーシー 」:メロディがニョロニョロしているズンチャチャ・ソング。以前の記事で取り上げてますので是非 こちら を。
🔸スティーヴ・アライモのT-20.「 ライフタイム・オブ・ロンリネス 」:ジャッキー・デシャノンのカヴァーが有名ですが、実はこれがオリジナル。男性が歌っていたとは意外でした。
🔸フィル・コルバートのT-27.「 フーズ・ガット・ジ・アクションズ? 」:変則的な小節数や音程の取りにくいメロディなど、バカラックらしさが仄かに感じられる曲。1965年リリースですが、1962年の同名映画のプロモーションソングだった模様。

24ページあるブックレットはライナーノーツも充実。“盤起こし” ということも明記してますし、マニア向けとして良心的なコンピ集かと。


ここからはオマケ。T-2.「 トゥー・レイト・トゥ・ウォーリー 」のオリジナルとカヴァーをご紹介。
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オリジナルは①Babs Tino(バブス・ティーノ)で、1962年5月シングルをリリース<Kapp(US)>。チャート・アクションはありませんでした。
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しかし同じ1962年、あの②ソフィア・ローレンが「 Donne-moi Ma Chance 」というタイトルで🇫🇷フランス語カヴァーしてシングルをリリース。その後はこのソフィア・ローレン版「 Donne-Moi Ma Chance 」がカヴァーされていきます。
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すかさず同年、日本で③越路吹雪さんが「 チャンスが欲しいの 」というタイトルでカヴァー(日本語詞は岩谷時子さん)。シングル「 サン・トワ・マミー 」のB面となりました。
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翌1963年に、英語版T-2.を歌った仏男性ポップ・シンガーの④リチャード・アンソニー、カナダ女性ポップ・シンガーの⑤Rosita Salvador、同じく⑥Gloria Lassoが「 Donne-Moi Ma Chance 」をカヴァー。いずれもシングルをリリースしました。
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そして1964年にカナダの男性ヴォーカルグループ⑦Les Classelsが1stアルバム『 Les Classels 』で「 Donne-Moi Ma Chance 」をカヴァー。
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それから半世紀以上経って、ポーランド?の女性シンガーソングライター⑧Natalia Moskalが2020年にリリースしたアルバム『 There Is a Star 』で「 Donne-Moi Ma Chance 」をカヴァーしました。
これらのうち②は以前紹介したバカラック物コンピ集『 LIPPY LIP BACHARACH 』で感想を書いてます。
また①③④⑥⑧はMP3で所有。③越路吹雪さんのカヴァーは粋な日本語歌唱とバックのビッグバンドのアレンジが素敵でレコメンド。⑧Natalia Moskalのカヴァーは昔風だけど今のサウンドっていうんでしょうか、これもレコメンドです。


【データ】
『 Rare Bacharach The Early Years 1958-1965 』
V.A.

CD:2009/10/12リリース
レーベル:Rare Rockin' Records (Australia)
番号:RRR SMS 1027

This Compilation Including Liner Notes and Tracks Compiled and Produced by:Mike Edwards, Robbie Indart and Ash Wells.
A RRR Production 2009.
These recordings have been remastered from original vinyl sources to maintain a dynamic oldies sound.

2021年2月 7日 (日)

Burt Bacharach The First Book of Songs 1954-58/V.A. (2009年)

作曲家バート・バカラックのキャリア最初期の曲ばかりを集めた英国編集のコンピ集です。マニア向け。

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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1. KEEP ME IN MIND  〜 Patti Page 〜  F
2. THESE DESPERATE HOURS  〜 Mel Tormé 〜  M
3. PEGGY'S IN THE PANTRY  〜 Sherry Parsons 〜  F
4. THE MORNING MAIL  〜 The Gallahands 〜  M
5. I CRY MORE  〜 Alan Dale 〜  M
6. BEAUTY ISN'T EVERYTHING  〜 June Valli 〜  F
7. THE STORY OF MY LIFE  〜 Marty Robbins 〜  M
8. UNINVITED DREAM  〜 Peggy Lee 〜  F
9. LOVE BANK  〜 Bob Manning 〜  M
10. WARM & TENDER  〜 Johnny Mathis 〜  M
11. UNDERNEATH THE OVERPASS  〜 Jo Stafford 〜  F
12. SAD SACK  〜 Jerry Lewis 〜  M
13. WINTER WARM  〜 Gale Storm 〜  F
14. THE STORY OF MY LIFE  〜 Michael Holliday 〜  M
15. MAGIC MOMENTS  〜 Perry Como 〜  M
16. HOT SPELL  〜 Margaret Whiting 〜  F
17. THE NIGHT THAT HEAVEN FELL  〜 Tony Bennett 〜  M
18. THE BLOB  〜 The Five Blobs 〜  M
19. SATURDAY NIGHT IN TIAJUANA  〜 The Five Blobs 〜
20. WENDY WENDY  〜 The Four Coins 〜  M
21. SITTIN' IN THE TREE HOUSE  〜 Marty Robbins 〜  M
22. HUMBLE PIE  〜 The Four Preps 〜  M
23. IT SEEMED SO RIGHT LAST NIGHT  〜 Mary Mayo 〜  F
24. HEAVENLY  〜 Johnny Mathis 〜  M
25. ANOTHER TIME, ANOTHER PLACE  〜 Patti Page 〜  F
26. THAT KIND OF WOMAN  〜 Joe Williams and The Count Basie Orchestra 〜  M
27. SEARCHING WIND  〜 Burt Bacharach 〜
28. ROSANNE  〜 Burt Bacharach 〜

※ メイン・ボーカル入りの曲は、F(Female-女性)、または M(Male-男性)と表記

収録時間約69分


作曲家バート・バカラックのキャリア最初期の曲ばかりを集めた英国編集のコンピ集です。

─ ブライアン・ウィルソンからビル・エバンス、フランク・ザッパまで万人から尊敬を集めたバカラックも、駆け出しの頃はもがき苦しむ妥協の日々でした。このコンピ集は、最初の大ヒット曲「マジック・モーメンツ」「ザ・ストーリー・オブ・マイ・ライフ」が生まれた頃…折衷的な見習い時代を垣間見れる興味深いコレクションです。 ─ (CDケース裏コメント後半部分を私の超意訳で)

収録曲をいつものようにリスト化してみました。
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収録されてる全28曲は1955年〜1959年にリリースされた曲のみ。他のバカラック物コンピ集(私が所有しているものに限りますが)では見かけない曲も9曲あります。そして映画に関係してる曲が9曲も…映画が盛んな時代だったんですね。

聴いてみると、その時代の音楽だなぁとは感じますがバカラックの曲という感じはしません。まだ自分を殺して(or 自分がいいと思う曲を書いても否定されて)その当時のポップ・ソングの単純な文法に則って作曲してた頃ですからねぇ。

─ ハルとわたしはT-3.「 ペギーズ・イン・ザ・パントリー 」やT-11.「 アンダーニース・ジ・オーヴァーパス 」といった、まるで箸にも棒にもかからない曲を共作した。 ─ (バカラック自伝より。トラック番号のみ私が追記)
─ ハルとわたしで書いたT-26.「 ザット・カインド・オブ・ウーマン 」という曲は忘れられない。その曲を送ったA&Rマンは、3小節のフレーズを4小節に変えたら、ジョー・ウィリアムズにうたわせてもいいと言ってきた。わたしはその要求を呑み、ウィリアムズはこの曲をレコーディングしたが、まるっきりものにならなかった。 ─ (同)

バカラック自伝にあったこんな自虐的な記述も、曲を聴けばまぁそうかぁと思ってしまいます💦

尚、T-27.「 SEACHING WIND 」と T-28.「 ROSANNE 」の2曲はバカラック作曲じゃなくて他人の曲。バカラック名義でリリースした初めてのシングル盤A,B面で、どちらもバカラックのピアノ+ストリングス中心のオケという所謂イージーリスニング物です。

細かい文字の長文ライナーノーツは、駆け出しの頃中心にバカラックのキャリアを解説。日本語訳が欲しい! 収録曲に関するアーティスト写真や映画のパンフ等も載ってます。ただし各曲解説は残念ながら無し…。いずれにせよマニア向けのバカラック物コンピ集かと。2012年には続編も出ています。


【データ】
『 Burt Bacharach The First Book of Songs 1954-58 』
V.A.

CD:2009/2/16リリース
レーベル:Él Records(UK) / Cherry Red Records(UK)
番号:ACMEM166CD

Liner Notes - Christopher Evans
(C)2009 Cherry Red Records


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