Two's Company:The Duets/Cliff Richard (2006年)
クリフ・リチャードが2006年にリリースしたアルバムで、曲ごとに異なるアーティストとデュエット。ディオンヌ・ワーウィックとデュエットしたバカラック・カヴァーを1曲収録!
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全14トラック中、バカラック作品は1トラック
2. ANYONE WHO HAD A HEART (3:30) 〜 with Dionne Warwick 〜
先週の流れでクリフ・リチャードのアルバムを…クリフ・リチャードが2006年にリリースしたアルバムです。
─ デュエットは特別です。 録音した自分の声に慣れてないので、いつも聴いている大好きな声とデュエットしている自分の歌声を聴いたときの気持ちを説明するのは難しいです。快く私と一緒に歌ってくれたのは誰もが知ってるアーティストばかり。一緒に楽しんでいただければ幸いです。 ─ (クリフ・リチャード、ライナーノーツより抜粋)
本作は、新たに録音したデュエット6曲(T-1,2,4,7,9,10)と過去のクリフや相手のアルバムの中でデュエットした8曲を1枚のCDにまとめたもの。デュエットのお相手は全て異なり、しかもビッグネームばかり(私が知らないアーティストもいますが^^;)。
T-1. ブライアン・メイ&ブライアン・ベネット、T-2. ディオンヌ・ワーウィック、T-3. G4(知らん)、T-4. ダニエル・オドネル(知らん)、T-5. フィル・エヴァリー、T-6. サラ・ブライトマン、T-7. マット・モンロー、T-8. ハンク・マーヴィン(知らん)、T-9. バリー・ギブ、T-10. アン・マレー、T-11. エルトン・ジョン、T-12. オリヴィア・ニュートン=ジョン、T-13. ヘルムート・ロッティ(知らん)、T-14. ルル
バカラック・カヴァーはT-2.「 恋するハート 」。オリジナル・アーティストであるディオンヌ・ワーウィックとデュエットしています。新録音ですが、アレンジはディオンヌ版をしっかりリスペクトしつつ若干コンテンポラリーにした、そんな感じ。最初のうちディオンヌとクリフは交互にマイクを取っていますが、2コーラス目のサビではハモって盛り上がります。でも、なんか新鮮味は無いかなぁ。
新録音の中ではマット・モンローとの余裕の掛け合いが心地よいT-7.「 LET THERE BE LOVE 」やバリー・ギブとの爽やかな歌声の饗宴となったT-9.「 FIELDS OF GOLD(フィールズ・オブ・ゴールド)」あたりがレコメンド。過去のデュエットナンバーでは、1980年の映画『 ザナドゥ 』の愛のテーマでオリヴィア・ニュートン=ジョンと歌ったT-12.「 SUDDENLY(突然)」や、ルルとコラボしたT-14.「 REUNITED 」がいいっすねぇ。
全体としては良質なポップソングが詰まったアルバムです。BGMにもオススメします。
ここからはオマケ。MP3で所有しているクリフ・リチャードのバカラック・カヴァーをご紹介!
クリフ・リチャードは、1972年日本公演のライヴ録音アルバム『 Cliff "Live" In Japan '72 』で「 WALK ON BY(ウォーク・オン・バイ)」と「 THE LOOK OF LOVE(恋の面影)」をマッシュ・アップでカヴァーしています(3:01)。女性バック・コーラスはオリヴィア・ニュートン=ジョンとパット・キャロル。ハーモニーが素晴らしい隠れた好カヴァーです!
ちなみに、シンガポールやニュージーランドでは『 Cliff Goes East 』というタイトルでリリースされており、ジャケットも全く別物です。
【データ】
『 Two's Company:The Duets 』
Cliff Richard
CD:2006年11月6日リリース
レーベル:EMI Records
番号:0094637707227
T-2.「 ANYONE WHO HAD A HEART 」with Dionne Warwick
Written:Bacharach/David
Drums:Darrin Moody
Guitars:Phil Palmer
Bass:Micky Feat
Keyboards:Peter Gordeno
Backing Vocals:Katie Kissoon & Tessa Niles
String arranger:Chris Cameron
Orchestra leader:Gavin Wright
Recorded:Metropolis Studios & Abbey Road Studios
Produced, Engineered & mixed by Chris Porter 2005
(P) 2006 The copyright in this sound recording is owned by Blacknight Ltd under exclusive license to EMI Records Ltd.
(P) 2006 The copyright in this compilation is owned by EMI Records Ltd. (C) 2006 EMI Records Ltd.
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